【四術師】

Last-modified: 2021-07-24 (土) 17:18:17

概要

秘伝の術を持つ四人の術師。それぞれの術の継承には自分以外の3人の承認と継承の儀式を必要とする。
強く、賢く、正しい心を持った者のみがその資質があると言われている。
 
500年前の四術師は【ベルンハルト】【フォステイル】【ヤクル】【ガミルゴ】
ベルンハルトは【破邪舟】を操り、フォステイルは【エテーネの民】でもないのに時渡りに近いことができ、ヤクルは娘【ヒメア】に不死の術を施し、ガミルゴは自らを巨大化させると、その名に恥じずそれぞれ特別なチカラを持っている。
ベルンハルトの死後、【エルジュ】が(主人公による歴史の改変により)破邪舟術を継承し、四術師のひとりになった。
 
現代では、エルジュの子孫である【フルッカ】が破邪舟師となっている。
他三者の立ち合いが無ければ継承できない都合上、破邪舟師が残っているのであれば他の四術師の後継者も存在するはずだが、現状それらしき人物は見当たらない。
ヤクルの子孫は前述の通りヒメア、ガミルゴの子孫は【賢者ルシェンダ】、フォステイルの子孫はメギストリス王家の血族、つまり【ラグアス王子】だが、ヒメアやルシェンダが自身を四術師と認める描写は無い。ラグアスに至っては魔法の類を使う場面自体ないため、正しく継承が行われているかは怪しいところである。継承に血の繋がりが必須であるか否かも定かではない。
ただし、フルッカは現代においても姪に継がせようとしていたので、しっかりと継承のシステムは受け継がれている、或いは継承のシステム自体が500年前から変遷したと考えるのが自然である。
少なくとも直系の子孫である必要はない。単純に子孫に継承することが、信頼という観点から一番都合が良いからであろう。そうでなければ、恋人を失って以来結婚する気も無いヒメアが、死を受け入れた時点で四術師のシステムが途絶えてしまうのである。
一方、フォステイルが作らせた【キラキラ大風車塔】に伝わる王家の儀式は、その秘術の発動にメギストリス王家=フォステイルの子孫の命を捧げる必要があることから、血族であることそれ自体に何か関係があるかもしれない。
また、ルシェンダが継承に成功していたと仮定すると、彼女は四術師と【叡智の冠】のメンバーを兼任することになるが、両者の関係についても不明なところが多い。
どちらも優れた術者の集団であるため、何らかの繋がりがあったとしてもおかしくはないが…。

Ver.3.3

500年前の四術師たちが四人がかりで強力な封印を行う「四重の封空」という術によって【魔獣サルファバル】を封印していたことが判明した。
なお四重の封空内は闇の領界(ダークキングと戦う場所)と背景が同じである。後述の四重の封空は単なる結界なので、意識的にサルファバルの故郷に似せた環境を作ることで封印を強化する狙いがあったと見られる。

Ver.4.1

【魔獣ネロスゴーグ】に対して叡智の冠の4賢者が四重の封空を使用したことから、この術は四術師独自の術というわけではないと思われる。
また、1000年前の時代では【シュトルケ】が四術師の一人・破邪舟師であると同時に、叡智の冠メンバーでもあるらしい。他の3人は不明。
現代の叡智の冠も4人しか登場していないことを考えると、四術師=叡智の冠説もありうる。
 

Ver.5.4

【賢者マリーン】が現在の叡智の冠の5人目だったことが判明する。
つまりこれで四術師=叡智の冠説は間違いであることが確定した。
 
余談だが彼女はルシェンダ以外の3人とは魔界に渡って以来この時に至るまで顔を合わせておらず、しかもまだ3人ともその時はまだ若かったという。