月吼廻竒都市 水取

Last-modified: 2024-06-18 (火) 22:12:13
Fate/月吼
タイトル.png
歴史ある魔術師の家系がセカンドオーナーを務めている日本の地方都市「水取市」が特異点化した。
2010年、神秘の薄くなったはずの現代でカルデアが目にしたのは終わらない夜と奇怪な木々に侵食された廃都市だった。
あなた達はこの特異点に挑むカルデアの一員です。
この特異点で起きた事を解明し、特異点を消滅させて聖杯を持ち帰る事が目的です。
────かつて月に吼えた獣達は赤い月に囚われている。
全てを終わらせるのが、彼らの目的なのか?

概要

ログ:月吼前半.html月吼後半.html
開催日:12/24
参加人数:4人(最大6名)
ルール:亜種FGO式

解説

各プレイヤーはマスターかサーヴァントのみのシートで参加となります。

サーヴァントもマスターも英雄点30点でシート作成となりますが、

マスターがサーヴァントへ与えるダメージは通常通り半分となります。

また、プレイヤーの中から最低一人はマスターで参加し、

マスターの人数が0になると戦闘終了時点でプレイヤー側の敗退となります。

代わりにマスターは全てのサーヴァントに対して令呪を使用出来ます。


セッション中、アイテムを入手する事があります。

入手後、または移動フェイズ中に誰が所持するかを決定します。

その場合EXスキル等としてアイテムが持つ効果を使用出来ます。

参加者

マスター:(鳴々・ロードフェルト?
サーヴァント:(源頼政
サーヴァント:(萩原朔太郎
サーヴァント:ヴィクティ・トランスロード?

NPC

縁井止?
八重椎乃?
ルーラー
キャスター?


セイバー
ランサー?
ライダー
アサシン?
モンスター?
■■■■■■?

TIPS

前日譚

◆0
水取市内で死因不明の連続怪死事件が連続する。
被害者の身体には共通して赤色の痣ができている事が確認
加えて皆、恐怖に歪んだ顔で息絶えていた。

水取市内で赤い痣が出来てから4日以内に死ぬという都市伝説が流布する。
助かる為には痣の出来た場所を大きく欠損するか、この町の何処かにいる奇妙な神父に助けてもらうか。
あるいは、別の痣を持つ人物を二人殺せば救われるというものだった。

水取市警の【縁井止】は事件の謎を追いつつ、魔術世界についてもわずかに知識のある止はこの町の旧家【鵺山家】を調査する。

◆1
大学生【柳木静真】は赤い痣の都市伝説を知る。
大学内で都市伝説を鵜呑みにした学生による殺人現場を目撃、死亡したかのように思われたが立ち上がり反撃で相手を殺してしまう。
彼の本名は【縫山静真】であり、その血から水取市にいる限り死なない異能を発露させており、その事を忌避され縫山家を追放されていた。

警察に自首した彼を待ち構えていたのは縫山家を調べようとしていた止だった。
止は静真と共に縫山家を訪れるが、そこでは赤い痣の死者と同じような死に方をした縫山家の人達が大量に見られた。
静真は妹の【縫山稔璃】の安否を確認すべく止の静止を無視して屋敷の奥へと向かう。
そこで大地に描かれた魔法陣が反応し、セイバーを召喚するも彼女に首を刈られ静真は再度死ぬ。
復活するものの普段より意識の覚醒も傷の治りは遅かった。
既に止はその場におらず、また赤い痣はより色濃くなり三画の令呪となっている事に彼は気付いた。

◆2
静真のアルバイト先の【喫茶店リンドウ】に【八重椎乃】が現れ意味深なセリフを残す。
聖杯戦争を調べていく中で【レンナルド・リンドブルム】と呼ばれる魔術師が聖杯を持ち込んだ事を知る。

調べを進めていく最中、【狐尾泉】がバーサーカーのマスターとして静真の前に立ちふさがる。
彼女は縫山家の分家であり、異能を覚醒させた静真の遺伝子を狙いアプローチを以前から仕掛けていた。
バーサーカーの宝具により静真は洗脳状態になるが、突如現れたセイバーによりバーサーカーは倒され泉は逃走する。
後を追った静真が見たのはアサシンに殺された泉とアサシンを従える狂った【縫山稔璃】の姿だった。

◆3
高校生【九道綺依蘭】に赤い痣が発生した。
彼女の両親は教会の人間だったがある地方都市の聖杯に関わる事件で故人となっていた。
両親の管理していた教会は後任者がいない為、しばらく彼女の家となっていたが無論神父はいない。
噂を信じた者が教会を訪れるもアテが外れて帰る姿を見るのは忍びなく、また自身の救いも求めて噂の神父探しを始める。
最終的に神父ルーラーを見つけるが、彼によりこの町で起きている異常【聖杯戦争】を知る。
協力者を求めたルーラーの言葉を了承した綺依蘭はルーラーより他者から切除した痣2画を貰い受けて令呪を完成させランサーを召喚する。

◆4
キャスターのマスター【ジェーン・D・スミス】とアーチャーのマスター【クランシー・キーガン】と遭遇する綺依蘭。
二者は共闘しており追いつめられるがランサーの圧倒的力でサーヴァント戦は不利と悟られ綺依蘭が狙われる。
学校に逃げ込んだ綺依蘭にライダーのマスター【ルーナ・ストリクス】が立ちふさがるも、彼女は綺依蘭を追ってきたクランシーを殺してしまった。
ルーナは綺依蘭にも手を掛けようとするが、駆け付けたランサーに阻止される。
ライダーとランサーは知人であったらしいが戦闘になるもルーナの気まぐれで戦闘は終了する。
彼女は古くに死徒にされ日本に落ち延びなるべく血を吸わず平穏に暮らしていたが、人間に戻るべく聖杯戦争に参加したのだった。

◆5
妹を探して高校に住んでいるルーナを尋ねる静真。
彼は高校時代に彼女と出会い、人を外れた存在として友好関係にあった。
しかし彼女が聖杯戦争に参加している事を突きつけられ、次にあった時には敵同士と言われて落胆する。
妹がしばらく学校に来ていないという情報のみを持ち帰った静真の前にセイバーが現れる。
彼の特異性に興味を持ったセイバーは自身と同じ怪物として人々を殺し力を付けようと提案するが静真は拒否する。
そこからセイバーと静真の逃走劇が繰り広げられ、あわや再び殺されかけた所で静真はランサーと綺依蘭に救出される。
ランサーは静真をセイバーのマスターだと見抜き殺そうとするが、綺依蘭はそれを制止し情報交換と共闘を提案し静真はそれを受け入れた。

◆6
静真は白昼堂々とジェーンに襲われるも何とか退ける。
綺依蘭はランサーと共に学校へと向かいルーナと決着を着けんとする。
激戦の末にライダーは敗退する。
ルーナはランサーと再契約しようと綺依蘭の命を狙うが、現れたアヴェンジャーに阻まれ逆に瀕死の重傷を負う。
その後、アヴェンジャーにより悪性情報を流し込まれたルーナは凶悪な吸血鬼へと変貌し町の人々を見境なく襲い始める。
最終的にそれを討ち取ったのは本家より退魔の槍を手にした静真だった。

◆7
ルーナの死の間際にキャスター陣営の居場所を教えられる静真。
ランサーと共にキャスター陣営に攻め込まんとする前夜にセイバーが現れ、いずれ静真もルーナと同じようになると言い放つ。
静真はその可能性を認めつつも、人間として生きている今が良いとセイバーの言う未来を拒絶し、その上で協力してほしいと頼んだ。
セイバーは怪物と人は相容れないと言い放ち静真の元を去った。
翌日、キャスター陣営討伐に湖へ向かうがそこにはアサシンに殺されたジェーンとそれを見下ろすキャスターの姿だけが残っていた。
キャスターは宝具により稔璃がアヴェンジャーにより狂わされている事を提示し消滅する。

◆8
後日、喫茶店リンドウに現れた椎乃の正体がセイバーだと見抜く静真。
椎乃は自身の真名を明かし、昼間は自身の怪物性を抑えて活動していると言われる。
理由を問われると彼女は自身の身の上を明かし、殺す以外の生き方も味わってみたかったと吐露する。
しかし喫茶店リンドウにて突如出現したアヴェンジャーに襲われ静真は悪性情報を流し込まれる。
喫茶店シンドウの店主こそアヴェンジャーのマスターであり、レンナルド・リンドブルム本人であった。
アヴェンジャーとの取引によりセイバーはルーラーの討伐へと向かう。

一方でレンナルドと共闘関係にあった稔璃は兄を自身と同じにした事を憤慨し襲いかかるが迎撃され逃走する。
力を付ける為にアサシンは魂食いを強行し大量殺人を始めてしまう。
それを阻止すべくランサーと綺依蘭はアサシン達と対峙する。
結果アサシンは打倒されは稔璃逃走するが、それを殺害したのはルーラーの仲介でアーチャーと契約した止だった。

◆9
ルーラーはセイバーに追い詰められるが、ランサーとアーチャーの助力により事なきを得た。
セイバーは最後に静真の現状を綺依蘭や止に告げ立ち去る。
静真を救出すべく喫茶店リンドウへと向かう一向だったが稔璃の死を告げられた静真は完全に反転し一向に襲いかかる。
アヴェンジャーの助力もありアーチャーとランサーは倒され止は死亡、しかし隙を見てセイバーはアヴェンジャーとレンナルドを殺害する。
綺依蘭は狂った静真に食われ静真は勝者となった。

彼が望んだのは自身の起源【回帰】を霊脈と接続させ平和だったあの頃へ世界を元に戻す事だった。
しかし霊脈の掌握の為に静真は聖杯の魔力を用いたがその仲介役に自分を置いてしまい悪性情報が霊脈を汚染、生者と死者の境界が曖昧な異界と化してしまう。
アサシンと融合して復活した稔璃は宝具を使用し町を更に汚染した。
生き返ったサーヴァントは自体を収集すべく静真討伐へと向かうがセイバーの妨害により失敗する。

ランサーとライダーは汚染され静真の軍門に下った。
バーサーカーは汚染されるもこれ以上狂う事を拒み自害を選んだ。
アーチャーは自身の本体を止に託し、汚染された自身の人格部分を消滅させた。
唯一キャスターのみは未来予知により身を引き逃げられた。
アヴェンジャーは問答無用で殺害された。
ルーラーは自身の持つ痣――聖痕を全て令呪へと変えセイバーに静真を封印させた。

やがて、セイバーは全てに飽いて肉体と人格を切り離し、かつて静真が居た喫茶店で人として生きる事にした。
地獄と化したこの町は、停滞し世界から切り離される――――そして救いを求めた誰かの願いにより、カルデアと繋がった。

止の手記

●止の手記
5/29
水取市内で連続怪死事件が起きる
初月の死亡者は2人だったが、翌月以降十人前後が死亡者が出る
被害者には赤いアザが共通点として見られた
結果的に、一連の死亡者は聖杯戦争と呼ばれる儀式の前座である事が発覚する

8/23
聖杯戦争が始まる
それは前述した怪死事件の生存者や魔術師(マスター)が
過去存在した怪物や悪人(サーヴァント)を召喚し最後の一人まで殺し合う悪夢だった
半月以上続き関連する死者は400人以上と思われる
最終的に、ルーラーと呼ばれるサーヴァントの協力を得てアーチャーと契約し事態の収拾を図る
結果、知古の青年が勝者となった

聖杯戦争終了後
聖杯戦争勝者の青年は暴走し町が壊滅した
一ヶ月後には都市機能はマヒし、生存者は数える程となった
水取市に発生した謎の樹木は建物を破壊し人を殺す
発生源は北にある山の山頂付近だがセイバーや森の妨害で先に進めない

町は危険だが、先を進むなら北東の湖畔と北西の教会を探せ
運がよければ状況を打開出来る手段があるかもしれない

ギャラリー

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変化

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