【エミリー】

Last-modified: 2024-02-10 (土) 23:31:31

DQ5

仲間になった【エリミネーター】
勇者ロトの父親の面影を見せるパンツマスク。

仲間になる確率

1匹目2匹目3匹目
SFC版1/321/641/128
リメイク版1/161/64

仲間になったときの名前

1匹目2匹目3匹目4匹目
SFC版エミリーデッカーミーナオノマン
PS2版マジマンイヤオ
DS版

習得呪文・特技

習得Lv呪文・特技
7【みなごろし】
20【ルカニ】

ステータス

Lv素早さ身の守り賢さ運のよさ最大HP最大MP経験値
初期377616411579101298
途中151057771251002100147683
2013082723011033010399018
最大3018092755012545050989061

耐性

強度属性
無効ザキ・麻痺、ラリホー、マホトーン、マホトラ
強耐性ギラ・炎、イオ、ヒャド・冷気、毒、マヌーサ
弱耐性バギ、デイン、メダパニ、休み
無耐性メラ、メガンテ・体当たり、ルカニ

解説

やろうと思えば青年期前半に【天空への塔】のある大陸に上陸すれば出会えるが、この時点ではかなりの強さ。勧誘しようとして返り討ちにされないように。
そのタイミングで起き上がってくれた場合、賢ささえカバーすれば活躍が望める。
青年期後半では【エルヘブン】周辺、【古代の遺跡】周辺、天空への塔2F以降などで仲間にできる。
リメイク版では【ドラキー】【ケンタラウス】と同様に、仲間になる確率が上がった。
PS2版では、仲間になる際に悩ましく腰を振る習性を持つため、視覚的に危険(?)である。
 
覚える特技は、いきり立って自分以外の誰かにランダムで襲いかかる【みなごろし】と、【ルカニ】の2つだけ。
なお、SFC版においては、皆殺しとルカニを使えるのはこいつただ1人である。
珍しい特技の使い手という貴重な一面を持つが、リメイク版では【エビルアップル】【コロマージ】もルカニを覚えるようになっているせいで、希少価値は下がった。
エミリーがルカニを覚えるためは約40万もの経験値が必要であり、加入時期を考慮すると、【ミルドラース】を倒していても何の不思議も無い時期になってしまう。
皆殺しもリメイク版では【プチファイター】などが覚えるようになった。
 
なお、みなごろしを覚えたてのレベルでは、「1/2」の確率で命令を無視して通常攻撃と【みなごろし】のいずれかをランダムで選択するのだが、この時のみなごろしは、なぜか敵にしか向かわないという嬉しい仕様となっている。
つまり、約1/4の確率で繰り出すザキ属性の会心の一撃が発動するわけだ。
ただ、【ザキ属性】ゆえに【メタル狩り】には使えないし、攻撃が狙い通り当たる保証は無いので、実用性があるかというと微妙である。
 
敵として戦うと、異常なまでに攻撃に特化しているが、仲間にした際の初期のステータスは加入時期にしては低め。
成長の仕方は大器晩成型であり、Lv15あたりまでは能力の伸びは鈍い。
Lv15を超えたあたりから急激にHPと力が成長するが、最終的な攻撃力は180、最大HPは450止まりと物足りない。
【最大レベル】でのステータスは、【魔界】で仲間にできる者たちに比べると、二回りほど劣ってしまう。
 
彼の長所は、耐性がとても高いという点にある。
メラを除く全ての攻撃呪文に耐性を持ち、ギラ、イオ、ヒャド、そして炎と吹雪にはさらに強い耐性を持つ。
特にイオ系に強耐性を持つ仲間は貴重な存在であり、終盤ほど重宝するだろう。さりげなくザラキと麻痺も完全無効化してくれる。
同時期に仲間になる【ゴーレム】と比べると、ステータスでは劣る代わりに素の耐性面では勝り、希少なルカニ使いでもある。
ステータス自体は「他の強豪たちと比べると低い」のであって、決して弱いわけではない。しっかり育てて装備を充実させてあげれば、普段はもちろん、ボス戦でも活躍が見込めるだろう。
重戦士タイプ共通の欠点として武器のラインナップが剣士系に劣るが、クリア後は【はかいのてっきゅう】があるので、その気になればクリア後でも使い続けることはできる。
特に【エスターク】戦において非常に頼もしく感じること請け合い。
【まじんのよろい】などでさらに補えばメラゾーマ、打撃以外はそよ風レベルにまで押さえ込み戦線を維持する分厚い筋肉の壁になる。
とは言え、火力に貢献できる要素が少ないためそのありがた味は初回攻略に限られるか。
 
注意点として、SFC版では【ジェリーマン】【モシャス】を唱えてコイツに化けた場合、【キラーマシン】と同じく完全2回行動を行うようになり、その際には鬼神の如き強さを発揮する。
SFC版でのインチキ仕様のみなごろしに、武器で強化された攻撃力を乗せられた日には、目も当てられない被害が出るだろう。
また、2回目の行動は敵の行動をコピーする仕様のせいで、未習得であっても皆殺しを使うことがあり、痛恨の一撃までも出すことがある。
モシャスを使われた場合、即座に【てんくうのつるぎ】(もしくは習得者がいるなら【いてつくはどう】)で解除するか、【メダパニ】で混乱させて無力化させよう。
リメイク版では1回行動になり、痛恨も出さず、皆殺しに対してこちらのザキ耐性が機能するようになったおかげで、SFC版のときほど脅威ではなくなった。

話しかけた時に返してくる言葉

「へっへっへ 何か用ですかい?」(全地域共通)
いつでもどこでもこう尋ねてくる。
初期状態では【かしこさ】【ドラゴンマッド】と同程度であるが、人語を解する。
女性の名前(SFCでの3体目に至っては「ミーナ」)であるが、口調は男性である。
4コマ劇場第9巻では【夜麻みゆき】【マーリン】【サーラ】とともにネタにされ、「モンスターじいさんの妄想」という設定で可愛い姿が描かれている。

DQM1(GB版)

【悪魔系】の♀の名前を付ける際に何も入力せず決定すると出てくる候補の1つである。

トルネコ3

トルネコ3における仲間になったエリミネーターのデフォルトネームもエミリーになっている。
レベル1での初期ステータスはHP100、攻撃力30、防御力35。
大器晩成型だったDQ5と異なり、成長タイプは【攻撃・早熟】
敵として戦ったときと同様、【強化攻撃】【痛恨の一撃】を繰り出す。
初期ステータスが高く、早熟タイプでガンガン育つことから、特に【異世界の迷宮】では仲間にできればとても頼りになる存在。
こいつが出現する51F~59Fは、【エミリゾーン】という俗称が一般的になっているくらいである。
【勧誘補正値】が低くアイテムドロップ率が高いため、仲間になりにくいことが欠点。
 
なんと本作では、名前通りの女性口調になってしまった。ヤンデレのような台詞が特徴的。
愛に全てをささげる情の熱い女のようで、話しかけると愛にはいろいろなカタチがあることを教えてくれる。
(HPフル)「あたしのために まよわず 死んで! ……あら なんだ あなたなの。」
(HPフル)「すべてを あたしだけの ものにするの。 それが あたしのアイのカタチ。」
(HP半分)「ひどい!みんな あたしのアイを わかって くれないのね!」
(HP半分)「いやーん。あたしの体力 半分になってる。」
(HP少)「あたしの体力が なくなっちゃいそうだわ。 もっと はげしくアイさなきゃ。」
(HP少)「あたし もうダメ。でも だれかのために この身をささげるのも いいかな。」
(LvUP)「あら。レベルが 上がっちゃったわ。 あたしのアイの たまものね。」
(LvUP)「うふふ。レベルアップしちゃった。」