概要
Ver.4.2の【ラスボス】。グレン城の屋上に出現した【悪鬼ゾンガロン】が、事前に喰らっていた【原獣プレゴーグ】に身体を奪われてしまったもの。
色違いに【練武の鋼殻】、同色モンスターに【獣生む異形】がいる。
ゾンガロンと【ヘルゲゴーグ】の双方のチカラを併せ持ち、ゾンガロンの体がプレゴーグのものに置き換わったような異様な姿をしている。意識はプレゴーグのものになっているため、威厳たっぷりのゾンガロンの口調から、カタカナ語で無邪気な子供のような口調に変わるのが不気味。これがプレゴーグの人格だとしたら、ヘルゲゴーグ達は世界を滅ぼしたい等とは考えていないのかもしれない(【無限獣ネロスゴーグ】は【不死の魔王ネロドス】の意識が宿っていたので例外、他のヘルゲゴーグ達はお互いを競い合わせるような性格付けをされ最強の個体の完成を目指した【黄金獣アルムゴーグ】と【白銀獣ロムドゴーグ】を除き性格描写が皆無なので貴重な描写である)。
喰われた際にゾンガロンは死亡してしまったが、ゾンガロンの内に宿っていた【先王ゾルトグリン】の心までは消えずにゾンテドールの中に残り続け、【バグド王】達が現代に伝承された戦の舞を踊ることで、再びゾルトグリンの良心を目覚めさせ、弱体化させた状態で戦う事になる。
撃破後はネロスゴーグ同様【終焉の繭】に吸収された模様。
なお、ゾンテドールという名はVer.4.5前期まで劇中では登場しなかった。
プレゴーグやネロスゴーグが物質系だったのに対し、こいつはゾンガロンと同じ【けもの系】。
モーションは【獣魔将ガルレイ】などと同じ(悪鬼ゾンガロンとは待機モーションが異なる)。
戦闘BGMはまさかのザコモンスターと同じ【刃の旋律】。BGMからして弱いと思わないように注意。
しかし戦闘前のムービーの熱い演出がこの曲の魅力を最大限に発揮し、戦闘を大いに盛り上げてくれる。
余談になるが、使用する設置型特技・魔瘴陣は【大いなる闇の根源】の分身である【魔瘴魂ナドラグル】も使用した技である。
ヘルゲゴーグと闇の根源が繋がっている伏線ではないか…と考察する者もいたが、キュロノスが魔瘴を宿した竜神の心臓をヘルゲゴーグ製造に利用していたことから、間接的ではあるが本当に繋がっていたことが後に判明した。
戦闘
行動の多くがゾンガロンと同じで、ゾンガロンの強化版といった感じだが、それを【ギルガラン王子】のいない4人で戦わねばならないため、ゾンガロンよりも難易度が高め。
背景でバグド王達が踊る戦の舞の影響か、【ケモノになれ!】は失われている。この他では【はげしいほのお】も使用しない。
代わりにプレゴーグの【ランドインパクト】と、【魔瘴陣】【眼光レーザー】が加わっている。
通常攻撃を含めどの攻撃もまともに喰らえば即死級であり、攻撃を複数でくらってしまうとたちまち全滅する。
しかし、耐性と立ち回りによって被害を軽減できるのはゾンガロンと同じなので、ギルガランを考慮せずにゾンガロンへの対策ができるならば、こいつへの対策もほぼ出来ていると考えてよい。
魔瘴陣や眼光レーザーもかわせる攻撃なので、パーティでばらけた立ち回りを心がければ怖くない。
やや効きにくくはあるものの、ダメージを軽減できる【真・やいばくだき】を使える戦士がやはり不可欠。
ゾンテドールの攻撃の多くは物理攻撃なので、ダメージ低下が入らずとも攻撃力低下が入るだけで大分違ってくる。
いくら対策したとしても幾度となく死者が出る戦いになるのは避けられないため、僧侶などの回復役による蘇生はすぐに行いたい。
回復役が倒れた時は攻撃役も迷いなくせかいじゅの葉ですぐに生き返らせに行こう。
カカロンを召喚するのも有効。回復役の増加だけでなく、スクルトを唱えてくれれば死者が出る可能性を減らすのにもつなげられる。
対策が簡単なためか、サポ攻略もわりと容易な部類に入る。ただ、肉入りよりも死者が出る頻度が多くなりがちなので、蘇生をいかに迅速に行えるかがカギとなる。HP12万以上、守備力800近くと非常にタフなため、長期戦になるのは覚悟しよう。
使用特技
- 通常攻撃
- 【ザラキーマ】:対象と周囲に【即死】
- 【グランドショット】:対象と周囲に通常攻撃の1.5倍程度のダメージ
- 【突撃】:対象帯状に通常攻撃の2倍程度のダメージ+【マヒ】
- 【ランドインパクト】:自身周囲に通常攻撃の1.3倍程度のダメージ+ふっとび(転)
HP75%~ - 【眼光レーザー】:対象帯状に通常攻撃の1.5倍程度のダメージ×2回
- 【魔瘴陣】:陣を3つ設置し、数秒後に陣上の相手に800程度の闇属性ダメージ
HP30%~ - 【おぞましいおたけび】:自身周囲に450程度のダメージ+ふっとび(転)+【呪い】+【混乱】+【封印】+【行動間隔延長】2段階