モンスター/【メデューサ】

Last-modified: 2023-07-10 (月) 16:41:09

FF1以降、時々登場するモンスター。「メドゥーサ」とも表記される。
元ネタはギリシャ神話に登場する「ゴルゴーン三姉妹」の末女(Wikipedia)。
姉はステンノーエウリュアレーだが、姉妹の中で最も有名。
石化能力のイメージが強いのか、血に癒しと毒の力がある事や、
死体から巨人や天馬が生まれた逸話はあまり有名ではない。


ギリシャ神話の伝承では「神々の怒りを買って醜い姿にされた」とされており、美女・ナイスバディな外見の多いFFシリーズの女性型モンスターと違い、伝承通りの醜い、恐ろしい姿をしている事が多い。


FF1

雑魚敵として登場。石化効果の「にらみ」の他、直接攻撃で毒を与えてくる。
HPは少ないが、結構多数で出るので厄介。
FCには魔法クリティカルがあるので油断は禁物。


アースメデューサという上位種が存在する。


ファミコン版のトップレスに見えるドットはNES版では修正され胸に布を巻かれている。厳しい。

FF3

オーエンの塔のボスとして出現。
ここで初めて、ザンデと言う名前が登場する。
行動は80%の確率でブレイク、残り20%で通常攻撃を行う。
だがこの戦闘では発動率80%のブレイクは一切効果が無いのでほぼ無傷で勝てる。
それもそのはず、本作のブレイクは「敵味方問わず、ボス戦では絶対に成功しない設定にされている」のが原因。
要は5回に4回は無駄行動を取っているわけである。

  • 元ネタの設定を生かすならブレクガが似合うがそれだと強ボスすぎるという微妙さ…。
    DS版で攻撃方法が変わってある意味救われたボスである。
    • ブレイクが完全に無駄な行動であるので、1人で戦っても余裕。時間はかかるが。
      前述の通り一応は物理攻撃もするが、同ダンジョンのザコ・オヒシュキよりもダメージが低く、恐れる必要はない。
      • 曰く「ブレイクしか能のないへっぽこフェイス」。

天野氏の勢いのあるイラストを忠実に再現したその姿は、人型ではなく、蛇の髪の毛をしたおっかない表情のでっかい顔。
最大の特徴を最大限に強調した秀逸なデザインと言える。

  • DS版もそうだが、マップ画面のときに存在した胴体はどこへ行ってしまったのだろう?
    • マップ画面では存在しないパーツが戦闘中のみ追加されるボスが多いなか、珍しいタイプである。
    • メデューサ自体、首を切断されてしまっているので、首から下は飾りなのかもしれない。某ジオングのように。
    • もしくは、マジ○ガーZのブロ○ケン伯爵みたいに首が外れるとか?(古っ)
    • 胴体なんて飾りです。偉い人にはわからn(ry
  • ちなみに天野氏のイラストでのタイトルは「魔女ミランダ」

下の階にいる光の戦士たちに、あからさまに怪しい声を聞かせてくれる優しいヤツ。
どうでもいいが、こいつもカエルになって登ってきたのだろうか。

FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)

ブレイクは使用しなくなり、石化効果のある「にらみ」、ファイラブリザラサンダラを使用するようになった。
物理攻撃には沈黙の追加効果がある。
金の針だけでなく、山彦草も大量に用意しておこう。


FC版ではボタン固定でOKな雑魚だったが、DS版ではかなりの難敵に。
物理攻撃の威力も高く、魔道師系だと致命傷になりうる上に沈黙の追加効果付き。
ラ系魔法単体がけは即死しかねないほどの被ダメージ。
フレイムメイルを装備してるキャラにファイラが直撃したらまず助からないので注意。

  • DS版ではFC版と違いフレイムメイルの炎弱点になるというデメリットはなくなっている(攻略サイト・解析情報の他、実機でもきちんと検証済み)。
    そのため、DS版でフレイムメイルを装備したキャラがこいつのファイラで一撃死させられてもフレイムメイルのせいではなく、そのキャラの魔法防御が低い・メデューサ自体がFC版から強化されている等の別の要因のせい。
    • ちなみにFC版のアイス系装備にあった氷弱点のデメリットも同様にDS版ではなくなっている。

DS版では地上では1000年前から時間が止まっている。
彼女は1000年前のザンデの言いつけを守ってずっと浮遊大陸のことを調べてやっとオーエンの塔に気づいたのだろうか。
あるいは強い魔力などで一部のボスは時間停止を免れていて、最近やってきたのか。
1000年前に一度オーエンかデッシュに封じられ、大地震で目覚めたという線もありか。

FF4

地底(シルフの洞窟の南端エリア)とバブイルの塔(地底-6~7F)に出現する。レアアイテムブレイクブレイドを落とすことがあるが、出現率が低い。
普段は指先1本やりだが、1体だけになると打撃オンリーになる。
色違いのゴルゴーンとは真逆のパターンである。
メデューサの矢を簡単に盗める。ローザに弓矢を装備させている場合は、補給用に。


PSP版のグラフィックでは蛇の鱗そっくりの肌をしている。色気などとは無縁のモンスターである。

FF4(携帯版)

FF4携帯版月の遺跡ローザフロアのボスとしてエウリュアレーステンノーとともに出現。
HPが低いのですぐ倒せるが、倒すとエウリュアレーがパワーアップする。

FF4(DS版)

HP2612と従来の5倍以上となり、物理攻撃されると10%の確率で石化させられるようになった。
種族がデーモンに分類され、ステータス異常も蛙・小人・豚・眠り・暗闇・毒・即死・瀕死・呪いが効かなくなっている。
とは言え、全体的なステータスは大したことはなく、物理攻撃も従来通り残り1匹になるか混乱状態になるかしなければ行わない。
尚、所持アイテムに金の針が加わりメデューサの矢を盗めなくなったので、それの調達が面倒になった。まあ、弓がローザ専用になり本数の概念もなくなったので一本あれば十分なのだが。
その代わり、ブレイクブレイドを5%の確率で落とすようになった。

FF4TA

FF5(GBA版)

Lv69。アンデッド/魔獣/人種族。
HP7500、MP800。攻撃力99、物理倍率11。素早さ55、魔力50。
防御力30、回避0、魔法防御5、魔法回避0。
弱点属性なし、吸収属性なし。カテゴリ弱点なし。
有効な状態異常:蛙、石化、ストップ、スロウ、リフレク。
行動:たたかう/得意技(指先>麻痺の効果)/抱擁/誘惑/妖しい踊り
ダメージに対してカウンター:悪魔の瞳
操る:たたかう/誘惑/妖しい踊り。はなつ:誘惑。
盗みは通常枠レア枠共に金の針。ドロップ:金の針(6.25%)。
獲得EXP:15000 ギル:762
ボス系耐性持ち。

  • 通常はせいぜい2つまでの中、何気に1つの個体で3つもの種族を兼ね備える稀有な存在。ブランドラミアと同様。
    あくまで“個別パーツで”トータル3つ兼ね備えるネオエクスデスとは異なる。

GBA版エクストラダンジョンの「記憶の墓場」エリアにてブランドラミアサタナジュニアなどと共に出現する女性型モンスター
ラミア系最上位種の追加モンスターでもある。
ダメージを与えるたびに「悪魔の瞳」でカウンターしてくる嫌らしい敵だが、リボンさえ装備しておけば恐るるに足らない。
エクストラダンジョン内で割と戦いやすいモンスターなので、こいつで経験値やABPを稼いでも良いだろう。


指先でマヒ状態にしてきたり、誘惑で混乱させてきたりする。
またアンデッドなのでHP&MP吸収技は使わないように。

  • 追加モンスターゆえか、GBA版スマホ版共にメデューサの使う誘惑は対象が男性に限定されない。

記憶の墓場の「玉座の間」(オメガ改がいるフロア)では3体で出現する事もあり、これを倒せば45000(一人当たり11250)もの経験値が手に入る。
さすがにサウルスゾンビー2匹には劣るものの、
こいつ自体は強くないため、対策をきちんと立てていればサウルスゾンビーよりも稼ぎやすい事もある。
レベル上げの際には、サウルスゾンビーだけでなく、こいつも倒しておこう。

  • 玉座の間は下り坂を使ったオートレベルアップが可能だが、これを使わないのなら一つ上の「闇の回廊」エリアの方が獲得経験値が高く、おすすめ。

FF11

ラミア族のノートリアスモンスター
ラミア、メロー、それに彼女達の信奉者で構成された一大勢力「死者の軍団」を統べる女王。
軍団のトップだけあって戦闘能力は強大。やはり石化攻撃を得意としている。


詳細はこちら→Medusa

FF14

エルピスに生息するLv87のモンスター。お馴染みの蛇女…ではなく、英語で「クラゲ」を意味するmedusaとしての登場。
見た目はアネモネ系と同じ空飛ぶ小型モルボル。

FFUSA

火山のボスとして、ウェアウルフ2体を率いて出現する。
強力な6回攻撃「スネークヘッド」の他、マヒ効果+ダメージの「しびれへび」、石化効果の「せきかにらみ」を多用するので、運が悪いと何も出来ずに全滅する羽目に。
火山で拾える封印魔法ホーリーを5・6発当てれば倒せる。
ある程度ダメージを受けると、グラフィックが変化して蛇髪を露わにするが、瀕死状態になるとハゲになってしまう。

聖剣伝説

砂の迷宮のボスとして登場する。デビアスの母親でもあるが醜いという理由でここに幽閉された。
彼女の血は呪いを解く力があり、レスターの呪いを解くために訪れ、ヒーローアマンダに倒される。
しかしその事を察していた為、一切の血を流さず結果的にアマンダが犠牲になることとなる。

  • 実の息子に幽閉された上に、(おそらくこれまでにも何度も)呪いを解く血のために命を狙われ、最終的にはアマンダの始末のために息子に利用されて人生の幕を閉じた。
    よく考えると不幸極まりない生涯である。
    会ったら開口一番「生きてここから帰さないよ!」なんて言って襲ってくる性格だから、
    彼女自身も今まで悪事を働いてきたのかも知れないが。

髪の毛のヘビを飛ばして攻撃してくる。当たると石化することもあるので、消すなり避けるなりしよう。
石化したらアマンダに相談して治してもらうといい。


スマホ・Vita版では、6頭身ぐらいになりなかなかのナイスバディになっている。
デビアスの母ということは、それなりの年齢だとは思うのだがやはり人間とは年のとり方が違うのだろう。
また、砂に潜ったり、女性型キャラらしい抱擁攻撃などをしてくる。

光の4戦士

形容しづらい容姿。緑の蛇が生えていると思しき頭部が強烈な戦国時代の姫になっている(気がする)。
エンカウント期間が短いのでただでさえ記憶に残りづらい上、そのダンジョンに他にも強敵がはびこるので、印象も薄い。
氾濫後は色違いが出る。
しかし、そいつともエンカウントする(出るダンジョンに潜る)必須イベントはなく、どちらも影が薄い。

FFL

黄昏の章ロゼッタの塔に出現。
ブレイクを使用するのが厄介。

FFEX

悪魔種族のラミア族のモンスター。

PFFNE

AREA18-9の2戦目に1体登場する。