【ジルドラーナ】

Last-modified: 2023-07-18 (火) 15:33:11

概要

【真・魔幻宮殿】にいる【魔族】の女性。クエスト【剣魔の背中】の依頼者。
今は滅んでしまった【剣魔一族】の末裔で、一族に伝わる力を高める奥義「剣魔顕現」の習得方法を探しており、名高い剣士だった父親の遺した「剣魔の証」を手がかりとして主人公に託す。
 
【主人公】が証を調べると不思議な文字が浮かび上がったが、彼女にはそれが見えないという。
【剣魔の伝霊】によれば「証の導きの無き未熟者には何も与えない」とのこと。つまり彼女はまだ剣魔顕現を修めるには未熟だったため証に導かれなかったのだ。
このことを伝えると彼女は悔しがりながらも「父親に置いて行かれたのは力が足りなかったから」と納得する。
 
クエストクリア後、彼女は父親が【魔元帥ゼルドラド】であることを教えてくれる。
昔は父親の剣魔の姿(プレイヤーの知るゼルドラドの姿)が苦手で、かっこ悪いと言っていたようだが、今では後悔しているらしい。
いつかは父親を倒した者を探し、勝負を挑むつもりでいると語る。仇討ちではなく、父親を超えるためのようだ。
その相手が目の前にいると知ったらどう反応するのだろうか…。

Ver.5.5後期

クエスト【剣魔と芸術家】では【ペペロゴーラ】の従者であったことが判明する。従者になった経緯は不明だが父がマデサゴーラに仕えていたことと関連すると思われる。ペペロゴーラからは「ジル」と呼ばれている。
前述のクエスト後、修行を重ねたのちについに剣魔顕現を修めた。
剣魔顕現を修めたことで次はいよいよ父の仇を探し出して挑もうとした矢先に、主人公が【大魔王】であると同時に【勇者】【盟友】、つまりは父の仇であるという噂を聞きつけ、それが事実かを主人公に確かめた後、剣魔顕現を修めた自分の実力がどれほどのものかを確かめるために「剣魔ジルドラーナ」となって立ち合いを挑んでくる。
戦闘後、それを見届けた剣魔の伝霊にゼルドラドから「相応しい力をつけたときに渡してほしい」と頼まれた【記憶の結晶】を渡される。そして主人公ではなく、【アストルティア】遠征に連れて行ってくれなかった父親を恨んでいたことを告白し、主人公との戦いと結晶の父親の遺言から、共に行けば自分の道を見つける前に死んでいたであろうこと、そして父親はそうなってしまうことを恐れていたから置いて行ったことを理解する。
最後はペペロゴーラへの感謝を伝えてほしいと主人公に頼み、真・魔幻宮殿へと帰っていった。
 
なお、女性でも剣魔としての姿はほぼ変わらず、色、肩や肘のトゲがないこと、若干小柄で装飾がやや派手な件を除けば父親そっくりである。
 
本クエストにて彼女(の父親に代表されるアストルティア侵攻の犠牲者)と主人公(実質的なアストルティア代表者であり本人)との因縁はこれで決着が着いたが、【勇者姫アンルシア】に対してはやはり肉親の仇であり、アンルシアから見たら仇の肉親であると言う、お互いに重すぎる因縁をいまだ残している。これはペペロゴーラも同様である。
【魔界】とアストルティアは大局的には協力関係にはなったものの、永きに渡って魔界とアストルティアに刷り込まれた軋轢・確執・怨嗟の感情は簡単には消えないとの認識をお互いに持っていること、彼女たちに代表される個人レベルの感情の解決がまだ十分に語られていないことから、このジルドラーナとアンルシア、もしくはペペロゴーラとアンルシアの関係が今後掘り下げられる可能性も考えられる(特に描写はなかったが、ペペロゴーラとアンルシアはジャゴヌバ撃破後の祝勝会で会っている筈なので、もしかしたら既に解決済みなのかもしれない)。

戦闘(剣魔ジルドラーナ)

使用呪文・特技

攻略

HPは125000程度。
行動は父ゼルドラドや剣魔の伝霊とやはり似通っているが、父の方により近い行動を取る。
特筆すべきは、連続ドルマドンやイオマータといった呪文攻撃がこの系統の中で最も強力であるという点。この点は父親よりむしろマデサゴーラに似たともとれる。
呪い耐性に加え、呪文耐性と魔結界やマジックバリアなどで対策をしたうえで戦う必要がある。
多段攻撃呪文が多いので、【きせきの雨】を使える【賢者】も有効。怒ると呪文が暴走するようになるため、怒りは鎮めた方がよい。またHP50%以下で稀に使うグランドネビュラは1300もの大ダメージを受けるので要注意。
魔幻の剣召も健在で、伝霊同様で4体のジルドラーナの剣を召喚し、爆嵐剣を連発する。こちらへの対処もしっかり行う必要がある。