フィールド/雷

Last-modified: 2024-11-08 (金) 22:23:52

目次

概要

  • 気象現象の一つ。雲と雲の間、または雲と地表の間に生じる大規模な放電現象。
    最も身近な自然災害の一つであり、
    昔から「地震雷火事おやじ*1」と言われるように日常生活の脅威の筆頭格とされる。
    実際その威力は凄まじく、その電圧は数万、一説には数億ボルトにまで達すると言われ、
    絶縁体がほとんど意味を成さないほどの莫大なエネルギーを持つ
    (空気も一種の「絶縁体」であり、雷はそれを貫いて降ってくる)。
    無論、生物がその直撃を受けようものならまず無事では済まない。
    発生の際には凄まじい轟音(雷鳴)や強い閃光(稲妻)を伴い、
    これらの理由から雷を苦手とする人は老若男女を問わず少なくない。
    • ちなみに、電圧そのものは凄まじいのだが、雷は轟くと同時に一瞬で消えてしまうため、
      雷を利用して蓄電を行うことは現在の技術ではほぼ不可能とされている。
      しかし、その莫大なエネルギーが極めて有益な存在であることに変わりはないため、
      科学者たちは今日も雷のエネルギー転用の実現を目指して研究を続けている。

フィールドギミックとしての雷

  • モンハンにおいても当然のごとく雷は起こる。
    当記事ではこの内フィールドギミックとして雷が発生するものを挙げる。
    モンスターの攻撃手段としての雷についてはこちらを参照のこと。
  • 無印のE3出展映像では、冒頭の平原を走るシーンにて落雷を見ることが出来る。
    構想としては当時から存在したものの、何らかの事情でオミットされたのだろうか。
    あるいは、キリンの存在を示唆していた……のかもしれない。

MH2~MHP2G

  • MH2系列作品では、フィールドが悪天候となっている際に爆雷針というアイテムを用いることで、
    自発的に落雷を発生させてモンスターを攻撃することが可能であった。
    当時は雨、嵐、吹雪などでは火薬が湿気てしまい、タル爆弾が使用できないという仕様があったため、
    その代用として登場したアイテムである。
  • MH2のベースを受け継いでいるMHFにも続投しているが、
    メインシリーズではMH3でリストラされ、その後登場の機会は今のところ与えられていない。
    タル爆弾も雨中はおろか水中でも使えるようになったのでお役御免ということだろうか。

MHWilds

  • MHWildsに登場する禁足地の一角、隔ての砂原では異常気象が発生した際に雷が見られることがある。
    このフィールドにおける異常気象とは砂嵐であり、視界が悪い中にが降り注ぐという危険な天候となる。
    異常気象中は実際にフィールドに落雷が発生し、
    当たったモンスターにダメージが発生したり、草地に火がついたりする。
    • 隔ての砂原には、硅砂に高電圧の落雷が落ちる事で発生するフルグライト及び蒼雷晶がそこら中に生えている。
      定期的に大規模な落雷が発生するが故の光景と言えるだろう。
      一方、砂原には各所に避雷針のような高い岩柱「吸雷岩」が立っており、落雷を幾分か吸収している。
    • 生息するモンスターもこの環境に適応している種が存在する。
      小型モンスターであるケラトノスは雄が背中に避雷針のような背角を持ち、
      自身が雷を受けて地面に逃がすことで周囲のメスを守るという生態が築かれている。
      また、頂点捕食者である大型モンスターのレ・ダウは落雷を受けて発電し、自身の放電能力に利用している。
  • 自然現象としては、火山雷のように細かい粒子が擦れ合うことによって摩擦電気が発生し、
    砂の粒子が帯電することで雷雲が形成され、電位差が一定以上になることで落雷するというメカニズムであると考えられる。

MHF

  • 高地では天候変化が激しく、悪天候時は豪雨に加えて落雷が発生する。
    背景の話ではない。本当にハンターやモンスターの周囲に落ちてくるのである。
    予兆として落雷地点にはぼんやりと青い光が見えるが、落雷地点に規則性らしきものはない。
    このためモンスターの攻撃を回避した際に予期せぬ落雷を受けるケースが多かった。
    • 落雷を受けると、ダメージだけでなく麻痺させられてしまう。
      モンスターの行動によるものではないため落雷タイミングも不規則であり、厄介なギミックである。
    • ただ、モンスター側もこの落雷を受けることで麻痺状態になる場合がある。
      当然ながら攻撃チャンスになるため、必ずしもプレイヤーの不利益にばかりなるものではない。
      モンスターに落雷が当たると全身を包み込むように雷エフェクトが出るため*2
      ある程度は麻痺の蓄積状況を把握できたりもした。
    • 高地に生息する小型モンスターの内、ブルックは雷雨になると洞窟へ避難する素振りを見せる。
      一方のエルペはあまり反応しないため、落雷を受けて死んでしまうこともある。
  • 悪天候になるとグレンゼブル怒り状態に移行する。
    これは天候の悪化に乗じて勝負を決めるためのもので、激昂した蛮竜の猛攻が相まって高地は激戦地と化す。
    特に剛種では落雷からの即死コンボが非常に危険で、
    尻尾を地面に突き刺して避雷針の如く雷を誘導する技までもつ。
    この尻尾の棘は高速で一回転しながら射出するのだが、発射された棘自体も脅威的な破壊力を持つ。
    • グレンゼブルは落雷を克服してはいないものの、麻痺に対するカウンターギミックがあり、
      自身の麻痺が解除された直後に麻痺ガスを噴射する行動を取る。
      知識がないと「気付いたらこっちが麻痺していた」という状況になりかねない。
  • クアルセプスは特殊であり、荒天になると雷エネルギーを扱えるようになる
    晴天時は火属性の閃光攻撃を行うが、荒天時には雷属性の麻痺攻撃を行ってくるのである。
    他のフィールドではどちらかしか扱えないが、天候変化のある高地では両方を行使できる。
    • また、クアルセプスは落雷を受けても他モンスターのように感電エフェクトが発生しない
      体に纏う鉱石が落雷を受け流しているらしく、落雷をスルーしてしまうのである。
      このため、クアルセプス戦では単純に落雷はハンター側にのみ圧力として伸し掛かってくる。
  • ヒュジキキの場合は荒天時に行動が大きく変化する。
    特に辿異種の場合はグレンゼブルのように「避雷針」としての棘を濫用してくる。
    ハンター自身に巨大な避雷針が刺さる「避雷針やられ」なる状態異常で攻めてくるため、
    晴天時よりも脅威の度合いが大きく増す。

その他

  • 原生林のエリア8や遺群嶺のエリア8は雷雲のかかった高地が舞台であり、
    背景には常に雷が鳴り響いている。
    しかしあくまで演出であるため、ハンターとモンスター双方に影響はない。
  • 他にも、地底火山のエリア2や龍結晶の地の火口付近では
    立ち昇る噴煙に稲妻が発生している様子が観察できる。
    これは現実世界でも見られる「火山雷」という自然現象で、火山灰の粒同士が摩擦により
    電気を帯びた結果発生するものである。

余談

  • 雷は一般的に「高い場所」や「先端が尖ったもの(細いもの)」に引き寄せられると言われている。
    この特性を利用してモンスターへの攻撃手段として転用したのが爆雷針である。
  • なお、1A以上の電流が人体に直接流れると理論上は確実に即死する。
    人体の電気抵抗値は、乾燥時が100000Ω、濡れている状態だと1000Ωなのだが、
    後者の場合だと、100Vでも非常に危険な状態と言える。
    条件さえ揃えば低電圧でも十分死亡事故が起きる可能性はあるため、
    電気設備を扱う業界では感電死の危険性がある42Vを「死にボルト」という語呂合わせで呼び、注意を促している。
    ちなみにスタンガンの電気ショックの電流は約10mAとされるが、
    この時点で人体は強い電気ショックを感じる。
    30~50mA程度の電流が流れると心臓停止の危険性を孕むレベルの電気ショックとなり、
    100mAになれば、ほぼ全ての場合において心臓が停止する(意味上は即死と同義)。
    • しかし、雷は言わば物凄い強力な静電気であるため、
      雷に撃たれたが生きていたという例も存在する。
      これは雷が持つエネルギーが低かった、あるいは電流が体内を流れず、体表を伝うように流れたなど
      脳や内臓に深刻なダメージが加わらなかったために絶命を免れた稀有な例である。
      ただし一命を取り留めたとは言っても、酷い火傷を負ったり、神経系に重大な後遺症が残ったりする場合がほとんどである。
      ちなみに静電気は鉄等に触れてバチッと来るのが約3000V、
      人体で蓄積できる最大が約4万Vである。
      流れる間も無く一瞬で消えるため、静電気で死亡したという例はまず無い。
    • これとは別に、眼球に直接静電気を浴びると失明することがある。
      冬場にセーター等の発生しやすい服を着脱する際には特に注意した方がいい。
      着脱時にセーターの生地の合間に走る電光は見る分には美しいかもしれないが、危険なため極力目を閉じて着脱しよう。
  • 前述の通り、現実世界の雷は生き物が浴びればまず無事では済まない。
    しかし、ゲーム中のハンターはキリンの放つ落雷が直撃しようが爆雷針の誤爆に巻き込まれようが、
    決して絶命することは無い。ついでに一切の後遺症も残らない。
    あれらは正真正銘の雷そのものであるにもかかわらず、である。
    それにも耐えるハンターが超人だからなのか、それともMH世界の雷は現実世界のそれより威力が弱いのか、
    真相は不明である。
    • 身も蓋もないことを言ってしまうと「ゲーム的な都合」であり、
      落雷を受けてもモンハンと似たようにダメージを受けるだけで済むと言うゲームは他にも数多い。
      この辺りはムービー銃よろしくゲームのお約束のように扱われているため、あまり深く突っ込むのも無粋だろう。
      とは言え、中にはそのお約束を破り撃たれると本当に即死してしまって、
      逆にプレイヤーに衝撃を与えてくる、なんてゲームも潜んでいたりする。
  • 現実で近くで雷鳴が鳴っているような時は、インターネットをはじめとした電波回線全般が不安定になりやすい。
    また、すぐ近くで落雷が起きると停電が発生することもある。
    せっかくモンハンをやっていて強敵に打ち勝ったり、レア素材が手に入ったとしても、
    突然のエラー落ちや停電で全てがパーになってしまってはショックの大きさは計り知れない。
    現実で大気の状態が不安定だったり嵐が起きていたりする時は、そう言ったことが起こるリスクも考えてひと狩り行こうぜ!
    • これらは「雷サージ」と呼ばれる発雷地点周辺で起きる異常電流が主な原因でだいたいすぐに直る。
      だが、たまに落雷が直撃し電柱や鉄塔、電波設備などが直接破壊されて発生してしまうこともあり、
      そう言った場合は復旧までかなり時間を要することが多い。

関連項目

フィールド/雨
フィールド/雪
システム/雷属性
アイテム/爆雷針
アクション/雷


*1 本来は「地震雷火事大山嵐」で、地震、雷、火事に加えて台風を指していた言葉であるとする説もある
*2 クアルセプスを除く。