後家兼光

226番
	後家兼光(ごけかねみつ)		打刀	長船
	ステータス(MAX*1）
	生存	41(52)	打撃	40(56)
	統率	41(51)	機動	28(36)
	衝力	38(49)	偵察	31(37)
	隠蔽	32	必殺	39
	範囲	単	兵装備	スロット2
	装備可能刀装
	投石/軽歩/重歩/盾/軽騎
ランクアップチャート
後家兼光 → 後家兼光 特(Lv20)
刀帳説明
ボクは後家兼光。直江兼続とその奥方であるお船さまを元主とする愛の戦士！　なーんて。そうそう、直江の兜の前立てのあーれ。愛宕権現からとか、愛染明王からとか色々言われてるね。そして、直江もお船さまも上杉家への不滅の愛のもと、厳しい状況を生き抜いた方々だった。……おやー？　やっぱりボクたち上杉最推しの愛の戦士かもしれない。大切なものを守るために戦いたいんだ
公式Twitterの紹介
備前長船派の刀工、兼光作の打刀。上杉景勝を主君とし米沢藩を支えた直江兼続の愛刀。 兼続の死後、後家であるお船の方が上杉家に献上したことが名の由来。 姫鶴一文字とは「おつう」「ごっちん」と呼び合う、気の置けない間柄。 （公式ツイッター本丸通信:1,2）

※ステータスは刀帳に表示されている初期値のもの　カッコ内の数値は錬結・内番で強化できる限界値（乱舞5まで・乱舞6以上のプラス分は含まない）

ゲームにおいて

現在の入手方法

• 入手不可
  • 今後も定期的に登場予定。（2023/12/19『新刀剣男士「後家兼光」登場！イベント「連隊戦」開催！』より）
    
    

過去の入手方法

他の刀剣男士との会話

• 3-1「織豊の記憶：関ヶ原」に山姥切長義と一緒に出陣すると、回想其の141が発生する。
• 姫鶴一文字と一緒に出陣すると、回想其の140が発生する。
• 五虎退と一緒に出陣すると、回想其の142が発生する。

• 内番「畑当番」を姫鶴一文字との組み合わせで行うと、通常と異なる内番台詞を聞くことができる。
• 内番「手合せ」を五虎退（同 極）、謙信景光（同 極）、小豆長光（同 極）、山鳥毛、火車切との組み合わせで行うと、通常と異なる内番台詞(A)を聞くことができる。
  • 山鳥毛、火車切は相手方も特殊台詞。五虎退（同 極）、謙信景光（同 極）、小豆長光（同 極*3）は通常台詞。
• 内番「手合せ」を姫鶴一文字との組み合わせで行うと、通常と異なる内番台詞(B)を聞くことができる。
  
  

その他

• 2023年12月19日から開催された142回目のイベント「連隊戦」でイベント報酬として実装された。
• 後家兼光実装記念PV（公式youtubeより）

小ネタ

モチーフとなった刀剣について

• 伝 長船兼光（刀 大磨上げ無銘）（号 後家兼光)
  • 南北朝時代に活躍した備前長船の刀工・兼光によって打たれた刀。
  • 公益財団法人静嘉堂が所有、静嘉堂文庫美術館(東京都千代田区丸の内)に所蔵されている。
  • 刃長：約80センチ、反り：2.1センチ。
    元々は3尺(約90センチ)ほどの長大な刀だったとみられ、大磨上げによって無銘となった。
    現存する外装は、明治時代頃に作られた「芦雁蒔絵鞘打刀拵（あしかりまきえざやうちがたなごしらえ）」。
  • 兼光の名を持つ長船の刀工は、鎌倉～室町時代の間に四名存在する。一般的には、長船景光の子で南北朝期に活躍した初代兼光「孫左衛門」、二代目兼光「延文兼光」を指す。
    当時流行していた相州伝の作風を取り入れ、「相伝備前」という作風を確立させた。
  • 号の『後家』は、未亡人(夫を亡くした女性)を意味する。
    上杉家の家臣・直江兼続の正室だったお船の方が、兼続と死別し後家となった際、この刀を主君の上杉家に献上したことからその名がついた。
  • 直江兼続は、後家兼光以外にも水神切兼光という兼光作の刀を所有しており、後に上杉家に献上された。水神切は上杉景勝が編纂した『上杉家御手選三十五腰』の一つに選ばれている。
    
    

元の主について

• お船の方(1557～1637)
  • 上杉謙信の重臣である直江景綱の娘として生まれる。
  • 直江家の後継ぎとして、総社長尾氏から婿養子に迎えられた長尾藤九郎と結婚する。
  • 藤九郎は直江信綱と改名し、景綱の死後は直江家を継いで謙信に仕えた。謙信の後継ぎを巡って起きた御館の乱では上杉景勝方につき、新たな上杉家当主となった景勝に重用されたが、1581(天正9)年、河田長親の遺領を巡って会談中、同席していた山崎秀仙とともに毛利秀広に殺害された。
    • 毛利秀広は、御館の乱当初は上杉景虎方についていたものの、恩賞と引き換えに景勝派に寝返り、武田家との折衝役を務めた。乱後、恩賞がないことに気づいた秀広は、景勝側近の山崎秀仙が寝返り組への恩賞に反対したことを知り、春日山城内で会談中、秀仙と信綱を斬殺した。
  • 未亡人となったお船の方は、景勝の命令で樋口兼続と再婚することになり、兼続は直江姓を名乗って直江家を継いだ。
  • 景勝が側室との間にもうけた唯一の男児・定勝を兼続とともに養育し、定勝が藩主になった後も交流が続いた。
  • 兼続の死後、出家して貞心尼と号した。
    兼続亡き後も上杉家で大きな影響力を持っていたらしく、『米沢雑事記』には尼将軍と呼ばれた北条政子と重ねる記述がある。
    
    

来歴

• 元は豊臣秀吉の所持。
  秀吉の死後、形見分けとして直江兼続に下賜された。
• 兼続の死後、お船の方が上杉家に献上。
  以後、上杉家に伝来。
• 明治時代になり、上杉伯爵家から旧土佐藩主家の山内伯爵家に贈られる。
  この時、拵も新調され、一緒に贈られた。
  • 戊辰戦争時、旧幕府側として奥羽越列藩同盟に加わった上杉家は、同盟の首脳格だったこともあり厳罰を下されそうになったが、藩主・上杉斉憲の正妻・貞姫の実家である土佐山内家の助力もあり、18万石から14万石への減封で済んだ。
• 経緯は不明ながら、三菱財閥の二代目統帥・岩崎弥之助が所有する。
• 弥之助が自邸に設立した文庫・静嘉堂に収蔵、現在も静嘉堂美術館にて保管されている。
  
  

キャラクターデザイン

• 索敵セリフの「軒猿(のきざる)」は、忍者の呼び名の一つ。
  歴史小説では上杉家の忍者集団の呼称として使われることが多いが、実際に上杉家の忍者が「軒猿」と呼ばれた記録はなく、上杉謙信の事績を題材にした軍記物では「夜盗組」「聞者役」などと記されている。
• 後家兼光実装記念イラスト（公式Twitterより）
  
  

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