目次
概要 
- 気象現象の一つ。雲と雲の間、または雲と地表の間に生じる大規模な放電現象。
最も身近な自然災害の一つであり、
昔から「地震雷火事おやじ*1」と言われるように日常生活の脅威の筆頭格とされる。
実際その威力は凄まじく、その電圧は数万、一説には数億ボルトにまで達すると言われ、
絶縁体がほとんど意味を成さないほどの莫大なエネルギーを持つ
(空気も一種の「絶縁体」であり、雷はそれを貫いて降ってくる)。
無論、生物がその直撃を受けようものならまず無事では済まない。
発生の際には凄まじい轟音(雷鳴)や強い閃光(稲妻)を伴い、
これらの理由から雷を苦手とする人は老若男女を問わず少なくない。- ちなみに、電圧そのものは凄まじいのだが、雷は轟くと同時に一瞬で消えてしまうため、
雷を利用して蓄電を行うことは現在の技術ではほぼ不可能とされている。
しかし、その莫大なエネルギーが極めて有益な存在であることに変わりはないため、
科学者たちは今日も雷のエネルギー転用の実現を目指して研究を続けている。 - 余談ではあるが、1A以上の電流が人体に直接流れると理論上は確実に即死する。
人体の電気抵抗値は、乾燥時が100000Ω、濡れている状態だと1000Ωなのだが、
後者の場合だと、100Vでも非常に危険な状態と言える。
ちなみにスタンガンの電気ショックの電流は約10mAとされるが、
この時点で人体は強い電気ショックを感じる。
30~50mA程度の電流が流れると心臓停止の危険性を孕むレベルの電気ショックとなり、
100mAになれば、ほぼ全ての場合において心臓が停止する(意味上は即死と同義)。- しかし、雷は言わば物凄い強力な静電気であるため、
雷に撃たれたが生きていたという例も存在する
(これは落雷に付加された電流が異様に低いことにより、
莫大な電圧を伴っていても実質的な熱量が非常に少ないといった希少な例だが)。
ちなみに静電気は鉄等に触れてバチッと来るのが約3000V、
人体で蓄積できる最大が約4万Vである。
流れる間も無く一瞬で消えるため、静電気で死亡したという例はまず無い。 - これとは別に、眼球に直接静電気を浴びると失明することがある。
冬場にセーター等の発生しやすい服を着脱する際には特に注意した方がいい。
- しかし、雷は言わば物凄い強力な静電気であるため、
- ちなみに、電圧そのものは凄まじいのだが、雷は轟くと同時に一瞬で消えてしまうため、
モンハンにおける雷 
モンスターの放つ雷 
- モンスターの繰り出す電撃の威力は種や個体によっては落雷に匹敵、あるいはそれをも凌駕するという。
「放電攻撃」なども挙げるとキリがないため、
ここでは「空中から地上に向けて電撃を落とす攻撃」に限定して紹介する。
キリン 
- 雷そのものを操り、武器とする初代モンスター。
- 落雷のパターンは複数種類あり、MHP2まで及びMHFの場合と、MHP2Gの場合とで予備動作が異なる。
前者ではほとんどの落雷攻撃が「上体を起こして嘶き、落雷を発生させる」というものだが、
後者ではこのモーションは周囲に八本の雷を落とす攻撃に限定して使用されるようになり、
それ以外の落雷攻撃は別のモーションが用意されている。
そのため、後者のほうが落雷パターンの予測が容易で、非常に回避しやすい。
- 落雷のパターンは以下の通り。
- 目の前に五本の雷を落とす
- 自身に三本の雷を落とす
- 正面一直線上に五本の雷をバラバラに落とす
- 周囲に八本の雷を落とす
MHP2Gではうめいてから上体を起こして嘶き、
特定のハンターにピンポイントで一発落とす攻撃も行ってくる。
予備動作は非常にわかりやすい上に、確定で蹄をかいて隙を見せるため、大きな攻撃チャンス。
- MHP2Gの村上位、G級からは全身に電気を纏って周囲に雷を落としながら突進する行動が追加。
MHP2Gのキリンのアクション中最大の攻撃力を持ち、本体を避けても雷にあたったりするので厄介。
しかし通常の突進とは違い予備動作があり、厄介とは言っても横に2回回転回避すれば避けられるので
慣れてしまえば対策は簡単。急にやってくる分普通の突進の方が面倒な事も。
- キリン特異個体はこれらの4種類に加え、新たに3種類の落雷攻撃を行う。
威風堂々と闊歩しながら36本の雷を次々と落とす「闊歩」、
角を振り下ろして正面一帯広範囲に数え切れないほどの落雷を落とす「放射落雷」
宙返り跳躍をしてエリア内のハンター全員に二連続で雷を落とす「直下落雷」の3つ。
詳細は上記リンク先を参照のこと。
- ゲーム画面でのキリンは上空に発生した光の球体から落としているように見える。
特異個体の新モーションによって放たれる雷はグラフィックが一新されており、
本当に空から雷が落ちているように見える(爆雷針や高地に落ちる雷のエフェクトに近い)。
- MH4(G)では怒り時限定で「大落雷攻撃」という大技を使用してくる。
その場で嘶きつつ雷を纏った角を大きく振るい、前方に強烈な電撃を発生させる。
エフェクトは落雷というよりは地面で電撃を炸裂させている感じである。
このエフェクトはMHXで巨大な落雷として修正された。
キリンの攻撃の中では最大のダメージを誇り、雷撃が縦に広く拡散する(=正面一帯が危険域となる)。
攻撃後は一瞬唸るようなモーションを取るので、ハンターにとってもチャンスになる攻撃である。
ただしG級個体は2連続で繰り出してくるため要注意。
- MHWでは新技を2つ獲得。
- 一つは自身に雷を落とし、自己強化を施す行動。
この行動によって雷を纏うと、頭と首を除いた全部位が硬化し、落雷攻撃の本数も増える。
また、自己強化のために落とす雷はキリンの各種攻撃の中でも最大級のダメージを叩き出す。
電撃を放ちながらキリンがおもむろに嘶き始めたら、速やかに離れるようにしよう。 - もう一つは、地面をなぞるように直線状の雷光を走らせる攻撃。
イメージとしてはミラルーツのなぎ払いブレスが近い。
ただしこちらは予備動作が長い代わりに、一気に複数本が襲いかかってくる。
また、ランクが上がると交差するように放ってくるため、安全地帯がより制限される。
大落雷攻撃が文字通り巨大な雷の束を落とすエフェクトに変更されていたりする。 - 一つは自身に雷を落とし、自己強化を施す行動。
- MHSTでは「落雷」と「集中落雷」という2つのパターンを使い分けてくる。
野生の個体、オトモンのどちらとも使用が可能。- 前者は多段ヒット技で、相手PT全体にランダムでダメージを与えるというもの。
相手が1体だけなら特に問題はないが、
複数いた場合は誰にどれだけダメージを与えられるかは完全に運に左右されることになるので、
基本的には使い勝手はイマイチといったところ。
ただし、ライダー戦において相手がライドオン状態になった際にはダメージが集中してくれるため、
ライドオン解除を狙いたい場合には使い手であるキリンの素早さも相まって、なかなか頼りになる。- この技は、キリン遺伝子の内包スキルなので、伝承の儀で他のスキルへ上書きすることができる。
どうしても使いづらいと感じるのなら「拡散豪雷ブレス」などの別の全体雷攻撃を習得させるのも手。
- この技は、キリン遺伝子の内包スキルなので、伝承の儀で他のスキルへ上書きすることができる。
- 後者は単発ヒット技で、特定の相手にピンポイントで落雷を発生させてダメージを与えるというもの。
こちらは狙った相手に確実にダメージを与えることができ、威力もかなり高い。
キリンの主力技として大いに活躍できるだろう。
- 前者は多段ヒット技で、相手PT全体にランダムでダメージを与えるというもの。
祖龍ミラボレアス 
- 祖龍ミラボレアスが落とす雷は赤く、天空から降り注ぐそれは裁きのようにも見えるという。
ミラ系最強の攻撃力を誇るだけあってその威力は凄まじく、一発当たればまず消し炭。
- MHP2G以前は、身体を揺らして嘶き、以下の4パターンの落雷を繰り出す。
- 足元に二発、その後左前方に一発、右前方に一発、後方に一発落とす
- 自身の左右に二発、左斜め後方に二発、後方に一発落とす
- 向かって右に一発、左に一発、再び右から左へ順番に三発落とす
- 正面に四発、後方に一発落とす
「足元や本体の傍に雷を落とした場合、正面には降らせない」という法則を覚えておくと
ある程度回避が楽になるだろう。
- また、祖龍最大の攻撃として、塔の頂点に降り立ち、
咆哮と共にエリアのほぼ全域に約30発もの雷を休むまもなく降り注がせる攻撃を繰り出す。
雷が落ちる前に地面がほんの一瞬だけ光るので
光が見えたらすぐに回避しないといけない。
つまり、回避法を知らない場合反撃のチャンスが一切与えられないまま即死攻撃の雨に身を曝すこととなる。
更にシリーズによっては2セット連続で放ってくることもあり、一度雷の雨が止んだとしても油断は禁物。- 完全な回避方法としては、MH2~MHFではエリアの特定地点にある、
唯一雷が落ちてこない場所で待機することで余裕で回避可能。
安置がオミットされたMHP2(G)では比較的狙われにくいエリア端でガードを固めておく、
壁に走り続けて緊急回避を準備しておくといった手が有名。
前者は(若干運も絡むが)ノーダメージで受けきることも可能な点、
後者は反射神経に自信がある者であれば手軽に使える点が強み。
ただしこの雷、同じ地点に連続で落ちてくることがある。
この場合ガードも緊急回避もぶち抜かれるため、喰らった場合は潔く一時撤退しよう。
- 完全な回避方法としては、MH2~MHFではエリアの特定地点にある、
- MHP2Gに登場するG級個体の場合、ブレスを吐かずにバックジャンプした後
空中で数発雷を落とし、その後滑空攻撃へ派生する攻撃方法を持つ。
初見時は驚くが、影の中心へ入ってしまえば落雷も滑空も当たらない。
他にも祖龍の後方やハンター側から見て顔の右側等、安全地帯は結構多い。
剣士の場合は普通にブレス撃たれた方が対処し辛いなんて話も。
- MH4Gで復活した祖龍だが、雷のエフェクトが大きく変更されており、
雷本体はMHP2G以前のものより遥かに太くなり、落下地点の地面を打ち砕く演出が追加された。
また、雷を落とす攻撃に関しては更にバリエーションが増えており、
上述した身体を揺らして吠え叫び、4本の雷を落とす攻撃の他、
脚を踏み出しながら天に向かって雄叫び、大量の赤雷を召喚する大技を披露する。
此方の落下地点は安置なしの完全ランダムであり、あまつさえ即死級の威力。
大人しく回避に専念したほうが得策である。- また、塔の頂上で繰り出していた最大技は内容が変更されており、
シュレイド城の遥か上空に発生させた異空間の周囲を飛び回りながら、天から赤雷を降り注がせてくる。
超高空まで一気に離脱し、メビウスの輪を描くように優雅に飛翔する姿は圧巻。
なお、雷は当然の如くフィールド全域に降り注ぎ、MH2以前と異なり安置など皆無。
おまけにうち3発は必ずプレイヤーを狙ってくる。 - その後はその異空間からフィールドに舞い戻ってくるのだが、なんと超速超威力の滑空突進で再臨するため、
以前のように素直に降りて来るのを待っていると即死する。
着地点周囲には風圧も発生させるので、事実上この全体落雷に攻撃チャンスは皆無である。
- MHXXでの雷はMH4Gに準じているが、エフェクトがさらに凄いことになっている。
赤雷が更に太く、見かけの破壊力がおぞましい程に高くなっている。
その様子はさながら上空からのビーム連射である。
- また、塔の頂上で繰り出していた最大技は内容が変更されており、
- MHFの狩煉道に登場する、変異体の祖龍ミラボレアスは、行動のほとんどが新規モーションで、
落雷攻撃ではない新技も多い関係で、代名詞である落雷攻撃は相対的に少なくなっている。
天空へ舞い上がってから行う雨のような雷攻撃も落雷ではなく雷球が降り注ぐものに変化しており、
最大の必殺技である「雷槌」も、雷ブレスを打ち上げて行うものなので落雷ではない。- とはいえ、エリア全域への無差別落雷攻撃は健在で、地を這う稲妻とともに地上で行うのが特徴。
本体が発する稲妻を回避できればという前提だが、懐は落雷が及びにくいので比較的安全となっている。 - また、咆哮で動けなくなったハンター全員に対してピンポイントで雷を落とす攻撃もある。
- とはいえ、エリア全域への無差別落雷攻撃は健在で、地を這う稲妻とともに地上で行うのが特徴。
アルバトリオン 
- MH3では放電と雷パンチのみだったが、MHP3から落雷攻撃を仕掛けてくるようになった。
青白モード時のみだが、空中・地上問わず青白い雷を落としてくる。
無論、直撃した場合は雷属性やられを発症する。- 空中では天に向かって叫ぶモーションで自身の周囲に3発落とし近くのハンターを迎撃するパターン、
同じモーションでハンター及びオトモをピンポイントで2発狙うものがある。
どちらも此方の行動を大きく制限するタイプの攻撃であり、近距離・遠距離問わず注意する必要がある。 - 地上に降りた場合、ブレスと同じモーションで前方方向にジクザグと雷を落とすパターン、
そして体を大きく振り上げ、自身の周りに十数発の雷を落とすパターンに変化する。感覚的にはキリンに近い。
周囲に落とすパターンはアルバトリオンの周囲にバリアの如く降り注ぐのみならず、
ハンターをピンポイントで狙うものもあり、周囲に降り注ぐ多数の落雷と併せてかなり回避しにくい。 - ちなみに、地上における周辺落雷と滞空時のピンポイント落雷は、使用後に確定で威嚇を行う。
滞空時の威嚇は頭を低く下げるため、リーチの長い武器なら頭に攻撃を加えることが可能。
特に、滞空阻止の難しくなったMH3Gにおいては、滞空時の威嚇は貴重な攻撃チャンス。
きっちりと狙っておきたい。
- 空中では天に向かって叫ぶモーションで自身の周囲に3発落とし近くのハンターを迎撃するパターン、
- MHW:Iではアルバトリオンの形態が炎・氷・龍活性状態に3分割されたが、
落雷攻撃は全ての形態で用いる。
なお、スタンプと滑空は龍属性に変更されたため、本作でアルバトリオンが扱う雷属性攻撃は落雷のみである。
攻撃はピンポイント落雷、周囲落雷、波状落雷の3種類で、
いずれも地上でしか繰り出さないようになっている。- ピンポイント落雷は狙ったハンターに対し一列に並んだ雷の束を2回連続で落とす攻撃。
怒り時は3回に増える。
回避方向を間違えてしまうと悲惨なことになるため、地面に映る光の形をしっかり確認する必要がある。 - 周囲落雷は過去作のものとほぼ同じ仕様の攻撃で、
アルバトリオンが荷電粒子を放ちながら上体を持ち上げるのが予備動作。
懐が安全地帯になっているので、困ったら飛び込むのも手。
ただし直後に頭突きなどを繰り出してくる場合があるので、頃合いを見て離れよう。 - 波状落雷は角を帯電させながら後ろに飛び退くのが予備動作で、
その後は横一列に並んだ落雷を前方に向かって5連続で発生させる。
ジンオウガ亜種が放つ攻撃によく似ており、あちらと同じように落雷の間隔を縫うように回避すれば
威嚇中のアルバトリオンに一撃叩き込むことができる。 - 落雷に関するギミックとして、氷ブレスによって生成された氷柱に落雷が当たると、
氷柱が赤く帯電し一定時間後に爆発する。
特に氷活性状態ではこれによる時間差攻撃が起きやすいため、周囲の地形には常に気を配っておこう。 - さらに、落雷攻撃中の帯電した角には超多段判定が発生しており、
帯電中の頭部にクラッチしてしまうと転身の装衣の効果時間は1秒足らずで消し飛び、
不動の装衣に至っては即座に体力を削り取られて一乙する。- 角の攻撃判定だが、これはズバリ
「モーション中にクラッチクローで張り付いているハンターそのもの」に発生する。
片手剣のジャストラッシュ最後にある突き刺し攻撃や、スラッシュアックスの零距離属性解放など、
モーションの都合上張り付いている場合にはなんの被弾判定も発生しない。
特にスラッシュアックスでクラッチ→零距離にコンボした場合、
突き刺しが当たったあたりでクラッチ判定から零距離判定に変化しているため、
落雷攻撃が始まる前に零距離の突き連打が始まった場合は、
雷エフェクトこそ角にあるものの、そのまま無被弾でフィニッシュまで繋げることができる。
とはいえ少しでも遅れると即死が待っているため、
間に合わなさそうなら地面から通常の零距離コンボを頭に当てるか、
脚を攻撃するなどしてお茶を濁そう。
- 角の攻撃判定だが、これはズバリ
- ピンポイント落雷は狙ったハンターに対し一列に並んだ雷の束を2回連続で落とす攻撃。
- 余談だが、青白モード中では氷と雷属性の2種類の属性を操るアルバトリオンだが、
意外にも氷属性の攻撃を使うのは飛行時のみであり、地上に降りている場合の属性攻撃は全て落雷である。
MHW:Iでは仕様が変わり、雷属性攻撃は地上のみ、氷属性攻撃は地上・空中どちらでも扱うようになった。
ジンオウガ 
- 通常種は怒り時のみ使用。雄叫びながら周りに無数の雷を落とし、最後に自身が大きく放電する。
見た目によらず、威力は前者と後者共に同じで非常に高い。
この雷自体は他のモンスターのそれと比べると小規模であるが、
一般モンスターが自力で発生させることを考えれば、やはり破格のものと言える。- MHSTでは「連続雷撃」という名称で、ジンオウガのノータイプ特技の1つとなっている。
相手単体に5連続ヒットする雷を落として攻撃するというもので、
雷耐性の低い相手であればこれ一発でもかなりのダメージを叩き出すことが可能。
ただし、消費する絆ゲージもそれなりに多いので乱用は禁物。
こちらは出が非常に早く、吠えたと思ったら同時に落雷が発生するほどのため、慣れていないと対処が難しい。
一方で操竜中にはその出の早さとそこそこの威力、そして雷やられを誘発できることもあって、
こちらが使う分にはかなり優秀な技になっていたりする。 - MHSTでは「連続雷撃」という名称で、ジンオウガのノータイプ特技の1つとなっている。
- 亜種のそれは龍属性の雷であり、厳密に言えば雷そのものではない。
通常種では怒り時のみ解禁される大技であった放電落雷であるが、
亜種の場合、龍光まとい状態であれば怒り時でなくても繰り出してくる。- また、蓄電中に周囲に数発の雷を落とし、蓄電中の攻撃を妨害する技や、
堂々と闊歩しながら蓄電し、周囲に無数の落雷を降らせる攻撃も見せる。
亜種が通常種と比較して大幅に隙が減っているとされる理由の一つである。 - MHSTでは通常種の「連続雷撃」の龍属性版である「連続龍撃」という技を習得できる。
効果や消費ゲージなどは連続雷撃とほぼ同じ。
古龍種などの龍属性を弱点とする相手には非常に大きな効果が期待でき、
これを使用すれば厄介な部位破壊なども割とあっさり達成できる。- また、本作ではライダー側の龍耐性を上げにくいため、
通信対戦においては龍属性をひたすら高めたジンオウガ亜種にこれを相手ライダーに向けて撃たせることで、
根性を貫通してほぼ確定で1ポイント取れるという非常に強力な特技になっているが、
そのあまりの強さから「バランスブレイカーだ」との批判も上がっている。
その後アップデートで威力が引き下げられたが、今なお特技の中ではかなり強力な部類に入る。
- また、本作ではライダー側の龍耐性を上げにくいため、
- また、蓄電中に周囲に数発の雷を落とし、蓄電中の攻撃を妨害する技や、
- 金雷公ジンオウガも同様のモーションで落雷攻撃を使用してくる。
超帯電状態(金雷公の通常時)のそれは通常種と概ね変わらないが、
真帯電状態になると、ハンターを直接狙って雷を落とすようになる。
その命中範囲はかなり広く、ガンナーであってもちょっと離れている程度だと余裕で狙われてしまう。
落雷の予備動作を見たら、素直に回避に専念した方がよいだろう。- さらに真帯電状態では、いわゆる「お手」攻撃の際にも雷を落とす。
特にチャージしながらの場合、金雷公の前方に3発も雷が落ちるため、
通常のお手の感覚ではかわし切れない事もままある。
- さらに真帯電状態では、いわゆる「お手」攻撃の際にも雷を落とす。
- MHRiseにて登場したヌシ・ジンオウガは、ヌシの大技にて落雷を発生させる。
百竜夜行戦では長い咆哮の後、バリスタなどの設備に落雷をピンポイントで落とし、全ての狩猟設備を一気に破壊する。
フィールド戦では、通常種の落雷攻撃のように周囲に雷を落とした後、ハンターを正確に狙った落雷を複数発生させる。
いずれも落雷が終わった後はサマーソルト→雷撃叩きつけのコンボを2連続で放つため、
落雷が収まった後も気を抜いてはならない。
- 極み吼えるジンオウガは、一定値以上体力を削られると激しい雷のオーラを纏うようになる。
この形態では、空中にいるハンターに対して自動で雷を落とす。
これはジャンプ回避や空中戦が可能な穿龍棍への対策と思われ、
地ノ型穿龍棍が得意とする空中戦はもちろん、単なるジャンプ回避すらまともに行えなくなる。
ベヒーモス 
- 前方3方向に落雷を複数発生させる攻撃で、「サンダーボルト」という技名が付いている。
素ガード不可攻撃であるため、完全防御にはガード強化スキルが必要。
落雷の直前にはのけぞり判定の軽い電撃を周囲に放つが、これに触れるだけでも雷属性やられを発症する。
気絶が誘発されやすくなるため、ウチケシの実で早急に回復したい。
百竜ノ淵源ナルハタタヒメ 
- 通常個体は落雷と言える攻撃手段を持ち合わせていなかったが、特殊個体と化したナルハタタヒメが
複数の落雷攻撃を新たに身に付けた。- 一つは、ハンターに向かって空中から急襲し、前脚を叩きつける攻撃。
叩きつけた前脚の前方一直線に落雷が発生する。形態移行後は雷が3方向に増加する。
この攻撃の注意点は、前脚攻撃を喰らった後、焦って翔蟲受け身を取ってしまうと
回避方向によっては直後の落雷に撃ち抜かれてしまうところ。
叩きつけが当たってしまったなら、吹っ飛ばされたまま放置して雷が通り過ぎるのを待つのが無難。 - もう一つは、大きく身を引いて尻尾を打ち付ける攻撃。
こちらも前方3方向に落雷が発生する。
攻撃の性質としては上述の前脚叩きつけに似ているが、こちらの方は尻尾攻撃に当たってしまうと
その場で地面に押しつけられ、受け身を取らなかった場合落雷がクリーンヒットしてしまう。
つまり、受け身を取らない方がいい前脚攻撃とは異なり受け身を取らなければならないという
真逆の対応を求められるのである。
もちろん、続けて発生する落雷の合間を縫って回避しなければならないため、
ただ寝転がっていればいい前脚攻撃よりも危険度は高い。
何としても初撃を躱したいが、前脚も尻尾もホーミング性能が異常に高く、
ちょっと退避が遅れただけで当たってしまうことも少なくない。
そうした瞬間に誤った判断を下してしまわないよう、対処方法は覚えておいた方がいいだろう。- ちなみに、通常個体戦では同モーションの攻撃で岩盤が浮上し
それに乗ることで弱点への攻撃が可能になっていたが、
特殊個体戦の場合は岩が出現せず、弱点も露出しない。回避に専念しよう。
- ちなみに、通常個体戦では同モーションの攻撃で岩盤が浮上し
- 最後に、風の力でハンターを吸引した後、ボディプレスを放ち周囲に放電する攻撃。
放電で発生する雷柱の隙間を埋めるように、ナルハタタヒメを中心に放射状に落雷が起こる。
雷リングを出現させていた通常個体とは全く違った攻撃方法になっているため注意。
- 一つは、ハンターに向かって空中から急襲し、前脚を叩きつける攻撃。
アマツマガツチ 
- 復活が報じられたMHR:Sにてまさかの落雷攻撃を解禁。
苛烈な雷電を意のままに操る嵐龍の姿に、過去作を知る古参ハンターからは驚きの声が上がった。
第二形態への変化後に、落雷を伴った攻撃がいくつか追加される。
- まずはお馴染みのサマーソルトに付随するパターン。
尻尾を振り上げた直後に地面が輝き出し、3wayの落雷が発生する。
怒り時には攻撃後に回り込んで追撃のサマーソルトをもう一度繰り出してくるため、
落雷もそれに伴って2回発生することになる。
上述した淵源ナルハタタヒメが用いる3way落雷と性質が酷似しており、
翔蟲受け身を取る際には落雷の方向に注意しなければならない点も同じ。
ただしこちらは地面への叩きつけがない分、受け身が必須ではないため良心的。
- もう一つは、とぐろを巻くように回転しつつ、上空に水ブレスを放って雷雲を刺激し、
自身の周囲に十数本の雷を落とす攻撃。
攻撃範囲自体は広いが、雷同士の間隔はそれなりに離れているため、
冷静に落下地点から離れれば問題ない。
- 上述の範囲落雷と同様のモーションで、狙った一人のハンターに向けて
5本の雷を一定間隔で落とし続ける攻撃もある。
注意すべきはこの行動が一連のコンボの起点となっている所で、
落雷が降り注いでいる最中に尻尾から2つの旋風を飛ばす攻撃を繰り出し、
更にその後サマーソルトでダメ押しの追撃を図る。
当然サマーソルトには上述の通り3wayの落雷付き。そして怒り時には2連続になる。
最大11連続の怒涛の攻撃判定が矢継ぎ早に襲いかかってくるため、その焦燥感と緊張感は半端ではない。
慣れないうちは回避に手一杯になりがちだが、行動がほぼ固定化されているため
覚えてしまえば最後の威嚇に余裕を持って反撃を入れられる。
グレンゼブル 
- 剛種以上の個体のみが繰り出す攻撃に、勢いよく回転して身体を振り回し、
その遠心力で無数の棘を地面に突き立てるというものがある。
この棘、避雷針の役割を担い、天空から雷を呼び寄せるのである。
ハンターが近づくと即座に落雷を発生させ、近づかなかった場合は一定時間後に落雷が起こる。
- 天候が荒れているときでないと雷は呼び寄せられないため、
落雷そのものは必然的に怒り状態時限定の攻撃である。
また、後述するフィールドに落ちる自然の雷と合わせて非常に厄介。
これはクアルセプスにも言えることである。
クアルセプス 
- 基本的な性質はグレンゼブルと同様。
身震いしたり、ボディプレスを仕掛けると同時に水晶をばら撒き、
天候が安定する平常時では日光を反射して爆発し、
天候が荒れる怒り状態時では剛種グレンゼブル同様、避雷針の原理で落雷を呼び寄せる。
ゴルガノス 
- 竜巻を発生させるとともに天空から無数の落雷を降り注がせるという離れ技を持つ。
もう古龍種でいいんじゃないか
シャンティエン 
- 滞空時の攻撃行動時に使用するのだが、雷を扱う技の中でも極めて危険。
軽い鳴き声をあげた後の突進、翔気を大放出した高速滑空時に引き起こす。
また、火山地帯で咆哮を放ち、溶岩を噴出させた場所に落雷を落とす攻撃も行う。- 威力が高いため、高LV帯では即死しかねないダメージを受ける。
また、範囲も広く、シャンティエンの雷の力の強さが伺える。
が、真の脅威はそこではない。
この落雷はランダムポイントで降り注ぎ、しかも前触れは一切ないのである。
判定は短いが、いきなり落ちてくる性質上、見て回避するのは無理に等しい。
しかも、落雷はそれを伴う攻撃の動作が完全に終了するまで降り注ぐため、危険極まりない。 - 火山地帯で繰り出すものは二段攻撃であるため、根性スキルを貫通してしまう。
おまけにLV1の時点から行ってくるため、特に恐れられている。
高LV帯では技のレパートリーが増えるため、この技を繰り出す頻度が低くなるのが幸いか。
- 威力が高いため、高LV帯では即死しかねないダメージを受ける。
トリドクレス 
- 力を溜めて空へ舞い上がった後、周囲に落雷を発生させる。
そのうち2回は各ハンターを狙うようになっており、特異個体キリンの連続落雷に近い性質である。
辿異種フルフル 
- 雷属性の代表的なモンスターであるフルフルも辿異種になり落雷攻撃を習得している。
落雷が発生する技は体内放電とチャージ放電。
前者は本体の放電中、後者は放電直後にフルフルの周囲四方八方に大量の雷が降り注ぐ。
そのため、本体の放電を避けるために中途半端に距離を離した場合には被弾してしまう。
威力自体はそこまで高くはないが、雷耐性が55未満の場合は雷属性やられ【特大】を発症してしまうため極めて危険。- フルフル自身のあまりに膨大な電力に落雷が誘発されているものと考えられるが、
何故か沼地の洞窟内でも落雷が発生する。
- フルフル自身のあまりに膨大な電力に落雷が誘発されているものと考えられるが、
辿異種ヒュジキキ 
- 厳密には「モンスターが放つ雷」ではないが、辿異種ヒュジキキは落雷を誘導することで積極的に攻撃に用いる。
- 辿異種ヒュジキキが放つ針に被弾すると、出血やられと避雷針やられを同時に発症する。
この内、避雷針やられ状態はヒュジキキの覚醒後、発症したハンターに一定時間ごとに落雷が発生する。
被弾すると麻痺状態になり、出血やられと併せてかなり厄介なため
飛ばしてくる針や地面に刺さった針には気を付けたい。
なお、避雷針やられは一定回数の回避行動か落雷を被弾(ガード含む)することで解除される。 - 更に大技として、周囲を見回しハンターの位置を確認後、
飛び上がり回転しつつ、
同じフィールド上の全ハンターに特大の針を射出する技を持っている。
この針に被弾すると拘束され、落雷による追撃が即座に発生する。
★1からでも即死する威力を誇り危険な行動である反面、
直前で針をガードできれば、ヒュジキキがスタンするためチャンスを生み出せる。
- 辿異種ヒュジキキが放つ針に被弾すると、出血やられと避雷針やられを同時に発症する。
フィールドギミックとしての雷 
- 高地は気候が不安定なので、数分前まで晴れていたはずが突然雷雨に見舞われることがある。
この時はフィールド中に見境なく落雷が発生し、これに直撃してしまうと
ダメージを受けたり麻痺してしまったりするので危険。
ただし、これはハンターだけでなくモンスターにも言えることで、
誰も麻痺属性の武器を持っていないのに突然モンスターが麻痺を発症することもある。
クアルセプスはこれを水晶で受け流すことで雷の衝撃から身を守り、同時に外敵を攻撃する。- 高地に生息する小型モンスターの内、ブルックは雷雨になると洞窟へ避難する素振りを見せる。
一方のエルペはあまり反応しないため、落雷を受けて死んでしまうこともある。 - こちらも参照されたし。
- 高地に生息する小型モンスターの内、ブルックは雷雨になると洞窟へ避難する素振りを見せる。
- 無印のE3出展映像では、冒頭の平原を走るシーンにて落雷を見ることが出来る。
構想としては当時から存在したものの、何らかの事情でオミットされたのだろうか。
あるいは、キリンの存在を示唆していた……のかもしれない。
余談 
- 雷は一般的に「高い場所」や「先端が尖ったもの(細いもの)」に引き寄せられると言われている。
この特性を利用してモンスターへの攻撃手段として転用したのが爆雷針である。
- 前述の通り、現実世界の雷は生き物が浴びればまず無事では済まない
(理論上、雷は強大な静電気なので、場合によっては軽症か無傷な場合もある)。
しかし、ゲーム中のハンターはキリンの放つ落雷が直撃しようが爆雷針の誤爆に巻き込まれようが、
決して絶命することは無い。あれらは正真正銘の雷そのものであるにもかかわらず、である。
それにも耐えるハンターが超人だからなのか、それともMH世界の雷は現実世界のそれより威力が弱いのか、
真相は不明である。- 身も蓋もないことを言ってしまうと「ゲーム的な都合」であり、
落雷を受けてもモンハンと似たようにダメージを受けるだけで済むと言うゲームは他にも数多い。
この辺りはムービー銃よろしくゲームのお約束のように扱われているため、あまり深く突っ込むのも無粋だろう。
とは言え、中にはそのお約束を破り撃たれると本当に即死してしまって、
逆にプレイヤーに衝撃を与えてくるゲームも潜んでいたりするのも存在する。
- 身も蓋もないことを言ってしまうと「ゲーム的な都合」であり、
- 「冥雷」や「龍光」と呼ばれる特殊な雷を操るモンスターも居る。
中でもドラギュロスは高く舞い上がりながら放電する技を持っており、
赤黒い雷が画面を埋め尽くして地上へ降り注ぐ光景はなかなかの迫力。
初見ハンターを圧倒する技であろう。