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二式陸上偵察機

Last-modified: 2019-01-19 (土) 17:04:34
No.311
weapon311.png二式陸上偵察機陸上偵察機
装備ステータス
火力雷装
爆装対空+3
対潜索敵+8
命中+2回避
戦闘行動半径8
装備可能艦種
駆逐艦軽巡洋艦重巡洋艦戦艦
軽空母正規空母水上機母艦航空戦艦
備考
開発不可、改修不可
全ての艦娘に装備不可、基地航空隊にのみ装備可能
2019年冬イベントE-1甲・乙作戦突破報酬
2019年冬イベントE-2丙・丁作戦突破報酬
2018年10月作戦ランキング褒賞(1~500位)
十三試陸戦として開発された双発陸上戦闘機。
双発遠距離戦闘機開発としては成功しなかった本機を、偵察機として正式採用したのが、この「二式陸偵」です。
ラバウルに展開した本機が後に現地改修され、20㎜斜銃2挺を装備、
ラバウルや本土防空戦で大型爆撃機相手に奮戦した、あの夜間戦闘機「月光」が誕生しました。




ゲームにおいて Edit

  • 2018/11/29に10月作戦報酬として先行実装。翌月の冬イベントで報酬として入手でき、また熟練化Verも登場した。
  • 基本的な使い方は彩雲等の艦偵を基地航空隊に配備した時と同じ(触接、行動半径延長、防空時の制空ボーナス)とみられるが、
    艦偵とは異なり「出撃」時も制空ボーナスがかかる模様。
    • 倍率は出撃時は1.15倍*1、防空時は1.18倍*2。防空時のボーナスは彩雲(1.3倍)に劣るため、基本的に出撃で使いたい。
    • 残念ながら当機での延長は半径8が上限。それ以上はやはり大型飛行艇に頼ることになる。
      • 陸攻はすべて半径8以上のため、延長前提で組む場合は陸戦、艦爆、艦攻等を混ぜたときだろう。
  • 運営電文より「※誘導機として洋上に出撃する攻撃隊の効果を向上させることが可能です」とあり彩雲等の艦偵とは別の補正が存在する可能性がある。
    • 検証より、本装備を配備した航空隊は水上艦に対する攻撃力に1.125倍のキャップ後補正がかかることが判明している*3
      • この補正は触接補正と重複する。
  • 現状、本装備の艦載機熟練度を上げる手段はない(基地航空隊は索敵を行わないため、偵察機系の熟練度が上がらない)。

  • 以下要検証
    • 陸攻1機と陸偵1機を交換したときの威力差等

小ネタ Edit

  • 元ネタは、帝国海軍の陸上偵察機「二式陸上偵察機」。略符号はJ1N1-R(初めはJ1N1-C、その後改称)
  • 爆撃機を護衛して長距離飛行を行うために『十三試双発陸上戦闘機』という長距離戦闘機として発注された機体。
     当時の海軍としては速力の要求は控えめであった代わりに、長大な航続距離と単発機並みの運動性を要求されている。
  • ゲーム図鑑の説明で開発の流れはほぼ説明されているが詳細としては次のような経緯となる。
    • 戦闘機の単独長距離出撃が航法や通信能力の面で難しいという問題がある事が支那事変の戦闘で発覚した。
      これに対して日本海軍はある程度の空戦能力に加えて高い通信能力・航続距離をもちつつ航法に優れた新型戦闘機を計画する。
      それが本機のベース機となった十三試双発陸上戦闘機である。*4
      この機を使って他の戦闘機を誘導して集団で長距離飛行をしようという誘導戦闘機という構想で計画された。
      通信能力の高さを見込んで指揮官機としての運用も期待されていた。
      十三試双発陸上戦闘機は中島飛行機に開発が依頼され試作機が製作された。
      高い航続距離を得るため双発機に、航法・通信・指揮を効率的に行えるように3座化して搭乗員を増やし1人にかかる負担を軽減させようとした。
      しかし双発でパワーはあり、零戦に迫る高速ではあったものの3座による大型化で運動性能の低下が激しく戦闘機としては性能不足で不採用となってしまった。
      戦闘機としては落第点ではあったが航続距離と3座による索敵能力が優れているとの評価を受け偵察機として運用する方針で計画変更される。
      偵察機として再設計され完成し本採用されたのが二式陸上偵察機である。
    • 偵察機になった経緯の一つとして日本海軍が陸上で運用する偵察機が不足していた為である。
      日本海軍の陸上偵察機事情
  • 二式陸上偵察機は航続距離は十分、しかし速度が507㎞程度で偵察機として見ると登場時はそこまで悪い性能ではない。むしろそれまで使っていた九八式陸偵より高性能であり、戦闘機譲りの固定武装と機体強度から自衛戦闘が可能なので強行偵察に使えると判断され、3機がラバウルへ配置された。このラバウルに配備された3機はガダルカナル島の戦いにおいて強行偵察を実施、少なくない貴重な情報を手に戻って来た。その後各部隊に供給されたのだが、米軍の迎撃態勢が整い出すと強行偵察では被害が出始め、代わりにより高速な二式艦上偵察機*6や陸軍から部隊ごと借りた百式司偵を積極的に強行偵察に使うようになる。
    なおこのころのソロモンの戦いでは従来のF4F-4やP-40以外にF4U-1AやP-38Gといった高速機が登場しており、運動性、速度の劣る二式陸上偵察機での強行偵察はかなり出血を強いた。一〇〇式司偵、二式艦上偵察機、二式陸上偵察機の3機種を同時に運用していた151空の搭乗員たちは二式陸上偵察機を最下位にランクした。
    一〇〇式司偵は速度と高度性能、二式艦上偵察機は速度が533㎞/h(高度3000m)ながらも、元が艦爆ゆずりの機動性で敵戦闘機を振り切れるとの理由で評価されたが、二式陸偵にはどちらもなかったのである。
  • 偵察機として辛うじて採用されたものの、生産ラインを埋めるほどの発注数でもなく、かといって「そこそこ高速で」「戦闘機として頑丈に設計され高G機動が可能」「搭載力もそこそこある」本機は何かに使えるはずということで海軍は他に転用プランを考え、雷撃機や急降下爆撃機として使えないかと猫の目のごとく次々と改造プランを提案してきた。実際に試作されたものとして背部に銃塔を設けた弾着観測機が確認されている。中島社内でGと呼ばれた本機に次から次へと降ってくる改造案は"Gの七化け"とまで呼ばれたとか。
  • サブタイプとして遠隔銃塔の代わりに20mm機関砲を積んだ独特な大きな銃塔を載せた機体がある。

・前期生産型の機体後部には軍艦のごとく7.7㎜機銃連装砲塔が二つあったが、遠隔管制装置が使い物にならず現地部隊では撤去していることが多かった。後期生産型からは通常の旋回機銃1丁が装備された。

  • 月光について
    • 丙戦(夜間戦闘機)「月光」(J1N1-S)は二式陸上偵察機をベースに改造された迎撃を目的とする夜間戦闘機である。
      第251海軍航空隊司令小園安名中佐は、ラバウルに進出する大型爆撃機B-17の迎撃ができず苦しんでいだ。
      この時B-17は夜間に基地を爆撃するという攻撃を何回も仕掛けてきていたためどうにか迎撃する方法を考える必要があった。
      中佐はB-17が後ろ下方からの攻撃に弱いことに着目し、「斜銃」(斜固定銃)を機の中央に装備する事を発案した。
      これを実際に二式陸上偵察機に装備させ夜間に敵機の迎撃に成功、それを評価されて月光の名を与えられ夜間戦闘機として正式採用される運びとなる。制式採用後には一時的にだが、ラバウルの夜間爆撃を抑え込んだ。
      初期の月光には夜間の基地攻撃もできないかと下向き斜銃も付いていたが後に外され迎撃機としての運用が主となった。
      後にB-29の迎撃などにも使われる事になるのだが元々ベースが3座の機(月光改造時に2座化されてはいる)であり上昇力不足で高高度迎撃能力が足りずあまり活躍できなかった。
      B-29が夜間に焼夷攻撃するために低空で進入してきた機を大量に迎撃したパイロットもおり攻撃力自体はそこそこ高めではあった。
  • 開発時の逸話
    小園中佐という人物は月光開発の前から良くも悪くも破天荒なアイディアを発案する事で有名であった。
    当たり外れも大きかったが二式陸偵への斜銃搭載は当たりで実際に戦果を得た。
    一見簡単に説明されているのだが実のところ様々な苦労はあった。
    そもそもこの頃の飛行機を夜間に飛ばすという事自体がかなり難しいのだ。
    特に問題だったのは二式陸偵という機が下方視界が悪く昼間でも着陸が難しいという特性の機体だった事である。
    パイロットは同乗しているコパイロットに地面の状況を見てもらい実況してもらいながら自身は地面がかなり見づらい状態で着陸するという動作を行っていた。
    それを地面の見えにくい夜間に行わなければならないのだからどれほど難しい事か。
    殆どのパイロットからは「狂気の沙汰」「着陸失敗して死ぬ覚悟が無きゃ無理」と評されるほどで月光及び二式陸偵のパイロットにはこの動作を行えるくらいの腕があるベテランパイロットが選ばれる場合が多かった。

この装備についてのコメント Edit

最新の15件を表示しています。 コメントページを参照

  • これあると航空隊熟練度擦り減りにくい気がする -- 2019-01-04 (金) 05:18:28
  • 小ネタの「この頃の飛行機を夜間に飛ばすという事自体がかなり難しい」だけど、当時でも日本陸軍航空隊は単座戦闘機でも夜間飛行スキルが必須だったので、ある意味日本海軍航空隊が一番夜間飛行については遅れていたんだよね。(そのかわり陸軍戦闘機は64戦隊みたいな例外を除いて洋上航法が全くできないけど) -- 2019-01-04 (金) 06:55:53
    • 確かに海軍の夜間飛行はあまり優れてなかったけどこの機(と月光)は陸軍の単座戦闘機とは違って三座の大型機で地面も全然見えなくて普通に昼でも離着陸が激ムズだから単純に比べられんけどな。たぶん夜間飛行スキルある陸軍のパイロットでもこの機扱えるくらいの腕のパイロットは限られてたはず。 -- 2019-01-13 (日) 03:22:02
  • 仮にE-2のMマスに飛ばす場合、これと陸攻3つと陸攻4つだったらどっちの方が良いんだろうか。 -- 2019-01-05 (土) 11:09:48
    • 熟練のページに書いてた、第一を陸攻4(手数で露払い)。第二を陸攻3+コレ(ダイソン狙い)で掘ってるけど今の所Mマス大破も稀になってるし良い仕事してる気がする -- 2019-01-05 (土) 18:25:59
  • 制空ボーナス、ダメージ補正について記載しました。 -- 2019-01-06 (日) 04:58:35
    • おつ。 射程8までの延長目的ならば付加効果重視でコレ、そうでないなら二式大艇って感じかな。 -- 2019-01-06 (日) 21:13:22
  • これがあると6-5でもスピットファイアや飛燕とかの行動半径4の陸上戦闘機でもボスに届くようになるんだな。触接と陸上偵察機補正が合わさったらどういうことになるか楽しみだわ -- 2019-01-07 (月) 00:32:38
  • 「ゲームにおいて」の「当機での延長では半径8以上には伸びない」だと上限7、って事にならんか? -- 2019-01-08 (火) 19:04:23
    • たしかに変な感じだね -- 2019-01-09 (水) 09:38:54
      • ひとまず誤解を受けないだろう表現に直しといた -- 2019-01-09 (水) 14:29:47
  • 現状、本装備の艦載機熟練度を上げる手段はない。 って事は熟練度下がっちゃったんだけど、戻らないって事? -- 2019-01-09 (水) 00:45:13
    • 残念長良、その通り -- 2019-01-09 (水) 09:37:36
    • そもそも初期熟練度0やんけ -- 2019-01-11 (金) 15:35:52
    • 熟練の方なら2まで付いてるからそっちでは? -- 2019-01-12 (土) 07:43:27
    • ああやっぱり熟練度上がらないんだ。運営は何故上がらなくしたのだろう… -- 2019-01-13 (日) 02:50:38
      • 多分バグじゃないかな。艦載機熟練度システムが実装された時に同じようなことあったし。 -- 2019-01-13 (日) 12:29:15
      • そもそも偵察機系(彩雲、二式大艇など)は基地航空隊では上がらないってのは前からの共通の仕様。しかしこれまでの偵察機系はすべて装備できる艦娘が存在し、出撃することで熟練度を上げることが可能だった。しかしこれは装備できる艦娘がいないので…おそらく運営の見落としというか失念というか -- 2019-01-14 (月) 20:21:55
  • 潜水クソガキ姫相手だと東海4より陸禎1+東海3の方が効果が高い気がする。戦闘機付けない場合でも硬い相手には居ると便利そう -- 2019-01-10 (木) 00:28:46
  • こいつ空襲で残り1機になった後は補充しなくても特に問題はないのか? -- 2019-01-10 (木) 21:30:22
    • 1スロ目が1機だと2スロ目が空襲で減るぞ。なお4機でもたまに2スロ目まで被害にあう模様(壱スロ-3,弐スロ-1) -- 2019-01-11 (金) 17:11:02
      • マジか‥知らなかったよ。ありがとう -- ? 2019-01-12 (土) 01:03:06
  • この触接補正というのに詳しく無いんだけど、それと攻撃隊の火力強化と重複したら場合、これが無い時と比べるとどの程度火力に差が出るの?知ってる人、教えて? -- 2019-01-13 (日) 10:18:23
    • 陸偵触接発生時だと陸偵無し触接無しに比べて攻撃力約1.32倍(陸偵補正1.125x触接補正1.17)。陸偵熟練だと触接補正が1.2になるので1.35倍。 -- 2019-01-13 (日) 11:54:08
      • 成程、サンクス。しかしそれだと攻撃隊4機と比べて陸偵+攻撃機3機のダメージ期待値はほぼ同じになるのかな。 -- 2019-01-13 (日) 12:27:53
      • 現状銀河が一機しか用意できないこと考えると陸偵入れた方がよさげだな -- 2019-01-13 (日) 17:51:36
      • 手数が減るのは痛いけど、銀河196、一式(◯◯型)166にもなる攻撃力は魅力だな... -- 2019-01-13 (日) 18:18:41
      • あ、でも陸偵補正はともかく触接は必ず発生するわけじゃないのか。索敵8の4機って高確率ってわけでもなさそうだし、制空均衡と干渉する問題もあるか。 -- 2019-01-13 (日) 18:21:39
      • これだけ攻撃力に補正が掛かるってことは「航空劣勢での調節」の重要性も同時に増したってことになるかな。制空権喪失した陸攻4は分の悪いガチャってのが加速しそう。 -- 2019-01-13 (日) 19:56:57
      • 昔はともかく、今回の運営は明らかに劣勢調整を認識して合わせてると思う。絶妙すぎる制空値調整だわ。 -- 2019-01-15 (火) 18:00:54
  • やっぱり陸偵自身には制空値は無いのかね? -- 2019-01-14 (月) 05:40:47
    • あるよ。水偵も制空値に参加してるのに陸偵が参加してないとか考えにくい。あとメタなこと言うと、制空値計算サイトとか普通にそれ込みで計算してるのにそれが違うと劣勢削りとかミスりまくってる。実際その通りにやって今回劣勢削りは成功してるから -- 2019-01-15 (火) 17:33:18
  • 熟練上げる方法無いって書いてあるけど「秋津洲」に載せて1-1周回で上げられますよ -- 2019-01-14 (月) 11:33:53
    • ごめん勘違いだった -- 2019-01-14 (月) 11:41:47
    • 秋津洲おりゃんから「へぇ~秋津洲って子は陸偵載せれるんだぁ…」って普通に思っちまったゾ…大艇のるしありえないってことはなさそうってさ -- 2019-01-17 (木) 22:46:21 New
      • 日進だったら乗せられそうな気がしなくもないのが・・・・いや、日進に陸系乗せられるようになってしまったら本気で秋津洲の息が止まっちまう -- 2019-01-19 (土) 17:19:11 New
  • 陸攻4よりは陸偵+陸攻3の方が期待できそうな感じだけど、陸戦+陸攻3と陸戦+陸偵+陸攻2だとどうなんだろう。さすがに手数減りすぎて不安になるんだが・・・ -- 2019-01-14 (月) 20:09:24
    • 今回は熟練二色64戦隊陸攻34陸攻22でぴったり劣勢だったように制空次第 -- 2019-01-14 (月) 20:26:04
  • 「ゲームにおいて」の誤字修正しました(伝聞→電文) -- 2019-01-19 (土) 17:05:21 New
  • なんだかんだこの装備めちゃ有用だよな 月光にしたくないです -- 2019-01-19 (土) 22:35:26 New
    • 月光はどうなるのかねー、長距離飛べて対爆と迎撃高めみたいな?敵味方双方に夜間空襲実装されてその時役立つとか? -- 2019-01-20 (日) 07:33:42 New!
お名前: URL B I U SIZE Black Maroon Green Olive Navy Purple Teal Gray Silver Red Lime Yellow Blue Fuchsia Aqua White




*1 https://twitter.com/syoukuretin/status/1068337770978979840、2018/01/06確認
*2 https://twitter.com/buntan_oic/status/1071719553229455360、2018/01/06確認
*3 https://twitter.com/syoukuretin/status/1068477784232587264、2018/01/06確認
*4 「長距離飛行と重武装を兼ね備えた双発戦闘機」の開発は世界的な流れでもあった。米陸軍のP-38を筆頭に、英空軍のモスキート、独軍のBf110、日本陸軍の二式複座戦「屠龍」などがこれに当たる。米海軍のF7Fは生産が後回しにされたため大戦での実戦記録はないが、後の朝鮮戦争では海兵隊が陸上から運用した。
*5 神野正美著 「台湾沖航空戦―T攻撃部隊 陸海軍雷撃隊の死闘」より
*6 二式陸上偵察機が採用になったのと同じ頃、二式艦上偵察機が採用になり18年4月にラバウルに配備された。