【ジャハガロス】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:02:25

DQ8(3DS版)

CV:石住昭彦(【ラパン】とのダブルロール。DQ10の【メルー】役)
リメイクで追加されたボスモンスターで、あの【暗黒神ラプソーン】の腹心である存在。一人称は「吾輩」。
ゾウのような下半身と筋骨隆々の上半身を持つ、緑色の肌で赤い模様の入ったケンタウロス体型の魔神。もっと具体的に言えば、上半身ムキムキで巻きヅノを生やした【ずしおうまる】といったところなのだが、頭髪や腰巻きはない他、武器は持っておらず素手。
星ドラではトーガを纏い鹿のような角を生やしたエルラス、エルラスゴーストという亜種が登場した。
さらに同作品には【ブレイク系】のような姿のエルグラークが登場。

かつてラプソーンが倒された後、ラプソーン復活のために、七賢者に戦いを挑むも敗れ、石となって眠りについていた。
七賢者はラプソーンとの戦いで疲弊していたゆえに、石に変えるのが精一杯だったという。
【ギャリング】曰くジャハガロスの傷が癒えたとき封印が解け、新たなる脅威となるらしい。
もし、ドルマゲスとライラスが打ち解けていたら本作は彼を追う物語になっていただろう。

雑誌では封印されし魔神として大々的に発表されており姿もなかなかのインパクトがあった。
が、蓋を開けてみれば言動は上司のラプソーンと比べると小物っぽく、
戦いの際も一度やられたふりをして主人公達を結界で動きを止めるなど卑怯。ヤンガスからは「ジャハなんとか」と言われる。
一人称、主への忠誠心が高い一方で小物臭い言動はダイの大冒険の【マキシマム】に似ている。

英語版での綴りは"Juggerwroth"。「威圧感のある巨大な怪物」の意味をも持つ"Juggernaut"と「奈落」の例えにもなり得る"wroth"を混ぜた、原語版とほとんど変更が無いのと同時に英語でも意味を成す名前になっている。
 
全体的な強さは第一形態のラプソーンを上回る実力者なのだが…
実は放置していても大丈夫なので、鍛えに鍛えて【ていおうのうでわ】を取ってから挑戦するのも一興。まぁコレを取れる頃には最早瞬殺だろうが、最強気分を味わいたければやってみよう。
追加ボスということで、竜神王などと同じクリア後のボスだと勘違いしたプレイヤーも多く、竜の試練後に戦って拍子抜けしたという声もある。
逆に解放直後の適正レベルだと十分に強敵なので、戦った時期によって印象が変わるボスといえる。
 
【暗黒魔城都市】出現後(【聖地ゴルド】崩壊後)から挑むことができるが、その時点だとかなりの苦戦は免れない。
挑戦の目安としては、暗黒魔城都市クリア後に行くのが良いだろう。
聖地ゴルドに再び訪れると発生する一連のイベントの後、新たに追加されたダンジョン【奈落の祭壇】の最奥部で待ち受けている。
 
彼の人物像はともかく、彼が登場したことによって、まともにセリフのあるラプソーンの腹心が一人増え、間接的にラプソーンの威厳が増したといえよう。
さながら破壊工作担当がジャハガロス、頭脳担当が【妖魔ゲモン】といったところか。
ついでに言ってしまえば、彼が小物っぽいことにより上司の逃げも隠れもしない男らしい態度が強調され、リメイク前散々な評価であったラプソーンの評価を押し上げることにも繋がっている。
彼は進んで汚れ役、及び名誉挽回の機会を与えられたマルチェロの引き立て役を引き受けてくれたのである。敬礼。

一戦目

通常攻撃の他に【痛恨の一撃】【バギクロス】【いなずま】を使用する。
しかし完全一回行動の上にステータスもHP2400、攻撃力320、守備力146と【妖魔ゲモン】以下。
いなずまは彼専用の特別仕様になっており、通常のものと比較すると遥かに強力だが、時期的にそこまで脅威になるとは言い難い。
痛恨の一撃も食らう前に倒してしまう人がほとんどだろう。
 
とはいえこれがジャハガロスの全力…という訳ではなく、一旦やられたふりをして油断を誘うためにあえて手を抜いていただけ。自分の演技に気を抜いた主人公達の動きを結界で止めてしまう……が、その直後に【マルチェロ】に不意打ちされ、結界は解除される。
激怒したジャハガロスは本気を出し、【スーパーハイテンション】を彷彿とさせる赤紫の光を全身に纏いパワーアップ。マルチェロ共々主人公達を始末しようと襲いかかってくる。

二戦目

HP4800、攻撃力360、守備力190とかなり強化され、さらに完全二回行動になった。
一戦目の行動に加え、【パワーこぶし】【岩投げ】【いてつく波動】を使用し始める。
厄介なことに、どの行動にもローテーションや【制限行動】などの制約が無いため、全ての手番において全行動をとりうる可能性がある。
注意したいのはパワーこぶしと岩投げで、パワーこぶし→岩投げや、岩投げ→岩投げといった行動を平気で使ったりするため、多少レベルを上げた程度では一気に壊滅する恐れがある。
ひどいときには毎ターン岩投げなどという対処もへったくれもないようなデスコンボを続けることも。
意外にも素早く、適正レベルだとピオリムなしでは先手を取られることが多い。そのためいてつく波動をされた次のターンに前述の行動をされると非常に危険なので回復役は常に高めのHPを保っておきたい。
戦闘ではマルチェロが加わってくれるので、MPに余裕があるのならば攻撃は彼の【グランドクロス】+自分側の一人に任せ、残りは回復や補助に徹するのも手である。
その場合、ディバインスペルを使っておくと間接的にマルチェロの火力を上げることができる。
なお、公式ガイドブックによるとマルチェロの「HP・MPは減らない」となっている。ただしマルチェロ以外の4人が力尽きると全滅になるので注意しておこう。
 
倒すと【げんませき】を入手できる。ジャハガロス戦後と【追憶の回廊】で入手する2個限定という、なぜか【オリハルコン】以上の超貴重アイテムとなっている。

ジョーカー3

登場年代や知名度の問題かは不明だが、モンスターズシリーズ初登場。???系のSSランク。【アッフェブラック】【砂塵の幻馬】を配合することで入手できる。
本作ではDQ9までの配下の魔王が軒並みリストラされているため、配下クラスが出るのは結構貴重。
【バラモス】ゾンビになってでも出てきた…というかなぜかゾンビの方しかいないが。
 
本編でも結構デカかったためか、【ギガボディ】で登場。
固定特性は本編での容姿や特技を反映してか【電撃ブレイク】
他は【魔神攻撃】【会心出やすい】【AI2~3回行動】
プラス値が25で【ひん死で会心】、50で【会心かんぜんガード】、超生配合で【強ガードブレイク】が解禁される。
さらに超ギガボディ化で【すばやさギャンブル】を習得する。
 
能力はHPと攻撃力に優れており、見た目に反して賢さの基準値も1000とまあまあ高め。本編での狡賢さをイメージしているのだろうか?
反面鈍重そうな見た目ゆえか素早さは不安気味の上、MPが350しかない上に強ガードブレイクで消費2倍が痛い。
 
耐性はなんと弱点が光属性のみ。ただ状態異常耐性以外はほとんどが普通と平坦気味。
変わった点では電撃の耐性が「回復」となっている点。本作で相対的に強化された【ギガブレイク】に完全耐性があると言うのは珍しい。
能力としてはやはり魔神攻撃が安定しないため、他の特性に付け替えたいところ。幸い固定特性ではない。
 
【魔元帥ゼルドラド】との副官格同士の配合をすると、仕えるべき相手である【暗黒神ラプソーン】が生まれる。
 
初期スキルは【ジャハガロス】

ジョーカー3プロ

ランクや系統、特性などは無印と同じ。
合体特技【雷雲招来】と合体特性【雷神】が追加された。
 
今回も暗黒神ラプソーンの素材になるが、特殊配合の相方が魔元帥ゼルドラドから【ラプソーン】に変更されている点に注意。

同僚のゲモンはリストラされたままであり、彼との共演は叶わなかった。
また、イルルカSPではコイツがリストラされており、またしても共演ならず。