◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【ゴナイダ】 ◆殺◆
登場エピソード
『ここは貴方のハカバなのです、ブラックヘイズ=サン!罪を償い続けなさい……永遠に!』
人物
- イモータル・ニンジャ・ワークショップ(INW)の研究員。
- かつてはシブサマ・ケミカル社で非人道毒ガス兵器シブサマX655を開発した主任研究員であったが、ヨロシサン製薬が送り込んだ傭兵部隊により兵器は奪取、施設も爆破され、彼自身も爆発に巻き込まれて生死の淵を彷徨った。
- なお、これが原因でシブサマ・ケミカル社は倒産してしまった。
- その後、INWの研究員として再起した彼は、INWの契約エージェントであるブラックヘイズが爆発事故に加担した傭兵部隊の一員であったと知り、復讐を誓うこととなる。
- オーディオドラマでの担当声優は菅沼久義=サン。
外見
- ペスティレンスのゾンビー化ガス対策のためのガスマスクを着用。首からはINW職員カードを下げている。
- 顔は爆発で損壊したため、バイオ・サイバネティクスで皮膚を継ぎ接ぎしている。
ストーリー中での活躍
- 地下80メートルの隔離チャンバーにペスティレンスのバイタルヒストリー情報の回収に来たブラックヘイズに対し、ペスティレンスを開放して彼らにけしかけた。
- ペスティレンスからの逃げ道を遠隔操作で巧みに封鎖してブラックヘイズ達を追い詰めていくが、ブラックヘイズに随伴していたフェイタルの活躍でペスティレンスは足止めされる。
- 想定していなかったフェイタルの存在が彼の計画を破綻させることとなった。
- その隙に、ブラックヘイズに自身の居場所を発見されインタビューを受ける。
- 地下80メートルの隔離チャンバーという地はネットワークから隔絶されているため、外部からの遠隔UNIX操作が不可能であることは自明であり、ブラックヘイズは陰謀者がごく近くに潜んでいるであろうと確信して動いていたのだ。
- ブラックヘイズにガスマスクを外され、最後は呪いの言葉を吐きながらペスティレンスのゾンビー化ガスに晒されていった…。
マスターセンセイ・ゴナイダ
◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【マスターセンセイ・ゴナイダ】 ◆殺◆
登場エピソード
「ドーモ。ヤモト・コキ=サン。エルドリッチ=サン。……マスターセンセイ・ゴナイダ、それが私の名だ」
人物
- ゾンビー化した彼だが、その後なんとニンジャソウルが憑依。その能力によりペスティレンスをも取り込み、自我のあるゾンビーニンジャとして復活した。
- 憑依したソウルは「ネクロ・ニンジャ」。かつての師であるシ・ニンジャの制裁を受け、滅ぼされたという。
- 地球上の人間をゾンビー化させて支配するべく、陰謀を張り巡らせる。
- ジェノサイドを捕らえ、ラストリゾートにゼツメツ・ソウルを触媒にしたゾンビー化ドラッグ「リザレクター・アソビ」の制作を依頼。それをネオサイタマにばらまき「ネオサイタマ・ゾンビー事変」を巻き起こした。
- リザレクター・アソビ制作の過程でジェノサイド・チルドレン(ゼツメツ・チルドレン)が誕生し、彼らからは「センセイ」と呼ばれている。
- 非常に用心深い性格で、自分への足取りが掴めないよう様々な工作をしたり、わずかなリスクでも回避して計画の練り直しも検討する。
- 密かにフジサン内部に残されたメガトリイ社の遺産を利用して研究所を作っており、後にリー先生の新しいラボになる。
外見
- 死霊術師めいたフードつき白衣を身にまとい、外科医マスクを装着。その手は萎びて紫色を帯びている。
- 医療ローブの下の裸の胸には呻き声をあげる人間の顔が無数に埋め込まれており、顔の左頬のあたりにはペスティレンスの顔が重なっている。
ワザ・ジツ
- なんらかのサイコキネシス能力を有している。
ジェノサイド・チルドレン
- INWから技術と設備を奪い、ジェノサイドのソウルから抽出した「ゼツメツ因子」を用いて作ったゾンビー・ニンジャ達。
- はっきりとした自我と知能を持っている者が多く、五感もしっかりとあるような振る舞いをする者もいる。
- 軒並みマスターセンセイへの忠誠度が高い。
- イタミ・ニンジャクランのワザを使う者もいることから、ゼツメツ因子のみで作られているわけではないようだ。
- ゼツメツ・チルドレンとも呼ばれる。
ネクロ・ニンジャの力
- 死者を取り込み自らの糧とする力。自身を生かすため死せるものの意志を繋ぎ止めているという。
- さらにはシナミバラの地による影響で、身体から10フィートはあろうかという闇の姿のネクロ・ニンジャそのものといえる存在が顕現。魂にまみれた巨大なゴーストカタナや、ゴーストミサイルといった攻撃を繰り出した。
ストーリー中での活躍
- リー先生が不在のINWを襲撃してブルーブラッドを罠に嵌め、暗黒メガコーポの出資でフジサン内に研究所を作り、眠りについているジェノサイドから「ゼツメツ因子」を抽出する。
- そして、人類をゾンビー化させ地球を支配する計画のために、リザレクター・アソビを作らせ、INWの実験施設跡ユルギハイムでジェノサイド・チルドレンを複数生み出し、5人のチルドレンと眠りにつくジェノサイドをラストリゾートの居るヤクザ事務所へ運び込んだ。
- 計画を実行に移す段階になり、ブルーブラッドとエルドリッチをユルギハイムに拘束すると、ゴーストツェッペリンでジェノサイド達の回収に向かうのであった。
- 「デッド! デダー・ザン・デッド!」では、回収直前で目覚めたジェノサイドがヤモト・コキと共にジェノサイド・チルドレンを何人も返り討ちにするが、最終的にジェノサイドを捕獲してリザレクター・アソビを散布し人々をゾンビーに変える。
- その後、シナミバラのUNIX祭壇で計画の進捗を見守るマスターセンセイは、野放しのヤモトの存在を懸念する。不安は的中し、ヤモトと仲間達は防衛を突破してUNIX祭壇まで攻め入って来てしまう。
- 自らの正体を明かしヤモト以外の相手をヘルストームにまかせるマスターセンセイだったが、オヒガンと非常に霊的に近いシナミバラの影響でヤモトのシ・ニンジャのソウルが顕現し、かつてシ・ニンジャに粛清されたネクロ・ニンジャのソウルを持つマスターセンセイはすくみ上がる。
- やがてマスターセンセイはソウルに自我を侵食され、顕現したネクロ・ニンジャの操り人形状態になる。ヤモトはシ・ニンジャを己の内に制御してネクロ・ニンジャの攻撃を躱し、決断的にマスターセンセイの首を刎ねるのであった。
一言コメント
- ネクロ・ニンジャはプロト版ではリー先生に憑依してたけど、同じ研究者に憑依してるのが面白い -- 2018-03-14 (水) 00:33:17