ルブルムはラテン語で赤のこと。
初出のFF8ではその名の通りの赤い竜。ただしFF8のやつは頭部だけ黒い。
FF5(GBA版)
レベル92、HP17000、MP8000、種族:竜。
攻撃力135、物理倍率18、素早さ70、魔力30(魔法倍率14)。
防御力40、魔法防御0、回避力0、魔法回避50。
炎と風属性吸収。有効な状態異常:スロウ、ストップ、リフレクの3つ。
行動:たたかう/ファイガ/火炎放射/テールスクリュー/ブレスウィング。
操る:たたかう/得意技>クリティカル(1.5倍)/火炎放射。はなつ:フレア。
盗みは通常/レア枠共に炸裂弾。落とすアイテム:竜の牙(6.25%)。
獲得EXP30000、獲得ギル2200。
ボス系耐性持ち。
GBA版追加ダンジョンの最深部である『奈落の滝』宝物庫エリア、『神竜の祠』宝物庫および神竜のねぐらエリア、『光と闇の果て』運命の階段エリアに出現する最強格のザコ敵。
- 『奈落の滝』宝物庫エリアおよび『神竜の祠』宝物庫では出現確率16/256のレア枠。
- 『光と闇の果て』運命の階段エリアでは出現確率60/256の微レア枠(ドラゴングレイトと共に出現)。
- 『神竜の祠』最奥の神竜のねぐらエリアではレア枠16/256+頻出枠90/256の2枠分=約41.4%で頻出する。
シールドドラゴンと同じくドラゴンゾンビーと同じ形状をしているが、アンデッドではない。名前と違って特に赤くなく、銀白色の身体からワインレッドの角と脚が生えている。
攻撃力、耐久力、素早さともにザコ敵の中ではトップクラスである上に、「とんずら」など逃走系の技を使わないとまず逃げられない。
- 逃走成功率は5%に設定されている。確かにLRで逃げるのは困難を極める。
オメガ(素早さ76)並みの素早さに加え、カウンターでテールスクリューを使うので注意!
さらにファイナルアタックでフレアを撃って3600程度のダメージを与えてくるため、倒したとしても油断は禁物である。
ネクロマンサーでトドメを刺す事で暗黒魔法メルトダウンを修得できる。
- 暗黒魔法のヒントは「凄まじい破壊力を伴う炎の使い手」。
GBA版ではバグが存在しており、ファイナルアタックのフレアを受けると誰がトドメを刺そうとパーティの一番上にいるキャラがトドメを刺した扱いになってしまう。
逆に言えばネクロマンサーを先頭にしておけば、他のパーティは誰であろうと構わない。
- ファイナルアタックをミュートにより不発にさせても、一番上にネクロマンサーを置くだけでメルトダウンは習得できる。
FAで先頭ネクロマンサーが相打ちになって戦闘終了しても習得する(GBA版で確認)。 - メルトダウンを修得するならはるかに弱いリクイドフレイムでも可能なので無理に倒さなくてもよい。
沈黙にはさせられないが、倒す前にミュートを使っておけば、ファイナルアタックのフレアは封じることが可能。
ミュートを使ってからの戦闘は味方のリスクも高いので、「倒す直前」に使ってトドメを刺すのがベスト。
FF5(iOS/Android版)
旧スマホ版ではちゃんとネクロマンサーでとどめを刺さなくてはメルトダウンを修得できないようになった。
FF8
FF8最強の通常モンスターと言われるドラゴン。
- リボンが入手困難なことを考えると、雑魚最強はモルボルレベル100。
こいつも強いがまだ育成や対策の仕方次第ですぐに対応が可能。- 対策すれば勝てるのはどっちも同じ。モルボルはアルティマニアの攻略法を使えば放置でも勝てる。
- レベルによっても話が大分変わってくる。
モルボルは最低レベルでもいやらしいが、こいつはブレスを撃たないレベル35未満だとHPが高いだけの木偶の坊に成り下がる。
とは言っても後述の出現場所の関係上こいつは高レベルになりやすいのだが…。 - 攻撃力の高いこいつは最強、いやらしいモルボルは最凶と呼ぶのがふさわしい。
トラビア渓谷や海洋探査人工島、地獄に一番近い島などで出現する。
頭が良く、見た目に反して魔法も得意。LV45を境にして上中級魔法を唱え始める。
また、こちらがリフレク状態だと自分にリフレクをかけ、単体攻撃魔法を反射させて攻撃してくる。
魔法を使用してくることが多い為、物理攻撃はあまりしないが実は攻撃力が非常に高い。
最も恐ろしい攻撃はLV35以上になると使用するブレス(攻撃力48/物理タイプ/対象全体)で、高LVだと一撃で全滅しかねない。
戦闘時は誰かに「ぼうぎょ」させよう。何故か3人生存していないと使わない。
冷気属性と聖属性が弱点で、炎属性と風属性は吸収される。なお即死は無効。
LV45以上の奴をたべると最大HPが10UPし、ぶんどると火竜の牙(フレア精製の材料、キスティスの青魔法ファイヤーブレス習得可能)が入手でき、
ドローするとフレアやメテオが手に入るので、非常においしいモンスターでもある。しかし、その合間に凶悪なブレスが飛んでくる可能性があるので要注意。
- ブレスは物理攻撃なので、防御力を上げればダメージを減らすことができる。
防御力255ならLV100のブレスをくらっても3桁ダメージで済む。
魔法ダメージは大して痛くないので、防御力重視のジャンクションで挑むといいだろう。 - 早さの値は低いため、攻撃頻度は低い。
パーティの体力・早さ・魔力を重点的に強化した上で、オートヘイストなどを利用すれば、比較的安全にドローし続けることができる。
LVやパーティの状態で戦い方を変化させてくるのが特徴。以下はその早見表。
LV | パーティに戦闘不能者が1人でも… | 使用攻撃 | |
---|---|---|---|
1~34 | いない | 通常攻撃、ファイラ | |
いる | 通常攻撃 | ||
35~44 | いない | 通常攻撃、ファイラ、ブレス | |
いる | 通常攻撃 | ||
45~100 | いない | ファイガ、メテオ、ブレス | |
いる | パーティにリフレク状態のキャラが1人でも… | ||
いない | 通常攻撃、ファイラ、エアロ | ||
いる | ファイガ、フレア、リフレク、グラビデ |
LV45以上の個体はパーティに戦闘不能者がいない場合はファイガやメテオ、そして必殺のブレスで攻撃してくるが、戦闘不能者がいると通常攻撃やファイラ、エアロといった単体攻撃しか仕掛けてこなくなる。
さらにこの時、パーティにリフレク状態のキャラクターが一人でもいると自分にリフレク→ファイガやフレア、グラビデといったデルタアタックを仕掛けてくる。
上記にもある通り、ブレスは物理攻撃扱いなのでパーティの誰かをぼうぎょ状態にしておけばルブルムドラゴンに全滅させられることは殆どなくなる。
なお、メテオ(やフレア)をドローする際は、魔力の値を100以上に上げておかないとドローが上手くいかないので注意が必要。
ラグナ編ではガンブレードを駆使したミニゲームや撮影現場から逃げる途中(LVは29で固定)で、スコール編では海洋探査人工島にいるバハムートへ挑む前に2回は必ず戦うことになる。
バハムート撃破後のマップが出現後のマップでは、移動範囲が狭いが電源を入れて2回目のエンカウントでボムとルブルムドラゴンのセットの出現が確認されている。
- ラグナ編の時点でトンベリを持っていればレベルアップでフレアやメテオをドロー可能。
この時点でのメテオは結構強力。宇宙での戦闘でヴァリーメテオも即使えるようになる。ただし、バグとブレスにはご注意を。
また、ティンマニの入手状況によってはウォードがいない為、3人分のドローができなくなる点も注意。ただしその場合はブレスが来ないため安全にドローできる。
バハムートの前座として戦うものはこちらのレベル次第ではバハムートよりも危険に感じる。
ただでさえ強いこいつのレベルが10上がるとボス補正でレベルの上がらないバハムートよりも攻撃が強いなんてこともある。開幕ブレスはしゃれにならんからやめてくれ。
- さらに2回目のバトルはバックアタック確定であり、ブレスは物理攻撃であるためダメージも2倍になる。
- バハムートにはレベルの制限なくて普通に100まで上がるとアルティマニアにはあった。まあ、普通にルブルムドラゴンの方が攻撃激しいけど。
- 上述通り戦闘不能者がいればブレスは撃たないので2人で戦った方が圧倒的に楽。
石化は効きづらいが、グラシャラボラスを使用すれば、防御は0になり、徐々に石化することも可能。
他には睡眠やスロウ、ドレイン、割合ダメージ、吹き飛ばしが有効。ただし睡眠とスロウの確率は低め。
デジョネーターを使えば高確率で消せる。
- つまり、吹き飛ばし系が有効。ランダムだがオーディンやギルガメッシュの斬鉄剣で開幕即殺も。
- ただし吹き飛ばしは経験値が入ってしまう。こいつは強敵なだけに経験値の基本値も210とかなりの水準である。レベルを上げたくない場合は注意。
エネルギー結晶体などのレアアイテムを落とすので最速で戦いたければ、
ガーデン入手後イデアの家周辺(セントラ・レナーン平原)の森へ向かうといい。
ただし、出現率はアホみたいに低いが…。
また、セントラエリアではアルマージ山脈やセレンゲッティ平原、セントラクレーターの森にも出現する。
出現率はレナーン平原の森と同じ。
ここでの他の出現モンスターはハウリザード、グランデアーロ、ブリッツ、ワイルドフック。
飛空艇入手後はエスタエリアの高台(ウェストコースト、エスタシティ、エスタ大平原、スール山脈、大塩湖、ノルテス山脈)に行けば割と簡単に会える。このエリアのその他の出現モンスターはコカトリス、ライフフォビドン。
フィールドでのエンカウントは完全にランダムだが、海洋探査人工島のセーブポイントがある入り口だと電源を入れて2回目にボムとセットで出現する。
トライフェイスとセットで戦う場合には、ここまま2層へ移動して7回目のエンカウントで出現する。
バックアタック→ブレスで一瞬にして全滅させられたことが……。
こいつを探すときはアビリティ『けいかい』もあると良い。
上記の通り、レベルが高い状態ではハイリスク・ハイリターンなモンスターである。
レベルアップ・レベルダウンが効くので、低レベル攻略時にも安心してハイリスク・ハイリターンのスリルを楽しむことができる。
- ブレスが怖いという人やより安全に戦いたいという人はレベルダウンがオススメ。
- 高レベルのこいつと戦いたい、でもブレスが怖いというならプロテスもかけておくといい。
ダメージが半減されるので全滅の可能性が減る。 - アルティマニアにはこのモンスターをレベルアップさせる手法がズバリ掲載されている。
- また同書には「敵がリフレク状態になった」例としてこいつとのバトル画像がキャプチャされているが、これはゼルがこいつにリフレクをかけている状況である。
初めてコイツを見た時、黒いのが眉毛にしか見えなかった。
某羽のガンダムに出てきた眉毛女的な。
ドローできる魔法はLV1~34ではエアロとファイラ、LV35~44ではエアロとファイガ、グラビデ、そしてLV45以上でファイガとリフレク、フレア、メテオになる。
ライブラ
ライブラの解説文
強いだけでなく、頭も良い、最強のドラゴン
敵がリフレクをかけていると、自分にリフレクをかけてから、
自分に魔法を使い、反射させて攻撃してくる
最強と断言されるような強敵が、ジャンクションが解除されるラグナ編以降直後に襲ってくるのはホントに勘弁してほしい。
しかも撃破後のラグナの台詞的に、群れが近くにいた模様。
- むしろこのラグナ編でのこいつがレベルが低く、たいしたことないせいでその後バハムートのイベントとかで再会して甘く見てたらブレス即全滅…というイメージの落差でトラウマが強くなった人が多い気がする。
- 解説文にはデルタアタックを仕掛けてくるとあるが、これはこいつのレベルが45以上かつパーティに戦闘不能とリフレク状態のキャラがいる時に限られるので一般的な解説としては適切ではない。
こいつのデルタアタックは見たことが無いという人は多いのではないだろうか? - ルブルムドラゴンのHP方程式は「3.25(LV)^2+565(LV)+100」である(小数点以下切り捨て)。
LV6のHPは3607で、これはアルケオダイノスやメルトドラゴンよりも少ないが最終的にはこれらを抜いてドラゴン系の中で一番高くなる(ランダムエンカウント全体で見てもモルボルとゴージュシールに次ぐ三番目の高さになる)。
自身の戦闘能力といい、プレイヤーが得られる魔法やアイテムといい、色々な意味で大器晩成型のモンスターだといえる。
カード
レベル5のモンスターカード。
数字配列は ←:4・↑:7・→:2・↓:7。更に、炎属性が付与されている。
カード変化で10枚で火竜の牙×1を精製できる。
因みに、他の多くのザコモンスターと違って、「カード」使用で出て来るレアカードが存在しない。
ゲームカードとしては上下方向が強く、やや癖はあるが強力。
カード変化で手に入る火竜の牙は、キスティスのファイヤーブレス習得、フレア・フレアストーン精製、セルフィのクレセントウィッシュへの改造に使える。
ただ、火竜の牙の入手を急がないのであれば、カード変化で量産するのは効率が悪いので後回しにしても可。
どうしてもカード変化したいのなら、バラムガーデン食堂にいるトゥリープFC会員01番とカードゲームを繰り返すといい。彼はレベル2と5のカードしか使用しないので、カード収集が幾分かは効率的になる。ついでにキマイラブレインやエルノーイルのカードも集まる。
これほどまでに強力で立派な姿のモンスターでありながら、序盤のボスよりもカードのレベルは格下。
どれだけ強くても雑魚は雑魚という事かそれとも希少性ではボスに勝てないからか。
- 映画撮影につきあってくれたり戦闘不能者がいると手加減してくれたりと8の世界では人気がありそうである。
FF10-2
最終ダンジョンである異界で登場。
全属性を吸収し、通常攻撃や炎属性の範囲攻撃「フレイムブレス」、
全体ダメージ+弱ディレイ効果を持つ「テイルスマッシュ」で攻撃してくる。
オーバーソウル時は力をためた後、パワーアップした「フルパワーテイル」「メガトンテイル」を使用。
恐竜風ドラゴンの系統であるフレイムドラゴン、ザラマンデルの上位種で、こいつだけザコ敵。
名前とは裏腹に紫色をしている。
属性王を装備していると吸収される。
意外と忘れがちな属性王による「パーティーアタック=回復」に気づく人が少なからずいたはず。
PFFNE
AREA2-4の3戦目に登場する。