【シルバーオーブ】

概要

DQ3、DQ8、DQ9などで登場する【オーブ】の一種。DQ10には登場していない。
名前だけならDQ5にも登場している。
銀色をした宝玉で、多くの場合は竜をモチーフにした台座と一体になっている。
スーパーライトでは【ラーミア】の素材として同名のモンスターが登場する（銀色の【タマゴロン】の頭に上述の竜が付いた姿をしている）。

DQ3

【ラーミア】を復活させるのに必要。
【ネクロゴンドの洞窟】を抜けた先にある【ネクロゴンドのほこら】に居る男から貰える。
ここに来るまでのチャートは他のオーブと比べても断トツで長いので、
多くの人にとっては最後に手に入るオーブになると思われる。
　
オーブが入手できるのはどれも共通して船入手以降である。
さらに【レッドオーブ】と【パープルオーブ】以外は【さいごのかぎ】の入手までが共通の謎解きである。
シルバーオーブはそれらに加えて更に【ラーのかがみ】→【へんげのつえ】→【ふなのりのほね】→【あいのおもいで】→【ガイアのつるぎ】という5つのアイテムを経由。その間に【ボストロール】の討伐と【サマンオサ南の洞窟】→【幽霊船】→ネクロゴンドの洞窟のダンジョン3個所を攻略。そして、ラーミアで大空を飛べるという壮大な冒険が味わえる。人によっては【イエローオーブ】が最後に手に入ったという人もいるかもしれない。

GBC版

FC版及びSFC版の【公式ガイドブック】では、6種類全てのオーブのイラストが掲載されていたが、GBC版のガイドブックではこのシルバーオーブのイラストのみが掲載されている。

ゲームブック

ゲームブックでは原作とは逆に、6つの中で最も早く（それもオーブ集めが始まる前の上巻で）手に入るオーブとなった。
表記は「銀宝珠」。
【ノアニール】で手に入るが、入手当初は「破邪の水晶」と呼ばれ、中巻に入って初めてオーブであることが判明する。
他のオーブに近づくと音を発するという、原作ゲームにおける【やまびこのふえ】に近い機能がある。
　
原作ゲームの企画段階では、ノアニールの事件を解決すると【水晶玉】なるアイテムが入手できる予定であったため、これをアレンジした設定という可能性もある。
同書では【ちいさなメダル】や【しのオルゴール】といった没アイテムが日の目を見ているので、没イベントも採用したのかもしれない。

小説版

ネクロゴンド城に伝わっていた宝玉で、バラモス侵攻の後、【エビルマージ】によってネクロゴンド火山に捨てられた。
【ガイアのつるぎ】と磁石のように引き合う性質があり、偶然火口に落ちたガイアのつるぎによって火山が噴火し、それによって出てきて無事回収された。

CDシアター

ネクロゴンドの洞窟の奥にある【旅の扉】の中に安置されている。
【商人】ダムスから提供された情報でこの洞窟にやってきた勇者アレル達は、集めた5つのオーブがこのオーブと共鳴した事でシルバーオーブまで辿り着くことが出来た。
女魔法使いマリスは「旅の扉の中に何かあるなんて聞いたことが無いし、この旅の扉がどこに繋がっているかも分からない」と躊躇するが、アレルの決断により旅の扉に飛び込みオーブを回収、旅の扉の行き先は【レイアムランドのほこら】であった。

DQ5

アイテムとしては登場していないが、設定のみで登場している。
【天空城】を浮遊させる動力源としての役割を持っており、城の内部にある台座に置かれている。
ただ、天空城を浮遊させるには対となる【ゴールドオーブ】の力も必要なため、ゴールドオーブが城から失われた後は湖の底に沈んだ天空城の内部で寂しそうに輝いている。
シルバーオーブなのにどう見ても金色に輝いていたりする。(リメイクではちゃんと銀色になった)

DQ8

【暗黒神ラプソーン】の結界を打ち破るために必要。
【七賢者】の1人、【レグニスト】の子孫である【法皇】の遺品で【法皇の館】の2階に落ちている。
　
なお、オーブは賢者の子孫が亡くなった場所に落ちている。
法皇の死因は転落死と公表されており、これが本当であればシルバーオーブは崖下にあるはずであるが、実際にシルバーオーブが落ちているのは法皇の間である。
この部屋に入れるのは側近中の側近のみ、すなわち【マルチェロ】に殺害された何よりの証拠ともなっている。

DQ9

最強クラスの剣、ブーメラン、手袋および賢者の石の錬金素材として登場。
入手方法はクエストNo.153「食べられたたましい」の報酬か、【バラモス】と【ゾーマ】、【ダークドレアム】（Lv41～56のみ）のドロップ。
倒した敵のレベルが高いほど落とす確率も高く、バラモスよりもゾーマとダークドレアムの方が確率が高い。
また、【Wi-Fiショッピング】で30000G、もしくは40000Gで販売されていたこともある。
これを必要とするレシピは以下の通り。
　

DQ11

【命の大樹】に辿り着くのに必要なキーの一つとして登場。
【怪鳥の幽谷】に住む【ごくらくちょう】が、とある大富豪の邸宅から一夜のうちに盗み出したという。
近年に報告された最も大きなごくらくちょうによる被害として【メダル女学園】の図書館の本にも記されている。
このごくらくちょう（ボス個体）と、同時出現する【ヘルコンドル】2体の群れを倒すことで入手できる。
　
その後【魔王ウルノーガ】に奪われ、【魔軍司令ホメロス】の手に渡る。ホメロスは戦闘前に持っている杖にオーブをセットし、【デルカダール城】の戦い（ムービー）で武器として使用した。
さらに悪魔のような戦闘形態の時は、胸にこのオーブが埋め込まれている。
ウルノーガとホメロスが【シルバースパーク】を放つのに必要な力の源でもある。

DQ11S

クレイモラン王国での【ブルーオーブ】関連イベントを終わらせると、【2D/3Dモードにする】を実行した際の戻り先に「そろった6つのオーブ」が追加されるが、この項目は他の3つのオーブをその時点までに入手していなくても追加される。
そしてこれを選択するとシルバーオーブも強制的に入手した状態になるため、これによって怪鳥の幽谷をスルーすることが可能になる。ただしこの方法でスルーした場合、【討伐モンスターリスト】ではごくらくちょうが追加されない。

キャラバンハート

クリア後にブルー、レッド、イエロー、パープル、グリーンの各オーブと共に世界のどこかに散りばめられる。
これは物質系を示しており、これを多く捧げれば【ひかりのせいれい】の元へ行ける。