Tier 4 ポーランド 軽戦車 
スペック 
耐久値 | 550 |
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車体装甲厚(mm) | 30/25/25 |
最高速度(前/後)(km/h) | 50/20 |
重量(初期/最終)(t) | 13.88/14.6 |
実用出力重量比(hp/t) | 19.18 |
本体価格(Cr) | 134,000 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
詳細 
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期状態 | American la France “J” V-12M | 37 mm Bofors wz. 37 | C.L.P. | Bofors 2-osobowa | 550 | N2 M | |
250 | 45 / [38.08] | 18/16/16 | 300 | ||||
18.01 | 1.1/1.3/2.3 | 35 | 320 | ||||
40mm auto. Boforsa開発時 | PZInż R.W.A. | 40mm auto. Boforsa | 14TP | Wieża 14TP | 550 | N2 S | |
280 | 50 / [48.18] | 30/27/25 | 350 | ||||
19.09 | 1.0/1.1/1.9 | 38 | 340 | ||||
47mm armata wz. 39開発時 | PZInż R.W.A. | 47mm armata wz. 39 | 14TP | Wieża 14TP | 565 | N2 S | |
280 | 50 / [48.41] | 30/27/25 | 350 | ||||
19.18 | 1.0/1.1/1.9 | 38 | 340 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
※青字:オートローダー砲・機関砲
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 連射[間隔] 弾倉[交換時間] | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
37 mm Bofors wz. 37 | AP APCR HE | 11 3G 10 | 34 67 24 | 40 40 45 | 23.81 | 952 | 2.00 | 0.36 4.32 1.51 | 80 | +20 -8 | |
25.86 | 1,034 | 1.90 | 0.36 ? ? | 80 | +20 -8 | ||||||
40mm auto. Boforsa | AP APCR HE | 17 2G 15 | 52 85 23 | 50 50 60 | 31.17 連射[0.40] 弾倉[6.50] | 1,559 | 2.50 | 0.40 ? 2.43 | 60 [(2×2)×15] | +20 -8 | |
47mm armata wz. 39 | AP AP HE | 29 1,600 25 | 62 92 24 | 75 75 90 | 19.35 | 1,451 | 2.00 | 0.38 ? 1.44 | 50 | +20 -8 |
解説 
- 概要
Tier4ポーランド軽戦車。
戦前、装甲部隊技術調査室(BBT Br.Panc.)*1で開発された14トン級試作戦車である。 - 火力
俯角は-8°とそれなりだが、いずれの砲でも貫通力不足に悩まされることになる。- 37 mm Bofors wz. 37
初期砲。
精度や照準時間、rpm等は改善されたものの、単発40という低火力・AP弾で34mmという致命的な貫徹力不足は据え置き。
そのためDPMは800というこのTierでは前代未聞の低さで、おまけに砲塔を換装しない限りこれしか積めないというあまりにも悲惨な代物。これにはスチュアートも苦笑い。
この砲では格下軽戦車や駆逐戦車、あるいは同じ初期砲塔の14TPと戯れることぐらいしかできないため早急に砲塔共々取り換えたい。 - 47mm armata wz. 39
戦車砲。単発75とTier4軽戦車としては高めで、10TPの47 mm砲のネックだった課金弾の貫通力も若干改善されている。 - 40mm auto. Boforsa
1クリックで2発発射される仕様の機関砲で、CovenanterのQF 40 mm Mk. VI Boforsに近い性質を持つ。
なお、機関砲を搭載する車輌としては珍しく装填棒を装備可能であり、弾倉交換時間を短縮することができる。
- 37 mm Bofors wz. 37
- 装甲
軽戦車らしく頼りなく、10榴が直撃した場合には即死する危険性も高い。- 砲塔
初期砲塔は10TPからの引継ぎであり、防盾以外は全周16mmと非常に薄い装甲もそのまま。砲の換装の兼ね合いもあり真っ先に取り換えたい。
換装すると10mmになった天板以外は30mm~26mmと大分マシになるが、それでも薄いことには変わりない。 - 車体
正面装甲は30mmの垂直装甲・16mmの上面傾斜部・12mmの下部傾斜部の3面で構成されており、向き合った状態では軽戦車の砲弾すら弾くことは困難。
側面装甲は25mmの垂直装甲とこちらもあまりアテにならないが、10TPの弱点だった切り欠き部は無くなったため昼飯はやりやすくなっている。
後部装甲は最も面積が広い上面傾斜部が12mmと非常に薄く、25mmなのは下部の一部だけなので全くあてにならない。
- 砲塔
- 機動性
軽戦車としては物足りないレベルであり、Covenanterと同程度と考えて良い。 - 偵察性能
隠蔽性や視界範囲はそこまで悪くない値だが、通信範囲が狭い。
機動性が軽戦車としてはそれほど良くないことも含め、味方から離れるような偵察には向いていない。 - 総論
軽戦車ではあるが、Covenanterと同じような、どちらかと言えば軽装甲の中戦車に近い車輌。
装甲は頼りにならないので敵の矢面に立たず、脇からちょっかいをかけるような形で味方を支援したい。
史実 
14TP(ポーランド軍14トン戦車)は10TPの装輪走行機能を廃し、代わりに装甲を強化した試作戦車である。
アメリカの発明家ジョン・W・クリスティーが開発したクリスティー戦車に着目したポーランドはアメリカに担当官を送り交渉したが入手する事は叶わず、数少ない資料をもとにポーランド流クリスティー戦車である10TPの試作車を完成させた。
しかし、走行試験を重ねた結論は「装輪走行機能は戦車の構造を複雑にするだけで実用性に乏しい」というものであった。
協議の末、10TPとは別に装輪走行機能を廃止し、代わりに装甲を増厚し強化した車輌を開発する案がまとめられ、1939年初頭に14TPの開発が開始された。
複雑な装輪走行機能を放棄した結果、車体をより強化する事が可能となり、装甲強化による重量増に対応できるようになった。
一方、10TPに使われたアメリカン・ラフランス製V12型4ストロークガソリンエンジン(250馬力)では出力不足になると考えられた。
国産のエンジンPZInż R.W.A.ガソリンエンジン(300馬力(予定))を使用する事も検討されたが、このエンジンは開発中であったため、ドイツの3号戦車?や4号戦車?などに搭載されたマイバッハ製HL108 V12エンジンを候補として選んだ。
ポーランドの技術者達はエンジン購入のためマイバッハと交渉を重ねたが、HL108エンジンを入手する事はできなかった。(恐らくナチスの妨害があったものと思われる。)
14TPの試作車は1939年9月のドイツ軍のポーランド侵攻の時点で、約60%完成していたと言われる。
しかし、ドイツ軍に鹵獲される事を危惧した技術者の手によってエンジンのない試作車は破壊され、仕様書、設計図も処分された。
14TPは先に開発されていた10TPとともに、実用化を果たす事なく激動の歴史の中へ消えていったのである。
File not found: "5nxCJo9_R.jpg" at page "14TP"[添付]
コメント 
- Pz.1Cより弱く三号Jに全てで劣りそのくせ無駄に経験値を要する。貫通は格上とはいえ軽戦車にすら難儀するレベル。しかも強化APだから弾速遅い。…そういうわけなのでいっそ履帯切りに専念しましょう。それならわりと稼げる…はず。 -- 2020-01-18 (土) 11:46:03
- クソ車両の1つ。何もできないし、開発経験値も多い。スキップ推奨。 -- 2020-04-11 (土) 17:14:29
- 10TPよりはまし -- 2021-03-13 (土) 02:14:22
- 直撃14発 ダメージ0だ! 感動した! -- 2021-11-05 (金) 22:33:50