【モヒペンコ】

Last-modified: 2021-05-29 (土) 19:40:46

概要

Ver.5.3のストーリークエスト【大魔王の巨像】に登場する【モヒカント】のNPC。
CVはあべそういち。
通常のモヒカントと異なり、バンダナを装着し、アゴヒゲを生やしている。
性格はツンデレ気味で気まぐれ、そして大の甘党。
 
魔界彫刻の巨匠として知られ、【グラデル台地】に多数の弟子がいる。また、自分の作品からそのモデルのありし日の幻影を生み出すチカラを持っている。
【大魔王顔壁】にて歴代大魔王の中でも特に有力な大魔王の顔を彫り付けており、【ユシュカ】の依頼により新たな「大魔王」の顔を彫るため顔壁にとどまっている。
 
最初は目の前に現れた主人公を大魔王だと全く気付かず、そして気付いたら気付いたで完全にナメ始め、顔を彫るのに必要な「幻獣のツノ」を要求する。(「こんなフニャフニャなツノじゃ彫れない」といった断り方をするつもりだったのかもしれないが)予想に反し、取ってきたツノの硬さに驚きはするものの、それでも「やる気が出ない」と主人公の顔を彫ることを拒否するが、魔界のスイーツ「マカイ・マカロン」を差し出されたことでツンデレ全開で態度が変わる。
 
大魔王の中でも特に【不死の魔王ネロドス】を敬愛しており、それを倒したという主人公に対してそれを証明させるため、ネロドスの彫像から上記のチカラをもって【ネロドスシャドウ】を生み出す。撃破後、主人公の発言に偽りが無かったこと、及びその強さを認識したことで考えを改め、即座に主人公の顔を顔壁に彫ってくれる。
ちなみにネロドスが生きていたのは約1000年近く前であり、主人公が見た目以上の長寿であることに驚くという一面もある(当然これはモヒペンコの勘違いであるが)。
なお、モヒペンコ自身の年齢は不明。弟子たちの小屋にある書物によればかつて存在した大魔王顔壁つきの彫刻家から請われて後継者となったとあり、弟子によればネロドスとマデサゴーラのみが彼の作品、ストーリー上でもネロドス以降の顔を掘ったことは判明しているため、1000歳以上ではあるようだ。
 
過去に【ディージア】とは何らかの関係があったようで、主人公の着る【大魔王の衣装】が彼女の作であることを見抜いていた。
また、彼女が亡くなったということも知っていたようだ。

ひねくれ者たちの約束

Ver.5.4で追加されたサブクエストで、仕事の立て込む中一人で【トポルの村】へと渡る。
かつてディージアのいた家に腰を落ち着けており、弟子たちに戻るように言われても「やる気が出ない」と拒否し、仕事は弟子たちでやっといてと投げ出す始末。
しかし、主人公が食い下がることでようやく根負けし(ちなみにこの間、モヒペンコのツンデレを堪能できる)、ここに来た目的を果たすために「らくらくスコップ」を入手してくるように言われる。
スコップを渡すと、村の大きな木の北側を掘り返し始め、その中で自身のディージアとの関係を語り始める。
 
彼はトポルの村の出身で、幼少期は村の子供たちとはほとんど遊ばず、1人で粘土細工に没頭するような内気な子供であった。
そんな彼の才能を評価していたのがディージアで、友達と呼ぶにはいささか歳が離れすぎていたが、それしか能の無かった彼は彼女の言葉に幾度となく救われていた。
彫刻職人を志した時、ディージアはもし100万個の作品を作ったら村の大きな木の北側を掘り返すようにと言われており、100万個の作品を作り上げ、ようやく掘り返すまでに至ったという。
 
掘り返して見つけた箱の中に入っていたのは、ディージアが彼に宛てた手紙と作業道具を入れるためのかばんだった。
それらを見て彼女の真意を知った彼は、大魔王顔壁へと戻っていくのだった。