MH-Rに登場する男性ライダー。CV:上田耀司
11月10日生まれの38歳。所属は森の都市フウガ。
概要
- 森の都市フウガに所属するライダーでフウガ忍衆の副頭領。
首長にしてフウガ忍衆頭領のシグレに代わり、
都市の運営と忍衆を取り仕切っている。
ライダーとしての実力は申し分なく、知略にも秀でているが、
独自の美学で物事を判断しており、常人とは相容れぬ感性を持っている。
茶器の収集が趣味で時間があるときは、自慢の茶器でお茶を楽しんでいる。
キャラクター
- 森の都市フウガのナンバー2に値する男性ライダー。
何らかの理由でほとんど表舞台に顔を出さない本来の首長シグレに代わり、
実質的なフウガの代表として動いている(そのため、現状では事実上のフウガのトップとも言える)。
- 常に斜に構えたような態度、少しばかり粘着質な口調、腹に一物抱えていそうな言動など、
いつもどこか怪しげで食えない性格の持ち主。
直属の部下でさえも完璧にその胸中を窺い知る事は難しく、
良くも悪くも「何を考えているかわからない」。
ある意味でフウガらしい秘密主義者であり、都市の情報を外に流す事を嫌う。
その姿勢は都市の外部へ頻繁に出入りしているフウガの人間に対しても、
自分が信用を置く部下に尾行させ、その動向を常に監視させるほど徹底している。
素性の知れない人物がフウガを訪れる事にも強い警戒心を示す。
他の都市の首長や組織を基本的に信用しておらず、
六都市首長会議でヒルダが提示した特派観測隊の発足についても、
フウガの情報を盗まれる可能性を危惧し、慎重かつ否定的な対応を見せている。
それでも【黒の使徒】を一つの脅威と見做している点では他の首長とも共通しており、
早いうちに何らかの対策はすべきとも考えている。
- フウガ忍衆の副頭領でもあり、シノからすれば事実上の上司と言える。
任務や都市のためであればどんな相手にでも冷徹に対応し、付け入る隙を与えない。
少しでも不審な動きを見せれば、同郷の仲間や部下であろうとも監視し、その心中を推し量ろうとする。
戦闘においては脅威の確実な排除を第一に考え、後方から部下の指揮を執りつつ攻撃を仕掛ける。
基本的に敵との正面衝突は避け、可能な限り自軍に有利な状況を構築した上で奇襲を仕掛ける戦術を好む。
しかし、戦闘中に自然と高揚を覚える好戦的な一面も持っており、
直接戦闘を行ってもほとんど問題はないレベルの実力も備えている。
- ヴァルクスの首長ダライアスからは、常に敵愾心に近い感情を向けられている。
流石に直接的な武力衝突にまで及ぶ事は(……とりあえず今のところは)無いものの、
六都市首長会議においてもそもそも空席だったセレルカやマハ・エルグの代表以上に警戒されていた。
しかし、カイエン自身はそのような目を向けられている事を特に気にした様子は無く、
逆に自身もダライアス(及び他の都市の代表)を信用するつもりが無いという雰囲気を漂わせていた。
おかげでヒルダは特派観測隊の組織に苦労している。
- 冷徹で人間味が薄く感じられる事もある彼だが、
「美」を感じられるものに並々ならぬ興味と情熱を見せる一面を持つ。
特に詩や舞、絵画や着物などの和風で雅な印象の芸術にうるさく、
その中でも骨董品、とりわけ茶器がお気に入り。
ただ蒐集するだけでなく、実際にその茶器を用いて茶を楽しむ事を心からの楽しみとしており、
それについて語るカイエンはいつになく人間臭い。
信頼度会話などでは明らかに普段よりテンションが高く、いつもより早口になる。
しかし、彼は「不完全なもの」こそより美しいと感じる独特なセンスを持っているため、
その趣味と思考を正しく理解できる人物は非常に少ない模様。
- パートナーはイャンガルルガ。
異様に好戦的で生物として歪な生態が目立つイャンガルルガは、
この上ないほどにカイエンの美学の琴線に触れるモンスターであるらしく、
戦闘におけるプライドの高さも「自らの戦いに「美」を感じている」と非常に好意的に見ている。
武器はユミ系の弓を、防具はガルルガシリーズをアレンジしたものを装備しており、
その素材にはカイエン自らが厳選したものだけを使用しているという。
ちなみに公式2Dイラストでは横持ちで弓を構えているが、
ゲーム内では通常は普通に縦に構えており、必殺技を放つ瞬間だけ横持ちに切り替えている。- 必殺技を決めると一瞬カメラ目線で決めポーズを取る。
これも彼の言う戦闘における「美」の一端なのかもしれない。
やはり常人には彼という人物は理解し難いかもしれない。
- 必殺技を決めると一瞬カメラ目線で決めポーズを取る。