岐阜県高山市にある温泉郷「奥飛騨温泉郷」にて2020年1月から4月にかけて実施された、
奥飛騨温泉郷観光協会とJR東海ツアーズ主催で行われたモンスターハンターとのコラボレーションイベント。
概要
- モンスターハンターワールド:アイスボーンの舞台である渡りの凍て地にちなんでのコラボレーション。
以前行われた渋温泉とのコラボに続き、日本国内の有名温泉地でのコラボ企画となる。
正式な名称は「モンスターハンター in 奥飛騨温泉郷 ~渡りの温泉地で狩りを楽しもう~」
- 元々公式ページで使用されていた山並みのアイコンに
イヴェルカーナのシルエットを配置したものがシンボルマークとして使用されている。
主なコラボレーション内容
「古龍の痕跡」集め足湯スタンプラリー
- 古龍調査団らしく、古龍の痕跡を集めに温泉街各地へ赴くというコンセプトで行われた企画。
奥飛騨各地に点在する足湯にQRコードが設置されており、
スマホでアクセスすることで限定コラボ壁紙を入手可能。
設置場所が足湯ということもあり、休憩がてら訪れたハンター同士で交流することも可能となっていた。
- 対象となる古龍と観光名所の組合せは、
- QRコードの設置場所=コラボ背景の観光名所というわけではなく、
アクセスの良い足湯やホテルなどにコードが設定されている。
さすがに地啼龍の壁紙ダウンロードのために冬のジャンダルムに行く人はいないと思うが。
奥飛騨温泉郷ギルドカード
- 奥飛騨温泉郷での狩友との交流のきっかけに使える自己紹介カード。
渡りの温泉地内にギルドカード掲示用の交流ボードが設置され。
現地にはその場で記入できるリアルギルドカードも用意されていた。
フォトスポット
- さるぼぼアイルー、イヴェルカーナ、ギンセンザルのコミカルなイラストのボードが
ロープウェイ頂上駅など風光明媚な場所に設置されている。
- さるぼぼアイルーは飛騨地方の民芸品である人形さるぼぼの格好をしたアイルーで、
ちゃっかり手持ちのピッケルにもさるぼぼが付いていたりする。
- コラボ先のホテルにも新大陸古龍調査団のメンバーのイラストボードが備え付けられ、
ギルドカードの背景の一つをリアルでも再現できるようになっていた。
トンネルイルミネーションコラボ
- 新平湯温泉にあるタルマかねこおりライトアップとのコラボ。
イルミネーションされた空間を観光調査することで、それっぽい奴ら
ツィツィヤックやアンジャナフ亜種などのモンスター達と出会うことができたようだ。
「モンスターハンター in 奥飛騨温泉郷 ~渡りの温泉地で狩りを楽しもう~」ツアー
- 2020年1月から4月までの期間で行われたJR東海ツアーズ主催コラボレーションツアー。
ツアー参加者限定グッズが入手出来たり、夕食に「特製モンハン飯」が提供されたりといった至れり尽くせりの旅行企画。
モンハン飯は、肉・野菜・魚を用いたものであり、器もどこかしら野趣あふれるチョイス。
本編の料理でもおなじみの串肉や、どっかで見たような瓶入りのドリンクまであるという盛りだくさんな内容であった。
限定コラボグッズ販売
- さるぼぼアイルー、調査団クリップファイル、マフラータオル
奥飛騨温泉郷「フィールドマップ」クリアファイル&Tシャツ、第5期団旗デザインリボンなどが登場。- 「フィールドマップ」は奥飛騨温泉郷をWorld仕様のマップデザインで描いた趣深いものとなっている。
余談
- 岐阜県高山市に存在する平湯・福地・新平湯・栃尾・新穂高の5つの温泉の総称が奥飛騨温泉郷である。
北アルプスの見事な眺望と、豊かな湧出量により多数の露天風呂が存在するこの温泉郷はどこかしら渡りの凍て地を想起させる。
戦国時代に白猿が温泉に入っていたところを発見したのが温泉郷の始まりという由緒をもち、
まさにそのものの環境生物がいるアイスボーンとの親和性も高いものとなっている。
- 2023年現在でもコラボページは残っており、当時発売されたグッズの一部を購入可能である。
関連項目
シリーズ/モンスターハンターワールド:アイスボーン
イベント・メディア展開/モンハン渋の里 - 先立って行われた現実世界の温泉街とのコラボレーション。