目次
概要
- 鋭い先端を持つ円錐状の物体。その内細い物は針、太めの物は棘と呼ばれる事が多い。
- スパイク(Spike)は尖頭(せんとう)や突起物と言った具合の意味で、
棘は英語で「ソーン(Thorn)」と言う。
針の場合はニードル(Needle)。留め針に限って言えばピン(Pin)と呼ばれる。
- スパイク(Spike)は尖頭(せんとう)や突起物と言った具合の意味で、
リオレイア(希少種)・紫毒姫リオレイア・ヌシ・リオレイア
- 棘を持つモンスターとして代表的なのはリオレイアであろう。
リオレイアは背中と尻尾に毒入りの棘を持っており、サマーソルトで棘を叩きつけて毒を打ち込む。
背中の棘は特にこれを使って攻撃することはないが、
背中を部位破壊することで棘を入手できることがある。
この棘、リオレイアの武器を作る際はほぼ必ずと言っていい程要求されるにもかかわらず
集めるのが意外とめんどくさく、その癖必要数が多いのでストッパー素材になりがち。
尻尾の剥ぎ取りや背中の部位破壊で入手しやすいので積極的に部位破壊を狙おう。
ナルガクルガ
- ナルガクルガは尻尾に尾棘と呼ばれる棘が無数に生えており、
尻尾を振ってこの棘を飛ばし、遠距離攻撃を仕掛けてくることがある。
ナルガクルガ亜種の尾棘は確定で気絶させる効果を持ち、
ナルガクルガ希少種の尾棘は弱いながらも毒を持っている上に飛ばす頻度が高いので厄介。
尻尾を部位破壊することで尾棘を素材として入手できる。
その説明文によれば、この尾棘は「棘状の鱗」であるらしい。- 二つ名の白疾風ナルガクルガは尾棘を上空に飛ばし、
まるで尾棘が意思を持っているかのような精度でハンターに向けて正確に落下させてくる。
- 二つ名の白疾風ナルガクルガは尾棘を上空に飛ばし、
ベリオロス
- ベリオロスは翼に棘を持っており、これをスパイクのように使って氷上を滑らずに移動できる。
逆に、この棘を部位破壊すればスパイクの機能を失い、機動力を低下させられる。
ベリオロスの動きと重量に耐えうる強靭な棘である故に武器の素材としての利用価値が高く、
リオレイアの棘のようにストッパー素材になりがち。
特に狩猟笛のグィロティスカはこの棘を十数本も要求してくることで有名。
ちなみに、ランクによる区別は無くいかなる個体でも同一の棘として扱われる。
上位以降では2本まとめて手に入ることもあるので多少は集めやすくなる。
アカムトルム
- アカムトルムは背中に無数の大棘を生やしている。
サイズがサイズなので棘と言うにはあまりにも太く、巨大である。
巨大な牙とこの大棘を用いて地面を掘り進むことを可能としている。
ネルスキュラ
- ネルスキュラは毒そのものが棘となったようなものが背中から生えている。
この棘は食料から摂取した毒を結晶化させた代物であり、逆さまになることで毒が地面に滴り落ちる。
背中を破壊することで弱体化させられ、2段階破壊すると跡形もなく消え去ってしまう。
シルエット的にも特徴的な棘なので、外套が剥がれるのも相まってかなり印象が変化する。
ネルギガンテ・悉くを殲ぼすネルギガンテ
- ネルギガンテは全身が無数の鋭い棘に覆われており、
これを飛ばす攻撃を得意とする他、黒く硬化すればあらゆる武器を弾き返す装甲ともなるが、
この棘を素材として入手することはできない。
- 特殊個体の悉くを殲ぼすネルギガンテは金剛棘と呼ばれる棘を生やすことがあり、
これを部位破壊できるがやはり金剛棘は素材として入手することはできない。
「再生殻」というような素材が入手できるあたり、棘自体ではなく
棘を一瞬で生え変わらせる性質を持つ甲殻に利用価値があるのかもしれない。
エスピナス
- エスピナスは「棘竜」と呼ばれる程、全身が棘で覆われている。
この棘には毒が通っており、突進や角突き上げを受けると大ダメージと同時に毒を打ち込まれてしまう。
オルガロン
- オルガロンは背中に針のように硬い毛を生やしており、
飛び上がって一回転するなど、遠心力を利用してこれを周囲にばら撒く攻撃を行う。
グレンゼブル
- グレンゼブルは尻尾に生えた青い棘を尻尾を振り払った勢いで射出することができ、
さらに射出されて地面に刺さった針は避雷針のように落雷を呼び寄せる。
なお、この攻撃は剛種クエスト以上のランクでのみ使用する。
ヒュジキキ
- ヒュジキキは脂で全身の毛を針のように固めており、「針纏竜」と呼ばれるほど針だらけである。
これを射出するのは勿論、地面に大量に突き刺すことでまきびしのようなトラップを作り出す。- なお、体力が減少して形態変化すると、体内の3種の毒袋を活用しはじめ、
針による攻撃が毒・麻痺・睡眠の3大状態異常を引き起こすようになる
(辿異種ヒュジキキは毒袋が退化しており、棘が3大状態異常を引き起こすことはなくなっている)。
- なお、体力が減少して形態変化すると、体内の3種の毒袋を活用しはじめ、
「棘」「針」を素材として持つモンスター
メインシリーズ
- 鳥竜種
- ドスマッカォ - 跳狗竜の尾棘/重尾棘
- 飛竜種
- リオレイア - 雌火竜の棘/上棘/秘棘
リオレイア亜種 - 桜火竜の棘
リオレイア希少種 - 金火竜の棘/上棘/秘棘
ヌシ・リオレイア - ヌシの屍毒棘
アカムトルム - 覇竜の大棘/重棘
ナルガクルガ - 迅竜の尾棘/重尾棘
ナルガクルガ亜種 - 緑迅竜の重尾棘
ナルガクルガ希少種 - 月迅竜の重尾棘
ベリオロス - 氷牙竜の棘/上棘*2/重棘
青電主ライゼクス - 青電主の放電棘*3
エスピナス - 棘竜の秘棘
エスピナス亜種 - 棘茶竜の秘棘
- 海竜種
- チャナガブル - 灯魚竜の棘/上棘/秘棘
MHF
- 甲殻種
- 辿異種タイクンザムザ - 多殻蟹の棘、蒼棘
- 飛竜種
- リオレイア - 雌火竜の貫棘
リオレイア亜種 - 桜火竜の上棘、貫棘
リオレイア希少種 - 金火竜の貫棘
アカムトルム - 覇竜の滅棘
エスピナス - 棘竜の上棘、豪棘、快棘、剣棘、毒棘、紅針棘
エスピナス亜種 - 棘茶竜の上棘、豪棘、瘴棘、剣棘、毒棘
エスピナス希少種 - 棘白竜の上棘、豪棘、剣棘、毒棘
デュラガウア - 氷狐竜の棘/上棘、冴棘
グレンゼブル - 蛮竜の棘/上棘、絶棘、豪棘
UNKNOWN - 飛竜の艶棘
オディバトラス - 弩岩竜の真棘、剛棘
ヒュジキキ - 針纏竜の棘、紅針、大棘、極針/極上針/極剛針/極絶針、黄金針
メラギナス - 黒穿竜の棘、鋭棘
- 魚竜種
- 辿異種ガノトトス - 水竜の尾棘/尖尾棘
余談
- モンスターの素材の中にはこの漢字がよく用いられているが、誤読の原因になりやすい。
例えば「雌火竜の上棘」の読み方は「めすかりゅうのじょうきょく」である。
日常会話で「棘」という漢字を「きょく」と読む機会はほとんど無いだろう。
よって当然のように「めすかりゅうのうわとげ」とか「じょうとげ」等の間違った読み方を誘発する。
しかし「きょく」で統一されている訳でもなく、「覇竜の大棘」の読み方は「はりゅうのおおとげ」である。
さらにエスピナスの別名である「棘竜」の読み方は「いばらりゅう」だが、
亜種の別名「棘茶竜」の読み方は「きょくさりゅう」である。……紛らわしい。
さらに「棘竜の上棘」は雌火竜とは異なり「いばらりゅうのじょうとげ」と読む(第235回 MHF運営レポート)。
つまり、雌火竜が「じょうきょく」と読んだからといって、
棘竜も同様の読み方をすると、今度は逆にそっちが間違いになる。
そして、メインシリーズ初参戦となったMHR:Sで追加された「棘竜の秘棘」は、
逆に雌火竜の秘棘と同じく「いばらりゅうのひきょく」と読む(MHR:S公式ガイドブック)。
ここまで来ると、もはや何がなんだかである。日本語…いやモンハン用語って難しい。- 同列の難読として話題に上がるのが巨獣の鼻棘である。
御多分に漏れず「はなとげ」と呼ばれる事の多い素材だが上記の通り「びきょく」が正しい。
さて、この「鼻棘(びきょく)」と呼ばれる生体部位だがなんと人間にも存在する。
興味がある人は耳鼻咽喉科のホームページなどで調べてみると面白いだろう。 - 「おどろ」という読み方もある。
髪などの乱れている様。草木・イバラなどの乱れ茂っている様子を表す。
モンハンでこの読み方は現在確認されていない。
- 同列の難読として話題に上がるのが巨獣の鼻棘である。
- 刺や朿も「とげ」を意味する漢字だが、モンハンでは使われていない。
- 身近なところで棘をきょくと呼ぶものがある。人体である。
例えば背中を曲げた時に飛び出て見える通称背骨と呼ばれる部分は棘突起と呼ばれ、
棘上筋は腕の外転(腕を下にたらし、そのまま横に持ち上げる)に作用し、
棘下筋は腕の外旋(肘を曲げて上に上げ、そのまま後方へ動かす動作)に作用する。
特に棘上筋に障害があると腕の持ち上げができなくなる
(体から離れれば三角筋によって持ち上げることが可能になるため体を傾けて腕を離れさせ、
それから持ち上げようとする)。
因みにこれらは「スパイン(Spine)」と呼ばれる。
関連項目
アイテム/尾棘
アイテム/ハリの実
アイテム/爆雷針
アイテム/棘肉
武器/スパイクハンマー - 棘を効果的に使ったハンマー1
武器/さぼてんハンマー - 棘を効果的に使ったハンマー2
武器/ナァムバド - 棘を効果的に使ったハンマー3および4
アクション/棘飛ばし