「本当に素晴らしい誕生日プレゼントだよ。有り難うトーマス、有り難うウィンストン。君達、今日二人で一緒に本当に役に立つ働きしてくれたなぁ。」
日本版タイトル | トップハム・ハットきょうのたんじょうび | ||
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英語版タイトル | Happy Birthday Sir! | ||
脚本 | シャロン・ミラー | ||
放送日 | ・2012年3月6日(オーストラリア) ・2012年3月15日(英国) ・2012年5月5日(米国) ・2012年11月30日(ドイツ) ・2012年12月2日(日本) ・2013年3月30日(ハンガリー) ・2014年8月30日(ノルウェー) ・2016年6月22日(韓国) | ||
日本話数 | 第385話 第17話(シーズン内) | ||
英国話数 | 第387話 第19話(シーズン内) | ||
この話の主役 | トップハム・ハット卿 (準主役:ウィンストンとトーマス) | ||
シーズン | 第16シーズン | ||
登場キャラクターA | トーマス、エドワード、ソルティー、ウィンストン | ||
登場キャラクターB | クランキー | ||
登場キャラクターC | ヘンリー、ゴードン、ジェームス、エミリー、ロージー | ||
登場キャラクターD | ビクター(言及のみ) | ||
登場人物A | トップハム・ハット卿、トップハム・ハット卿の付き人、トロッターさん、植木職人達 | ||
登場人物B | ハット卿夫人、トップハム・ハット卿のお母さん | ||
登場人物C | マロン駅の作業員、ナップフォード駅長、ブロンド髪の技師、先生、船の操縦士、野鳥観察者、洗濯屋の女性、ナップフォード駅長、ブレンダム港の作業員、トーマスの機関士、エドワードの機関士、エドワードの機関助手、灰色のベストを着た女性 | ||
登場人物D | 無し | ||
登場スポット | ・ナップフォード駅 ・ブレンダム港 ・ソドー運送会社 ・ゴードンの丘 ・マロン駅 ・トロッターさんの養豚場 ・囁きの森 ・風の鳴く森 ・ソドー整備工場(言及のみ) | ||
あらすじ | ・トップハム・ハット卿の誕生日、ソルティーはエドワードの昔話を語る。それを聞いたウィンストンは… | ||
メモ | ・タイトルに「~のたんじょうび」と付くのは第5シーズン『ハットきょうふじんのたんじょうび』以来である。 ・ウィンストン、正式に登場。 ・現時点でトップハム・ハット卿の若き日が見れる唯一のエピソード*1。 ・肖像権の関係か、誕生日なのに年齢は伏せられている。 ・今回もトップハム・ハット卿が誕生日を迎えたが、前科があるのか、弟は登場しない。 ・CGアニメになって初めて顔が映ったエドワードの機関助手。 ・ダックとダグラスとゴードンとトビーとハリーとバートに続いてエドワードの代理で列車の後押しを務めるエミリー*2。 ・トロッターさん、現時点でこの話以降台詞なし。 ・この話のエミリーは第11シーズン『ヘンリーのこううんなかしゃ』に続いて終始笑わなかった。 ・思い切り衝突されたのに無傷のトップハム・ハット卿の付き人(金髪の男性)。 ・ほとんど別行動していたトップハム・ハット卿の付き人2人。 ・クランキーとトップハム・ハット卿のお母さんとハット卿夫人は台詞無し。 ・客車が再利用されるのは、第7シーズン『ピーター・サムとティールーム』以来である。 ・この回では納谷六朗さんと田中完さんが共演した*3。 | ||
台詞 | ・ナレーター「トップハム・ハット卿はソドー島で働いている機関車達の事をとても誇らしく思っている。そして、皆が時間を守って誇らしげに走り役に立つ仕事をする為に何時も助け合って欲しいと思っていた。或る朝、トーマスはブレンダムの港にやって来た。」 ・トーマス「おはようソルティー。おはようエドワード。」 ・ソルティー「おやおや、まるでこのボディみたいに真っ赤な顔をしているなぁ。ハハハ。」 ・トーマス「そうだねぇ。朝から重い貨車を押したり牽いたりしてたから、でもまだ仕事が山済みなんだ。」 ・ナレーター「其処へ、トップハム・ハット卿がレール点検車のウィンストンに乗って現れた。そしてトーマスの直ぐ傍で止まった。」 ・トーマス「おはようございます!」 ・トップハム・ハット卿「おはようトーマス、今日は私の誕生日なんだ。其処で妻と母と一緒に此れから買い物に出掛けようと思っている。」 ・トーマス「おめでとうございます。」 ・トップハム・ハット卿「有り難うトーマス、今日は君の仕事にウィンストンを連れて行くんだ。ソドー鉄道の新しい仲間だ。君がウィンストンに役に立つ機関車の仕事を見せてあげるんだぞ。」 ・ナレーター「トーマスは嬉しくて顔を誇らせた。」 ・トーマス「分かりました。お任せ下さい!」 ・トップハム・ハット卿「其れからお茶の時間に此処まで迎えに来てくれ。」 ・ソルティー「今日は特別な日だぞ相棒!実は、前にエドワードが教えてくれた話がある。誕生日に関する話。トップハム・ハット卿がまだ若かった頃の話。」 ・ナレーター「トーマスは興味津々になった。」 ・トーマス「教えてソルティー。」 ・ナレーター「ソルティーは微笑んだ。」 ・ソルティー「そうだなぁ。其れは其れはず~っと昔のその昔、エドワードがソドー島にやって来たばかりの頃の事だ。毎年自分の誕生日になると、トップハム・ハット卿はエドワードと一緒に全ての駅を訪れて乗客達のバースティケーキを食べていたんだ。彼はソドー島で一番古いお気に入りの客車に何時でも乗って居た。エドワードより前から居る客車だ。」 ・エドワード「その客車が本当にお気に入りでね。あの笑顔は忘れられない。まるで青空の様な笑顔だった。」 ・ナレーター「トーマスとウィンストンはじぃーっと聞いていた。クランキーまでにも耳を傾けている。彼等は吃驚して目を丸くしていた。」 ・ソルティー「アァー、だけど、最近はその客車を見た奴は誰も居ない。もう何年もな。其れじゃあまた仕事に戻るとしようか。」 ・ナレーター「トーマスも走り出す準備をした。」 ・トーマス「僕等も急ごうウィンストン。仕事が一杯だ。」 ・ウィンストン「そうだねトーマス、其れじゃあ出発しよう。」(短縮初台詞) ・ナレーター「でも、ウィンストンは仕事を考えていなかった。彼はトップハム・ハット卿と誕生日の事を考えていたのだ。トーマス達はマロン駅にやって来た。」 ・トーマス「お願い急いで!今日は大忙しい何です!よしウィンストン、次はトロッターさんの所だ。林檎を届けに行くよ。」 ・ナレーター「でも、ウィンストンの返事は無かった。いつの間にか姿を消していたからだ。」 ・トーマス「ウィンストン?ウィンストン!?何処に居るの!?」 ・ウィンストン「一寸探し物をしていたんだよ。」 ・トーマス「そんなの役に立つ機関車の仕事じゃないよ。行こう、急がなくちゃ。」 ・ナレーター「ウィンストンはまだ話の続きがあった。でも、トーマスはウィンストンの話を全く興味がなかった。仕事が山積みだったからだ。彼等はトロッターさんの所にやって来た。」 ・トーマス「林檎を持って来ましたトロッターさん。」 ・トロッターさん「どうも有り難うトーマス。時間通りだね。役に立つ機関車だ。」 ・ナレーター「其れを聞いて、トーマスはとても嬉しかった。」 ・トーマス「よしウィンストン、次は丸太を受け取りに囁きの森まで走るよ。」 ・ナレーター「でも、ウィンストンの返事はなかった。いつの間にか姿を消していたからだ。」 ・トーマス「ウィンストン!ウィンストン!何処に居るの!?」 ・ウィンストン「御免よトーマス、一寸探し物を…」 ・トーマス「役に立つ機関車は探し物をするんじゃなくて、時間通りに走るんだよ。さあ行こう!」 ・ナレーター「ウィンストンにはまだ話があった、でも、トーマスは既に次の仕事しに走って行ってしまった。囁きの森で作業員はトーマスに会えて嬉しそうだった。」 ・植木職人達「有り難うトーマス。」 ・トーマス「トップハム・ハット卿を迎えに急いで戻らないと。行こうウィンストン。」 ・ナレーター「でも、ウィンストンの返事は無かった。今度も姿を消していたからだ。」 ・トーマス「ウィンストン!ウィンストン!何処に居るの!?」 ・ウィンストン「探し物を見つけたかも知れない。」 ・トーマス「探し物を暇は無いんだよウィンストン、トップハム・ハット卿が待ってる。僕の前を走るんだ。又、居なくならないようにして。」 ・ナレーター「こうして、トーマスはウィンストンの後ろにぴったりとくっついて走り合わせた。ウィンストンは音を立てながらゆっくり線路を走った。彼は左を見て右を見て何か探している。」 ・トーマス「ウィンストン!もう直ぐお茶の時間になるよ!もっと急いで走らないと!」 ・ナレーター「其処で問題が起きた。トーマスは急いで走る事をばかり考えていたので、ウィンストンがスピードを落とした事に全く気付かなかったのだ。」 ・トーマス「うわぁ~!!」 ・ウィンストン/トップハム・ハット卿の付き人「あぁ!」 ・トーマス「あぁ…!」 ・ナレーター「幸いにも怪我人は居なかった。しかし、トーマスはムッとしていた。」 ・トーマス「ウィンストン!役に立つ機関車の事を教えているのを頼まれたのにこれじゃあ台無しだよ…!其れにもうトップハム・ハット卿の誕生日に間に合わないや…。」 ・ナレーター「ウィンストンは微笑んだ。トーマスを怒らせる気は無かった。」 ・ウィンストン「でも、トーマス、実は、トップハム・ハット卿に凄く喜んで貰う物を見つけたんだ。」 ・ナレーター「トーマスは不思議に思った。」 ・トーマス「さっきから何を探していたの?」 ・ウィンストン「トップハム・ハット卿の客車だよ。昔、自分の誕生日に乗ってたあの古い客車だ。」 ・ナレーター「トーマスは今度はウィンストンの話に興味津々だった。もっともっと知りたくてワクワクした。」 ・トーマス「それ何処にあるの?」 ・ウィンストン「ほらトーマス、アレがそうだよ。」 ・トーマス「うわぁ!アレが古い客車か!ソルティーの言う通りだ!良く見つけたねウィンストン!一緒にソドー整備工場まで運んで行こう!ビクターに行って綺麗にして貰えばトップハム・ハット卿への特別な誕生日になるよ!」 ・ナレーター「トーマスの言葉を聞いて、ウィンストンは満足そうな笑顔を浮かべた。トーマスとウィンストンが港に着くとトップハム・ハット卿が待っていた。」 ・トップハム・ハット卿「トーマス、遅刻だぞ!一体何をしていたんだ?」 ・トーマス「すみませんでした。何故遅れたか説明させて下さい。ナップフォード駅迄一緒に来て貰えませんか?」 ・トップハム・ハット卿「よし!いいだろうトーマス。私はウィンストンで行こう。」 ・ナレーター「トーマスはナップフォード駅に着くと、トップハム・ハット卿とウィンストンを待った。」 ・トップハム・ハット卿「さあ着いたぞ。何故ナップフォード駅に連れて来たんだ?」 ・ナレーター「その時、エドワードがやって来た。あの古い客車を牽いている。トップハム・ハット卿は思わず自分の目を疑った。」 ・トップハム・ハット卿「おぉ!!これは…!そう勿論覚えているぞ。昔、毎年誕生日に此れに乗って居たんだ。」 ・トーマス&ウィンストン「誕生日おめでとうございます!!」 ・ナレーター「トップハム・ハット卿は笑顔を浮かべた。」 ・トップハム・ハット卿「本当に素晴らしい誕生日プレゼントだよ。有り難うトーマス、有り難うウィンストン。君達、今日2人と一緒に本当に役に立つ働きをしてくれたなぁ。」 ・ナレーター「其れを聞いて、トーマスとウィンストンは心の底から嬉しかった。」 | ||
英国版CV | ・ナレーター:マイケル・アンジェリス ・トーマス:ベン・スモール ・エドワード/ソルティー/トップハム・ハット卿/植木職人達:キース・ウィッカム ・ウィンストン/トロッターさん:マット・ウィルキンソン | ||
米国版CV | ・ナレーター:マイケル・ブランドン ・トーマス:マーティン・シャーマン ・エドワード:ウィリアム・ホープ ・ソルティー:キース・ウィッカム ・ウィンストン:マット・ウィルキンソン ・トップハム・ハット卿/トロッターさん/植木職人達:ケリー・シェイル | ||
日本版CV | ・ナレーター:ジョン・カビラ ・トーマス:比嘉久美子 ・エドワード:佐々木望 ・ソルティー:石野竜三 ・ウィンストン:羽多野渉 ・トップハム・ハット卿:納谷六朗 ・トップハム・ハット卿の付き人(金髪の美男)*4/植木職人達:酒巻光宏 ・トロッターさん:田中完 | ||
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