Tier 8 アメリカ 軽戦車 (課金戦車)
スペック
車体装甲厚(mm) | 35/25/19 | 本体価格(ゴールド) | 7,800 | ||
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最高速度(km/h) | 前進 | 72.4 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 8~10 | |
後退 | 24 | シルバーボーナス(%) | 40 | ||
隠蔽率 | 静止時 | 0.30 | 経験値ボーナス(%) | 15 | |
移動時 | 0.30 | 搭乗員経験値ボーナス(%) | 無し |
パッケージ
M41B Brazil 7,800G |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
M41B Brazil | Saab-Scania DS-14A 04 | 90mm Gun Ca 76/90 M32 BR3 | M41A3 | M41A3 | 1100 | AN/GRC-7 | |
510 | 56 / [46.67] | 35/25/25 | 745 | ||||
21.82 | 0.5/0.6/1.1 | 50 | 400 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
90mm Gun Ca 76/90 M32 BR3 | HEP HEAT HE | 350 10G 255 | 102 250 45 | 320 240 320 | 9.52 | 2,285 (HEAT) | 2.00 | 0.38 3.85 2.16 | 56 | +20 -10 |
解説
- 概要
Tier8アメリカプレミアム軽戦車。
ブラジルの子供の日(10月12日)とブラジルゲームショー(2015年10月8日から)を記念して当時のXbox版WoTにて発売された。
その後、PS4版でも販売されている。
専用の特殊塗装がされているため、迷彩と徽章の変更が出来ない。 - 火力
- 90 mm Gun Ca 76/90 M32 BR3
砲弾は3種類あるが、どれもHE系となっている。
通常弾には二種類のHEが用意されている。
しかし、「HE T91E3」は「HEP T142E2」に比べて貫通力や弾速が劣っている上にダメージは同じ。利点は価格や少し安い程度しかなく、搭載する必要性は低い。
通常弾には「HEP T142E2」を搭載し、金弾のHEAT「T108E45」との組み合わせで搭載する形になるだろう。
HEPの貫通は榴弾としては非常に高く、軽装甲車輌相手であれば十分貫通を狙えるほど。
軽戦車やフランスやチェコ等の軽装甲中戦車に効果的なので、見かけたら優先的に狙っていこう。
また、HEATは貫通力、DPMともに優秀。
収支面では一切期待できなくなってしまうが、資金に余裕があるならばHEATをメインに運用するのも面白いかも知れない。
- 90 mm Gun Ca 76/90 M32 BR3
- 装甲
M41 Bulldogと同一。 - 機動性
スペック上は優れているが、搭載されているエンジンは510馬力とやや貧弱であるため、カタログスペック通りの機動力を発揮させるのは難しい。 - 総論
この戦車の性能を簡単に表すと、Tier7軽戦車M41 Bulldogの車体に、Tier8軽戦車T49の初期砲を搭載した車輌である。
そのため、M41 Bulldogベースの車体の特徴である旋回性能などの機動性はカタログスペック上優れるものの、T49の特徴である「152mm Gun-Launcher XM81 (conventional)」が搭載されていないため、単発ダメージで劣ることになる。
T49の152mm砲のような高火力は無く、機動性にも一部難がある戦車である。
上記の特徴を理解した上で軽戦車本来の役割である偵察任務をいかにこなせるかが、この戦車のポイントになっている。
史実
M41軽戦車はM24軽戦車の後継として、1949年から開発が始められた試作軽戦車T37に続いて開発された試作戦車T41が正式化されたものです。
T37試作軽戦車フェーズ2を原型としており、車体はT37フェーズ2と同じでした。
この戦車から車体前方機銃が廃止され、乗員が4名に減らされたのが、M41軽戦車のトピックになっています。
全体で5,500輌が生産され、アメリカ陸軍に1,800輌以上が配備され、その他は日本、タイ、台湾、デンマークなど各国に輸出されました。
その輸出先のうち、ブラジル陸軍には1960~70年にM41A1とA3が340輌供与されました。
1978年にブラジル陸軍の近代化型M41として、M41Bへの改修が進みました。
これには、バーナルディニ重工業が改修を行っていました。
主砲を90mmライフル砲BR1(ブラジル国産装甲車EE-9に搭載されたコッカリルMk3の改造型で、砲身が短く、砲架も異なる)に換装し、エンジンをトラックで有名な、スウェーデンの重工業会社スカニア社製DS-14A04水冷V型8気筒ターボチャージドディーゼル(のライセンス生産版)に換装して航続距離を500kmに延伸しました。
この型は、後にウルグアイに中古の24輌が輸出されたそうです。
1984年に登場したM41CはM41Bがベースの近代化改修型で、主砲を90mmライフル砲BR2(砲身長がEE-9のものと同じになった)に変更し、FCSとAPFSDS弾を採用、砲塔側面装甲をスペースドアーマーとし、スカートを追加しています。砲塔両側には4連装発煙弾発射機が装着されました。
ゲーム中に登場するのは、このM41B(M41C?)ですが、WGが主砲をT49の初期砲に替えた物だそうです。 (実際はベルギー・コッカリル社製90mm砲コッカリルMk.3低圧砲のライセンス版)
愛称は、リトル・ブルドッグですが、後に朝鮮戦争で戦死した第8軍司令官ウォルトン・H・ウォーカー中将の名をとってウォーカー・ブルドッグとなりました。
また、ゲーム中では、スーパーパーシング・フリーダム、FCM50tリベルテ、クロムウェル・ナイト等の国旗塗装戦車に近い位置づけとなっているようです。
ブラジルの国旗は、元来緑色と黄色はそれぞれブラジル皇帝であるペドロ1世のブラガンサ家とその皇妃マリア・レオポルディナのハプスブルク家を象徴していました。
現在では非公式ながら緑色は森林を、黄色は金と鉱物資源を象徴していると解釈されることが多いそうです。
中央の円は共和政が樹立された日である、1889年11月15日の朝8時30分のリオデジャネイロの空を表しています。
天球を外側から見たイメージであるため、星座の模様は左右反転しています。
円内の27個の星は、それぞれブラジル連邦共和国を構成する26州と1連邦直轄区を表しています、そのため、アメリカ合衆国の国旗のように、州が増える度に星の数も増えるという性格を持っています。
アメリカ合衆国の国旗と異なる点としては、それぞれの星が象徴する州が厳格に定められている点が挙げられます。
中央の白い帯は黄道を表しているとされます。 帯には緑色で哲学者オーギュスト・コントの言葉「秩序と進歩」がポルトガル語で記されています。 これは、発足当時の共和国政府首脳陣の多くが、実証主義の信奉者だったことを反映した結果であるそうです。
砲塔に描かれているヘビのシンボルについては、第二次世界大戦中のFEB(Forca Expedicionaria Brasileira:ブラジル海外派遣軍)へのオマージュという説があります。
ブラジル海外派遣軍については、時の大統領、ジェットゥーリオ・バルガスが当初「ブラジルが参戦するなんて、ヘビが煙草を吸うよりも可能性が低い(そのぐらいあり得ない)。」と発言していながら、結局参戦することになったため、「A cobra vai fumar.(ヘビも煙草吸うんだ)」と揶揄されたことに敢えて乗って、派遣軍の隊章に煙草を吸うヘビの姿が採用されたという冗談のような実話があり、そうした「皮肉と笑いでなんとかする」スタイルを表したものだそうです。
2015年1月29日にブラジルのサンパウロで、盗難品倉庫の中にあったコンテナから、M41が2両発見されたそうで、競売で落札されたというものらしく、主砲を除く武装品はなく、エンジンも取り外しされていたそうです。
コメント
- クソ害悪中のクソ害悪。LTの時はこいつが開幕爆散するまで引いた位置で隠れておくのが吉。味方の時は完全に役立たずなのでクソな流れになりそうならガレージに戻った方が精神衛生上良い -- 2019-06-02 (日) 04:54:06
- 榴弾だが、単発ダメージ320なので、格上相手でも背後に回り味方と連携していけば、かなり活躍できます。シルバーボーナスも40%でそこそこ稼げると思います。 -- 2023-06-10 (土) 00:18:26