カミツレ＆ゼブライカ

概要

イッシュ地方、ライモンシティのジムリーダーを務めるでんきタイプのプロフェッショナル。人呼んで「シャイニングビューティー」。
ジムリーダーとファッションモデルの二足のわらじを履いており、その活躍はカロス地方のセレナ、ホウエン地方のルチアなど、別の地方にまで伝わっている模様。
ポケマス内でもメインストーリーやイベント等でちょこちょこ出てくるのだが、誰かと並んでいる時そのスタイルの良さがよくわかる。
単純に見た目がカッコいいだけではなく、困っているベルに救いの手を差し伸べるなど内面も美人。

ジムリーダー仲間のフウロとは、ちゃん付けで呼び合う親友の間柄。
クールなイメージが先行しすぎて性格もそのように誤解されているのではないかという悩みを最初に相談し、親しみやすさを生み出すためのダジャレジョークを最初に披露するほど。
フウロのやんわりとした否定のお陰で広くこのようなイメージ戦略を行うことは回避されたが、諦めていないのか、あるいはそもそも単純にジョークが好きなのか、パシオでは割と頻繁に聞くことができる。

BWの2年後を描くBW2では、カミツレはモデルらしく大きくデザイン変更がなされた。
上記のフウロとの絡みが見られる「思い出リンク」によれば、ジョークの受けが良くなかったからまずはファッションから……ということらしい。

ポケマスでは初実装はBW2の黒髪デザインであり、マジコスを挟んで、のちにBWの金髪カミツレもフェス限として実装されている。別衣装に着替えてるだけなのでこの姿の時は2年前とかそういう矛盾は無い。

性能

バディは原作のエースであるゼブライカ。
イッシュ地方で初登場したボルテッカーの劣化のワイルドボルトをメインウェポンとするでんき物理アタッカーとして登場。

デンジ実装以前

ワイルドボルトは相手に与えたダメージの1/5を自分も受ける反動技。
原作ではHP種族値255を誇るハピナスですらLv50時点でHPは400に乗らないため、反動ダメージもたかが知れているのだが、ポケマスにおいては事情は一変。高難易度コンテンツの敵HPは10000を優に超え、こちらが与えるダメージも4桁が一般的ともなれば、反動ダメージが致命傷になる。
確かにこちらのHPも盛られてはいるが焼け石に水。メリット以上にデメリットが目立っている。

一方で3割麻痺のスパークは2ゲージ技であるため、かなりの低火力とこちらも難あり。

T技はプラスパワー(攻撃2↑)としびれるわよ！(自分のHP40％回復+次回急所状態)。
同じく反動技を持つトウコ同様、反動ダメージが嵩んだら自前の回復技でケアしましょう！というデザインなのだろうが、急所付与と回復が1つの技にまとまっているため使いどころに困るし、結局2回までしか対処できないという難点もある。

総じて配布アタッカーのハウ＆ライチュウの方が…という評価であった。

デンジ実装以降

その後、デンジ＆レントラーが電気タイプの攻撃の威力を上げるエレキフィールドを所持して実装。
同時期にカミツレもBSBと★6EXが追加され、性能が見直された。

EX化が前提にはなるが、EFとBSBで追加された素早さ↑分Ｂ技威力↑によって高火力B技を相手全員に放てる。
ワイルドボルトの反動ダメージも反動ダメージ軽減５を2つ取得すればこれまでの1/4に抑えられ、使い勝手が向上した。
前述した専用T技に次回急所状態を付与する効果があることもチャンピオンバトルでの速攻編成での大きな強みとなっている。

競合相手について

恒常バディーズの常というべきか、気になるのは期間限定バディーズの存在。
2020年12月に登場したフェス限定アタッカーのＮ＆ゼクロムと比べると、こうげきのステータスの高さ、P技・B技の火力、最大火力を出す条件の容易さなど、攻撃面では全体的に後塵を拝する。
また、2021年1月には、特殊アタッカーではあるもののデンジ＆エレキブルがシーズン限定バディーズとして登場。こちらは弱点を突くという場面においてはＮをも超える火力役であり、BSBにB技急所狙いを所持するバディーズである。

一応、この2名とは凸の容易さといった点で差別化はできているだろう。Ｎとは確定急所の有無も比較になる。
また、期間限定バディーズはジムリーダーや主人公などといったチームスキルがなくなっており、これは各種イベントの高難易度ミッションで頻繁に要求されるため、これが役立つことも。

Ｎや正月デンジを完成させているなら出番は少ないが、そうでない場合はEX化させると戦力になってくれる。

編成

EFが使えるキャラ（メジャーなのはデンジ）は基本的に確定。
もう1枠はカミツレに足りない、攻撃素早さ急所率をケアできる物理バッファーが望ましい。
中々厳しい条件ではあるがトウヤ＆ダイケンキ、ソニア＆ワンパチ、マチス＆ライチュウなど、候補はいる。

→ポケマスデーでのパネル追加により、急所3段階を補えるようになり、素早さアップについても改善、バッファーへの要求量が軽くなった。

そしてパワーアップへ…

でんきタイプ最強アタッカーたちが飛躍していく中さすがに性能的に置いてけぼり過ぎると思われたのか、2023/2/25のポケマスデーでボードの拡張が行われた。
消費パワー0でHP＋40とこうげき＋20を取得できるようになったほか、反動ダメージ軽減9の習得でワイルドボルトがさらに使いやすくなった。
これを習得すればようやくワイルドボルトの反動ダメージをほぼ気にならない程度まで抑えることができるため、普段使いもしやすくなる。
また、攻撃↑時B技威力上昇5によりさらに火力を出せるようになったため、フェス限でんきを所持していない俺にはありがたいかも。
ただし進化しているのは彼女だけではなく、競合先のNも2022年11月のボード拡張によりまさかの急所確定B技を実現できるようになってしまった為差別化点は減ってしまい、依然としてその立場は厳しい。
とはいえNの急所確定実現には1凸だけとはいえフェス限定である彼の凸が必要であり、対してカミツレは恒常バディーズ故にすり抜けによる重ねやすさがあるためお手軽さではこちらが上。

BSB例

パネル追加前

B技砲台型

T技の確定急所を付けたバディーズ技で相手を一掃するボード編成。
P技はスパークを基本としているため、使用感としてはジュンに近いがジュンはＣが高くパッシブスキルに技ゲージ分威力上昇があるのに対してカミツレはＡが低いのでＢＳＢの相手麻痺時威力上昇込みでもＰ技の火力には期待しない方が良い（あと一撃でとどめを刺せそうな時に限り、敢えてワイルドボルトで突っ込んでもＯＫ）。

B技がメイン火力であるため、★６EX前提。
B技を撃つだけなら急所バフの心配をしなくていいのは利点だが、戦いが長引くと味方の急所率を上げられるバディーズと組んでいない時はT技の回数回復は必須となる。

運用動画

チャンピオンバトルでは、プラスパワー、プラスパワー、しびれるわよ！、B技、スパーク、スパーク、しびれるわよ！、B技の順だろうか。エリートモードでの運用は素早さバフとエレキフィールドの介護はほぼ必須なので卵バディーズなども活用してみよう

反動軽減型

ワイルドボルトのそれなりな火力を腐らせるのは勿体ない！と反動ダメージ軽減マスを取得するボード例。
反動ダメージは、与えたダメージ*1/5*1/2*1/2、つまり与えたダメージの1/20のダメージを受けることになる。
全然反動受けないじゃん！と思うかもしれないが、トウヤデンジ起用時なら3000以上のダメージ=150以上の反動が生じるのが普通で、HPが1000以上あるとはいえ、相手の攻撃技も考慮すると長持ちはしないので、かなり速攻向けの編成と言える。
さすがにフェス限のアタッカー上位陣と比べると難しいが、相性の良い優秀なサポートを連れていけば相手次第で等倍2000も可能である。
特に気迫が増していくレジェンドバトルとの相性は悪く、このボード例で運用しても反動ダメージが洒落にならない数字になってしまう。対トルネロスで電気アタッカーが足りない場面は上のスパーク型の方を採用するほうがよい。

パネル追加後

素早さアップが遅い、急所アップがない、P技の反動が大きい、火力が物足りない…
これまでの不満点が概ね解消されたゼブライカ（パネル拡張後のすがた）。

能力アップや自傷についてはかなり使い勝手が良くなっているが、火力面の強化「攻撃↑時Ｂ技威力上昇５」止まり（効果の満たしやすさも含め優秀なのだが）。
火力を補強できるエレキフィールドの展開役に加え、（プラスパワーに時間を掛けて攻撃に移れないのも勿体ないので）攻撃アップ役が欲しい。やはりトウヤデンジカミツレか…！？

「反動ダメージ軽減９」で反動ダメージは与ダメの1/50に。反動ダメージ軽減５を2枚取るときと比べて反動ダメージを2/5に抑えることができ、かなり場持ちは良くなった。
相手まひをB技強化に要求しないことと、HPの高さがカミツレの美点だと感じているので左上の「初ピンチ時ＨＰ回復４」を取得する構築となっているが、「初ピンチ時ＨＰ回復４」「ぼうぎょ+5」を「相手まひ時威力上昇３」に切り替えることもできる。速攻寄りならそちらで良いか。

セリフ集

仲間にしたとき

• [Ｂサーチ演出 (ゼブライカ)]
  どちらの　輝きが　本物か
  ここで　くらべましょう！！
• [1組目]
  わたしは　カミツレ
  みんなの　憧れを　現実の形にする
  モデルであり　ポケモントレーナーよ
• [2組目以降]
  ……また　会ったわね
  わたしと　あなたで
  スポットライトの　なかへ

データ

No.69　カミツレ＆ゼブライカ
	入手方法	バディーズサーチ
	CV	日笠陽子
	登場日	2019/10/17
	BSB拡張日	2020/10/02
	パネル追加日 (ポケマスデー)	2023/02/25
	★6EX解放日	2020/10/02
	レアリティ	★★★★★
	ロール	物理アタッカー
	タイプ	でんき
	弱点	じめん

ステータス

★の数		レベル	Ｈ　Ｐ	攻　撃	防　御	特　攻	特　防	素早さ
★5	0/20	Lv.140	876	342	115	189	115	369
	MAX	Lv.140	976	382	155	229	155	409
		Lv.150	1020	400	161	239	161	429

コメント

Tag: バディーズ カミツレ 恒常 ★5 物理アタッカー でんき イッシュ ジムリーダー サザナミタウン 表現者
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