Tier 2 ポーランド 軽戦車
スペック
スペック
車体
耐久値 | 180⇒190 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 17/13/10 |
最高速度(前/後)(km/h) | 35/18 |
重量(初期/最終)(t) | 9.82/10.06 |
実用出力重量比(hp/t) | 13.92 |
本体価格(Cr) | 3,950 |
修理費(Cr) | |
超信地旋回 | 不可 |
パッケージ
┏ | 10TP E:950 S:37,000 | ||||||||
7TP E:235 S:3,950 | ━ | 7TP QFSA E:75 S:2,350 | ━ | 7TP wz.39 E:265 S:3,790 | ━ | 7TP Dl.55 E:670 S:13,410 | ┛ |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
7TP | PZInż. 235 | 37 mm Bofors wz. 37 | 7TP | Bofors 2-osobowa | 180 | N2 | |
130 | 40 / [31.43] | 15/13/10 | 300 | ||||
13.24 | 1.1/1.4/2.5 | 32 | 280 | ||||
7TP QFSA | PZInż. 235 | 47 mm QFSA | 7TP | Bofors 2-osobowa | 180 | N2 | |
130 | 40 / [31.33] | 15/13/10 | 300 | ||||
13.20 | 1.1/1.4/2.5 | 32 | 280 | ||||
7TP wz.39 | PZInż. 235 | 47 mm QFSA | 7TP wz.39 | PZInż.220A | 190 | N2 | |
130 | 45 / [40.38] | 18/16/15 | 300 | ||||
13.07 | 1.0/1.1/2.3 | 35 | 300 | ||||
7TP Dl.55 | PZInż. 155 | 40 mm Działko czołgowe Dł.55 | 7TP wz.39 | PZInż.220A | 190 | N2 | |
140 | 45 / [43.01] | 18/16/15 | 300 | ||||
13.92 | 1.0/1.1/2.3 | 35 | 300 |
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
37 mm Bofors wz. 37 | AP APCR HE | 11 3G 10 | 34 67 24 | 40 40 45 | 16.67 | 667 | 2.50 | 0.40 2.80 1.79 | 70 | +20 -12 | |
47 mm QFSA | AP APCR HE | 12 3G 14 | 45 70 23 | 55 55 70 | 17.14 | 943 | 2.50 | 0.40 ? ? | 50 | +20 -12 | |
18.75 | 1,031 | 2.50 | 0.40 ? ? | 50 | +20 -12 | ||||||
40 mm Działko czołgowe Dł.55 | AP APCR HE | 18 2G 16 | 55 71 23 | 55 55 70 | 21.43 | 1,179 | 2.30 | 0.40 ? ? | 60 | +20 -12 |
解説
- 火力
前身と違い搭載可能な砲は全て単発砲。性能の特性差は少なく単純に上位互換・下位互換の関係を持つ。
俯角は12°も取れるので、なるべく地形活用を意識したい。- 37 mm Bofors wz. 37
初期砲。
単発ダメージ・発射速度共に他の砲より低い。
榴弾の貫通力が他砲より1mmだけ高いが、威力が低いので無意味。 - 47 mm QFSA
前身から引き継ぐ砲。購入したらまずはこの砲に換装しよう。
37mm砲よりは性能が良いが、40mm砲には性能が劣る。とはいえ、このTierでは平凡な性能。
弾速がAPで488m/s、APCRで610m/sと非常に遅い点に注意。
初期砲塔で運用するならこの砲を使う事になる。 - 40mm Działko czołgowe Dł.55
最終砲。47mm砲の上位互換の性能。
通常弾の貫通が10mm伸びて55mmとなり、Tier2LTの通常弾の貫通としては優秀で、Tier3にも有効射を与えられる可能性が高い。
またこのTierとしてはDPMも高い。
しかし47mm砲より金弾の貫通力は1mmしか向上しておらず71mmだが、その割に弾薬費が高い。通常弾が優秀な事もあり、積むとしても少なめで良いだろう。
- 37 mm Bofors wz. 37
- 装甲
砲塔・車体ともに前面でも18mm以下と薄く、頼りにならない。機関砲を角度で防げるかもしれない程度で、榴弾にも弱い。
なお、砲塔がやや左寄りに設置されているので、車両の右側を遮蔽物で隠すと投射面積を狭く出来る。
逆に前かナナメに右から出た場合、砲が出るのが遅くなり、被弾しやすくなる点に注意。
しかし装甲は薄いが、耐久力は改良砲塔で190と、Tier2としてはかなり耐える。
砲盾外側の僅かな部分のみ30mm近くになる部位があるが、それでも機関砲を防ぐのが精々。範囲がとても狭いのもありとても頼れるものではない。
- 機動性
やや遅め。同Tierのフランス軽戦車などに比べればかなりマシだが、機動戦は苦手と言える。
- 偵察性能
視界は300mと平凡。隠蔽率も悪い。
なお、隠蔽率に関しては後期砲塔に換装する事でさらに低下する。 - 総論
DPMと貫通力、そして耐久力に優れた車両。それ以外のスペックはTier2LTとしては至って平凡なものである。
装甲の薄さと頼れる程ではない機動力から、最前線で真っ向から撃ち合うには不安がある。戦闘前半はやや後方からの射撃に徹したほうがよいだろう。
史実
7TPはイギリスのヴィッカース6トン軽戦車?をポーランドが独自に改良し生産された軽戦車である。
7TPとは「ポーランド軍7トン戦車」を意味する。
ヴィッカース・アームストロング社は旧式化したルノーFT-17の更新を狙い、英国では採用されなかったが各国でベストセラーとなったヴィッカース6トン軽戦車をポーランドへ売り込こみ、ポーランドは1931年に50輌の購入契約とライセンス生産権を入手した。
しかし、ポーランドはオリジナルのヴィッカースMk.Eではなく、試作型のVAU-33を独自に改良したものを生産した。
最大の改良点はオリジナルの空冷水平対向4気筒ガソリンエンジン(80馬力)から液冷倒立直列6気筒ディーゼルエンジン(110馬力)に換装した事である。
この改良により機関室は戦闘室と同じ高さとなった。また装甲も僅かに厚くした結果、重量が2トンほど増加。それを補うためサスペンションも強化された。
尚、この時期にディーゼルエンジンを採用した戦車は帝国日本陸軍の八九式中戦車乙型?がある。
1934年に生産が開始されるが、初期型は暫定的にヴィッカース6トン戦車type Aと同じ双砲塔に7.92mm機関銃を装備した。その後、単砲塔にWz.37戦車砲を搭載した型が1937年末または1938年に生産された。
単砲塔型は第二次世界大戦開戦時にポーランドが保有していた戦闘車輌の中で最も強力な車輌であったが、開戦時までに生産されていた7TPは130輌から140輌程しかなく、さらに無線を使って連携するドイツ戦車群に翻弄され各個撃破される車輌が続出し、数はともかく技量でもドイツ軍に対抗できる状況になかった。
ドイツ軍は鹵獲した7TPを「Pz.kpfw.7TP(p)」と名付け占領地の警備に使用した。
また短期間ではあるが総統護衛大隊(後に旅団、師団に拡大)の第四中隊として、21輌が配備されていたこともあった。
出典
7TP Wikipedia