Tier 9 アメリカ 中戦車
スペック
車体
HP | 1,600 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 102/76/51 |
最高速度(km/h) | 48 |
重量/最大積載量(t) | 40.97/41.2 |
本体価格(シルバー) | 3,450,000 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期状態 | Ford GAN | 90 mm Gun M36 | M46T80E1 | M46M73 | 1,600 | SCR 508 | |
560 | 40 / [31.20] | 102/76/76 | 395 | ||||
13.57 | 1.3/1.5/2.5 | 38 | 400 | ||||
90 mm Gun T15E2M2開発時 | Continental AV-1790-1 | 90 mm Gun T15E2M2 | T80E1 | M46M73 | 1,600 | SCR 528 | |
704 | 40 / [39.25] | 102/76/76 | 745 | ||||
17.07 | 1.3/1.5/2.5 | 38 | 400 | ||||
105 mm Gun T5E1M2開発時 | Continental AV-1790-5A | 105 mm Gun T5E1M2 | M46T119 | M46T81 | 1,700 | SCR 528 | |
820 | 40 / [45.09] | 216/64/76 | 745 | ||||
19.03 | 1.1/1.3/2.1 | 40 | 410 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
90 mm Gun M36 | AP APCR HE | 255 11G 255 | 190 268 45 | 240 240 320 | 10.34 | 2,482 | 1.70 | 0.34 2.31 1.29 | 70 | +22 -10 | |
90 mm Gun T15E2M2 | AP APCR HE | 255 11G 255 | 221 268 45 | 240 240 320 | 10.34 | 2,482 | 1.90 | 0.34 2.31 1.29 | 70 | +22 -10 | |
0.37 1.95 1.09 | |||||||||||
105 mm Gun T5E1M2 | APCR HEAT HE | 1,000 10G 680 | 268 330 53 | 390 390 480 | 6.00 | 2,340 | 2.00 | 0.37 1.95 1.18 | 54 | +22 -10 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier9アメリカ中戦車。
主砲の自由度に加え、足回りの良さも相俟って運用性に優れ、実にアメリカ戦車らしい性能を持つ。
第二次世界大戦後、M1エイブラムスの登場まで主力であったM47、M48、M60のパットンシリーズの元祖である。
戦後、陸軍戦力更新の停滞期に紆余曲折を経てM26 Pershingの後継として開発された。
M26 Pershingと似通った外見は、戦後、多くがM46に改修された経緯を思わせる。 - 火力
俯角はいずれも-10°と優秀であり、ハルダウンを積極的に行っていこう。- 90 mm Gun M36
初期砲。
頼りになるとは言い難い性能だが、約6秒に1発という高速連射が強み。
下記のT15E2M2とはほぼ同性能であり、AP弾の貫通が低い代わりに照準時間が短いという差がある。
AP弾を載せずに運用するなら、最終砲を開発するまでこちらの砲を使っても良いかもしれない。 - 90 mm Gun T15E2M2
T26E4の史実砲の改良型。
M36とほぼ同性能。
M36との違いは上記のほかにも、弾速が僅かに速いという点がある。*1 - 105 mm Gun T5E1M2
試作対戦車砲を転用した最終砲。
Tier9中戦車の主砲としてそれなりに優秀な性能を誇る。
一方で照準拡散が小さい上に照準時間も良好であり、近・中距離ではスペックの割に当てやすい印象がある。
単発火力は390と優秀で、他国のL7,F1砲を装備する戦車とほぼ同じ貫通力も備える。
通常弾のAPCRは弾速が1478m/sと速く、貫通力も268mmとかなり優秀。
課金弾のHEATは性能調整により貫通力が330mmと格上にも対抗できるようになった。弾速もHEATにしては悪くなく、1173m/sとなっている。
ちなみに90mm砲に比べて通常弾の弾薬費は約4倍に跳ね上がったが、金弾の価格は僅かに安くなった。
- 90 mm Gun M36
- 装甲
正面向きで全域200mm程度の防御力を手にし、キューポラも非常に小型であるため貫通175mm族の砲撃であればほぼ完璧に防ぎうる。
更にキッチリハルダウンを決めれば、持ち前の良好な避弾経始が功を奏し防御力がかなり増す。
「おでこ」や「ほっぺ」といった部位は300mm相当に達するが、逆に主砲より下あたりを境にとした砲塔下部は、傾斜が相殺され弱点となってしまう。また、防楯部分も200mm程度で抜かれる可能性がある。
可能な限り露出面積を減らすように心がければアメリカ戦車らしい防御力を発揮できる。
車体はPershingとほぼ同一。無論Tierが上がった分頼りなさは増している。 - 機動性
非力そのものな初期エンジンは早急に交換するべきである。
最低でも、出撃する際には改良エンジンを搭載しておきたい。
800馬力を超える最終エンジンまで到達すれば、機動性はかなりの向上を見る。
悪くない旋回性と余裕のある瞬発力が戦場を選ばない足回りを発揮してくれる。さらに性能調整で車体旋回速度が向上した。
瞬発力と加速も良く、多少の起伏や旋回程度であれば最高速を落とさずに動き回る事が可能だ。
主砲の自由度に加え、足回りの良さも相俟って運用性に優れ、実にアメリカ戦車らしい性能を持つ。 - 総論
洗練され先鋭化した性能を持つライバル達と比較すると性能面で「尖った」部分に乏しい上、
貧弱な装甲も相まって一見して明白な強みを見出しにくいかも知れない。
しかし、動きの自由度と投射火力の高さは優れた運用性を生み、実戦力としてライバル車両に劣る物ではない。
目立たないが重要な長所としてゲーム中最高クラスの410mを誇る視界範囲で、拡張パーツや乗員スキルなどで補正してやれば茂みに隠れた敵車両や超遠距離の敵を発見できることも珍しくない。
隠蔽率も悪くない値を維持しているのでこの車両でしか使えないスポットポイントを開拓してみるのも良いだろう。
味方との連携や地形の利用で真価を発揮する、Tier9アメリカ中戦車の名に恥じない一台である。
史実
別名ジェネラル=パットン、最もタフで「血の腹わた」という形容詞でも有名な、ジョージ=S=パットン-Jr.将軍から命名されました。
戦後最初に開発された戦車で、Pershingの改良型の位置づけとなり、ソ連のT-34/85に対抗できる戦車として設計されました。
車体は前部が溶接、後部が鋳造のハイブリッド構造で、車体左に操縦手、右に副操縦手兼車体銃手が位置し、車体前部右にはボールマウント式7.62mm機銃が装備されていましいた。
砲塔は鋳造。主砲はマズルブレーキも付いている50口径90mmライフル砲M3A1で、砲口排煙機が砲身先端付近にありました。
駆動系はエンジンがコンチネンタルAV-1790-3(810馬力)とアリソンCD-850-1クロスドライブ・トランスミッションで、エンジン整備交換用ハッチとリアパネルが変更され、排気管は後部フェンダー上に移されました。
初期型では排気管がフェンダー上で終わっていますが、後期型では排気管がフェンダー側面に沿って下に延長され、排気を下向きに排出するように変更されています。
Easy Eightと同じエンジンを使うM26よりも信頼性が高いという触れ込みでしたが、朝鮮戦争で使ってみると故障率が高かったそうです。 皮肉にも、シャーマンの方が機械信頼性において円熟していたので、トラブルは少なく一番活躍していたという結果になっていました。
M26のうち800両が改造されることになり、初号車は1949年11月に完成しました。
1952年夏頃に臨時に直径18インチのジェネラル・エレクトリック社製円筒形サーチライトを付けたものがあり、朝鮮戦争でも中国兵の夜間攻撃に対抗するため投入されています。
後に主砲防楯上に箱形サーチライトを装備しました。
また、リーフレットII赤外線探照灯も開発されましたが、こちらは実戦投入はされていません。
火器管制装置(FCS)の開発遅延から後継となるM47の生産が遅れたため、繋ぎとしてM46にM47と同じ駆動系を搭載したものをM46A1とし、1951年2月に360両の生産が決定しました。
AV-1790-5Bエンジン、CD-850-4トランスミッション、新型潤滑油冷却システム・ブレーキシステムなどを搭載しているものの、外見はM46と同じなので、車両登録番号が30163849番以降であるのを見て識別するしかないとされています。
朝鮮戦争勃発でM46に改編済みだった第6戦車大隊が1950年8月に朝鮮半島に送られ、後に第64戦車大隊が加わり、第1海兵戦車大隊にも1951年春に損耗補充として配備されました。
中国軍が参戦すると、何故か中国兵は迷信深く虎を恐れるというデマが蔓延し、砲塔と車体の前面に虎のマーキングを施して出撃しているのは有名な話です。(課金戦車ではコンシューマ版はM4リッパー?ですが、PC版ではパットンKRとして登場しています。)
朝鮮戦争では200両が配備され、戦車10両を破壊し、8両が撃破されました。
2,500両が新規生産、2,000両がM26/M26A1から改造され、後には、M47/M48に後を譲って1957年2月に退役しました。
M46E1として、後継のM47パットンが生産されますが、信頼性の高い設計の反面、朝鮮戦争投入を急ぐあまり、様々なトラブルに見舞われて、M48パットンに短期間でバトンタッチすることになっていまいます。
このM47は、1965年のアメリカ映画「バルジ大作戦」でジャーマングレーに塗られ、ドイツ国識別票の鉄十字が書かれているだけのM47そのままの姿で「キングタイガー」と名乗って大量に、というより史実より多すぎるほど登場していました、当時、ティーガーIIの様なドイツ戦車がなかなか入手できず、数が揃わないのでどうせ観客には分からないだろうとでっち上げたそうです。
その後、ニセタイガーは「パットン大戦車軍団」など他の戦争映画にも使い回されていました。
コメント
- なんかバフ来とるな~ -- 2021-08-25 (水) 20:35:15
- パーシングまで扱いやすいと思ってたのに何故かパットンから急に上手くいかなくなってしまった。使い方が悪いのか… -- 2021-08-27 (金) 16:47:04
- 最終砲までが辛い、フリー経験値そんな使えないし -- 2021-09-06 (月) 15:28:54
- 最終砲になった!強い! -- 2021-10-01 (金) 02:37:27
- 4優等取るのに兎に角楽な車両 -- 2022-08-11 (木) 13:07:24
- PCだとAP/APCRの構成なのにCSはAPCR/HEATなんだね。OP車両だと思うからパットンルートやるときまで楽しみ。 -- 2023-03-12 (日) 13:50:08