◆忍◆ ニンジャ名鑑#109 【ヤモト・コキ】 ◆殺◆
シ・ニンジャに憑依されたオリガミ部の女子高生。武器はバタフライナイフとオリガミ・スリケン。
作中で「華奢で細い手脚、平坦な胸」と明記され、これは豊満志向の強いモーゼス&ボンドの女性デザインとしては異質である。
登場エピソード 
- 「ラスト・ガール・スタンディング」
- 「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」
- 「トレジャー・エヴリー・ミーティング」
- 「キックスタート・ア・ニュー・デイ」
- 「ウェルカム・トゥ・ネオサイタマ」
- 「ウェイティング・フォー・マイ・ニンジャ」
- 「シルバー・シュライン・ライク・ア・バレット」
- 「フィジシャン、ヒール・ユアセルフ」
- 「シージ・トゥ・ザ・スリーピング・ビューティー」
- 「リブート、レイヴン」
- 「サツバツ・ナイト・バイ・ナイト」
- 「デス・トラップ、スーサイド・ラップ」
- 「ニチョーム・ウォー……ビギニング」
- 「ロンゲスト・デイ・オブ・アマクダリ」
- 「ショック・トゥ・ザ・システム」
- 「フェアウェル・マイ・シャドウ」(Twitter連載版)
- 「ニチョーム・ウォー」
- 「ニチョーム・オヒガン・ロックアウト」
- 「アンヴェイル・ザ・トレイル」
- 「ニンジャスレイヤー:ネヴァーダイズ」
――助けなきゃ。
助ける?どうやって?
――助けられるとも。
どうやって?
――アタイは何でもできる。
どうやって?
――アタイの力。シ・ニンジャの力。さあ使え。
私の力。
――存分に使え。さあ使え。
どうやって?
――考える必要なんてない。さあ。これでさようならだ。
今から私はアタイだ。
さあ。サヨナラ。
人物 
- 女子高生ニンジャ。元々はキョート在学の平凡な高校生だったが、ショーゴー・マグチの自殺未遂に巻き込まれたのを契機にアーチニンジャ「シ・ニンジャ」のニンジャソウル憑依者となる。
- シ・ニンジャについては当該項目も参照のこと。
- 一人称は「アタイ」(原文では「Me is ~」)。
- その後、ネオサイタマのアタバキ・ブシド・ハイスクールに転校し、アサリら新たな友人を得るが、彼女の正体がニンジャであることを突き止めたソウカイヤのニンジャ達につけ狙われるようになり、周囲への危険が及ぶのを顧みて学校には通わず、逃亡生活を送っている。
- ニンジャとなる以前から友人を作らない孤独な性格だったが、カギ・タナカやザクロなど(訳ありながらも)良い大人達との出会いに恵まれ、次第にニンジャとしても人間としても成長していく。
- オリガミを得意としており、高校総合トーナメントにも出場したほどの腕前である。後述の通り、ニンジャとしてのジツでもオリガミを用いる。
- また、手製の生姜ムースの出来をスイーツにはうるさいザクロから絶賛されるなど、女子力は実際非常に高い。ヤッター!
- マディソンおばあちゃんによると蜜柑が好きらしい
。
- マディソンおばあちゃんによると蜜柑が好きらしい
- 家族や家庭については具体的な描写はないが、「ラスト・ガール・スタンディング」では「何もかもおかしかった」と表現されている。オリガミに打ち込んだのも、その現実の閉塞感を忘れるためだったらしい。
- ソニックブーム曰く、彼女には親殺しの過去があるそうだが、詳細は今も明らかになっていない。
- ニンジャスレイヤープラスのN-FILES【ラスト・ガール・スタンディング】
にて、原作者は今後も特に彼女の過去にフォーカスしたいとは思っていないと説明された。
- MINI INDEX【デッド! デダー・ザン・デッド!】ゾンビーニンジャ名鑑&インデックス
にて、キョートにおいて継父の虐待に対して自衛し、生存した過去を持つことが明かされた。
- ニンジャスレイヤープラスのN-FILES【ラスト・ガール・スタンディング】
- ちなみに現在、ニンジャでありながらニンジャネームを持っていない。フォレスト・サワタリやケンワ・タイなども同じくニンジャネームを持たないニンジャであるが、ザ・ヴァーティゴ曰くこれは特別な例らしい。
- また、物理書籍版のインタビュー・ウィズ・ニンジャでは「ヤモト=サンもいずれニンジャネームを名乗るようになるかもしれないよ」と、やや意味深な発言がされている。今はただ、備えよう。
- 名前は台湾版書籍では「矢本小季」と表記されている。
- 後に発表されたニンジャスレイヤープラスのインタビュー・ウィズ・ニンジャ特別編:キャラ名の漢字表記まとめ
では「矢本 小姫」表記になっている。
- 後に発表されたニンジャスレイヤープラスのインタビュー・ウィズ・ニンジャ特別編:キャラ名の漢字表記まとめ
- イビルヤモトとは全くの別人であり、何の関係もない。
- プロトタイプ・ニンジャスレイヤーのヤモトには女子高生性はなく、黒い喪服キモノを着た無慈悲な恐るべき殺戮ニンジャであり、殺戮ニンジャのイメージだけを延長させてまず作り出したのが、ニンジャ名鑑にて存在が示唆されたキルチャージだったとのこと。
◆忍◆ ニンジャ名鑑#15 【キルチャージ】 ◆殺◆
本名ヤモト・イシイ。スガモ重犯罪刑務所に入れられるはずだったシリアルキラーに、ニンジャソウルが憑依。
武器は包丁。どの組織にも属さず、ただネオサイタマの暗い路地裏で通り魔をくり返す。
謎の女ニンジャ、ヤモト・コキの肉親?
- 現時点で500名を超えるキャラクターの名鑑が公開されている中、キルチャージは#15という非常に若いナンバリングで名前が出ているが、彼が登場するエピソードが第3部の終了までに明らかにされることはなかった。
- N-FILES【ラスト・ガール・スタンディング】にて、現在のヤモト・コキより先に作られたが、本編に使われることはなかったと説明された。
- 「謎の女ニンジャ、ヤモト・コキ」というプロトタイプ時代のヤモトの説明になっているのも、この時点で現在のヤモトがまだ完成していなかったからだろう。
- オーディオドラマ、アニメイシヨンでの担当声優は雨宮天=サン
。天と書いてソラと読む。
- オーディオドラマを初担当した2013年時点ではデビューしたての新人声優だったが、その後多くのアニメ作品でメインヒロインを歴演し、今や人気声優となった。作中のヤモトの成長ぶりとも重なるサクセスストーリーといえよう。
外見 
- その胸は平坦だった。
- 黒い瞳に黒髪、華奢な体格、そして平坦な胸。ニンジャ装束は着用しないが、ニンジャソウルが高まると瞳が桜色に輝き、金属的な硬質さを備えた桜色のスカーフが生成される。
- ニンジャスレイヤープラスの身長一覧表
によると身長153cm。
- 容姿は、スカウトやヨタモノに声をかけられるくらいだから実際カワイイ。
- 髪の長さはショート(セミショート)で描かれることが多いが、キョート時代はロングで、ネオサイタマに移った時にショートヘアにしたという。その後の「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」では、逃亡生活で髪を切る暇がなかったためかセミロングになっている。
- ニチョーム・ストリートに移り住んで以降は本編に髪型の描写はないが、恐らくまたショートに戻したと思われ、書籍版の表紙・挿絵でもそのように描かれている。
- 「ニンジャスレイヤー(コミカライズ版)」作画担当の余湖裕輝先生は、正確な作画のため各時点での髪の長さを翻訳チームに確認したという。
- アニメイシヨンでは混乱を避けるためか、この差は再現されず、常にセミショートで描かれている。
- 服装は第1部時点では基本的にアタバキ・ブシド・ハイスクールの制服を着ている。
- ザクロの店に落ち着いてからは、かつての店子が残していった服でおめかしもさせられている。
- ザ・ヴァーティゴ=サンによると、ニチョームに来てからは制服を着ていないらしい。
- 「女子高生ニンジャ」というキャッチフレーズめいた印象が強いが、ハイスクールに通っていた(通うことが出来た)のは初登場回のみであった。第3部では少し成長した姿が見られる。ちょっとおねえさんになったヤモトを、女子高生ではないという意味で「女子大生ニンジャ?」と形容するヘッズも。
- ニンジャは成人後の加齢が遅くなることが知られているが、憑依時未成年だったヤモトは第3部時点ではまだ成長を続けているようである
(しかし、その胸は平坦なままであった)。 - 第3部の地の文を見るに、年齢は18~19歳になっている扱いのようで、酒も飲める(ネオサイタマでは飲酒は18歳から合法であるようだ)。
- ニンジャは成人後の加齢が遅くなることが知られているが、憑依時未成年だったヤモトは第3部時点ではまだ成長を続けているようである
- なお、毎度のようにヘッズに胸の話をされるが、作中で当人がバストサイズについてコンプレックスを抱いたり過剰に意識したりするような描写はないことを申し添えておきたい。
- アニメイシヨンではキャラごとにキャラデザイン担当が異なり、ヤモトの担当は漫画家・イラストレーターのsaitom
=サン。こだわりポイントは「ソックスの締めつけ」とのこと。
ワザ・ジツ 
- 戦闘中はシ・ニンジャ固有のニンジャソウルの輝きにより、ヤモトの眼光やオリガミ、カタナ等のソウルを帯びた得物は宙に桜色の軌跡を描き、彼女のイクサに幻想めいた美しさを添える。
- この桜色の光はシの力そのものである。
- 度々「シ・ニンジャ!」のシャウトを発する。これは「シテンノ!」「モッチャム!」系のオモシロ・シャウトではなく、内なるソウルに呼びかけているのだと思われる。
- ネオサイタマ電脳IRC空間のキャラクター紹介によると、戦闘時のジツ:カラテ比率は6:4程度とのこと。
サクラ・エンハンス(エンハンスメント)・ジツ 
- シ・ニンジャ固有のユニーク・ジツ。
- ゲイトキーパーやサブスティテュートが使う、物質を強化するエンハンスメント・ジツの亜種に属するものと思われる。
- ヤモトのエンハンスは、物体にカラテ・エネルギーを込めることで超自然の桜色の光を纏わせ、その物体に爆発性を付与したり、サイキックで自由に操作したり、強化したりする効果を持つ。
- エンハンスする物体はオリガミを始めとしたごく軽量のもの、ないしは自らの得物が中心。手を離れた重い物体をエンハンスしたり動かしたりするのも不可能ではないが、かなりの困難を伴うようだ。
オリガミ・ミサイル(オリガミ・スリケン) 
- サクラ・エンハンスメントにより桜色光を帯びたオリガミを操作し、敵にぶつけ爆発させて攻撃する。彼女の代名詞的なジツともいえる。
- 爆発の威力や範囲はあまり大きくないが、クローンヤクザなら頭や胸に当てれば一撃でも倒せる。
- オリガミはサイキックで折られて形を作る。必然性があるかは不明だが、ツル、イーグル、カモメなど鳥のデザインが目立つ。他にはカメ、飛行機などの形も確認出来る。
- 操作は自由自在であり、その場にオリガミ機雷として仕掛けるなど器用な運用も可能。
- 爆発の威力は抑えることも可能で、作中では小さなオリガミの爆発を足場に空中ジャンプをしてみせた。
- 起爆前に迎撃破壊されると爆発しない、閉所では自分が巻き込まれる恐れがあるなどの短所もある。
- ソウカイヤは「カラテ・ミサイルの一種」と分析しており、実際攻撃方法はかなり似ている。ただしこちらはエンハンス先としてのオリガミが必須であるため、アウト・オブ・アモーの危険性を伴っている。
- ニンジャソウルの力を充分に引き出せば、より巨大なオリガミを準備することも可能。ソニックブームとの対決時には、ビニールカーボンシートから巨大なフェニックスを折り上げた。
- 第3部後半においてはヤモト自身の成長もさることながら、シ・ニンジャとのリンクを深めたことで、さらなるジツの力に開眼した。
- ジュクレンシャ及びエンプレスとの戦闘においては、これまでとは性質の違う蝶の形のオリガミ・ミサイルを操った。
- このオリガミ・スリケンは着弾しても爆発せず、相手の周囲に無数に纏わりついて間合いや攻撃の機を微かに狂わせる上に、相手の太刀筋上にあったオリガミが切断された際は小爆発を起こしてその得物の勢いを殺ぎもする。
- シの力を纏ったオリガミを舞わせ、現世と隔離されたオヒガンの虚無を垣間見せて敵の認識を狂わせているようだ。
- さらに、オリガミが纏わりついた物体にはオリガミのエンハンス光が次第に移り、最終的にはその物体をサクラ・エンハンスメントし、サイキックである程度操れるようになる。
- また、さらなる応用技として、得物同士を打ち合わせた際に、自らの得物からエンハンス光を敵の得物に移すという荒業も披露している。
- これによって、敵の得物の太刀筋を操作したり、そのまま得物を奪ったりすることが可能となり、武器の使い手にとってはこれ以上にないほど厄介なジツに進化した。
- ヤモト自身は「これまでの自分のジツとは違う」とはっきりと認識している。イクサの最中に垣間見えたシ・ニンジャのビジョンといい、サクラ・エンハンスにはまだまだ秘密がありそうだ。
イアイドー 
- ジツ頼りの戦闘で難を逃れる逃避行の中、ついには追手のナッツクラッカーらソウカイ・ニンジャにも対策を取られつつあった。
- そんな日々の中、巡り会ったとあるメンターからインストラクションを授かり、受け継いだ新たなカラテ。
- 以後、ヤモトにとってのイアイドーは絆や自己の導きとして、単なる武力以上の意味合いを持ったカラテとなる。
- ワザマエについては、第2部時点においては超マスター級のインペイルメント相手にそれなりに戦えていたことから、一部のヘッズからはマスター級前後の実力はあるだろうと見立てられていた。
- 第3部では、数々の修羅場を潜り抜け成長したカラテに研ぎ澄ませたソウルとジツも合わせて、歴戦のニンジャとすら切り結ぶほどのワザマエに達している。
ソウビ 
◆バタフライナイフ◆
◆ウバステ◆
- 「スワン・ソング~」以後、ある経緯からシルバーカラスが持っていたカタナ「ウバステ」を帯刀。これが主な得物となる。
- しかし、「サツバツ・ナイト・バイ・ナイト」にて激戦がたたり刀身にクラックが入り、「ニチョーム・ウォー……ビギニング」におけるジュクレンシャとの最初のイクサで完全に破壊されてしまった。
◆イキツモドリ◆
- 刀匠キタエタの逸品たる双刀。全部で四つがいが存在し、元はラオモト・カンが全て所持していたが、ラオモトの没後にマッポの横流しなどで散逸した
らしい。うち一つがいがエンプレスの手に渡っていた。
- エンプレス戦にてサクラ・エンハンスによってカロウシを奪取。見事エンプレスを打倒した際に残るナンバンもヤモトの手に渡った。
- 後に二刀は小柄なヤモトに合わせて寸法を詰められている。
- 二刀を鍛え直した刀工は対の二刀が発するアトモスフィアをも感じ取っており、名こそ出ていないが名工と思われる。
- 二刀を鍛え直した刀工は対の二刀が発するアトモスフィアをも感じ取っており、名こそ出ていないが名工と思われる。
- 実は、プロトタイプ・ニンジャスレイヤーのヤモトは「カロウシ」「ナンバン」を用いる二刀流の地獄戦士
だったらしい。その設定が今になって活かされた形となる。
ストーリー中での活躍 
- 「ラスト・ガール・スタンディング」にて初登場。アサリを助けるために力を振るったことから足がつき、ソウカイヤのスカウト担当であるソニックブームに追い詰められるが、乱入したニンジャスレイヤーの状況判断によって命を拾う。その後は一人ソウカイヤの追手から逃げ回る日々を送る。
- 孤独な逃走ではあったが、危うい所を他のニンジャに救われることも幾度かあり、中でも「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」におけるシルバーカラスのインストラクションは彼女の中に強く根付いている。
- 第2部以降はニチョームのゲイバー「絵馴染」を経営するニンジャのザクロに拾われ店に落ち着き、ザクロを補佐するニチョーム自治会のヨージンボの一人となる。
- しかしザイバツの崩壊後、ニチョームは「サツバツ・ナイト・バイ・ナイト」にてアマクダリの支配下に置かれ、彼女も否応なしに陰謀に巻き込まれていく。
- しばらくは決定的な行動を起こせないでいたが、「ニチョーム・ウォー……ビギニング」にてザクロがデッドフェニックス・ヤクザクランに重傷を負わされたのを期にイクサの火蓋を切り、スーサイドと二人でカチコミをかけた結果、わずか一晩でクランを壊滅させるに至った。
- 続く「ニチョーム・ウォー」ではシヴァーやチリングブレードといったコリ・ニンジャクランの油断ならぬニンジャ達と刃を交え、四刀流の強敵であるアサイラムを討ち倒す活躍を見せる。終盤では満身創痍の身となりながらも増援ニンジャ達に立ち向かい、生存を果たした。
- しかし、戦争終結から一週間後に再び攻勢を仕掛けてきたアマクダリから逃れるためにシルバーキーがニチョームを現世から切り離した際、彼女はフィルギアと共にネオサイタマに取り残されてしまう。
- 「アンヴェイル・ザ・トレイル」は彼女とフィルギアがニチョームとの通信を確立するための鍵を握るウミノ・スドとの接触を試みるエピソードであり、最終的にそれは果たされた。
- 「ニンジャスレイヤー:ネヴァーダイズ」では、ウミノの協力によって繋いだニチョームとの通信を元にディプロマット、アンバサダー、イグナイトと合流。立ち塞がるアマクダリの追手から辛くも逃れ、双子のポータル・ジツによってニチョームとネオサイタマの接続に成功した。
- その後はツキジ・ダンジョンに派遣され戦うも、イクサの合間に海賊放送を通じてマルノウチ地区の暴動の様子を目にし、居ても立ってもいられなくなりイグナイトと共にツキジを飛び出す。そしてマルノウチ付近に展開するアマクダリ・アクシスとのイクサに身を投じ、混沌とする屋上バトルフィールドで戦い抜いた。
- 最後まで生き残った彼女が舞い散らせた桜のオリガミは、巡り巡って新たなリアルニンジャの誕生にハナミ儀式めいて華を添えた。
- 全てのイクサが終わった後、彼女は仲間達と共にマルノウチ・スゴイタカイビル前広場のボン・ダンス・フェスに加わるのであった。
ストーリー外での活躍 
- 作中屈指の人気を誇り、ネット上に存在する忍殺のウキヨエ(ファンアート)は彼女のものが多数を占めている。
- 一部の熱狂的なファンは彼女が登場した際、我らがマスターにして偉大なる勇者の如く「フィーヒヒヒ!」と叫ぶ。ヤモト=タン、ハァハァ……。
- フォロワー4643人突破を記念して行われた第2回人気投票では堂々4位にランクイン。ナンシー・リーやユカノらを押しのけ、女性キャラの中では最も高い順位となった(というか、二人の順位が酷すぎた)。
- また、ユカノとは異なり(あるいは同様に)、事あるごとに「平坦な胸」をヘッズからネタにされている。まだ成長期という説も、ザ・ヴァーティゴ=サンには「それはないんじゃない?」と否定されてしまった。ナムサン!
- ズノウ・タノシイ社の書籍版「ネオサイタマ炎上#1」の公式PV
では、敵ニンジャ数名のカットインの後に一人だけビルの上に登場する。
- よりによって最後に登場する上、「~ニンジャとの死闘が始まった」の字幕のタイミング。何も知らなければ、ラスボスないし敵幹部に見えかねない演出である。
第4部以降 
◆忍◆ ニンジャ名鑑#0211 【ヤモト・コキ】 ◆殺◆
シ・ニンジャのソウル憑依者。放浪者。シはヨミやジゴク、サンズを司る神話時代の強大なニンジャであり、彼女はこれに長く耐えうる強い自我を築く為、世界中の霊跡を巡る神秘的な旅を続けた。シ・ニンジャにまつわる眷属たちから命を狙われている。
◆ニンジャスレイヤー名鑑カードAoM-0211【ヤモト・コキ】◆(プラス記事)
登場エピソード 
- 「デッド! デダー・ザン・デッド!」
- 「フォ・フーム・ザ・ベル・トールズ」
- 「ヨロシサン・エクスプレス」
- 「ビフォア・ジ・エンド・オブ・ザ・ライン」
- 「カレイドスコープ・オブ・ケオス」
- 「タイラント・オブ・マッポーカリプス」
「シ・ニンジャ・クランのマスター、ヤモト・コキが命ずる!」
「イクサを止めよ!」
人物 
- 第4部では、彼女へのゲコクジョを果たそうとするシ・ニンジャクランのソウル憑依者達との戦いに明け暮れている。
- 現時点では主に放浪者として個人で活動しているため、ニチョームやザクロとの繋がりは不明。アサリとの交流は続いているようだ。
外見 
- 第4部でも女子高生姿であることが多い。
もういい歳であろうに……。- シーズン3では黒いセーラー服を身に着けている。
- セーラー服を着ても違和感を持たれていないため、外見は殆ど変わっていないと思われる。
- 髪の長さは肩まで。また、身長も153cmのまま変わっていない。
たぶん胸囲も。
- 上記の姿は力を抑制している時の仮の姿である。
- 解放した際の姿は、黒髪が腰まで伸びた美しく冷たい成人女性。
- ニンジャスレイヤー名鑑カード
によると、この時の身長は157~163cm。
豊満になっているかは不明。
- ニンジャスレイヤー名鑑カード
- 服装はセーラー服のまま。ただし、キモノめいた神秘的な装束を生成することも出来る。
ワザ・ジツ 
- オリガミ・ミサイルやイアイドーのワザマエにはさらに磨きがかかっている。
- 使用しているカタナは、ナンバンとカロウシを融かし合わせた妖刀となっている。
サクラ・エンハンス(エンハンスメント)・ジツ 
- 生成したマフラーから切り離した超自然の桜色の炎をカタナに纏わせ、最大で元のカタナの六倍の長さに達する桜色の炎の刀身を生み出せるようになっている。
オリガミ・ミサイル(オリガミ・スリケン) 
- ジツを込めたオリガミを地面に設置し、そのオリガミで囲まれた場所を爆破することが可能となった。
- 生成したマフラーから切り離した超自然の桜色の炎をオリガミ・ミサイルとして使用する描写があり、炎や火花といった固体ではないものからもオリガミ・ミサイルを生成出来るようになったようだ。
- 純粋な攻撃のみならず、ジツで傷を負わせた相手に超自然の楔を打ち込み、その居場所を察知するというワザも見せている。
口寄せのジツ(仮) 
- 正方形のワ・シを敷いた上に生首を置き、四方にタコ・ドラゴン・ゴリラ・イーグルの四聖獣を象ったオリガミを配置することで、生首にソウルを呼び戻し会話・尋問することを可能とするジツ。
- ジツの行使中はオリガミが強く発光し、そこから稲光が生首に放たれソウルの持ち主を苦しめる。
- 生首は死後時間が経過してしまうとジツの憑代に適さなくなるようだ。また、作中でジツを使ったのはウシミツ・アワーであったが、これがジツに必要な条件かどうかは不明。
サクラ・エンハンス・カタナ 
- サクラ・エンハンスメントの輝きだけで作られたカタナ。
- 空の鞘からイアイめいて繰り出す他、上記の妖刀と組み合わせて二刀流として使用することもある。
ストーリー中での活躍 
- 第3部終了から2年後のエピソードである「デッド! デダー・ザン・デッド!」では、ジェノサイド、デッドムーンらと共に「ネオサイタマ・ゾンビー事変」を解決すべく戦いを挑んでいる。
- 「フォ・フーム・ザ・ベル・トールズ」ではアサリの依頼を受け、女子高生収容所に囚われたテマリを助けるためセーラー服姿で施設に潜入。収容所の見張りを務めるエヴァポレイターを倒し、女子高生達を開放してネオサイタマへと送り返している。
- 第4部本編時点での彼女は前述の通り、世界中のシ・ニンジャクランの憑依者達から命を狙われる立場にある。
- 彼等はヤモトにゲコクジョすることでシ・ニンジャの力を簒奪し、オヒガンの深淵にあるヨモガハマの地に揺蕩う超自然のエネルギーを我が物にすることを企んでいるようだ。
- 自らの力と責任を自覚した彼女は、自身のニンジャソウルであるシ・ニンジャとしっかりと対峙するため、ヨモガハマに辿り着くことを目的としている。
- 「ヨロシサン・エクスプレス」にて本編に登場。ドラゴンの茶器「ニッタ・カタツキ」を用いてネザーキョウからオヒガンに侵入するため、ニッタ・カタツキを運搬していたヨロシンカンセンに搭乗。偶然乗り合わせたニンジャスレイヤー一行と協力して、ヤモトと茶器を狙って襲撃してきたシの門弟やネザーキョウの軍勢を撃退した。しかし、息つく暇もなくヘヴンリイの強襲を受け、彼女は乗客を逃がすべくただ一人その場に留まることを選ぶ。
- 直後にあたる「ビフォア・ジ・エンド・オブ・ザ・ライン」ではヘヴンリイと激しいイクサを繰り広げるも、最終的には相打ちの状況になり、ニッタ・カタツキを奪われてしまう。しかし、ヘヴンリイもヤモトと同様に大きな負傷に見舞われたため、二人は無事にネザーキョウの中心へ向かうべく一時的に休戦し、共に行動することとなる。
- その後のヘヴンリイとの奇妙な道行きは、「スレイト・オブ・ニンジャ」にてその一端が描かれている。
- 「タイラント・オブ・マッポーカリプス」ではネザーオヒガンに入り、奪われたニッタ・カタツキが安置されている茶室のもとへ到達するが、そこでアグラ・メディテーションしていたティアマトを見咎め交戦。一時は拮抗するものの、彼女の謎めいたジツとカラテに手玉に取られ、重傷を負わされたまま捨て置かれてしまう。
- エピローグでは、負傷したことにより身動きが取れない状態でオニ達に包囲されるも、時を同じくしてネザーオヒガンを探索していたブルーブラッドに救出される。彼の鮮血によって怪我を治癒したヤモトは、ブルーブラッドを伴いヨモガハマを目指すこととなった。
- 旅の途上で遭遇したコルセアの舟に乗り込んだヤモトとブルーブラッドは、最終的にヨモガハマの地にあるシの大門の前に辿り着き、ソウルの導きによって門の制御を取り戻すことに成功する。
- だが、今後もシの大門を護り続けるのはシ・ニンジャ本人にしか出来ないことだと判断したヤモトは、己のカタナでセプクし、そのカタナを依代にシ・ニンジャのソウルを自身から分離させる。
- ソウルを失ったヤモトはそのまま死を迎えるかと思われたが、意識が消えかけた瞬間、己自身に新たなニンジャソウルを生み出す「カイデン現象」が発生。リアルニンジャとして覚醒を果たした。十年間世界を巡りカラテを鍛えた彼女は、カイデン現象を起こすのに十分な鍛錬を積んでいたのである。
- かつてニンジャスレイヤーがサツバツナイトへと生まれ変わった瞬間を目撃していたヤモトは、自身のリアルニンジャ化もまた可能であると確信を持っていた。
- 分離したシ・ニンジャから「シキ・ニンジャ」のカイデン・ネームを与えられたヤモトは、シ・ニンジャが開いたポータルによってブルーブラッドと共に現世に送り出された。
- "シキ"の由来については現段階では明かされていないものの、象徴であるサクラから転じて季節を示す「四季」シ(死)から続いて「死期」彼女自身の象徴でありオリガミの「紙器」、あるいはこれらが複合している等様々な考察がなされている。いずれにしてもこれまでのヤモトを的確に示すポエットなネーミングであることには違いない。
一言コメント
- ムッハハハハ!勘違いは誰にでもあるというもの。安心して永遠のセーラー服にカワイイヤッターするとよい。マーケティング的にも大成功だ! -- 2022-08-20 (土) 07:08:48
- やさしみ…… -- 2022-08-23 (火) 21:38:05
- フィルギア=サンのインストラクションによると、外見的な若さを保つには精神的にも若いのが実際大事らしい。 -- 2022-08-25 (木) 11:31:47
- つまり、ヤモト=サンがセーラー服を今後も着こなすには精神的にも女子高生を保つ必要がある?つまりこうだ、ヤモト=サンのニンジャネーム候補は「エターナルセブンティーン」…セルフ女子高生収容所…永遠の…17歳! -- 2022-08-25 (木) 18:20:59
- 「おいおい♪」教祖はひかった -- 2022-08-28 (日) 01:11:17
- 「17歳、すなわち永遠なり」 シキ・ニンジャはコトダマと共にナンバン・カロウシを胸の谷から召喚。しめやかな爆発四散を敵に与える。 -- 2022-08-28 (日) 01:28:09
- ニンジャが神聖なる紙吹雪でカタナに桜色の炎を纏わせリーチと威力を伸ばす様は別作品
の忍殺おじさんっぽい -- 2022-10-12 (水) 19:44:13
- ↑2 ヤモッチャンに谷がありますか? おかしいと思いませんkアバーッ!? -- 2022-11-16 (水) 13:58:27
- 谷間とは言っていない。つまり間はないとちゃんと言って(コメントはここで途切れている) -- 2022-11-16 (水) 18:19:59
- 真面目な話、肉体的に100年も200年も生きてて精神だけ年取らず若々しくあるって相当難易度高いよな。そういう意味では適度にリセットするドラゴン・ニンジャ=サンのアレは若々しくあり続けるのに適切なのかもしれん -- 2022-12-04 (日) 20:33:12