【難易度選択】

Last-modified: 2024-10-24 (木) 00:38:20

概要

Ver.2.4後期より導入された機能。
ボスに挑む直前に「強い」「ふつう」「弱い」の3段階から選ぶことができる。
わかりづらいが「強い」が導入前までの強さとなっている。
セカンドバージョンに入ってからの難易度の急上昇によるライトユーザーの脱落防止策として実装された。
難易度によってストーリーに変化があるなどはないので戦闘に自信がない場合は難易度を下げてみるといいだろう。
特にサポート仲間のみの場合などは非常にありがたい。
他にも、Ver.3.5以前に倒したクエストボスを【みやぶる】のを忘れたという場合にも便利。
 
パーティを組んでいる場合はストーリーリーダーが難易度を選択し、選択した難易度は「難易度○○を選んだ!」とパーティメンバーに自動的に表示される。
 
目覚めし冒険者の広場のVer.2.4後期速報のコメントによると、厳密には魔物側の強さではなくパーティメンバー全員の被ダメージが低難易度になるにつれて減少するように調整されるとのこと。
呪文、ブレスによるダメージはもちろんのこと【ミステリーダンス】等によるMPダメージも軽減対象となる。
「ふつう」が25%、「弱い」で60%カットとなる。
このカット効果はブレス耐性や呪文耐性、及び【ファランクス】【磁界シールド】等によるダメージカット効果とは合算の関係にある。つまりなんと、だいぼうぎょでもしてしまえば状態異常を除き全てのダメージを0にしてしまうのも容易である。
逆に乗算の関係になる【攻撃力低下】【守備力上昇】は影響が小さくなる。もっとも、そんなものが関係ないくらいに弱くなるので気にする必要はあまりないのではあるが。
なお、HP等その他ステータスや耐性、状態変化の命中精度は特に変わってないので別途対策は必要となる。
ちなみに余談となるがカンスト判定は上記のダメージ軽減計算後に行われる。
例えばMP9999のマダンテを難易度「弱い」の状態で食らうと9999ダメージ受けるため要注意。
また、【ボディーガード呼び】で呼び出されるボディーガードへのダメージは、難易度による軽減の対象にはならない。「弱い」であっても、「強い」と同等のダメージを受けてしまう。
 
撃破後に得られる経験値(特訓スタンプ)は「弱い」を基準にして「ふつう」が経験値1.5倍、「強い」が2倍となっている。
あくまで撃破時の経験値・スタンプに影響するのみであるため、クエスト達成・ストーリークリア時に貰える経験値・スタンプは変更なし。
つまりクリアのみが目的なら、特にVer.1時代のクエストボスは経験値が低いのでふつう以上を選択する意義は薄いと言える。
逆にストーリーボスは素の経験値が多く、適正レベル付近だと大量の経験値獲得チャンスは魅力的。
腕に自信があれば狙ってみるのもいいだろう。
 
「毎回選択」にしている場合、【冥王ネルゲル】【魔勇者アンルシア】のように連戦するボスについては戦闘開始ごとに強さを選択できる。
いずれも最終形態以外は経験値・特訓スタンプが0であるため、途中でふつうや強いを選択してもメリットが無い。
 
ただし、上述どおりあくまでストーリー攻略の救済の為のシステムなので、難易度選択があるのはメインストーリーとクエストのボス戦のみ。
強ボスやコインボス、試練の門、ピラミッドなどのパーティを組む事が前提のエンドコンテンツ、および魔法の迷宮・王家の迷宮・モンスターバトルロードといったコンテンツではそれまでの通常の難易度で挑むことになる。
また、【災厄の王】【ダークドレアム】のようなパーティ同盟でも不可。
 
難易度選択が実装されるまでは配信クエストの配信日は1鯖を中心に死体の山が築かれ、パーティの募集が行われる事も多かったが、実装されてからは難易度選択対象のクエストでは死体の山もパーティの募集も減少傾向になってきた。
あらゆる面で賛否両論ある機能ではあるが、少なくともクエストが配信されてからすぐにログインが出来なかった等の事情で最新クエストに乗り遅れたとしても安心出来るようになったと言える。
 
Ver.3.5後期(3.5.8)にて、全ての職業クエストがLv30から受注できるようになり、それによって、本来なら、Lv35、Lv40、Lv45、Lv50で挑むべきボスにLv30で挑むというケースもあり得る事になった。
その際にも、難易度を「弱い」にしておけば、ボスにもよるが、Lv30でも何とか倒せるだろう。
 
ちなみにモンスター項にも書かれているが、当wikiでは難易度選択が実装されたVer.2.4後期より前に実装されたボスモンスター格の記事は特筆が無い限り「強い」について記載されているため、参考にする場合は要注意。

Ver.3.2

提案広場の提案から、前期で実装されたストーリーボス及びクエストボスは前期の期間中難易度変更が不可能になった。
「強い」相当の戦闘となるが、経験値補正はない。
 
本来の強さに挑戦して突破すれば先行してストーリーが進められる、それが無理でも後期まで待てば緩和される、という方針は以前から言われていた「早すぎる緩和」問題への解決策としては間違っていない。
しかし、今バージョンのボスは【氷魔フィルグレア】を筆頭に難易度が軒並み高くなっており、その理不尽ともいえる難易度から、不満を持つユーザーたちの声で提案広場はまたしても大炎上するのであった。
また、せっかくストーリーが追加されたのに倒せない人は後期までおあずけにされるのはつらいと言うのも撤廃否定派の意見である。
 
それでも難易度選択解禁が繰り上げられることはなく、予定通り後期になってから解禁された。

Ver.3.3

今回もバージョンアップ直後は難易度選択は不可能になったが、3.2で大炎上したことを受けて解禁は1ヶ月後と早められた。
難易度の方も氷の領界ほど理不尽ではなく、難しすぎず、簡単すぎずの絶妙なバランスになっており、サポートオンリーでも難しい事は難しいが絶望的と言うほどではない(氷魔フィルグレアに関しては理不尽なのはバグのせいでもあったのだが…)。

Ver.3.4

今回は、バージョンアップから1ヶ月を待たずして水の領界の難易度選択が解禁になった。

Ver.3.5前期

2017年4月5日に【海冥主メイヴ】実装と同時に嵐の領界の難易度選択が解禁になった。

Ver.3.5後期

アップデートの8日後である2017年7月13日に、レベル上限解放クエスト【正義の心 宿りし時に】のボスである【試練のケモノたち】戦の難易度選択が解禁された。
「難易度が高い」という意見が多く寄せられ、実際のクリア率も運営の想定より低かったことが理由として挙げられている。
 
2017年7月26日に、夏のイベント【キュララな夏休み2017 今年も海は大騒ぎ!】が始まると同時に、【ナドラガンドの決戦】のボスの難易度選択が解禁。
また、昨年の【海竜ヴォドニーグ】の難易度が季節イベントのボスとしては高すぎるという意見が多かったため、今年は難易度「弱い」相当の調整が行われた。

Ver.4.0

2017年12月27日に、【ギュメイ将軍】のコインボス実装と同時に、4.0のシナリオのボスの難易度選択が解禁に。
【星辰武王の審判】で戦う【創世の樹の番人】だけは4.1まで解禁がおあずけになっている。
ただ、この4.0以降、ボスを倒した際に得られる経験値が全体的に軒並み高めに設定されている。
故に、あえて「強い」を選択して、2倍(元気玉の効果も含めて3倍)の経験値を貰おうとするプレイヤーもけっこう多かった。
 
これはすなわち、今までの「ボスが強くて勝てないからあえて『弱い』を選択する」とは真逆の発想であるといえる。
というより、おそらくは「勝てる自信があるなら『強い』で多くの経験値を得、どうしても勝てなければ『弱い』を選択する」というのが本来の想定であると思われるので、ようやく想定通りのシステムになったと言える。
 
ちなみに、今回のラスボス【魔人王ドミネウス】に、難易度「強い」+元気玉+料理+ミリオンスマイルで、獲得経験値のカンストである199999まで獲得する事が可能となっている。
…ただ、スパスタを含めたパーティで難易度「強い」のドミネウスに勝てるかどうかはまた別の話だが。

Ver.4.1

2018年3月22日のアップデートで、4.1のボスおよび【創世の樹の番人】の難易度選択が解禁となった。
今回のラスボス【無限獣ネロスゴーグ】も、難易度「強い」+元気玉+料理+ミリオンスマイルで199999の経験値を得る事が可能である。

Ver.4.2

アップデート初日に、【吼えろ トビアス!】のクエストボスと4.1のサブクエストのボス、そして【マイラー三銃士】の難易度選択が解禁。
また、6月末に解禁予定だった4.2メインストーリーの難易度選択は、予定よりも遅れて2018年7月12日の【ゲルニック将軍】のコインボス実装と同時に解禁となった。

Ver.4.3

2018年10月9日に、4.3メインストーリーの難易度選択が解禁。
今回は、これまでのVer.4.0~4.2と比べて比較的難易度の高いボスが多く、中でもラスボスはかなりの高難易度で多くのプレイヤーが死体となっていた。
その為、難易度選択解禁まで待っていたプレイヤーが多く見受けられた。

Ver.4.4

2019年1月9日の【ゴレオン将軍】のコインボス実装と同時に、4.4メインストーリーの難易度選択が解禁された。
また、今バージョンより獲得経験値の上限が増えたことでラスボスからより多くの経験値を得られるようになった。

Ver.4.5前期

2019年4月19日に、4.5メインストーリーの難易度選択が解禁された。なお、【久遠の神殿】の闇落ちNPC軍団は個々の戦闘開始前ではなく神殿突入時にまとめて難易度選択される。
 
難易度選択とは直接的には関係ないのだが、【めいそう】が強化された影響で、武闘家のクエストをLv30で進める場合、【超天道士ヤーン】が難易度選択など全く意味を成さない極悪なボスと化してしまった。
この記事の上の方でも書いてあるが、「難易度選択」というのはあくまでもパーティーの被ダメージを減らすという形でのみ調整しているのであって、敵が使う呪文や特技の回復量まで調整しているわけではないのである。
その結果、超天道士ヤーンが使うめいそうが、難易度選択とは関係無しに大幅に回復する仕様となり、Lv30ではクリアはほぼ不可能なボスとなったわけである。
だが、この問題はVer.4.5.2のアップデートで調整される事となった。

Ver.4.5後期

2019年7月26日に、エピローグクエストとサブストーリーの難易度選択が解禁された。
200スキル解放クエストのボス【ラーヴァドラゴン】はかなりの強敵のため、難易度選択解禁まで待っていたプレイヤーも多い。もっとも、「弱い」を選んでもかなり苦戦することは避けられないが。

Ver.5.0

最初からメインストーリーでの難易度選択が可能となった。
これは「新規作成したキャラクターがストーリーをVer.5.0部分から始められる」機能を追加したことに合わせての設定である。とは言ったものの、フレンドに頼まない限りはLv1で突っ込むのは無謀にもほどがあるので、ある程度Lvを上げる必要はあるが。
他にもVer.5.0のストーリーに入ると強制的に【魔族】の姿になりクリアするまで元に戻れないことや、新コンテンツ【万魔の塔】の入口がストーリー中盤に行けるようになる【砂の都ファラザード】にあることも理由であると思われる。
 
後の開発陣のプレイログ調査では強いと弱いを選んだプレイヤーの数は大体半々で弱いの方が若干多く、後半のボスほど弱いを選択するプレイヤーが多かったとのこと。特にラスボスは作中屈指の強敵であるため、弱いを選択するプレイヤーが多かったのも無理はない。
Ver.5.0実装時点では、この変更は当バージョン限定で、Ver.5.1以降は前バージョン同様、実装から1ヶ月を目処に難易度選択が解禁される予定とされていたが、この調査結果を踏まえ、Ver.5.1以降も最初から難易度選択が可能となった。

Ver.5.5後期

Ver.5の最終章となる本バージョンのみ、以前と同様にバージョンアップ直後はメインストーリーの難易度選択が使用できず、1ヶ月後の8月8日に解禁となった。
ただしレベル上限解放クエストとサブストーリーの難易度選択は最初から解放されている。

Ver.6.0

Ver.5と同様にアップデート初日から難易度選択が解放されている。

Ver.6.3

必殺技解放クエスト【導きの風に技閃きて】において、初回は難易度選択ができず、バトルに1回敗北すると「ふつう」、2回敗北すると「弱い」が解放される方式が導入された。

Ver.6.5後期

今バージョンでもVer.5.5後期同様、バージョンアップ直後はメインストーリーの難易度選択が使用できず、1ヶ月後に解禁となった。

Ver.7.2

難易度が「弱い」の時の被ダメージが50%カットから60%カットへと下がった。
レベル・装備ともに130近くあれば、最新ストーリーのボスでも2桁ダメージで済む(通常攻撃や呪文など)場合が多く、メインストーリーを進めやすくなっている。