【ドラきち】

Last-modified: 2023-07-27 (木) 17:31:58

概要

DQ5における仲間になった【ドラキー】の1匹目の名前。
および、DQ8におけるドラキーの【スカウトモンスター】としても登場。

DQ5

仲間になる確率

一匹目二匹目三匹目
SFC版1/161/64
リメイク版1/4

仲間になったときの名前

一匹目二匹目三匹目四匹目
SFC版ドラきちラッキーまなぶミワリン
PS2版ヨッキーアイコ
DS版

覚える呪文・特技

ステータス

Lv素早さ身の守り賢さ運のよさ最大HP最大MP経験値
初期1117915101000
途中2060704025331104040135
40999572435922364675887
最大9919020015070905001107975987

耐性

強度属性
無効マホトーン、マホトラ
強耐性(なし)
弱耐性(なし)
無耐性メラ、ギラ・炎、イオ、ヒャド・吹雪、バギ、デイン、ザキ・麻痺、ラリホー、メダパニ、マヌーサ、ルカニ、メガンテ・体当たり、毒、休み

解説

青年時代では出現地域が限定されている上に、SFC版では妙に低い出現率と加入率のせいで仲間にするのに多少苦労する。
その割に実力も微妙なため、DQ5における残念モンスターの一匹。
序盤の雑魚モンスターであるドラキーだから弱くても仕方がないのかもしれないが、【スライム】は意外と使える子であるし、【ブラウニー】【まほうつかい】なども弱いが加入率が極めて高いという長所があるのだから、ドラきちの立場は……。
リメイク版では加入率が改善され、序盤でとりあえずの頭数として仲間にされることは増えたが、【モンスターじいさん】送りにされるのは時間の問題だろう。
 
レベル上限は99となっており、ステータスもライバル(?)のスライムに比べると素早さとHP以外は全て勝っている。
しかし、スライムは特技や装備面ではるかに優遇されているのに対し、こちらは覚える特技に強力なものがなく、呪文やブレス耐性のある防具も全く装備できない(後述のスマホ版を除く)。
同じDQ1での序盤雑魚モンスター仲間としてはかなり不遇な扱いを受けており、終盤まで連れて歩くのは無理がある。
序盤のモンスターゆえに耐性も非常に貧弱で、いくらレベルを上げても進めば進むほど辛くなる。
装備品でもフォローは難しく、中盤の随所に使い手がでる【あまいいき】【やけつくいき】ですぐ足止めされるし、【ザラキ】でコロコロ死ぬ。
 
スライムが覚えない補助呪文としてラリホーやマヌーサが使えるが、レパートリーとしては格落ち感が否めない。
スライムと同様MPも低く、マホトラは覚えるが補給するには相手を選ぶ。一方のスライムは超絶性能の【しあわせのぼうし】を装備可なので中盤以降の利便性は比べるべくもない。
とりあえず馬車に入れておけば、【女の子】が加わるまでの【ラナルータ】役ぐらいにはなるかといったところ。ラナルータなんて通常プレーでは必要となる機会はほぼないとか言わない。
「ドラ」繋がりなのかなんなのか、なぜか【ドラゴラム】を覚えるが、習得レベルが遅過ぎてその頃には彼を連れているプレイヤーはほとんどいないだろう。
そもそも、普通に【はげしいほのお】を習得する仲間モンスターがいる世界なのでありがたみは全然ない。MPが低くて連発しづらいのもネック。
 
【装備グループ】はばくだんベビーや【ダンスニードル】と同じ。
武器は【チェーンクロス】装備可なのでムチ系を扱えると見せかけて、以降はブーメラン系が主。
というわけでスライムと同じく、中盤以降の複数攻撃手段は終盤に【ほのおのブーメラン】が販売されるまで【やいばのブーメラン】のみ。
一応、スライムと違って杖系が装備できるが、単体攻撃であれば他にもっと強いキャラがわんさかいるので活路はない。
最強防具は【ぎんのむねあて】【うろこのたて】【グレートヘルム】と入手時期がアンバランスなのが特徴。
スライム系と比べると【ラインハット】大陸内ではレパートリーに勝るが、【ポートセルミ】以降は恐ろしいほどに装備に恵まれず、最後まで追いつくことはない。
ばくだんベビーのような圧倒的なパラメータというわけでもないので普通に貧弱。盾は僅かに装備可能だが、片足で持っているんだろうか…。
DS版までは先述の通り耐性防具は一切扱えない。
ただし、スマホ版では強力な耐性がある【ドラゴンローブ】を装備可能になったので(それを入手できていたら)今までよりも大きく強化されたと言える。
2023年現在、ドラゴンローブの入手は不可能である。
 
ドラキーは多くの作品で(なぜか)鳥系扱いだが、【キメラ】【クックルー】の装備グループとは異なる。
せめて鳥グループなら耐性がある【みずのはごろも】を装備できたのだが。
素早さが高めなので、マホトーンあたりを早期に覚えてくれればまだ活路もあっただろう。
物珍しいだけの【まぶしいひかり】なんて覚えるぐらいなら、ニフラムでも覚えてくれれば低いMPでもまだ活躍が見込めたものを…。
【ドラキーマ】が使えるホイミや、本作未登場だが【タホドラキー】が得意とするルカナンを覚えてくれれば、もう少し活躍できたかもしれない。
 
一応、Lv20前後までに限れば【主人公】に匹敵する力と、スライムに次ぐ高い素早さ、そして【やいばのブーメラン】装備可能ということで雑魚戦でのアタッカーに適している。
同様の役割では【序盤3強】【おばけキノコ】【ばくだんベビー】の方が強いが、この2体は加入率で劣るため、勧誘するまでの繋ぎや、そもそも上手く勧誘できなかった場合に役目が回ってくることもあるだろう。
 
SFC版では【ホークマン】の歩行グラフィックがないため、こいつのグラフィックが流用されており、【デモンズタワー】でドラキーと思って話しかけたら痛い目をみる。
また、【ジージョ】を誘拐する敵役のグラフィックとしても登場するが、リメイクではホークマンが仲間になるようになって、どちらも正式に【ホークマン】の歩行グラフィックに差し替えられた。
 
PS2版の【オープントレイ技】の裏技使用時は、ラナルータをレベルアップで覚えられることから、特殊な進行ルートを切り開くのに重要な仲間モンスターとして重宝される。
馬車入手後はまずドラきちを仲間にするまでがセオリーである。
また、幼年時代では序盤3強が登場しないので戦力としても十分に計算できる……が、今度はやはり装備グループの同じ【おおねずみ】が序盤の大エースとして君臨するため、ドラきちはそれに次ぐ2番手といったところか。
 
DS版以降では、初めてポートセルミに着いた時にラナルータを使って昼夜を変えると、船の中のおかしな座標に飛ばされてしまうバグがある。
この時期にラナルータを使えるのはドラキーのみ。【やみのランプ】は町の中で使えないのでこのバグは起こせない。
通常は入れない船の上を歩き回ることができ、タルを壊すこともできるが、何も入っていない。
一度でも町の外に出れば、ラナルータの移動先は町の入口になるのでこのバグは起こらなくなる。
まあ、このバグを起こしてもメリットは何もないので、全くドラキーの強みにはなっていないが。

小説版

仲間モンスターの一体として登場。語尾に「にゃー」をつけて話し、戦闘では飛行能力を生かして偵察、牽制要員として活躍する。
デモンズタワーにてオークに苦戦する主人公をラナルータによる闇夜で援護する。主人公に自らの体ごとオークを攻撃させ、命を落とした。

天空物語

こちらでも仲間モンスターの一体として登場。小説版と異なり人間の言葉は喋らないが理解はしている。
一番の見せ場はソラがヤグナー・シャクバ達に捕われた際、連絡役として現れる【エンプル】にまぎれてスカルアロウ号に潜入し、テン達がスカルアロウ号に突入する為の下準備を成し遂げた所である。
この時にスカルアロウ号の船員相手にラリホーを唱えるなどの活躍も見せる。

DQ8

ドラキーのスカウトモンスター1号。

通り名・出現位置等

通り名パワフル・ドラキー
種族ドラキー
出現位置トラペッタ地方
滝の洞窟裏の森
出現条件最初から出現
出現時間夜のみ
所持アイテムモンスター銅貨

行動

通常攻撃

ステータス

攻撃力素早さ守備力最大HP最大MP戦闘参加
ターン
MIN4821254800.7
MAX213179201231

解説

あれほど多芸だったDQ5のドラきちと違い、通常攻撃しかできなくなってしまった。
能力があまりパッとしないところだけ、DQ5のドラきちっぽさを受け継いでいる。
長所として、回避率が物凄く高くあらゆる物理攻撃を回避しまくるので一見強そうに感じるがそれは大きな罠。
 
こいつの真価は、他のドラキー達と一緒にチームに入れることで発揮される。
ドラキー三匹が合体してグレートドラキーこと【グレドラ】になり、ドラキー三匹分以上の活躍をしてくれるようになる。
単体起用は避けた方が賢明なモンスターではあるので、使うのならグレドラで活用しよう。
 
最序盤から会うことができるが、持ち前の回避力に加えて意外にもアスカンタ周辺の敵に匹敵する攻撃力を持つため、スタート直後に銅貨目当てで挑むと痛い目にあう可能性が高い。
とはいっても少しレベルを上げて武器を揃えれば普通に勝てる相手なので最序盤の資金稼ぎにはちょうどいい。

DQ10オフライン

【アラハギーロ王国】のモンスター酒場に居るドラキー。

DQ10オンライン

Ver.4.5前期で仲間モンスターのドラキーにデフォルトネームとしてひらがなの「どらきち」が設定された。