祢々切丸

162番
	祢々切丸(ねねきりまる)		大太刀
	ステータス(MAX*1）
	生存	55(64)	打撃	63(85)
	統率	44(57)	機動	22(22)
	衝力	42(54)	偵察	7(8)
	隠蔽	15	必殺	40
	範囲	複	兵装備	スロット2
	装備可能刀装
	軽歩/重歩/軽騎/重騎/精鋭/盾
ランクアップチャート
祢々切丸 → 祢々切丸 特(Lv25)
刀帳説明
祢々切丸。我の名だ。山は良いぞ。深く信仰して大事にするといい。害は我が斬ろう
公式Twitterの紹介
獣を含めた山の頂点に君臨する、高位神格の大太刀。 妖怪「祢々」を斬ったという話も、山の治水に関する人々の祈りから来たものと考えられる。 だいたいのことは温泉に入ればなんとかなる。 （公式ツイッター本丸通信:1,2）

※ステータスは刀帳に表示されている初期値のもの　カッコ内の数値は錬結・内番で強化できる限界値（乱舞5まで・乱舞6以上のプラス分は含まない）

ゲームにおいて

現在の入手方法

• 引換所
  • 引換シール(散歩) 30枚報酬

過去の入手方法

ステータス（2018/12/18時点）

• 同じ刀種の大太刀と比べて打撃・機動・必殺で1位。他全てのステータスはワースト1位という極端な偏りがある。
  打撃は全刀剣中1位、偵察・隠蔽は全刀剣中ワースト1位。
  初期値の偵察が1桁のステータスを持つ刀剣男士は初。
  
  

他の刀剣男士との会話

• 内番「手合せ」を山伏国広（同 極）との組み合わせで行うと、通常とは異なる内番台詞を聞くことができる。
  
  

その他

• 2018年12月18日より開催されたイベント「連隊戦」の報酬として実装された。
  リリース以来初めての追加大太刀の刀剣男士で各刀種の中で長らく大太刀だけ追加刀剣男士が居なかったがこれにより解消された。
• 祢々切丸実装記念PV（公式Twitterより）
• 2020年3月3日「軽装」第九弾・5振り同時実装（公式Twitter）

小ネタ

• 名前は「祢々切丸」。「袮（ころもへん、衤）」ではなく「祢（しめすへん、礻）」。（公式Twitterによる訂正）
  
  

モチーフとなった刀剣について

• 山金造波文蛭巻大太刀（無銘 号:祢々切丸太刀）
  • やまがねづくりなみもんひるまきおおだち/ねねきりまるのたち
• 南北朝時代（14世紀）に作刀されたとみられる。
• 作者は不明。地金の作風から備前系の流れをくむものと考えられている。
• 刃長216.6cm、反り6.1cm、全長324.1cm、目釘孔3つ、刀身重量約22kg（参考:熱田神宮の太郎太刀は刃長221.5cm/約4.5kg）
  • 他にも、花岡八幡宮（山口県）の「破邪の御太刀（全長465cm/約75kg）」や吉備津神社（岡山県）の「吉備津丸（全長385cm）」などの巨大刀剣が各地に存在する。
• 棟の肉を削いだ鵜首造。重量軽減のためと考えられている。
• 表裏に薙刀樋を掻いている。
• 日光二荒山神社所蔵であり、当神社の「三口の神刀」の一振（他は瀬登太刀と柏太刀）。
  • 男体山を御神体山として崇める山岳信仰の社。広大な社地を有し、祢々切丸は中禅寺湖畔の中宮祠の宝物館にて展示されている。
  • 日光二荒山神社には祢々切丸以外の刀剣も多数所蔵されており、備前長船倫光の大太刀、来国俊の小太刀が国宝に指定されているほか、祢々切丸など重要文化財に指定されている刀剣も多い。
• 毎年4月に行われる「弥生祭」では、男体山で捕獲した三頭の雄鹿の生皮を敷き、その上に祢々切丸、柏太刀、瀬登太刀の三口の神刀が飾られる。
• 名前の由来は諸説あるが、日光の山に棲んでいた「祢々」という妖怪を退治した、という説話が有名。
  • この妖怪の名についても日光山中の「ねねが沢」という場所に出没したから、「ネーネー」と鳴くから、河童・虫・鵺などが訛って「祢々」となったなど、多様な説がある。
  • ある日この大太刀が自ら神社から飛び出し、妖怪を追い回した末に二荒山神社の前まで追い詰め、斬り殺したという。以来この大太刀は「祢々切丸」と呼ばれるようになった。
  • ゲームにおいては紹介の通り、祢々斬りの逸話は山の治水の祈りからくるものと設定している模様。
• 時代は不明だが、折れたのを茎先から18.6cmのところで接いでいる。
• 拵は山金造波文蛭巻太刀拵。総長337cm、鞘長231cm。
  • 山金とは未精錬の銅。山銅とも。これを帯金とし蛭巻きにしている。拵の各部の金具も山金製。
  • この帯金の上から色漆塗りの刷毛目で波状文を描いている。
• 1967（昭和42）年6月15日に同社の柏太刀と共に重要文化財に指定。
  
  

温泉

• 8世紀に日光山登頂に成功した勝道という僧が、二荒山神社の神宮寺として現在の中宮祠の同地に中禅寺を創建。この勝道によって発見されたことを発端に湯治場として開かれたのが、奥日光の湯元温泉である。
  • もともと「日光山」は男体山・女峰山・太郎山を中心とした日光の山岳の総称であると同時に、明治に入るまでは二荒山神社も含む日光の寺社群の総称でもあった。現在は輪王寺の山号であり、中禅寺は神仏分離令により輪王寺の別院となった。
  • 湯元温泉には勝道が発見時に創建したとされる温泉寺がある。敷地内に温泉を引き入れている。
• 中宮祠近辺の中禅寺温泉は、昭和に入り湯元温泉から引湯を行い開かれた。
• この他にも日光には鬼怒川温泉、川俣温泉、湯西川温泉など様々な温泉地がある。
  
  

来歴

• 日光二荒山神社伝来
• 1967（昭和42）年6月15日、重要文化財指定
  
  

キャラクターデザイン

• 頭にある角と身に着けた毛皮は前述の弥生祭で雄鹿の生皮の上に飾り奉納するところからか。
  なお、角は内番では外しているため、生えているのではなく装飾の模様。
• 雄々しい山の神を彷彿させる容姿と山への信仰を勧める台詞は、前述の日光二荒山神社が山岳信仰で御神体山が男体山だからか。
• 温泉好きは、前述のような関連性や温泉地の多さからと思われる。
• 馬当番のセリフは「神馬」を指していると思われる。元々は神が乗る馬として神聖視され、神社に奉納されるようになった。日光二荒山神社では神馬の飼育を行っていないが、すぐ近くにある日光東照宮ではニュージーランド政府から贈られた馬が神馬として飼育されている。
• ゲーム実装記念イラスト（公式Twitterより）
• 新たな装い（第九弾）（公式Twitterより）

コメントにつかっていれば……治る

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