ヤモト・コキ

Last-modified: 2024-04-16 (火) 15:55:24

◆殺◆ ニンジャ名鑑N109 【ヤモト・コキ】 ◆伐◆
シ・ニンジャに憑依されたオリガミ部の女子高生。作中では「華奢で細い手脚、平坦な胸」と明記されている。彼女はオリガミ・ミサイルやカタナを武器として戦い、ソウル覚醒時は瞳を桜色に輝かせて、超自然的なマフラーメンポを纏う。

改訂前名鑑

◆忍◆ ニンジャ名鑑#109 【ヤモト・コキ】 ◆殺◆
シ・ニンジャに憑依されたオリガミ部の女子高生。武器はバタフライナイフとオリガミ・スリケン。作中で「華奢で細い手脚、平坦な胸」と明記され、これは豊満志向の強いモーゼス&ボンドの女性デザインとしては異質である。

登場エピソード

 

――助けなきゃ。
助ける?どうやって?
――助けられるとも。
どうやって?
――アタイは何でもできる。
どうやって?
――アタイの力。シ・ニンジャの力。さあ使え。
私の力。
――存分に使え。さあ使え。
どうやって?
――考える必要なんてない。さあ。これでさようならだ。
今から私はアタイだ。

 

さあ。サヨナラ。


人物

N-FILES【ラスト・ガール・スタンディング】によると、現在のヤモトが生まれるまで色々なキャラクター案をスケッチしたとのこと。
  • プロトタイプ・ニンジャスレイヤーのヤモトには女子高生性はなく、黒い喪服キモノを着た無慈悲な恐るべき殺戮ニンジャであり、殺戮ニンジャのイメージだけを延長させてまず作り出したのが、ニンジャ名鑑にて存在が示唆されたキルチャージだったとのこと。

◆殺◆ ニンジャ名鑑N15 【キルチャージ】 ◆伐◆
本名ヤモト・イシイ。スガモ重犯罪刑務所に入れられるはずだったシリアルキラーに、ニンジャソウルが憑依。武器は包丁。どの組織にも属さず、ただネオサイタマの暗い路地裏で通り魔をくり返す。ヤモト・コキとは特に関係がなかった。

改訂前名鑑

◆忍◆ ニンジャ名鑑#15 【キルチャージ】 ◆殺◆
本名ヤモト・イシイ。スガモ重犯罪刑務所に入れられるはずだったシリアルキラーに、ニンジャソウルが憑依。武器は包丁。どの組織にも属さず、ただネオサイタマの暗い路地裏で通り魔をくり返す。謎の女ニンジャ、ヤモト・コキの肉親?

  • 現時点で500名を超えるキャラクターの名鑑が公開されている中、キルチャージは15という非常に若いナンバリングで名前が出ているが、彼が登場するエピソードが第3部の終了までに明らかにされることはなかった。
  • N-FILES【ラスト・ガール・スタンディング】にて、現在のヤモト・コキより先に作られたが、本編に使われることはなかったと説明された。
    • 改訂前の名鑑で「謎の女ニンジャ、ヤモト・コキ」というプロトタイプ時代のヤモトの説明になっているのも、この時点で現在のヤモトがまだ完成していなかったからだろう。
 
  • オーディオドラマアニメイシヨンでの担当声優は雨宮天=サン。天と書いてソラと読む。
  • オーディオドラマを初担当した2013年時点ではデビューしたての新人声優だったが、その後多くのアニメ作品でメインヒロインを歴演し、今や人気声優となった。作中のヤモトの成長ぶりとも重なるサクセスストーリーといえよう。

外見

  • その胸は平坦だった。
  • 黒い瞳に黒髪、華奢な体格、そして平坦な胸。ニンジャ装束は着用しないが、ニンジャソウルが高まると瞳が桜色に輝き、金属的な硬質さを備えた桜色のスカーフが生成される。
  • ニンジャスレイヤープラスの身長一覧表によると身長153cm。
  • 容姿は、スカウトやヨタモノに声をかけられるくらいだから実際カワイイ。
     
  • 髪の長さはショート(セミショート)で描かれることが多いが、キョート時代はロングで、ネオサイタマに移った時にショートヘアにしたという。その後の「スワン・ソング・サング・バイ・ア・フェイデッド・クロウ」では、逃亡生活で髪を切る暇がなかったためかセミロングになっている。
  • ニチョーム・ストリートに移り住んで以降は本編に髪型の描写はないが、恐らくまたショートに戻したと思われ、書籍版の表紙・挿絵でもそのように描かれている。
  • 服装は第1部時点では基本的にアタバキ・ブシド・ハイスクールの制服であるセーラー服を着ている。
  • ザクロの店に落ち着いてからは、かつての店子が残していった服でおめかしもさせられている。
  • ザ・ヴァーティゴ=サンによると、ニチョームに来てからは制服を着ていないらしい。
     
  • 「女子高生ニンジャ」というキャッチフレーズめいた印象が強いが、ハイスクールに通っていた(通うことが出来た)のは初登場回のみであった。第3部では少し成長した姿が見られる。ちょっとおねえさんになったヤモトを、女子高生ではないという意味で「女子大生ニンジャ?」と形容するヘッズも。
    • ニンジャは成人後の加齢が遅くなることが知られているが、憑依時未成年だったヤモトは第3部時点ではまだ成長を続けているようである(しかし、その胸は平坦なままであった)
    • 第3部の地の文を見るに、年齢は18~19歳になっている扱いのようで、酒も飲める(ネオサイタマでは飲酒は18歳から合法であるようだ)。
       
  • なお、毎度のようにヘッズに胸の話をされるが、作中で当人がバストサイズについてコンプレックスを抱いたり過剰に意識したりするような描写はないことを申し添えておきたい。
     
  • アニメイシヨンではキャラごとにキャラデザイン担当が異なり、ヤモトの担当は漫画家・イラストレーターのsaitom=サン。こだわりポイントは「ソックスの締めつけ」とのこと。

ワザ・ジツ

  • 戦闘中はシ・ニンジャ固有のニンジャソウルの輝きにより、ヤモトの眼光やオリガミ、カタナ等のソウルを帯びた得物は宙に桜色の軌跡を描き、彼女のイクサに幻想めいた美しさを添える。
    • この桜色の光はシの力そのものである。
  • 度々「シ・ニンジャ!」シャウトを発する。これは「シテンノ!」「モッチャム!」系のオモシロ・シャウトではなく、内なるソウルに呼びかけているのだと思われる。
     
  • ネオサイタマ電脳IRC空間のキャラクター紹介によると、戦闘時のジツ:カラテ比率は6:4程度とのこと。

サクラ・エンハンス(エンハンスメント)・ジツ

  • 物体にシの力を付与するシ・ニンジャ固有のユニーク・ジツ。
  • ゲイトキーパーサブスティテュートが使う、物質を強化するエンハンスメント・ジツの亜種に属するものと思われる。
  • ヤモトのエンハンスは、物体にカラテ・エネルギーを込めることで超自然の桜色の光を纏わせ、その物体に爆発性を付与したり、サイキックで自由に操作したり、強化したりする効果を持つ。
  • エンハンスする物体はオリガミを始めとしたごく軽量のもの、ないしは自らの得物が中心。手を離れた重い物体をエンハンスしたり動かしたりするのも不可能ではないが、かなりの困難を伴うようだ。

オリガミ・ミサイル(オリガミ・スリケン

  • サクラ・エンハンスメントにより桜色光を帯びたオリガミを操作し、敵にぶつけ爆発させて攻撃する。彼女の代名詞的なジツともいえる。
    • 爆発の威力や範囲はあまり大きくないが、クローンヤクザなら頭や胸に当てれば一撃でも倒せる。
    • オリガミはサイキックで折られて形を作る。必然性があるかは不明だが、ツル、イーグル、カモメなど鳥のデザインが目立つ。他にはカメ、飛行機などの形も確認出来る。
  • 操作は自由自在であり、その場にオリガミ機雷として仕掛けるなど器用な運用も可能。
    • 爆発の威力は抑えることも可能で、作中では小さなオリガミの爆発を足場に空中ジャンプをしてみせた。
    • 起爆前に迎撃破壊されると爆発しない、閉所では自分が巻き込まれる恐れがあるなどの短所もある。
  • ソウカイヤは「カラテ・ミサイルの一種」と分析しており、実際攻撃方法はかなり似ている。ただしこちらはエンハンス先としてのオリガミが必須であるため、アウト・オブ・アモーの危険性を伴っている。
  • ニンジャソウルの力を充分に引き出せば、より巨大なオリガミを準備することも可能。ソニックブームとの対決時には、ビニールカーボンシートから巨大なフェニックスを折り上げた。
     
  • 第3部後半においてはヤモト自身の成長もさることながら、シ・ニンジャとのリンクを深めたことで、さらなるジツの力に開眼した。
さらなるエンハンスメント・ジツ
  • ジュクレンシャ及びエンプレスとの戦闘においては、これまでとは性質の違う蝶の形のオリガミ・ミサイルを操った。
  • このオリガミ・スリケンは着弾しても爆発せず、相手の周囲に無数に纏わりついて間合いや攻撃の機を微かに狂わせる上に、相手の太刀筋上にあったオリガミが切断された際は小爆発を起こしてその得物の勢いを殺ぎもする。
    • シの力を纏ったオリガミを舞わせ、現世と隔離されたオヒガンの虚無を垣間見せて敵の認識を狂わせているようだ。
  • さらに、オリガミが纏わりついた物体にはオリガミのエンハンス光が次第に移り、最終的にはその物体をサクラ・エンハンスメントし、サイキックである程度操れるようになる。
  • また、さらなる応用技として、得物同士を打ち合わせた際に、自らの得物からエンハンス光を敵の得物に移すという荒業も披露している。
    • これによって、敵の得物の太刀筋を操作したり、そのまま得物を奪ったりすることが可能となり、武器の使い手にとってはこれ以上にないほど厄介なジツに進化した。
  • ヤモト自身は「これまでの自分のジツとは違う」とはっきりと認識している。イクサの最中に垣間見えたシ・ニンジャのビジョンといい、サクラ・エンハンスにはまだまだ秘密がありそうだ。

イアイドー

  • ジツ頼りの戦闘で難を逃れる逃避行の中、ついには追手のナッツクラッカーらソウカイ・ニンジャにも対策を取られつつあった。
  • そんな日々の中、巡り会ったとあるメンターからインストラクションを授かり、受け継いだ新たなカラテ。
  • 以後、ヤモトにとってのイアイドーは絆や自己の導きとして、単なる武力以上の意味合いを持ったカラテとなる。
  • ワザマエについては、第2部時点においては超マスター級のインペイルメント相手にそれなりに戦えていたことから、一部のヘッズからはマスター級前後の実力はあるだろうと見立てられていた。
  • 第3部では、数々の修羅場を潜り抜け成長したカラテに研ぎ澄ませたソウルとジツも合わせて、歴戦のニンジャとすら切り結ぶほどのワザマエに達している。

ソウビ

◆バタフライナイフ◆

  • ヨタモノから奪ったバタフライナイフ。「ウバステ」入手後も持ち続けていたらしいが、プロセッサーとのイクサで破砕されてしまった。
 

ウバステ

  • 「スワン・ソング~」以後、ある経緯からシルバーカラスが持っていたカタナ「ウバステ」を帯刀。これが主な得物となる。
以下ネタバレ格納な
 

イキツモドリ

 

ナンバン・カロウシ


ストーリー中での活躍

ヤモトはネタバレを冷たく睨み、格納を突きつけた。

ストーリー外での活躍

  • 作中屈指の人気を誇り、ネット上に存在する忍殺のウキヨエ(ファンアート)は彼女のものが多数を占めている。
  • フォロワー4643人突破を記念して行われた第2回人気投票では堂々4位にランクイン。ナンシー・リーユカノらを押しのけ、女性キャラの中では最も高い順位となった(というか、二人の順位が酷すぎた)。
  • また、ユカノとは異なり(あるいは同様に)、事あるごとに「平坦な胸」をヘッズからネタにされている。まだ成長期という説も、ザ・ヴァーティゴ=サンには「それはないんじゃない?」と否定されてしまった。ナムサン!
     
  • ズノウ・タノシイ社の書籍版「ネオサイタマ炎上#1」の公式PVでは、敵ニンジャ数名のカットインの後に一人だけビルの上に登場する。
  • よりによって最後に登場する上、「~ニンジャとの死闘が始まった」の字幕のタイミング。何も知らなければ、ラスボスないし敵幹部に見えかねない演出である。

第4部以降

◆忍◆ ニンジャ名鑑#0211 【ヤモト・コキ】 ◆殺◆
シ・ニンジャのソウル憑依者。放浪者。シはヨミやジゴク、サンズを司る神話時代の強大なニンジャであり、彼女はこれに長く耐えうる強い自我を築く為、世界中の霊跡を巡る神秘的な旅を続けた。シ・ニンジャにまつわる眷属たちから命を狙われている。

◆ニンジャスレイヤー名鑑カードAoM-0211【ヤモト・コキ】◆プラス記事)

登場エピソード

 

「シ・ニンジャ・クランのマスター、ヤモト・コキが命ずる!」
「イクサを止めよ!」


人物

  • 第4部では、彼女へのゲコクジョを果たそうとするシ・ニンジャクランのソウル憑依者達との戦いに明け暮れている。
  • 現時点では主に放浪者として個人で活動しているため、ニチョームやザクロとの繋がりは不明。アサリとの交流は続いているようだ。

外見

  • 第4部でも女子高生姿であることが多い。もういい歳であろうに……。
    • シーズン3では黒いセーラー服を身に着けている。
    • セーラー服を着ても違和感を持たれていないため、外見は殆ど変わっていないと思われる。
  • 髪の長さは肩まで。また、身長も153cmのまま変わっていない。たぶん胸囲も。
「お前は力を隠している。オリガミで瞑想するだけでは済まないはずだ」
  • 上記の姿は力を抑制している時の仮の姿である。
  • 解放した際の姿は、黒髪が腰まで伸びた美しく冷たい成人女性。
  • 服装はセーラー服のまま。ただし、キモノめいた神秘的な装束を生成することも出来る。

ワザ・ジツ

  • オリガミ・ミサイルやイアイドーのワザマエにはさらに磨きがかかっている。
  • 使用しているカタナは、ナンバンとカロウシを融かし合わせた妖刀となっている。

サクラ・エンハンス(エンハンスメント)・ジツ

  • 生成したマフラーから切り離した超自然の桜色の炎をカタナに纏わせ、最大で元のカタナの六倍の長さに達する桜色の炎の刀身を生み出せるようになっている。

オリガミ・ミサイル(オリガミ・スリケン)

  • ジツを込めたオリガミを地面に設置し、そのオリガミで囲まれた場所を爆破することが可能となった。
  • 生成したマフラーから切り離した超自然の桜色の炎をオリガミ・ミサイルとして使用する描写があり、炎や火花といった固体ではないものからもオリガミ・ミサイルを生成出来るようになったようだ。
  • 純粋な攻撃のみならず、ジツで傷を負わせた相手に超自然の楔を打ち込み、その居場所を察知するというワザも見せている。

口寄せのジツ(仮)

  • 正方形のワ・シを敷いた上に生首を置き、四方にタコ・ドラゴン・ゴリラ・イーグルの四聖獣を象ったオリガミを配置することで、生首にソウルを呼び戻し会話・尋問することを可能とするジツ。
    • ジツの行使中はオリガミが強く発光し、そこから稲光が生首に放たれソウルの持ち主を苦しめる。
  • 生首は死後時間が経過してしまうとジツの憑代に適さなくなるようだ。また、作中でジツを使ったのはウシミツ・アワーであったが、これがジツに必要な条件かどうかは不明。

ブンシン・ジツ(仮)

  • 自らの肉体を桜の花弁及び桜色の蝶の群れと化して四散させ、別の場所へ再出現する技。
  • 肉体を本当に変化させているのか、それともゲン・ジツの一種なのか、単にオリガミで目眩まししている間に死角へ移動しているだけなのかは不明。

サクラ・エンハンス・カタナ

  • サクラ・エンハンスメントの輝きだけで作られたカタナ。
  • 空の鞘からイアイめいて繰り出す他、上記の妖刀と組み合わせて二刀流として使用することもある。

ストーリー中での活躍

「解ったよ、作戦を練ろう。もっとこのネタバレのことを調べなくちゃいけない」
  • 第3部終了から2年後の「デッド! デダー・ザン・デッド!」では、街を汚染している薬物の製造者ラストリゾートを匿うヤクザ事務所にカチコミし、事務所内のカンオケで眠っていたジェノサイドと再会する。
  • 彼と共に行動し、情報収集しながら襲ってくる謎のゾンビーニンジャ達と戦う中で、敵の目的がネオサイタマの人間のゾンビー化だと知る。そしてデッドムーンとの協力もとりつけるが、ジェノサイドが敵の手に落ちてしまった。
  • 街にゾンビーが溢れる中、ブルーブラッドエルドリッチを仲間に加え、敵の本拠地シナミバラに突入して黒幕のマスターセンセイの元へたどり着く。
  • ヘルストームの相手をエルドリッチに任せマスターセンセイと対峙するヤモトだったが、やがてオヒガンと霊的に非常に近いシナミバラの影響でシ・ニンジャのソウルが顕現し、マスターセンセイもまたネクロ・ニンジャのソウルが顕現する。ヤモトはソウルを己の内に抑え込み、ソウルの操り人形となったマスターセンセイを倒すのであった。
  • 一方、囚われていたジェノサイドとエルドリッチにもソウルの影響が及び、お互いのソウルを求めてヘルストームを爆発四散させながら激しく奪い合う。ヤモトは力を解放してシ・ニンジャクランのマスターとして二人にマッタをかけ、両者は争いをやめることをしぶしぶ了承する。
  • 事態が収拾し、シナミバラを出た三人はデッドムーンに運ばれネオサイタマへの帰路につくのであった。
     
  • その後は協和自治区「ウシゴーム」にしばらく身を置き、ネオサイタマに日常が戻るまでサツバツナイトやイグナイトらと共に暗黒メガコーポ勢力と睨み合ったようだ。
     
  • 「フォ・フーム・ザ・ベル・トールズ」ではアサリの依頼を受け、女子高生収容所に囚われたテマリを助けるためセーラー服姿で施設に潜入。収容所の見張りを務めるエヴァポレイターを倒し、女子高生達を開放してネオサイタマへと送り返している。
     
  • ウシゴームが発展的解消を遂げると、自らのソウルのルーツやシ・ニンジャの憑依者としての役割を探すため世界を放浪する。
  • 第4部本編時点での彼女は前述の通り、世界中のシ・ニンジャクランの憑依者達から命を狙われる立場にある。
    • 彼等はヤモトにゲコクジョすることでシ・ニンジャの力を簒奪し、オヒガンの深淵にあるヨモガハマの地に揺蕩う超自然のエネルギーを我が物にすることを企んでいるようだ。
  • 自らの力と責任を自覚した彼女は、自身のニンジャソウルであるシ・ニンジャとしっかりと対峙するため、ヨモガハマに辿り着くことを目的としている。
     
  • 「ヨロシサン・エクスプレス」にて本編に登場。ドラゴンの茶器「ニッタ・カタツキ」を用いてネザーキョウからオヒガンに侵入するため、ニッタ・カタツキを運搬していたヨロシンカンセンに搭乗。偶然乗り合わせたニンジャスレイヤー一行と協力して、ヤモトと茶器を狙って襲撃してきたシの門弟やネザーキョウの軍勢を撃退した。しかし、息つく暇もなくヘヴンリイの強襲を受け、彼女は乗客を逃がすべくただ一人その場に留まることを選ぶ。
  • 直後にあたる「ビフォア・ジ・エンド・オブ・ザ・ライン」ではヘヴンリイと激しいイクサを繰り広げるも、最終的には相打ちの状況になり、ニッタ・カタツキを奪われてしまう。しかし、ヘヴンリイもヤモトと同様に大きな負傷に見舞われたため、二人は無事にネザーキョウの中心へ向かうべく一時的に休戦し、共に行動することとなる。
  • その後のヘヴンリイとの奇妙な道行きは、「スレイト・オブ・ニンジャ」にてその一端が描かれている。
     
  • 「タイラント・オブ・マッポーカリプス」ではネザーオヒガンに入り、奪われたニッタ・カタツキが安置されている茶室のもとへ到達するが、そこでアグラ・メディテーションしていたティアマトを見咎め交戦。一時は拮抗するものの、彼女の謎めいたジツとカラテに手玉に取られ、重傷を負わされたまま捨て置かれてしまう。
  • エピローグでは、負傷したことにより身動きが取れない状態でオニ達に包囲されるも、時を同じくしてネザーオヒガンを探索していたブルーブラッドに救出される。彼の鮮血によって怪我を治癒したヤモトは、ブルーブラッドを伴いヨモガハマを目指すこととなった。
     
ヨモガハマ探索の結末(ニンジャスレイヤープラス限定エピソードネタバレ)
  • 旅の途上で遭遇したコルセアの舟に乗り込んだヤモトとブルーブラッドは、最終的にヨモガハマの地にあるシの大門の前に辿り着き、ソウルの導きによって門の制御を取り戻すことに成功する。
  • だが、今後もシの大門を護り続けるのはシ・ニンジャ本人にしか出来ないことだと判断したヤモトは、己のカタナでセプクし、そのカタナを依代にシ・ニンジャのソウルを自身から分離させる。
  • ソウルを失ったヤモトはそのまま死を迎えるかと思われたが、意識が消えかけた瞬間、己自身に新たなニンジャソウルを生み出し、リアルニンジャとして覚醒を果たした。十年間世界を巡りカラテを鍛えた彼女は、十分な鍛錬を積んでいたのである。
    • かつてニンジャスレイヤーがサツバツナイトへと生まれ変わった瞬間を目撃していたヤモトは、自身のリアルニンジャ化もまた可能であると確信を持っていた。
  • 分離したシ・ニンジャから「シキ・ニンジャ」のカイデン・ネームを与えられたヤモトは、シ・ニンジャが開いたポータルによってブルーブラッドと共に現世に送り出された。
    • 「シキ」の由来については現段階では明かされていないものの、象徴であるサクラから転じて季節を示す「四季」、シ(死)から続いて「死期」、彼女自身の象徴でありオリガミの「紙器」、あるいはこれらが複合している等様々な考察がなされている。いずれにしてもこれまでのヤモトを的確に示すポエットなネーミングであることには違いない。

一言コメント

「コメントは我とともにあり。ゆえに我に従うべし。ヘッズ=サン!」
  • 小季→シキかと思ったけど小は普通「シ」とは読まないか -- 2023-06-30 (金) 12:06:54
  • ヤモト=サンにヤモトコキしてもらいたい…フィヒッ…アバッ…サヨンナラーッ! -- 2023-07-14 (金) 10:08:03
  • ニンジャネームはヤモトチャンになってしまうのか・・・? -- 2023-08-08 (火) 07:38:04
  • ドラゴン・ニンジャクランのゲンドーソー先生と同じ法則であれば、ニンジャとしての本名はカイデンネーム、通り名というかモータル時代からの名前はヤモト・コキ、シ・ニンジャクランの棟梁として名乗るとすればシ・ヤモトなのかもしれない -- 2023-08-09 (水) 21:00:03
  • 生気 旺気 老気 死気 -- 2023-12-07 (木) 10:48:21
  • ↑x2 つまりミヤモト・マサシは、ミ・クランの棟梁でモータル名がヤモト・マサシになる可能性が? -- 2023-12-12 (火) 07:44:13
  • 日本では射精に及ぶ際に使う物によって○○コキと呼ぶらしいが、ヤモト・コキなるは何を用いて行為に及ぶのであろうか?(彼は狂っていた) -- 2024-01-12 (金) 21:47:41
  • つまり合法女子がくアバーッ!(斬首) -- 2024-01-13 (土) 17:20:48
  • 合法か非合法か、紳士的でさえあれば問題はない、と内なる師父も申されています -- 2024-04-16 (火) 02:37:53
  • つまり脱法…アババババババッ!サヨナラ!(オリガミ・ミサイル) -- 2024-04-16 (火) 15:55:21