MH-Rの舞台でもある大陸。
概要
- 四方を海に囲まれた大陸。約数百年前からMHRiseやMHST2の年代に至るまで
人々が国や都市といった形式を変えながら生活している。
- 最大の特徴は大陸内の人口がライダーか一般人のみな事であり、現在は基本的にハンターが存在せず*1、
エルドラ時代と呼ばれた大昔の時代にしか繁栄してなかった。
それどころか、フェルジア大陸のライダー達は専門書物等を読まなければ過去大陸にハンターが存在していた事を認知できない。
既読者もあくまで都市伝説の一つとしてしか捉えれおらず、ライダーは少数派の部族だという先入観を
根本から覆す常識を持つ大陸といえるだろう。
現在はライダーズギルドという組織が確立され、大陸内のライダーは基本的に六都市に所属することを義務付けられており、
モンスターのタマゴもギルドによって管理されている。
- 大きく6つに地方は分けられ、それぞれ多種多様なモンスターや環境を有しており
六都市と呼ばれる都市が存在し、
フェルジア大陸中心に位置する一面に広がる草原と全ての都市と人を繋ぐ「中立都市ラクア」。
大陸南西に位置する広大な海の恵みを一身に受けた風光明媚な貴族の街「水の都市エル・テ・ウーナ」。
大陸東部に位置するモスタッド地方にある強大なモンスターや火山の猛威から
人々を守る為日々戦力が強化されている「火の都市ヴァルクス」。
大陸西部に位置するリシダン地方にあるジンズエの森奥地に隠された忍びの里「森の都市フウガ」。
大陸南東部に位置するクタ・カウン砂漠のオアシスに築かれた独自のルールの下行われる娯楽都市「砂の都市マハ・エルグ」。
大陸北西部に位置するヒダン連邦を有する山岳と永久凍土に閉ざされた
幻獣キリンの聖域を開拓した城郭都市「雪の都市セレルカ 」。
そして六都市の中でも屈指の実力を持ったり権利を先代から受け継いだライダーが首長となり、
大陸に鎮座する絆原石の守護と都市の運営を補っている。- しかし六都市は統制が取れているとも言いずらい状況が少なからずあり、
それぞれが確固たる意見を持っている故に衝突も多い。
また、六都市にも決して明るくはない過去や現状を抱えており、
これが現代のフェルジア大陸にとって非常に大きな被害を与える引き金へと発展を遂げる事となる。
- しかし六都市は統制が取れているとも言いずらい状況が少なからずあり、
- 大陸のライダーは全体的に、絆合わせの儀式を行なってから何らかの都市に所属したら、
都市専属のライダーにならない限り自由に大陸内を旅したり己の実力を極めたりして他のライダーと腕を競い合ったりと
ライダー人生を謳歌する人物が多い。
しかし、その一方で都市に対する憎悪や過去の経歴から人道を外れて悪事を働くライダーも少なくない。
故に、大陸のライダーは良くも悪くもライダーとの戦闘経験が豊富で戦闘力が高い人物も多い。- 因みに、フェルジア大陸のライダーは各々自らの技を持っており
それらは既存の武器の常識を大きく外れる事が多く、
独自の流派や我流の戦い方、オトモンの力を利用したりと非常に自由であると同時に、
これらを自在に操れるという事は即ち、己の構想を実現できる程の実力を持つ超強豪だという証明でもある。
- 因みに、フェルジア大陸のライダーは各々自らの技を持っており
- 数百年前のエルドラ時代に、「大厄災」なる未曽有の災害の被害にあったという歴史があり、
これによりフェルジア大陸はエルドラ時代の大国「エルドラ王国」の崩壊とその王を失ったことで
新たなる人々の生活圏を開拓する必要が出来、その際に大厄災を食い止めた
10人の英雄「竜騎十傑」の活躍に救われた人々に
自分達もオトモンの力を借りるライダーになるという選択肢が生まれ、同時にハンター業が衰退した。
結果として大厄災は現在のライダー特化環境の基礎となりフェルジア大陸そのものが大きく変わった事象と言える。
- フェルジア大陸を暗躍する「黒の使徒」と呼び合うライダー集団が
全都市で問題となっており、その力は集団にしては強大で
特に幹部と呼ばれる存在は後に都市そのものを壊滅させる程の被害を出し、
ライダーズギルドはこの事態を重く見ており、すぐさま調査隊を結成。
六都市から戦力を集め「特派観測隊」と命じ黒の使徒の調査を開始。
彼らの正体である黒の記憶石の存在を突き止め、
目的でもある大厄災の再発を防ぐことは出来なかったものの、総員の決して諦めないその意思で
フェルジア大陸を滅亡の危機から救うことが出来た彼らは、
「新竜騎十傑」と讃えられ、現在も大陸の為に尽くしている。
- 「夢幻の塔」と呼ばれる塔が大陸のどこかに存在しており、
その塔には数多の宝と金銀の火竜といった極めて絶大な存在が鎮座しているという都市伝説があり、
単なる御伽噺としか信じなかった者も多かったが、ある二人の冒険家によってクア・カウン砂漠の竜巻内に発見され、
フェルジア大陸の過去の調べる上でかつてない程の価値があるとして調査が続いている。
- 黒の使徒及び大厄災終息の後は気球が開発されており、上空の探索による活動区域の拡大を目標にしている。
活動初期は、突如上空に出現していた奇しき赫耀のバルファルクの存在によって
墜落事故が多発していたが、特派観測隊とフェルジア大陸のライダー達の活躍によって打ち倒されたことで、
無事に上空探査が開拓された。
- 過去に大厄災の影響か、古龍や二つ名モンスターの活動の活発化や他地域に生息する外来種の襲来が確認されている他、
なんとこの世界ではない並行世界への移動や別世界の存在による侵略といった未曽有の事態が起きたこともある。
両者とも何とか終息させることに成功したが、この大陸に集中して起こる事に関しては異常事態と表現しざるを得ず、
何らかの異変がこのフェルジア大陸に起こっているのかもしれない。
余談
- シリーズの記事でも解説されているが、
本舞台はナルガクルガ【烈水】やリオレウス【豪火】などの一部モンスターはMHXRの特殊種との関連性や
断裂群島に言及していることから、MHXRとも一部世界観設定を共有していると思われる。
また、MHRiseやMHST2とのコラボストーリーも展開されていることから、
本作独自の世界観に加え、MHXR、MHRise(ひいてはメインシリーズ全般)、
MHSTシリーズの4つの世界観が(明確な形ではないとはいえ)一堂に会する稀有な事態を得ている。
- 本作品はメインストーリーやライダーストーリーは(外伝作を含めた)全シリーズ中トップクラスの「重み」があり、
フェルジア大陸はファンの間でシリーズ最も惨劇が起こっている舞台と言われている。