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週刊ベースボールの呪い

Last-modified: 2019-10-14 (月) 19:50:28

ベースボール・マガジン社が刊行する野球情報誌『週刊ベースボール』に特集されたチーム・選手が、プロ・アマを問わず極度の絶不調に陥るというジンクスのこと。
週刊ベースボールサイドも自ら「週べ*1の呪い」と呼んでいる


2015年 Edit

春季キャンプや高校選抜に向けて特集した選手らが次々と不振・怪我に陥るなど、開幕前から予兆があった。

 

4月29日に「下馬評を覆せ! 強竜復活」と中日ドラゴンズを特集。するとスタートダッシュの勢いを失い5位まで転落。
5月27日に「17年ぶりのVへ突き進め! 熱き星たちよ!!」と横浜DeNAベイスターズを特集。すると直後に首位から引き分けを挟んで12連敗、交流戦歴代最低勝率.176を叩き出す。それでも前半戦を首位で折り返すが、7月29日に2度目の特集「BAY DREAMS COME TRUE!夢を叶える星たちよ!!」を組まれた結果、前半戦首位ターンから最下位というプロ野球史上初の不名誉記録を打ち立ててしまった。

9月2日に「セ界制覇へ突き進め Vやで!タイガース」と、既視感のあるタイトルで首位・阪神タイガースを特集。すると直後から連敗し首位陥落、最後は借金1の3位に終わり、2008年の再来となってしまった。また、パ・リーグの福岡ソフトバンクホークスも同様にシーズン最多の5連敗を喫するなど、ファンにとっては悪夢でしかないレベルで猛威をふるい続けた。

 

シーズン終了後もWBSC世界野球・プレミア12の特集を行った結果、その発売翌日の試合で侍ジャパンは敗退してしまうなど、呪いは年間を通して猛威を振るったのだった。

2016年 Edit

ソフトバンクは交流戦で13勝4敗1分、広島以外の5球団に勝ち越しを決めるなど勢いに乗っていたが、7月13日にプロ野球史上最速のマジック点灯の可能性も噂されたことで特集が組まれる。するとソフトバンクは謎の失速、最終的には15連勝などで猛追した北海道日本ハムファイターズに最大11.5ゲーム差をひっくり返される歴史的V逸を引き起こした。
ただし広島東洋カープは特集を受けながらも25年ぶりのリーグ優勝を果たし、またDeNAも悲願のCS初出場を特集されたがファーストステージで読売ジャイアンツを破ったため「呪いは終わりを告げた」という意見も多い。

2017年 Edit

2月13・20日合併号においては「侍戦士世界一宣言」と第4回WBCの侍ジャパンを特集した結果、日本は前大会に続いて準決勝で敗退
プロ野球開幕後の6月19日号では、阪神が特集された直後に6月17日から8連敗。さらに7月10日号では、当時パ・リーグ首位だった東北楽天ゴールデンイーグルスが「イーグルスVへの可能性を探る」と言うタイトルで特集されると、故障者続出と極度の打撃不振、そして首位ホークスと-1.0ゲーム差で迎えた2017年8月15日西武戦における「コラレスショック」により首位陥落からの6連敗。結局そのまま前年の被害者であるソフトバンクにリーグ優勝をさらわれるどころか、猛ブーストをかけてきた西武にも追い抜かれ、レギュラーシーズンを3位で終えることになった。
そして阪神と2位を争う快進撃に伴い「夏に輝け!熱き星たちよ」と特集を組まれたDeNAは13連敗から立ち直った巨人の逆襲で7.0ゲーム差をひっくり返されまさかの4位後退。DeNA自体が失速なく貯金生活を続ける中で見舞われた惨劇は呪いの再燃であるとファンの悲鳴を呼んだが、その後再逆転しAクラスを死守。一昨年の悪夢を昨年同様に振り払った。

 

なお、広島は前年に引き続いて7月31日号や10月2日号にて特集されたものの、問題なくセ・リーグ連覇を果たした模様。広島には呪いを弾き返す何かがあるのだろうか…
と思いきや、CSファイナルステージでその呪いが襲いかかった模様

そしてクライマックスシリーズ1stステージは10月9日号で「クライマックスへの死闘 逆襲の猛虎」と、10月23日号では「横浜旋風」と両軍ともに特集されるというある意味フェアな状況下で開催。
第1戦は2-0で阪神が完封勝利し、第2戦は日程に余裕がないためか雨の中で強行した試合は6-13でDeNAが制す。そして雨天中止を挟み、ファイナルステージ進出が懸かった第3戦は先発・能見篤史が初回途中3失点KOされるなど1-6でDeNAがレギュラーシーズンでの相性を覆し勝ち上がった*2

なお、一応は回避されたものの、ソフトバンクも11月6日号(日本シリーズ開幕3日前発売)で「我が手に日本一を! ソフトバンクが日本シリーズへ」と言うタイトルで特集されるが、DeNA相手に3戦先勝した後に2連敗を喫し、更に第6戦では9回で同点に追い付き、延長11回でサヨナラ勝ちを収めると言うギリギリの闘いの様相となっていた。

2018年 Edit

2月26日号では最強!左腕カルテットと題してDeNAが誇る先発左腕4人を特集。しかし今永昇太濱口遥大が怪我で開幕に間に合わず今永は復帰後も炎上続きで先発が軒並み不在のチーム事情からそのまま投げ続け終わってみれば4勝11敗*3。濱口も復帰後は援護が貰えなかったり中継ぎに勝ちを消されたりと中々勝ちが付かず7月に初勝利。押し出しグランドスラムもあったが状態は今永・石田と比較して良かったのだがシーズン負け越し。石田は開幕投手を務めたものの援護があってもすぐ吐き出す不安定なピッチングが原因で先発を剥奪されて一時期は中継ぎに回された*4。結果的に下馬評通りの活躍をしているのがルーキーながらタイトル争いも狙える成績を残し新人王を獲得した東克樹のみという状態に陥った。

4月23日号で菅野智之、日本球界に復帰した上原浩治を特集した所、菅野は開幕から2試合連続の炎上で防御率6点台、上原は開幕5試合目でDeNA相手に炎上、負け投手になったのを皮切りに大事なところで飛翔して負けの原因を作るようになっている。
巨人は週ベ自身がアンチ寄りの論調を多く示すため、相対して誌上で特集されることも少なかった*5。しかし、この結果により「法則が発動することはほぼない」と見ていた巨人ファンをも戦慄させることとなってしまう。

5月9日号では山賊打線で首位独走をしていた埼玉西武ライオンズを特集。このとき埼玉西武は直前のGW9連戦は7勝2敗、そのうち特に対楽天戦6戦全勝計55得点と絶好調であった。しかし、発売前日の5月8日対ソフトバンク初戦において0-5で完封負けを喫すると、続く発売日5月9日も0-3完封負け。さらに、11・12日の千葉ロッテとの連戦では投手陣が総俺達化して23失点、打線も繋がらず2試合でわずか5得点で4連敗。3戦目を拾い3タテこそ回避*6したものの、続く東京ドームでの日ハム戦では再び連敗を喫した。特にこのカードでは、開幕当初弱点とされた裏ローテ(カスティーヨと十亀)が2試合で3失点と粘ったにも関わらず、自慢の打線が2試合連続0封と言う有様。週ベ発売カードからの7戦中半分以上の4戦が完封負けと言う沈黙ぶりを見せ、なんJ民に週ベの呪いを再認識させる結果となったものの、それ以降は呪いの影響をほとんど受けることなく山賊打線は猛威を奮い続け新生俺達の猛威も鎮静化したこともあり見事リーグ優勝を果たしたのである・・・

しかし、昨年の広島同様に呪いの恐ろしさはCSでも起きてしまった。
レギュラーシーズン2位のソフトバンクが1stで日本ハムを撃破しファイナルステージで西武と対決。レギュラーシーズン直近2つの連戦でソフトバンク相手に圧勝していた事から、やや西武が有利と思われた。
ところが、初戦は4-10で敗北。第2戦で13-5でアドバンテージ分含め勝ち越しとするも、第3戦で4-15、第4戦で2-8と連敗し逆王手を掛けられる。そして迎えた第5戦を5-6で落とし、下克上を許す事となった。パリーグにおける下克上自体はロッテがソフトバンクに果たした2010年以来8年ぶりであり、改めてこの呪いの恐ろしさを痛感させられる結果となった。

6月6日号ではメジャーでも二刀流を実現させて話題となった大谷翔平を特集。直後の8日には右肘内側側副じん帯損傷で故障者リストに入ってしまった*7

9月17日号では3連覇が間近な広島カープを特集。発売当日の5日から広島は5連敗を喫している*8

2019年 Edit

2019年になっても呪いは健在で3月25日号では広島カープを大特集。その後広島は開幕10試合で3勝7敗と絶不調に陥っている上、開幕から4月20日の対DeNA5回戦までカード勝ち越しなしが続いていた。さらには4月10日の対ヤクルト戦では10回の表だけで12失点の大炎上喫した
5月27日号でも再度カープを特集。すでに8連勝していたもののその後の4連敗の記憶も新しく、再度呪いが発動するのではと恐れられる反面、「監督は何を考えているのか」の火の玉ストレートな記事名や逆神達川光男の「まだまだ4連覇はイケると思うよ」の不穏なセリフが笑いを呼んだ。しかし発売後は発売前日から11連勝しており、呪いは発動しなかったと見られていたが、交流戦は最下位を独走するなど呪いは健在である。しかも交流戦後1勝も出来ず瞬く間に10連敗を喫しついに勝率が5割を下回る凄まじい威力を発揮した。
9月2日号でも三度特集されるが、発売直前にサビエル・バティスタのドーピング疑惑が発覚してしまった。
6月17日号で阪神タイガースのジョンソン・近本・梅野を特集。しかしこの号が発売された頃、ピアース・ジョンソンは戦線離脱*9し、近本光司は突如極度の大不振に陥り成績は急降下。その後はさらに梅野隆太郎が3回目のフラグを立ててしまい、それも加算し直後から1分を挟んで6連敗を喫するなど一時は交流戦最下位に転落する有様で最終的には交流戦を10位で終えた。それ以降も小~中規模の連敗を繰り返す状態である。

6月24日号では楽天を特集。すると楽天は10連敗を喫し、4位に転落した。

8月12日号ではDeNAを特集。その発売日当日、チームの要だった伊藤光が離脱。さらに8月3日にスペンサー・パットン、8月7日に宮崎敏郎が続けざまに離脱。しかも全員骨折である。伊藤と宮崎は治りが早く9月に復帰できたがパットンはシーズン中の復帰はできなかった他、離脱にこそ至らなかったもののロペスや大和にもアクシデントが起きている。他の控え捕手と内野手がここまで不甲斐ない*10こともあり、横浜ファンを阿鼻叫喚の地獄に突き落とした。さらに8月後半には優勝争い真っ只中なのにも関わらず先発要員の東克樹濱口遥大が怪我で戦線を離脱。精神的な支柱である石川雄洋、主砲の筒香嘉智まで離脱するなどアクシデントは増える一方でプレイ外のトラブルも立て続けに起こっている*11。これらの要因からか8月以降セ・リーグBクラスのヤクルト・阪神・中日それぞれにビジターゲームで痛恨の3タテを食らうなど一時の勢いを削がれ、低迷していた巨人を抜けず目の前での胴上げを許してしまった。

同号の次号予告では巨人の先発勝ち頭である山口俊の特集を発表。するとまだ発売前にも関わらず山口が短期とはいえ離脱してしまい、復帰後もしばらく離脱前のように成績は伸びず、チームもしばらく失速気味になり、予告されるだけで呪いが発動してしまった。

9月16日号では西武を特集したが、この時は呪いが発動することなくリーグ連覇を達成している。しかし、クライマックスシリーズでは一勝もできずソフトバンクに敗退してしまった。

関連項目 Edit






*1 当然だが「“週”刊“ベ”ースボール」の略。
*2 10勝14敗1分、ただし最後の5連戦は3勝1敗1分
*3 11敗はリーグ最多敗。防御率も6点代で飛翔数もイニングが少ないのも関わらずリーグトップクラスという惨状だった。
*4 その後は今永が便利屋中継ぎに回ったことにより先発復帰。援護吐き出し癖は治らずじまいだったがある程度の復調の兆しは見せた。
*5 ただしこの件に関しては特集された後の結果も相まって「週べの呪いが発動するならなんで巨人アンチなのに巨人を特集しないんだ」と批判されている。
*6 千葉ロッテのエドガー・オルモスが足で揺さぶられて牽制悪送球などで0-6と自滅したため。
*7 なお6月9日現在、平野佳寿以外の全員がマイナーや故障者リスト入りする惨状である。
*8 なお、同日新井貴浩が引退を発表したため、そのショックもあったと思われる。
*9 とは言っても序盤からの登板過多を心配した首脳陣が「リフレッシュのための休養を与えた」ということらしい。
*10 主な控えは捕手は嶺井博希戸柱恭孝、内野手は倉本寿彦やルーキーの伊藤裕季也だが、前者2人は打撃が壊滅的で嶺井に関しては後逸を頻発するなど守備にも問題がある。後者二人はかなりの守備難で問題があり、伊藤は打の面では問題はなかったが倉本はオープン戦から打撃不振が続いていた。以上のことからラミレス監督は空白となったサードに5年前にチーム事情から外野に転向した筒香嘉智を起用することとなった。
*11 乙坂智文春砲井納翔一桑原将志の交通事故等。なお綾部翔の件に関しては発売前である。