Skoda T 40

Last-modified: 2023-10-31 (火) 14:31:35

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Tier 6 チェコスロバキア 中戦車

公式紹介ページ

スペック

HP850
車体装甲厚(mm)65/40/30
最高速度(km/h)50
重量/最大積載量(t)39.95/41.5
本体価格(ゴールド)5,040
修理費(シルバー)

パッケージ

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
Žižka Škoda T 40 StockŠkoda 16 ADH 1408,8 cm Vz. 37NSkoda T 40Skoda T 40850Fu 7 SE 20 U
700AP
HEAT
HE
145
200
44
220
220
270
80200
12G
160
8.7
2.30
0.37
3865/40/4032370710

解説

  • 概要
    Tier6のチェコスロバキア課金中戦車
    戦後、シュコダ社が提案した新型汎用戦車の最初期案である。
    本ゲーム初のチェコスロバキア戦車*1であり、通常ツリー実装に先駆けて実装された。
     
  • 火力
    • 8,8 cm Vz. 37N
      独 8,8 cm Kw.K. 36 L/56 砲と似通った性能の砲*2を装備する。
      L/56砲と違い、課金弾の貫通力は僅かに上回っているもののAPCR弾からHEAT弾となっており、空間装甲に極端に弱い点には注意。履帯を斜めに撃ち抜いたりしないよう、よく狙って撃つ必要がある。独特な空間装甲にも注意が必要。
      単発火力は220とVK 30.01 (P)と並びTier6MTでは2位タイであり、発射レートも分間8.7発と高レートなので貫通さえすれば脅威になれる。
      見えない欠点として弾速が遅く、特にHEATはかなり山なりに飛んでいくというのがある(APは773m/s、HEATは600m/s。HEATは同格MTの課金弾の中ではぶっちぎりで遅く弾道が高い。)。HEAT弾が描画範囲ギリギリの敵に到達するまでほぼ一秒もかかり、悪くない精度の反面異常なまでに遠距離狙撃には向かない。接近戦では問題になりにくいが、この砲の使いづらさの一つにもなっている。
      チェコ戦車としてはKonštrukta T-34/100と並んで俯角が狭いのも欠点。
      通常ツリーの戦車とはやや使い勝手が異なる。
       
  • 装甲
    カタログスペック上は正面上部で傾斜付き65mmと、Tier6にしては良好に見えるが、これはカタログ詐欺。
    実際には傾斜の厳しい40mmと傾斜の緩い65mmの二箇所に分かれるので防御力は高くは無い。車体側面も40mmあるのは履帯のある部位だけで、基本的には30mmしか無い。
    砲塔正面も垂直に近い65mmしかないため、Tier5以上には簡単に抜かれやすい。防盾だけは硬いが、面積的に頼りにはできない。
    またVK 30.02 (M)と肩を並べるほど車体自体がかなり大柄で、MTとしては投影面積が広い。機動性は良好なので真正面から撃ち合うプレイは避けよう。
     
  • 機動性
    平地ならカタログスペック通り50km/h近くまで出る。加速性能も良好。だが旋回性能は低いので機動戦にはやや不向き。
     
  • その他
    前述のとおり車体は大柄だが、車高はそれほど高くないため隠蔽率はまずまず。視認範囲も370mとTier6MTでトップタイの値であり、必要な場面では自車で視界をとることも考えられる。
     
  • 総論
    攻撃力・機動力ともにそこそこの物を持っており、課金戦車としては扱いやすいが、重装甲の同格や格上には課金弾の貫通力が少々物足りない。側面から攻撃したり、弱点を把握して狙撃する必要があるだろう。
     

Žižka Škoda T 40

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公式紹介ページ

  • 解説
    チェコスロバキアルート実装に先駆けて販売されたŠkoda T 40の特殊迷彩仕様。
    砲身には「pro republiku(共和国のために)」と書かれている。
    なお、Žižkaとはチェコの英雄ヤン・ジシュカ(Jan Žižka)のこと。

史実

格納

1945年、チェコスロバキア軍はTank Všeobecného Použití (TVP; 直訳すると「汎用戦車」) の技術仕様をまとめた。
この中戦車には、65mmの装甲、最大速度50km/h、そして追加装備として火炎放射器に切り替えられる同軸機関銃が求められた。

シュコダのT 40案は、ドイツのクルップ社の製造する車輌に似ていた。特に防盾の形状がクルップ社のものに良く似ている。
というのも第二次世界大戦中シュコダ工業はティーガーIIの車体や砲塔を生産していたからだ。

規定された仕様を満たすため、主砲には8,8cm砲が選ばれた。これはティーガーI?に搭載されたドイツのKwK 36 L/56砲に似ていたが、マズルブレーキは装着しなかった。
この砲は、本来はパンター中戦車向けに試作された改良型小型砲塔 (Schmalturm)に搭載される予定だった。
最終的に、火炎放射器については通常の同軸機関銃で十分との事で仕様から削られた。

エンジンは、X型空冷ディーゼルエンジン Škoda 16ADH140(2,000rpmで700馬力)を使用予定だった。エンジン自体のパフォーマンスは出力荷重比の要求仕様を満たしていなかったが、求められていた50km/hの最高速度で戦車を動かすことができた。
また、サスペンションについては、リーフスプリングでは不十分で、より高度なサスペンションシステムが必要とされた。

Т 40が直面したもっとも大きな課題はその薄い装甲だったが、これは要求された仕様の段階で仕方がないものだった。元々はソ連のT-34-85をベースに作られており、T-34-85は装甲の厚い車輌ではなかったからだ。

コメント

  • 平地での運用は雑魚扱い。格下に抜かれまくる。 -- 2019-01-21 (月) 00:56:41
  • アプデで砲搭旋回上がったんだっけ -- 2019-05-31 (金) 09:04:46
    • HPもだった -- 2019-05-31 (金) 09:27:03
  • 格下にもスパスパとにかく弱い。隠れてこそこそしないとだめだな。 -- 2019-06-29 (土) 17:14:47

*1 これ以前にもチェコスロバキア製戦車がドイツ戦車として実装されていたが、国家としては本車輌が初となる。
*2 史実にも有る通り、そもそもは同じ主砲である