Valentine AT

Last-modified: 2023-11-17 (金) 13:35:06

GB-Valentine_AT.png

Tier 3 イギリス 駆逐戦車

公式紹介ページ

スペック

HP300
車体装甲厚(mm)60/60/60
最高速度(km/h)24
重量/最大積載量(t)14.75/15
本体価格(シルバー)34,000

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
初期状態AEC A189QF 6-pdr AT Gun MK. IIValentine AT Mk. IValentine AT300WS No. 11
135AP
APCR
HE
105
170
30
75
75
100
10245
6G
32
21.43
2
0.41
34-/-/-44330350
QF 6-pdr AT Gun Mk. IV開発時GMC 6004 6-71AQF 6-pdr AT Gun Mk. IVValentine AT Mk. IIValentine AT300WS No. 19 Mk. II
165AP
APCR
HE
110
180
30
75
75
100
10245
6G
32
21,43
2
0.37
38--/--/--44330450
3.7-inch AT Howitzer開発時GMC 6004 6-71A3.7-inch AT HowitzerValentine AT Mk. IIValentine AT300WS No. 19 Mk. II
165HE
HEAT
47
110
370
280
42156
14G
7.50
2.50
0.49
38-/-/-44330450

解説

  • 概要
    Tier3イギリス駆逐戦車
    装甲に定評のある固定砲塔ルートとしての特色が出始める。
    (堅いとは言っていない)
     
  • 火力
    • QF 6-pdr AT Gun MK. II
      初期砲。
      紅茶マネーに物言わせていきなり最終砲の精度劣化版を搭載している。
      厳密には貫通が5~10ほど低いが同格以下であればほぼ貫通可能でTier4までなら通常APでも割と貫通可能。
      発射レートが高いため調子に乗ってトリガーを引いていると位置バレする。
    • QF 6-pdr AT Gun Mk. IV
      最終砲候補その1。
      初期砲と比べて貫通と精度が向上している、つまり使用感も注意点も初期砲と同じ。
    • 3.7-inch AT Howitzer
      最終砲候補その2。
      低弾速で山なり弾道の榴弾砲。
      同格は貫通すればほぼ即死させることが出来る。
      榴弾砲に慣れ親しんだ熟練者向け。
       
  • 装甲
    履帯の内側が比較的堅めなのでTier3以下で横からロックオン射撃してくる機関砲にはかなり耐える。
    ところが戦闘室はペラペラなので同じ機関砲でも手動照準してくる相手や車体正面を敵に向ける時には注意。
    貫通したときは機関砲なら1マガジン、単発砲多くて1~3発で撃破される。
     
  • 機動性
    最初の改良パッケージ「Valentine AT Mk I*」はエンジン出力が低下するが火災率も低下する。
    シルバーを払ってまで加速が鈍くなるのを体感する必要もないので開発だけして搭載せずにおくか、フリー経験値を使ってGMC 6004 6-71S以降に飛ばす事をお勧めする。
    エンジン馬力出力比前速後速火災率
    AEC A1891359.1824km12km20%
    AEC A1901318.8824km12km15%
    GMC 6004 6-71S1389.2324km12km15%
    GMC 6004 6-71A16511.0424km12km15%
     
  • 総論
    軽戦車を多数相手にするマッチング帯域だが装甲厚と発射レートが高い砲のお陰で迎撃もある程度こなせる。
    その反面で低火力高レートが祟り位置バレからのダメージ交換に持ち込まれると致命傷になる点に留意。

史実

1942年、旧式ながら信頼性の高かった歩兵戦車バレンタインに大掛かりな改修を加えずに砲塔を撤去した代わりに、6ポンド砲をほぼそのまま、周囲を防楯で覆ったオープントップの戦闘室に車載した試作対戦車自走砲として計画され、ヴィッカーズ社が試作しました。
試作車が完成するころになると、42年半ばに17ポンド砲という強力な対戦車砲を手にしたイギリス軍は、6ポンド砲では火力不足とみなして、採用を見送る決定を下してしまいます。

17ポンド砲搭載対戦車自走砲は、当初はビショップ自走砲の砲だけ交換する案が出されたものですが、砲身が長すぎてアンバランスになる、戦闘室の背が高すぎて目立つといった難点があり、バレンタイン歩兵戦車をベースとした新規設計車体を使うことにして1942年6月から設計が始まりました。
巨大な17ポンド砲を搭載するも、戦闘室をそのまま残すために、砲の搭載の向きを前後ひっくり返して、車体後方側に向けて装備したアーチャーが1944年に生産され、50年代まで使用されています。
なお、アーチャーは前線兵士がつけた愛称で、バレンタイン17ポンド自走砲MkⅠが正式名称でした。

コメント