【剣魔一族】

Last-modified: 2023-08-11 (金) 19:08:44

概要

太古から剣魔の姿を伝えてきた一族。
「剣魔顕現」という己の力を何倍にも高める秘術を使って剣魔の姿に変化するが、それを習得するためには試練で【剣魔の伝霊】に勝たなければならない。
 
【ゲルヘナ幻野】の南方にあった「剣魔の里」という小さな集落で暮らしていたが、どこかの国の侵略を受けて滅び去った。
【ユシュカ】によればゲルヘナ幻野南方の幾つかの廃屋は【バルディスタ要塞】の侵略により滅ぼされた集落跡とのことなので、これが剣魔の里であるのなら侵略した国はバルディスタ要塞ということになる。
一族の中で【魔元帥ゼルドラド】とまだ子供だった【ヤイル】が生き残り、ゼルドラドは【大魔王マデサゴーラ】の側近として、ヤイルは【ヴァレリア】に救われ、後に側近として仕えた。
 
しかし最終的にゼルドラドは【アストルティア侵攻】の際に【主人公】【勇者姫アンルシア】に敗れ死亡、ヤイルは【月明かりの谷】の孤児院を襲撃し、院長と子供たちを殺したとしてヴァレリアに断罪され死亡した。
現在判明している生き残りは、ゼルドラドの娘の【ジルドラーナ】のみである。
 
なお、ゼルドラドとジルドラーナの親子とヤイルの具体的な血縁関係及び、ほかにも生き残りがいるのかは言及されていない。 
 
「アストルティア秘聞録」によると剣魔の里が滅ぼされたのは100年前であり、ゼルドラドはこの時すでにマデサゴーラに仕えていたという。
 
ちなみに、この系列のキャラ(伝霊・ゼルドラド・ジルドラーナ・ヤイル)は、戦闘時の姿と戦闘スタイルが似通っており、共通して大剣を片手で振るう大柄の怪人となり、「閃撃」と名の付く剣技と高威力の攻撃呪文を操る。
また、ヤイル以外は幻影の剣を呼び出して攻撃させる【魔幻の剣召】の技を使う。
「剣魔」なだけあって単なる剣技に限らず、こうした魔の技をも組み込んだ流派ということなのだろうか。