【トラップボックス】

Last-modified: 2024-04-14 (日) 05:11:47

概要

【ひとくいばこ】に似たモンスター。
宝箱の蓋が左右に分割され、中から長い舌を出した骸骨がビックリ箱の如く飛び出ている。
出てきている奴がひとくいばこや【ミミック】の中身と同じ奴なのか、そもそも彼らの中身もこんな風なのかは不明。
ちなみにゾンビ系ではなく物質系。
英語版での名前もtrap box。
 
色違いに【キングミミック】、強化版に【追憶のトラップ】がいる。

DQ8

【剣士像の洞窟】のボス。
【ビーナスの涙】を求める者に課せられた最後の試練。
直前の碑文によるとダンジョンを攻略することが「知恵の試練」で、コイツを倒すことが「力の試練」になるらしい。
反対にある石碑を調べるとHPとMPを全快できるので必ずやっておこう。
「美しくないものは口に入れない」らしいが、口とは箱の中のことなのか骸骨の口のことなのかは不明である。
 
通常攻撃の他【痛恨の一撃】【ヒャダルコ】【ラリホー】【メダパニ】と多彩な手段で攻めてくる強敵。
行動はランダムで、通常攻撃が2/6で最も高く、その他の行動はすべて1/6の確率だが、運が悪いと痛恨や状態異常を連発してくることもある。
 
最も怖いのが痛恨の一撃で、80以上という馬鹿げたダメージをたたき出してくる。
一応HPがMAXであれば【ククール】【ゼシカ】でもギリギリ耐えきれるが、あくまでもギリギリ。
これ一撃でHPが即死圏に入るので、その後に通常攻撃やヒャダルコをもらえば100%お陀仏。
逆に事前にこれらを1つでも喰らっていればこの技がそのまま即死技と化す。
メダパニで混乱した味方に殴られて更に追い打ちで痛恨を貰っても高確率で即死。
【主人公】【ヤンガス】でさえ2発ももらったなら高確率であの世行き。
【判断力】は低く【マホカンタ】をかけても呪文をやめないのでここに隙がある。
 
攻略のカギを握るのは【ピオリム】
常にHPをMAXに保つためにも相手の先手を打って回復できるようにしておくことは必須条件。
これを覚えているか否かで攻略難度は180度変わるといっても過言ではない。
仮に覚えていない場合、勝敗の行方は単にトラップボックスが痛恨の一撃を出してくるかどうかだけで決まる運ゲーと化す。
先手番を確保したなら後は全力で回復に努めよう。
「このくらいならまだ大丈夫」などという甘えは一切許されない。モンスターズの【いのちだいじに】並みに徹底した回復を。過剰だろうがなんだろうが、やられるよりマシである。
最低でも主人公とククールが【ベホイミ】を使えるようにはしておきたい。これがないと痛恨からの立て直しが困難になる。
このほか状態異常に対する予防策として【マジックバリア】を使おう。
 
こちらからの攻め手はだいぶ限られる。
補助呪文はほぼ軒並み通じない。
【ルカニ】すら無効なので【かぶとわり】も意味がない。
更にメダパニで混乱させられる危険やラリホーで眠らされることを考慮すると【テンション】を上げての攻撃もお勧めできない。
【かえんぎり】【さみだれ突き】【双竜打ち】を重ねて地道に削っていこう。
【物質系】なので【ドラムクラッシュ】が有効だが【打撃スキル】を上げているという人は少ないか。
こう見えて毒は有効なので【ポイズンダガー】で猛毒にできればあとは放っておいても勝手に死んでくれるが、【短剣スキル】を上げているという人はこれまた少ないだろう。
そもそも無効ではないというだけで耐性自体は高く、なんとしてもこいつを毒で仕留めたい物好きでもなければ選択肢たり得ない。
 
どうしても勝てないようならゼシカが【バイキルト】、ククールが【ザオラル】を覚えるくらい育ててから挑んでもいい。
まぁさすがにそこまでしなくても勝てるとは思うが。
やり方次第では瞬殺が可能だった前回の相手に比べると、力量差が激しすぎるボスである。
余談だが、2種類の行動停止技や全体攻撃、痛恨持ち、重要なアイテムを所持している、物質系である点は後の作品のDQ11の【メルトア】と共通している。実際にテリワンSPではボス戦時に共演することがある。
 
ちなみにコイツのいる剣士像の洞窟へは、【船着き場】到着後すぐに来ることが出来るので、きちんとレベル上げをすればククール加入前に撃破することも可能と言えば可能。
もっとも難易度は跳ね上がるし3人で倒しても経験値を1人分損するだけなので、そんなやり込みをしても旨味があるどころかマイナスでしかないが。
 
【討伐モンスターリスト】では最後に3つ使用されていないモーションがあるが詳細は不明。
「上蓋を合わせて本体を箱の中に格納」「格納中」「格納解除」
というモーションの流れから考えると、開発中は防御か大防御でも使用させるつもりだったのかもしれない。
これは【モビルボディ】の防御演出を討伐モンスターリストで眺めた時の流れと酷似している。
リメイクではこのモーションは見られなくなった。

ジョーカー1

物質系のSランクで、ラストダンジョンの外観部の赤い宝箱に擬態している。他のワンチャンスと違い、一度戦闘すると二度と出現しないので注意。
つまりスカウトに失敗して怒り出したら野生はここで終わり。そうなったらリセットするしかない。配合で作るのはもったいないのでスカウトで頑張ろう。
配合で作るなら【メタルカイザー】×【ひとくいばこ】×【ミミック】×ミミックの4体配合。ひとくいばことミミックはこいつと同じ箱のモンスターであり、モンバトでもキングミミックの素材だったのでまあ妥当か。
あちらと違って【パンドラボックス】がいないため、ミミック2箱はその兼ね合いなのだろう。メタルカイザーは謎だが。
メタルカイザーを使ってしまうのは非常にもったいないし、こいつを使った有用な配合は無い。そもそも当時メタル系を工面するのは異常に難しかった上、カイザーはかの【ゴールデンスライム】に派生するのだ。
ワンチャンとはいえ野生で出てくるので配合で作る必要は無い。
実はHPが920と結構高い上に他のステータスもそこそこ高い。【かいしんでやすい】の特性も持つ。
所持スキルは【ホラー】

ジョーカー2・2プロ

能力や耐性は前作と変わらないが、特性に【ギャンブルボディ】が追加された。
今作では配合限定のモンスターで、レシピは前作と同じ。
コイツ自身はあまり使われないが、【スーパーキラーマシン】×【キラーマシン2】×【キラーマシン】の4体配合で【サージタウス】になるため、そちらで利用されることが多い。
 
プロフェッショナルではブランパレスに野生の個体が登場するようになり、入手しやすくなった。
ただし、ギャンブルボディでスカウトアタックを無効化されることがある点には注意。
配合方法にはミミック×2と【メカバーン】×2でも作れるようになっている。
特性には【マホキテボディ】【まれにまもりの霧】が追加。
サージタウス以外に【メガボーグ】との配合で【シールドオーガ】が作れる。
もっとも、サージタウスはこいつを【プロトキラー】で代用できるし、シールドオーガも野生で出るので配合素材としての需要はあまりない。
なお、杖系最強の武器である【ひかりの杖】を稀にドロップするため、やりこみプレイヤーに狩られ続けている。

テリワン3D

物質系のAランクに格下げ。
特性は【スタンダードボディ】【かいしんでやすい】【ギャンブルボディ】、+25で【マホキテボディ】、+50で【ギャンブルカウンター】
野生では出現しないが、【他国マスター】が連れていることがある。
相方はサージタウスで、こいつ共々【ハイテンション】を使い、元々高い火力をさらに上げてくる。そしてこいつは【しんらばんしょう斬】【てんいむほう斬】を繰り出す。
サージタウスは【グランドネビュラ】【シャイニングボウ】を使ってくるが、ハイテンション込みでグランドネビュラを撃たれるとカンストダメージを叩き出すこともしばしば。……もうハイテンションくらい味方側にも解禁していいんじゃないか?
配合方法はミミック×2とひとくい箱×2の4体配合、あるいはミミック×2と【メタルドラゴン】×2の4体配合に変更。
使い道は変わらず。

イルルカ

野生では出現しないが、錬金カギの世界にうろついていることがある。
他国マスターが、こいつとあくまのツボといどまじんとミミックを連れていることがある。トラップモンスターのパーティだ。
 
【新生配合】【まれにハイテンション】【メガボディ】化で【AI1~3回行動】【ギガボディ】化で【会心かんぜんガード】、SP版では【超ギガボディ】化で【いあつ】を習得。
ギガボディにして【みなごろし】をさせる戦法が凶悪。
味方も会心完全ガードにするか、常にアタックカンタのモンスターにしておけばこちらに被害が出ることなくみなごろしを連発できる。
まれにハイテンションも発動すれば強力。

DQMSL

2016年2月29日「地図ふくびきスーパー」に実装。
物質系Sランク ぼうぎょタイプ
リーダー特性「物質系HP+20%」
とくぎは「アンカーナックル」「キラートラップ」
特性「AI1~3回行動」
究極転生先は【キングミミック】

タクト

2021年9月30日開催の「ドラゴンクエストVIIIイベント」にて、イベント限定ドロップモンスターとして登場。
物質系Aランク、ぼうがいタイプ。
リーダー特性「物質系しゅび力+15%」
とくぎは【メダパニ】【こごえるふぶき】「混沌の一突き」
覚醒スキル 10Pで「カオスパニック」を習得できる。


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