【メガボーグ】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 04:25:17

概要

DQ6やDQMJ2P以降のモンスターズシリーズに登場する人造人間系のモンスター。色は緑色。
上位種には【エビルフランケン】がいる。
やたら良い体格や、頭にはめ込まれたボルトなど、いかにもな人造人間である。
左手は大きな刃物が直に取り付けられており、上位種同様、最初から戦うためだけに作られた存在のようだ。
が、理性に乏しく知能が低いため、もしかしたら失敗作の烙印を押されているのかも知れない。
そう考えると可哀想な奴である。
モチーフは恐らく、上位種のエビルフランケンと同様、フランケンシュタインの怪物だと思われる。
低い知能やぎこちない動きなど、一般的に流布したフランケンシュタインの怪物のイメージを強く踏襲している。
またメガボーグという単語はDQよりずいぶん前の某ロボットアニメで使われており、名前の元ネタとなった可能性も否定はできない。
そちらもスパロボなどで結構知られている作品であるため、検索すると両方ヒットする点には一応注意。

DQ6

【牢獄の町】周辺、【湖の穴】周辺、【古びた炭鉱】に出現する。
行動は前述のとおり理性に乏しく、いきり立って誰彼構わず襲い掛かったり、ヘラヘラ笑っていたりする。
要するに【みなごろし】で酷い目に遭わされることもあれば、笑っているだけで何もしてこないことだってある。
もちろん、みなごろしは自分や味方にもヒットするので、運が良ければ勝手に味方を潰し、ご自慢の攻撃力で自滅すらしてくれる。
とはいえ、攻撃力は200とかなりの怪力を誇り、みなごろしの威力も非常に高くこちらに矛先が向かえば即死の恐れがあるため、
出会ったら優先的に倒した方が良い。
攻撃魔法は概ね有効だが、補助系には意外なほど強く、一見すると効き易そうなメダパニすら効果が無い。
たまに1回休みが効く程度であるため、出会ったら素直にダメージ系特技を連発して機能停止させるべし。
機械ではあるが、同じマシンモンスターである【キラーマシン2】よりも攻撃系に対する耐性は低い。
メラゾーマやイオナズン、ギガデインに弱く、また、メタル系に分類されているので【メタルぎり】も有効。
元ネタであるフランケンシュタインは「死体をつなぎ合わせた人造人間」という設定があるが、ゾンビ系ではなく物質系で定着した模様。
どういうわけか落とすアイテムは【ステテコパンツ】。こいつの一張羅なのか、着替えなのか…。
 
【スライム格闘場】では【メガザルロック】、キラーマシン2、【じごくのたまねぎ】と共にGランクの第1回戦の相手も務めている。
やはり行動にムラがあり、一度でもみなごろしを食らうとほぼ終了。
逆にみなごろしがメガザルロックに当たるとすごく楽。このあたりはどうしても運次第。
むしろこいつによる運ゲーのせいで、Gランクは1回戦こそが最難関と言われるほど。
 
なお、隠しダンジョンに出現する上位種のエビルフランケンは無駄な行動やみなごろし等の行動はとらず、
それどころか絡め手にも長けて頭も良いときており、こいつとはまったくの別物と言えるほどの強敵なので注意。
一応、補助魔法の効きが非常に悪いことが共通している。

ジョーカー2プロ

ランクAの物質系モンスターとして登場。
一般配合で生み出すことが可能なほか、野生のものは遺跡エリアに登場する。
高ランクモンスターなので、スカウトアタックを仕掛けても結構パーセンテージが伸び悩む。
テンションアップを持つモンスターを連れて行こう、と言いたいところだが、特攻とみなごろしを頻繁に使うため、すぐに自滅してしまう。
テンションを上げている余裕がほとんどないので、素直に配合で作った方が良いだろう。
凶暴性と乏しい理性を表す【きょうせんし】
落雷で命を吹き込まれたという一般的イメージからの【ビリビリボディ】と、なかなか秀逸な特性を与えられている。
他には【れんぞく】(2回)と、最強化した際に追加される【メタルキラー】を持つ。
HPと攻撃力が高い前衛タイプのアタッカーなのも見た目通り。
スキルは【ふうえんの剣技】
【うごくせきぞう】【どぐう戦士】【トラップボックス】のいずれかを組み合わせると【シールドオーガ】が産まれる

テリワン3D

ランクがCに下がったが、能力値の限界そのものは上がっている(他の連中も軒並み上がっているが)。
特性は彼の特徴だったビリビリボディときょうせんし(+25以上で追加)、攻撃モーションに由来するれんぞくはそのままだが、+50での追加特性はメタルキラーの代わりに【くじけぬ心】になっている。
野生のものも出現するが、登場は【とこやみの扉】と遅いので、手に入れるなら配合の方が早いか。
スキルも「ふうえんの剣技」のまま。
配合相手が【プロトキラー】【キラーマシン】に変わったが【シールドオーガ】が今作でも産まれる。
シールドオーガは【魔王デスタムーア】の配合に必要なモンスターの一体なのでそういった意味では配合先としても優秀である。
 
あんなツラだが賢さの限界値は600程度で、【魔戦士ホゲイラ】【魔戦士ヴェーラ】【魔戦士ルギウス】よりも上。
がんばれ魔戦士。

イルルカ

ランクCの物質系で、特性やスキルも前作と同じ。
新生配合で【マヒブレイク】、メガボディ化で【AI1~2回行動】、ギガボディ化で【プレッシャー】が追加される。
やはり見た目どおりの高いHPと攻撃力を誇る。きょうせんしを活かせる混乱弱点も健在。
今回は通常では野生のものが登場せず(物質系モンスターの出る錬金カギなら出現する事もある)、
やはり位階配合で生み出すことになるだろう。

ライバルズ

第5弾カードパックで共通レアカードとして登場した。

6/6/6 物質系
召喚時:全ての味方ユニットを行動済みにする
攻撃可能な味方ユニットの数分このユニットのコスト-1

味方ユニットの行動権と引き換えに召喚コストが下がるという一風変わった効果を持つ。
コストを大きく下げるには複数の味方ユニットを生き残らせる必要があり、決して容易ではない。
この際【ステルス】を持つユニットと組み合わせるのがオススメ。効果で行動権を消費してもステルス状態は消えないので尚更相性がいい。
 
しかし大きくコストを下げられる場面では盤面が狭くなり、下がったコストを十全に活かせないという新たな問題が生じる。
性能自体が行動権を消費するデメリットに見合うものではないため、結局ほとんど使われなかった。