システム/【回復の泉】

Last-modified: 2024-04-11 (木) 18:34:38

FF3より初登場。
HPなどを回復するシステム的な場所。
この泉の水を汲んで飲むと全員のHPMPが全快したり、死んだ者が生き返ったりする。
3以降さまざまなナンバーに出てきている。
比較的序盤に登場することが多いような気がする。


どんな原理で回復できるのか、どうしてそれぞれの場所にあるのか、といった点は基本的にどの作品でも曖昧。
天然のエリクサーでも湧いているのだろうか。


アイテム/【回復の泉】地名・地形/【回復の森】


FF3

HP・MPを回復するものと生き返りできるものとが分かれている。
状態異常を回復する泉も存在するが、回復の森の一つのみ。


FC版FF3においてリバイアサンを倒すと浮遊大陸内の生き返りの泉が使用できなくなる。
おそらくはバグなのだが、なんとなく意味ありげなところが面白い。


DS版では「クリスタルの光を受けたものなら回復する」という説明があった。

  • しかし、その割にクリスタルの光を受ける前に回復しているような…
    初めて泉の水を飲むのはクリスタルの光を受けてジョブを得る前だし。

FC版では
「クリスタルの光を受けた者は神殿の聖水で生き返ったり体力を回復したりできるそうだ。」
とのこと、洞窟のは別扱いなのかもしれない。


FC版では一部の例外を除き、復活の泉の上には十字架状のアイコンがある。
森の中など天然の泉には見られないため、誰かが設置しているのかもしれない。
DS版ではなくなってしまったため、泉の区別がやや分かりにくい。


関連項目:システム/【生き返りの施設】

FF4

「回復のツボ」や「回復のタイル」として登場した。
HPとステータス異常を全回復するもの、MPを全回復するもの、HP・MPを全回復するもの、HPとMPとステータス異常を全回復するものの4種類がある。

  • どうせなら全部回復してくれれば一回で済んで楽なのに、エフェクトも長い。当時のSFCというハードの誇示だったのだろう。次作からは改善。

月の民の館には、乗ると回復するタイルがある。

  • 左側はHP・ステータス異常回復、右側はMP回復する。

ドワーフの城の地下側出入口付近にある回復のツボは高性能で、HPもMPもステータス異常も完全回復出来る。バブイルの塔へ進めるようになってから利用可能になるため、以降は城内やトメラ宿屋の利用価値が実質なくなることに…。

FF4(GBA版)

月の遺跡にはこれと同じ機能がある「妖精の泉」がある(効果はHP・MP回復)。
2フロア分あり、後半部では何とラストエリクサーまでくれる出血大サービスぶり。


吟遊詩人の試練には城内の3FにHP・ステータス異常を回復する回復の壺、MPを回復する回復の壺がある。
忍者の試練には城内の1FにMPを回復する回復の壺、2FにHP・ステータス異常を回復する回復の壺とMPを回復する回復の壺がある。
二人の魔道士の試練にはパロムルートの2つ目の部屋に2つ、ポロムルートの2つ目と5つ目の部屋に1つずつある(※該当物は全てMPを回復する回復の壺)。

FF5

最序盤の海賊のアジトへの洞窟から登場。
HP/MP/状態異常/戦闘不能を回復する等、随分使い勝手が上がった。


「壷」入りも登場する。「壷」は風の神殿古代図書館カルナック城蜃気楼の町に存在する。時間の止まっている次元の狭間でも使用可能。

  • 風の神殿の壷は第3世界になると、タイクーンの学者達がクーザー城へ「中身だけ」持っていってしまい、回復できなくなる。

エクスデス城にもあったりするが、利用できるのは捕えられたバッツを救うためにガラフが単独で乗り込んだ時だけで、クルルのテレパシーを受けたケルガーが幻影を打ち破ると、その正体は溶岩だったというオチがつき、使えなくなる。

FF6

初心者の家に壷がある他、サウスフィガロへの洞窟迷いの森に泉がある。

  • 初心者の家のはどうもゴミ箱やブリキのバケツに見えてしまう。
  • 「こういう泉があるから探してみて」と言われるが、2つしか無い。

迷いの森とサウスフィガロへの洞窟のものは、初見の際にはキャラが勝手に動き出して飲む。
前者は飲める箇所と飲めない箇所がある。後者は崩壊後は効果が失われる。

  • 迷いの森そのものも世界崩壊で消えるので、結局崩壊前後を通して使えるのは初心者の家の分だけ。
  • サウスフィガロの洞窟は亀に乗るイベントが始まる前から崩壊後は回復できなくなっている。

しゃしゃしゃしゃしゃしゃきーーん

  • 初心者の家のはAボタン押しっぱでこうなる。ちょっと押しただけでもしゃしゃしゃきん。

FF7

泉なのかどうかはよくわからないが、ガイアの絶壁に1つだけそれらしきものが存在する。
とは言え、セーブポイントのすぐ近くに何か光っている場所があるだけなのでまず気づかないような気もするが。


ここにしか存在しないのは、泉以外での無料回復ポイントが存在するためだと思われる。
近代的な世界観ということもあってかベッドもしくはそれに準ずるものとなっている事が多い。

FF9

初出は魔の森
以降は南ゲートクワン洞などで見かける。

  • コンデヤ・パタにもそれらしき泉があるので飲もう…とすると。
    「水はそれだけでありがたいものだドも。それで体力気力回復しようなんて、考えそのものが甘いんではねえかと思うド」
    …なんかごめんなさい。

聖剣伝説

HP/MPが全回復する。
最初に登場するのは沼の洞窟で、その後いくつかのダンジョンに登場するほか、フィールド上でもたまにみかける。
ダンジョンの場合、部屋に入るためにカギが必要な場合がほとんどなので注意。

余談

FC版FF3では最初の泉で「4人は泉の水を飲んだ」と表示される。
FF5は浸かっているように見えるかもしれないが、回復の泉の水を汲んで壷に入れているケースも多い為、やっぱり飲むものであろう(FF5風の神殿、FF6初心者の家など)。
まさかドラム缶風呂みたいに、壷の水につかるわけにもいくまい。


これをビンなどに入れて持ち歩けばいいじゃんと思ったプレイヤーは後を絶たないだろう。

  • 実はその水をビンに詰めた物がエリクサーなんじゃないか。

実際の所、浸かるのも飲むのもどっちでもアリなんじゃないかな?
かけるか飲むかはお好みでどうぞクポーみたいな感じで。