Tier 3 イギリス 駆逐戦車
スペック
HP | 300 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 60/60/60 |
最高速度(km/h) | 24 |
重量/最大積載量(t) | 14.75/15 |
本体価格(シルバー) | 34,000 |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
初期状態 | AEC A189 | QF 6-pdr AT Gun MK. II | Valentine AT Mk. I | Valentine AT | 300 | WS No. 11 | |||||||
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135 | AP APCR HE | 105 170 30 | 75 75 100 | 102 | 45 6G 32 | 21.43 2 0.41 | 34 | -/-/- | 44 | 330 | 350 | ||
QF 6-pdr AT Gun Mk. IV開発時 | GMC 6004 6-71A | QF 6-pdr AT Gun Mk. IV | Valentine AT Mk. II | Valentine AT | 300 | WS No. 19 Mk. II | |||||||
165 | AP APCR HE | 110 180 30 | 75 75 100 | 102 | 45 6G 32 | 21,43 2 0.37 | 38 | --/--/-- | 44 | 330 | 450 | ||
3.7-inch AT Howitzer開発時 | GMC 6004 6-71A | 3.7-inch AT Howitzer | Valentine AT Mk. II | Valentine AT | 300 | WS No. 19 Mk. II | |||||||
165 | HE HEAT | 47 110 | 370 280 | 42 | 156 14G | 7.50 2.50 0.49 | 38 | -/-/- | 44 | 330 | 450 |
解説
- 概要
Tier3イギリス駆逐戦車
装甲に定評のある固定砲塔ルートとしての特色が出始める。
(堅いとは言っていない) - 火力
- QF 6-pdr AT Gun MK. II
初期砲。
紅茶マネーに物言わせていきなり最終砲の精度劣化版を搭載している。
厳密には貫通が5~10ほど低いが同格以下であればほぼ貫通可能でTier4までなら通常APでも割と貫通可能。
発射レートが高いため調子に乗ってトリガーを引いていると位置バレする。 - QF 6-pdr AT Gun Mk. IV
最終砲候補その1。
初期砲と比べて貫通と精度が向上している、つまり使用感も注意点も初期砲と同じ。 - 3.7-inch AT Howitzer
最終砲候補その2。
低弾速で山なり弾道の榴弾砲。
同格は貫通すればほぼ即死させることが出来る。
榴弾砲に慣れ親しんだ熟練者向け。
- QF 6-pdr AT Gun MK. II
- 装甲
履帯の内側が比較的堅めなのでTier3以下で横からロックオン射撃してくる機関砲にはかなり耐える。
ところが戦闘室はペラペラなので同じ機関砲でも手動照準してくる相手や車体正面を敵に向ける時には注意。
貫通したときは機関砲なら1マガジン、単発砲多くて1~3発で撃破される。 - 機動性
最初の改良パッケージ「Valentine AT Mk I*」はエンジン出力が低下するが火災率も低下する。
シルバーを払ってまで加速が鈍くなるのを体感する必要もないので開発だけして搭載せずにおくか、フリー経験値を使ってGMC 6004 6-71S以降に飛ばす事をお勧めする。エンジン 馬力 出力比 前速 後速 火災率 AEC A189 135 9.18 24km 12km 20% AEC A190 131 8.88 24km 12km 15% GMC 6004 6-71S 138 9.23 24km 12km 15% GMC 6004 6-71A 165 11.04 24km 12km 15% - 総論
軽戦車を多数相手にするマッチング帯域だが装甲厚と発射レートが高い砲のお陰で迎撃もある程度こなせる。
その反面で低火力高レートが祟り位置バレからのダメージ交換に持ち込まれると致命傷になる点に留意。
史実
1942年、旧式ながら信頼性の高かった歩兵戦車バレンタインに大掛かりな改修を加えずに砲塔を撤去した代わりに、6ポンド砲をほぼそのまま、周囲を防楯で覆ったオープントップの戦闘室に車載した試作対戦車自走砲として計画され、ヴィッカーズ社が試作しました。
試作車が完成するころになると、42年半ばに17ポンド砲という強力な対戦車砲を手にしたイギリス軍は、6ポンド砲では火力不足とみなして、採用を見送る決定を下してしまいます。
17ポンド砲搭載対戦車自走砲は、当初はビショップ自走砲の砲だけ交換する案が出されたものですが、砲身が長すぎてアンバランスになる、戦闘室の背が高すぎて目立つといった難点があり、バレンタイン歩兵戦車をベースとした新規設計車体を使うことにして1942年6月から設計が始まりました。
巨大な17ポンド砲を搭載するも、戦闘室をそのまま残すために、砲の搭載の向きを前後ひっくり返して、車体後方側に向けて装備したアーチャーが1944年に生産され、50年代まで使用されています。
なお、アーチャーは前線兵士がつけた愛称で、バレンタイン17ポンド自走砲MkⅠが正式名称でした。