イモータル・ニンジャ・ワークショップ

◆忍◆ 組織名鑑#（未掲載） 【イモータル・ニンジャ・ワークショップ】 ◆殺◆

組織概要

ヨロシサン製薬の研究員、リー・アラキが設立した研究機関。略称は「INW」で、こちらの方がよく使われる。
世界随一のニンジャサイエンス研究者たるリー先生の下、ネオサイタマ最高級の頭脳が集う実際スゴイ研究所。死体にニンジャソウルを憑依させて蘇らせることを通して不老不死の実現を目指す「イモータル・ニンジャ計画」を主な研究テーマに掲げており、その一環としてゾンビーニンジャを製造している。

当初はソウカイヤの資金提供を受けて設立されたが、ラオモト・カンの没後は一転してザイバツに接近する。しかしニンジャ存在の優位性を絶対視するザイバツはニンジャソウルを被検体として扱う実験行為を忌避し、後に追放されてしまった。第3部の時点ではアマクダリに協力しており、リー先生はアマクダリの最高幹部「12人」の一人にまでなっているが、活動についてはある程度独立した動きも認められている。

彼等が製造したゾンビーニンジャはINWの戦力として登場する他、資金源のニンジャ組織に提供されたり、はたまた脱走を果たしたりして各地で活躍している。
なお、INWのニンジャには強力なソウルの持ち主が多い傾向にあり、判明しているだけでも実に10名近いアーチ級ニンジャのソウル憑依者が登場している。なぜ彼等がこれほどまでに高位のソウルを集められるのかは実際謎めいているが、自前でニンジャを調達するだけでなく、ニンジャ組織と協力関係を結ぶことによってその筋からニンジャの提供を受けるルートも確保していることがソウルの収集を比較的容易にしている可能性はあるだろう。
捕獲されたニンジャの中には、生命維持機能を備えたカプセル内に生首の状態で保管されている者もいる。コワイ！
第3部の時点ではゾンビーニンジャの製造研究はほぼ完成しており、検体は49号が最後になる予定となっていた。

INWの研究所の場所は時期によって異なり、第1部ではトコロザワ・ピラーの49階に秘密ラボを構えていたが、ソウカイヤが崩壊した後は証拠隠滅のためにラボを遺棄し、ネオサイタマの廃棄された地下トンネルを改造して同名の巨大施設を建造している。
第3部では、買い占めたツキジの一画の地下で掘削作業を行い、電子戦争以前の施設遺跡と連結してツキジ・ダンジョンなる施設を作り上げている。ツキジ・ダンジョン内には研究所を守るためにゾンビーニンジャが放たれており、さらに地下の広範囲にゾンビー斥候犬を展開しているようだ。
サヴァイヴァー・ドージョーとは縄張り争いを繰り広げる関係にあるらしく、ツキジ・ダンジョンから彼等を追ってきたゾンビーニンジャがネオサイタマの地下水道を彷徨っているらしい。
第3部最終章「ニンジャスレイヤー：ネヴァーダイズ」にてツキジ・ダンジョンが壊滅した後は全ラボ機能を一時的に海外に移転していたが、紆余曲折を経て現在は霊場フジサンの地下に本拠を構えている。

構成員

代表

• リー・アラキ

研究員等

• フブキ・ナハタ
  • リー先生の愛人兼助手。日本有数の頭脳を持つ他、暴走しやすいリー先生のストッパーめいた立ち位置。
• トリダ・チュンイチ／ブルーブラッド
  • リー先生の腹心兼助手。日本有数の頭脳を持つ医学者にしてチーフ研究員。瞬間的な演算能力に長ける。
• ラヴェジャー
  • 執事ニンジャ。ゾンビ―ニンジャの飼育係や実験材料となる人間の調達、実験のモニタリングなどもこなす。
• アンビ＝サン
  • なぜか地の文＝サンにまでサン付けされている一級研究員。
  • ジェノサイド脱走時の大虐殺に巻き込まれ運良く生き残ったのだが、その後同じく逃走したウィルオーウィスプの姿を見てしまい、忍殺史上最長の絶叫を残してある意味伝説となった人。

「アイエエエエ！？ア、アイエエエエ！アイエーエエエエ！アバーッ！アババババババババババ、アバババババーッ！！！」

• ゴナイダ
  • 大規模爆発事故を起こして倒産したシブサマ・ケミカル社の元研究者。INW研究者として再起したが……。

研究員はヨロシサン製薬からの引き抜きで調達し、労働力として大量の白衣クローンヤクザを使用している。

非アンデッドの所属ニンジャ

• マンティコア（バイオニンジャ）
• リストレイント（雇われの用心棒）

検体

• 検体番号が判明しているうち、作中に登場
  • レベナント（1号）
  • ジェノサイド（3号）
  • ウィルオーウィスプ（4号・N-FILESで明記）
  • キャバリアー（5号）
  • マミー（6号・N-FILESで明記）
  • ブルーブラッド（7号・N-FILESで明記）
  • モービッド（8号・N-FILESで明記）
  • ペスティレンス（9号）
  • ナックラヴィー（13号）
  • スペクター（31号）
  • クラーケン（44号）
  • フォーティーナイン（49号）
  • エルドリッチ（イレギュラーのため固有の検体番号無し・N-FILESで明記）
• 番号が不明なうち、第2部から登場
  • ガーストリィ
  • グール
• 番号が不明なうち、第3部に登場
  • ガーデナー
  • カラテゾンビ
  • カラミティ
  • スプリングヒールド
  • タイフォーン
  • ドラコニック
  • ニンジャマッシャー（note版ではマッシャー）
  • ネクロスパイダー
  • マンイーター
  • リフリジレイター
• 未登場
  • ウォー?　
  • ゲシュニン?
  • サースティ?　
  • ストラグル?
  • バロウワイト?（2号）
  • フェミン?
• 49号以降にリー先生が創り出したもの
  • ヘルストーム

非ニンジャ

• ゾンビ犬
  • 物理書籍版によると、犬の死骸をサイボーグ改造したものである模様。
• クローンヤクザゾンビー
  • クローンヤクザをゾンビー化したバイオ兵器。クローンヤクザをいかにしてゾンビー化させているのかは不明。
  • ペスティレンスのジツやジェノサイドの因子で生物をゾンビー化させることは可能だが、実際にゾンビーの製造に運用しているかは不明。
    • マスターセンセイが用意したクローンヤクザゾンビーはニンジャ頭巾めいたボロ布をつけており、こちらはペスティレンスの能力を使用したものと思われる。
  • フォーティーナインも生物をゾンビ化させる能力を持っているため、彼女の手で生み出された可能性も考えられる。

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