シ・ニンジャ

Last-modified: 2023-12-10 (日) 12:27:53

◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【シ・ニンジャ】 ◆殺◆

登場エピソード

 

――アタイの力。シ・ニンジャの力。さあ使え。


人物

  • ヤモト・コキに憑依したニンジャ。少なくとも平安時代までは活動が確認されている。
  • オヒガンと隣接するこの世の最果て、ヨモガハマにて、オヒガンの境目の門や揺蕩う超自然のエネルギーを管理し、封じてきた。
  • あらゆるニンジャを屠ってきたナラク・ニンジャだが、彼女には特別執着している。キンボシ狙いを超えて私怨の域に達している。
  • 現役時にはシ・ニンジャクランを率いていた。
    • 「シの眷族/眷属(表記揺れあり)」とも呼ばれる。本編で描写されている限りでも、それなりの規模がある模様。
    • キョート城・ホウリュウ・テンプル地下書庫の蔵書の一つにも、『シ・クランと神話伝承における死神について』なる書名が見える。
  • 桜の花はヨミの世界からシ・ニンジャが持ち帰った植物であるとされる。
     
  • 少なくとも、初期(第1部~第2部)の時点では「アーチ級ニンジャである事は確かだが、どれほどの存在かは今一つわからない」状態であった。
    • 初期のヤモトが決して強力ではなかったこと、ジツに関しても強さより美しさの描写が重点されていたこと等による。
  • だが、情報が開示されていくにつれ、数あるリアルニンジャの中でも相当に高位で、かつ脅威的な存在だと判明してきた。
ナラク・ニンジャとの関係
  • ナラク・ニンジャが平安時代に猛威を振るった際、ヤマト・ニンジャと共に討伐に向かった。
    • ナラク討伐のためヤマト・ニンジャはシ・ニンジャに助力を請い、シ・ニンジャは己が課した試練を達成したヤマト・ニンジャにヤリ・オブ・ザ・ハントを授けたとされる。
  • ナラク討伐の際には自身のクランのニンジャを多数引き連れており、彼らはナラクといえども易々とは勝てないだけのカラテを備えていた。
  • この討伐によってナラクは一旦滅びた。ナラクの憎悪はこれに由来する。
シ・ニンジャとその眷族
  • 詳細は避けるが、シ・ニンジャクランには「死体」「霊魂」「不死」等を扱う者が多いことが確定している。
    • ヤモトがINW関係者やジェノサイド等と度々交錯しているのも、上記の事項と無縁ではないだろう。
  • これにより、シ・ニンジャ自身が「死に関連する概念を司る」存在であるという事実が明らかになっている。
  • さらなる詳細については、ニンジャスレイヤープラスのシャード・オブ・マッポーカリプス(44):シの眷属を参照のこと。
 

外見

  • 憑依先からも分かる通り、女性ニンジャである。豊満だったか平坦だったかは定かではない。
  • 怜悧な桜色の目を持つ。また、周囲に桜色の光を纏わせる描写がある。憑依先のジツと共通している。

元ネタ・考察

  • 「シ」の名の意味するところについては、「死」、「紙」、あるいは両方のダブルミーニングではないかなど、ヘッズ間でも意見の分かれるところである。
    • 台湾版物理書籍では「和紙・忍者」と表記。また、アニメイシヨン中国配信版字幕では「紙(死)忍者」と、「死」・「紙」のダブルミーニングであることが明示されている(ただし中国語では「紙」と「死」は発音が異なる)。
    • ただし、海外版の訳(特にアニメイシヨン字幕)には原作者や翻訳チームの監修が及んでいない場合があり、これらの訳が原作者の意図を反映しているとは限らない。
  • アメリカには「Shi」というコミック作品があるという。
    • 日本の僧兵(祖父)と米国のカトリック宣教師(母)の血を引く娘が薙刀をふるって闇の戦いに挑むという内容で、こちらの"Shi"は「日本語で死を意味する言葉」として採用されている模様。

ワザ・ジツ

  • 「サクラの死のジツ」と称される恐るべきジツの使い手。
    • 前述の考察から見るに、エンハンスメント・ジツ等、現在ヤモトが利用しているジツですら片鱗にすぎないとも考えられる。
  • ニンジャスレイヤープラスのインタビュー・ウィズ・ニンジャ PLUS版(47)によると、槍や細身の長剣などがシ・ニンジャの好む得物だったと考えられているが、カラテ主体ではなく、あくまでもジツを用いてそれらを強化したり、ジツを用いた自律飛行性の飛び道具などで敵を翻弄しながら戦っていたようだ。

ストーリー中での活躍

(((私はこのネタバレを護る。コトダマに包まれて)))
  • ヤモトにソウルがディセンションした現代では出番はないが、神話時代の回想に登場し、クランを率いてナラクと対峙している姿を見せている。
     
  • 第4部においては、彼女の不在のために制御を失ったシの門を封じるため、ヤモトの長い旅が始まる。
  • そして「クエスト・フォー・ヨモガハマ」にて、ついにヨモガハマに至る。
    ヨモガハマ探索の結末(ニンジャスレイヤープラス限定エピソードネタバレ)
    • リアルニンジャと化したヤモトと分離したシ・ニンジャのソウルは、ヤモトによってオヒナサマめいた姿のオリガミの形を与えられた。
    • 宿願を果たしたシ・ニンジャはヨモガハマに留まって門を守り続け、ヤモトにカイデン・ネームを与えて現世へと帰還させたのだった。
    • シ・ニンジャの一部はこれからもヤモトの中に在り続け、彼女を助けていくだろう。

一言コメント

アタイのコメント欄。シ・ニンジャのコメント欄。さあ使え。
  • 折角のリアルニンジャ記事ブームにこの人を作らないわけにはいかないと思い。リンクも修正してあります。 -- 2019-01-18 (金) 00:06:18
  • そういやあシ・ニンジャの記事ってなかったんだな -- 2019-01-18 (金) 00:21:51
  • 死者の怨念をエネルギー源にしてるナラクの天敵めいた存在だったんですかネー -- 2019-01-18 (金) 00:48:47
  • ヤマト・ニンジャとの関係ってこれスカサハとクーフーリンでしょ?どうみても -- 2019-01-18 (金) 07:14:21
  • あれほど強大で死と不死を操る彼女が、ヤモト=サンにディセンションしてる=一旦は死んでるんだよな。何か裏があるとかしか思えない。 -- 2019-01-18 (金) 07:35:00
  • 死神=死かつ平安時代以後は死んでいるのが確定、つまりこうだ、デスリーパーがシ・ニンジャ -- 2019-01-18 (金) 09:45:51
  • ワンソーとハトリの天下二分の大イクサで第三勢力を貫き、許される程の規,模と力。シ本人もクランもヤバイすぎる -- 2019-01-18 (金) 10:20:29
  • ↑3 スカサハとクーフーリンだと実力差がクーフーリン=スカサハ+弟子の大半だからそこまでヤマト・ニンジャとは差が無いだろう、特にスカサハは修行時代のフィン・マックールに一蹴される程度の実力だし -- 2019-01-18 (金) 10:59:33
  • ヤモッチャンもめちゃくちゃツヨイだけど、現状エンハンスを器用に扱うぐらいで、他の二十四大クランの憑依者である鏖殺鉄条網やキョジツテンカンホーやコウ・リン・ジツと比べるとスケールで劣る気がする。やっぱりそれはヤモッチャンが元来争いを好まない性質だからだろうか。その気になれば周囲の人々全ての命を吸い上げることも可能なのかもしれない。 -- 2019-01-18 (金) 11:21:35
  • ↑残った死体を更にエンハンスで使役して死者の軍勢にできそう。「サツバツナイト~」で本来は街ごと容易くサンズ・リバーに叩き込む力(直喩かもしれない)はあると明言されてる、備えよう。 -- 2019-01-18 (金) 12:40:03
  • 「桜」と「死」の結びつけからはなんとなく西行法師っぽさを感じることだなあ。願はくは花の下にて春死なむその如月の望月の頃 -- 2019-01-18 (金) 13:11:05
  • シャードの追加情報もあったとはいえ、最初期からいてここまで即座にコメントが増えるキャラの記事がなかったのは今更ながら不思議であったことだなあ -- 2019-01-18 (金) 13:24:42
  • ↑5 神話をそのまま鵜呑みにしてはダメだとアレほど -- 2019-01-18 (金) 15:46:35
  • 憑依者によっては各部ラスボス級のソウルだよなぁ。クッソ強大そうなのにヤモト=サンはなんで平気なんだろうな前後したい -- 2019-01-18 (金) 21:23:28
  • ハトリに六騎士、ゼウスにダイコク、マズダにマイニユにトゥララにヒカリに・・・二十四大クラン祖はマジモンの化物しかいないな -- 2019-01-18 (金) 21:38:43
  • 個人の実力としてどうかはさておき、勢力や人脈って面から見ると弟子達が軒並みヤバイ級ニンジャな上にヤマトにインストラクションを与える描写まであるもんだから24大クランの中でも一際格が高く感じる -- 2019-01-19 (土) 14:57:34
  • 大物設定が明かされた上で、ニチョーム・ウォー・ビギニングのシ視点ナラク討伐回想見ると面白いですね。 -- 2019-01-26 (土) 12:48:15
  • それこそ憑依者が死んでからが本番な可能性もあるよね -- 2019-01-26 (土) 13:17:43
  • ラスト・ガール~でヤモトがソニックブームに連行されてINW行きになったIFルートでもなんとかなっちゃいそう -- 2019-01-26 (土) 15:07:49
  • ↑INWがマジモンの現代版シ・クランになるところでしたね・・・ -- 2019-01-26 (土) 18:29:01
  • "死"を司るニンジャと考えると実は今もヤモト=サンのニューロンの中に潜んでる様な気もする。 -- 2019-06-24 (月) 01:33:28
  • 強大ながら邪悪ではないニンジャ、それ以上にヤモッチャンにチカラを貸す、ヤモッチャンの現世的価値観や利益と衝突しない、コンフリクトを起こさない柔軟さが凄い。(黙れナラク)のやり取りが一切不要だもん -- 2019-06-24 (月) 01:49:22
  • ソウル強大過ぎて爆発しないのも、多少自我を保ててるのも、死を司るだけあって死んだ後の自分すらある程度コントロールできるのかも。ゼウスやフマー憑依者と比べるとソウル自身が力を抑えてるとしか思えんのだよなぁ。つまりヤモッチャンは伸びしろの塊。ただし胸h...アバババババッー!!! -- 2019-06-24 (月) 12:33:05
  • 「シ・ニンジャ・クランのマスター、ヤモト・コキ」という名乗りをさせるのが凄いわ。「シ・ニンジャ・クランのマスター、シ・ニンジャ(のソウルを宿すヤモト・コキ)」じゃないんだぜ。
    シ・ニンジャからすれば木っ端みたいなカラテの宿主の筈なのに、あくまでヤモッチャンが主、ソウルである自分はそこに一形質を与える従の立ち位置に身を置く。死して尚意識が残ってるから出来る芸当なのか。 -- 2019-06-24 (月) 13:52:42
  • ↑ 「(ヤモトの顔から胸部へと視線を移し再び顔を見て)ヌウーッ、確かにオヌシはシ・ニンジャ=サン!」 -- 2019-12-10 (火) 17:41:05
  • ディセンション時の台詞を読むと消滅を望んでるようにも見えたので、死後に予期せずキンカクに囚われてしまって抜け出したいのかなと思っていた。しかしどうやらディセンションしてもキンカクのソウルは消えないようなので違うのかな。もしくは転送時に元データを消去するかどうかをソウル自身が選べたりするのか -- 2019-12-11 (水) 10:08:48
  • 作者様チームに忘れられたわけじゃないんだ!きっと次シーズンで颯爽と再登場するんだ!おれは実際ずのうしすうがたかいからくわしいんだ! -- 2020-01-14 (火) 21:39:27
  • 一見他の二十四大と比べるとジツが弱そうに見えるけど、「カラテミサイル」+「対象を問わないエンハンスメント」+「対象を問わないキネシス」+「物質生成(カタナ)」+「口寄せ」を行える単一のジツって時点で何かおかしいんだよな 大体なんでもできてない? -- 2020-07-13 (月) 00:45:21
  • ひとつのジツで多彩な芸当を可能するというと、ケイトー・ニンジャ=サンの緋のジツが破壊のみに留まらない多芸ぶり(コソク、思考加速)を見せ付けたから、旧い強大なニンジャ特有のものなのかも。 -- 2020-07-13 (月) 01:33:36
  • ジツの多様性もだが、率いてるクランのアーチが強いすぎる。ヨミ、ボトク、ネクロ、ゼツメツ、フジミなどが所属していたクランの開祖と考えると実際ナラク討伐を任されるのも納得のクランな -- 2020-07-13 (月) 07:24:55
  • 六騎士と同格のヤバイ級ニンジャソウルだと思う。 -- 2020-07-17 (金) 23:30:10
  • 憑依ソウルがヤモッチャンのことをカワイイと思ってたり好意を持っているのかもしれない。 -- 2020-07-18 (土) 00:47:13
  • 非常に強大なニンジャでありながら憑依先の主を尊重する凄まじい奥ゆかしさな人格者っぷりを見るに、ナラクが特別に執着して殺したがるのは性格や人格面でも相性最悪だからってのもありそう。恨み辛みの怨念の化身であるナラクにとっては、自分と同じ死者に関連した力に精通してる癖に真面目で行儀が良くて品行方正なシ・ニンジャは良い子ちゃんぶってる様にしか見えなくて虫唾が走ったりするのかもしれない -- 2020-10-17 (土) 12:43:32
  • 六騎士どころか現状名が出ているアーチ級の中でも抜きんでてヤバイ級ソウルでしたね -- 2021-01-08 (金) 16:31:16
  • それでもゼツメツの援護なかったら危なかったあたり全盛期ナラクのヤバさが際立つ -- 2021-01-15 (金) 13:29:13
  • ↑3 それもあるしアンタイニンジャの化身たるナラクにとっては「邪悪ではないニンジャ」自体が自己否定に感じるのかもしれませんネー。 フジキドというフィルターを通したはずのカタオキですら殺る気満々だった事を考えると、直で出会ったシ・ニンジャはただでさえ許せないのに、それに加えて一度は自分を滅ぼしたので恨み骨髄な -- 2021-05-23 (日) 11:02:47
  • その割にどんなアーチソウルにも数回会うとあまり興味なくなっちゃうナラクおじいちゃん -- 2022-02-15 (火) 12:02:20
  • アーチ級にもピンキリあるって事デスネー。キリのアーチ級ニンジャって実際どの辺なのか興味重点な -- 2022-02-20 (日) 00:51:10
  • すでに言われているかもしれませんが、ヤモト=サンとの関係性からして、シ・ニンジャは「師・ニンジャ」という意味もあったのかもしれませんね。 -- 2022-07-22 (金) 08:38:19
  • 多くの弟子を抱え、実質カ・ニンジャとまで言われるモスキート=サンもまた、未熟だったヤモト=サンにイクサの何たるかを教授した師匠キャラ。シルバーカラス、フジキド、モスキート、ジェノサイド、ネザークイーン…ヤモト=サンを導いたニンジャ達全員が、つまりは師・ニンジャなのだ(彼真顔書終 -- 2022-07-22 (金) 22:30:28
  • モスキート=サン・・・貴方は何を言っているんだ? -- 2022-07-31 (日) 17:43:24
  • 暗黒特殊性癖とカラテを結びつけて作戦外の女子高生と血液相互循環して自己のカラテを高めるか一ニンジャとして作戦遂行をとるかとニンジャとしてのそんざい意義を考えさせたヤモト=チャンこそシの、ひいては師のソウル憑依者の役目を示したように思えます -- 2022-08-07 (日) 05:18:13
  • なんかシ・ニンジャクランってやたらカイデン者多くね…と思っていたが、ワンソーが直接鍛えるとモータルが耐えられないため使徒を作り出した経緯を考えると、使徒が少数のモータルをカイデンまで育成→カイデンしたニンジャが多数のモータルをニンジャに育成…という計画だったのでは。使徒の直弟子はほぼ全てカイデン者という事実から逆算した推測ですが -- 2023-05-29 (月) 12:06:49
  • 神話時代からあって隠遁状態とはいえ平安時代でも運営はされてのなら名だたるニンジャを多く輩出したのも納得です。ゴダ・ニンジャクランも似てますね -- 2023-07-14 (金) 10:14:04
  • 言っちゃ何だけど、いくら司る力が膨大だとしてもゲコクジョされ過ぎじゃないですかね…カシマールにすら一応崇められてたハデス・ニンジャ=サンを見習って -- 2023-09-17 (日) 02:15:31
  • シの力がニンジャをして魅力的なものに映るのかもしれませんネー -- 2023-10-29 (日) 09:57:08
  • 発狂したり介錯を懇願していたシ・クランのアーチニンジャ達の事を鑑みるとシ・ニンジャに対する怨みも強かったのかな -- 2023-10-30 (月) 17:11:40
  • 原初に近い時代から平安時代まで存在した神話級の中の神話級ニンジャですからとんでもない格とパワを秘めたソウルなんでしょうね -- 2023-10-31 (火) 01:44:56
  • ↑3 シの門が制御を失っててその影響受けまくってたことを忘れてないか?忠誠心MAXのフジミすら門の前では暴走してるんだぞ -- 2023-12-10 (日) 12:27:53