プレイヤー間に広く定着している装備の組み合わせのこと。
※本項ではMH4G以前のメインシリーズに関するもののみを紹介する。
- MHX~MHW:Iのテンプレ装備についてはモンハン用語/テンプレ装備(MHX以降)を、
MHRise以降のテンプレ装備についてはモンハン用語/テンプレ装備(MHRise以降)を、
MHFにおけるテンプレ装備についてはモンハン用語/テンプレ装備(MHF)をそれぞれ参照のこと。
概要 
- 「型板・鋳型」という意味を持つ英語「テンプレート(template)」の略語が「テンプレ」である。
そのテンプレートは「布幅を均等かつ一定の状態に保つ棒状の器具・伸子」の英語templeを由来とする。
「(布幅を)均等かつ一定の状態にする役割」が次第に「定まった様式」いう意味を持つ様になり、
それが転じて"決まり事"や"お約束"、"取り決め"を示す言葉になったとされる。
モンハン界隈でテンプレと書いた場合、基本的にはこの「テンプレ装備」を指すことが多い。
- モンハンではどのシリーズにおいても無数の装備パターンが構築できるようになってはいるが、
その中でも有効な構成となると比較的組み合わせが限定されてくる。
そんな中で、採取と言ったシリーズの基本をしやすくするような「定番の組み合わせ」であったり、
「特定の武器種・狩りにて特に効果的な組み合わせ」であったり、
或いは「極めて汎用性の高い組み合わせ」であったりするものがハンター達の間で話題になり、
広くオススメされるようになったりする。
それらがモンハンにおける、いわゆるテンプレ装備と呼ばれるものであると言ってよい。
- 上記の特性上、テンプレ装備は基本的にその用途に対して高性能、
というより高性能でないとテンプレにならないため、需要がマッチすれば幅広く利用される。
ただしこの「高性能」というのは単に火力が高い、DPSが高い、全ての状況で強い、
という観点では捉えられないものとなっている。
例えば採取をしやすくするテンプレ装備は攻撃系スキルが無いのが当たり前であり、
汎用性の高いテンプレ装備は、自分で攻撃系スキルを選ばないといけなかったりする。
更に特定のモンスターに対して特化していなかったり、武器種によっては使いにくいものも多い。
1つのテンプレ装備を作製することで全てのクエスト、モンスター、
武器種に対応できるわけではないし、
何ならテンプレ=(全てにおいて)最強という図式はモンハンにおいてはまず起こりえない、
ということは理解しておきたい。
- また、作成難度も「比較的」低くなっているのもテンプレ装備の特徴ではある。
というのも、あまりに作成難度が高すぎるものについては、
そもそも多くのハンターが作成にトライしないので、幅広く利用されず話題にもなりにくいからである。
ただし、昨今ではネットの普及によって「装備シミュの結果、非常に強力なもの」も
テンプレ装備だとして流布されるようになってきている。
このようなものについては作成難度自体を度外視しているケースがあったり、
作成自体は容易でも性能を発揮するための条件が厳しすぎるといったケースがあるので注意が必要である。- 前者のケースは、当該テンプレの作成がその作品におけるエンドコンテンツ(最終目標)である、
とハンター達から認識されている場合がある。
故に極めて強力な性能、或いは作る事自体に何かしらのステータス性を秘めていることが多い。
- 護石のシステムがある作品の場合、基本的にテンプレ装備はお守りなしか、
装備するにしても並おま、スロットのみで済むことを前提に考案されていることが多い。
「多い」であるため流布されている「テンプレ装備」の中には例外もあるのだが、
お守りがフリーの方が最終的な装備自由度が高く、使い勝手が良くなるのでそちらの方が話題になりやすい。
優秀なお守りが手に入ればテンプレ以上のスキル構成の装備が可能となる場合もあるため、
自分でスキルシミュレータを活用するなどして装備を考えることも怠らない方がいい。
- 前者のケースは、当該テンプレの作成がその作品におけるエンドコンテンツ(最終目標)である、
- テンプレ装備は必要とされる要素が決まっているものに対して生まれやすい。
例えば序盤の定番である採取・採掘においてはシリーズの共通項として存在するため、
俗に言う「採取テンプレ」なるものが大抵どの作品にも存在する。
また、大剣やランスなど、特定の固定スキルで運用できる(せざるを得ない)武器にはテンプレ装備が生まれ易い。
逆にボウガンなどは武器に併せてスキルを選ぶため、自分で装備を組む必要があることが多く、
テンプレは比較的生まれにくい。
(ただし、著しく強い武器・戦術が台頭するとそれ専用のテンプレ装備が開発されることが多い)
- テンプレ装備は作品にもよるが、混合防具でも一式フル装備でもテンプレとなりうる。
例えばMHP2のフルアカムやMHP3のシルソル、3GのネブラX、MHFのククボ、
最近ではMHXの各種一式装備などが著名なところ。
作品(及びそれをプレイするプレイヤーの風潮)によっても異なる*1ので、
混合防具のテンプレが多いか一式防具のテンプレが多いかはシリーズによって大きく変わる。
なお、無印だけはスキル発動の仕様が「一式装備、または特定の装備の組み合わせで発動」というものであったため、
テンプレ装備は存在しなかった。
- ちなみに、あまりに有名なテンプレ装備は武器種やシチュエーションが妥当であったとしても、
逆に「地雷避け」としてキックアウトの対象となることがある
(知名度が高い=多くのプレイヤーが装備しており、地雷が紛れ込む可能性も高い、という発想から)。
特に作製が容易であったり、俗に言う「つなぎ」ポジションの装備、
或いは前述した「著しく強い武器・戦術のもの」でこの傾向が強い。
装備自体は優秀なのだから問答無用でキックアウトするというのは少々考え物であろう。
- 上記のテンプレ装備は実用性がある程度担保されているものを指すが、
地雷が装備していることが多い装備も「テンプレ装備」と言われることがある。
この場合は本来のテンプレ装備とは違い、悪い意味で扱われる場合が多い。
詳細はこちらを参照。
- 上でも少し触れたが、情報が簡単に発信・入手できるようになった近年では、
テンプレ装備という単語は一種の箔付けとして多用される傾向にあり、
「テンプレ」と付けただけの(特定の個人やサイトの)お勧め装備なども時折見受けられる。
そういったものの中には、テンプレと銘を打ってはいるものの、
本来のテンプレ装備の意味である「幅広く定着している」という面に即していないというケースがある。
実際、極めて強力なのに何らかの理由でハンター達の間で流行しているとまでは言えないものの、
カタログスペックで客観的に見れば優秀なので「テンプレ」と定義されるケースもある。- このため、ハンター達の口コミで装備構成が普及してテンプレ装備になった…という場合と、
ネット上で提示された「テンプレ装備」が普及してゲーム内でも定着した、という場合があり、
現状では後者の方が事象としては起こりやすくなってはいる。 - 場合によっては、「テンプレ」とした方が注目を集めやすい、という程度の理由で、
個人の主観で「強いと思った装備」がテンプレと言う名目で紹介されているケースすらある。
そもそもテンプレ装備自体、確固たる定義が存在するわけでもないので、
テンプレと呼ばれているから(作らなければいけない)と早合点せず、
用途や労力に見合ったものであるか確認する必要はあるだろう。
- このため、ハンター達の口コミで装備構成が普及してテンプレ装備になった…という場合と、
- 各テンプレ装備の"名称"については見た目だったりスキルだったり単に名前をつなげただけであったり、
その時の風潮によって異なる。
傾向として、シリーズ防具を2種程度組み合わせているものについては各シリーズから数文字ずつ取って繋げたもの
(カイザー+ギザミでカイザミ、ミヅハ+アカムでミヅハアカムなど)になっている事が多い。
前述のネット上で提示された「テンプレ装備」であればシミュレートの結果を載せて広まる場合が多いが、
その場合語感が良ければだが、各防具の頭文字を1文字ずつ取って名付けられる事もある(ドクドミなど)。- なお、最近では語感という条件は取っ払われ、
どれだけ酷い呼び名となろうととりあえず頭文字を5文字取って名付ける動きが主流のようだ。
そのため、頭文字5文字のテンプレが多い昨今では
どのような経路でテンプレが定着しているのか窺い知れるものとなっている。
(ボンバイエ装備、MHFの幼女テンプレなど)。 - なお、最近では語感という条件は取っ払われ、
- 日本人プレイヤー間ではテンプレ装備を含む「最強装備」が覇権を握り続けており、
性能が良いものしか使わない考え方が多数を占めている。
その要因として、最適解でラスボスなどの強敵に挑む必要性の高いRPG文化が国内で根付いていることが考えられる。
実際、アメリカ等の海外プレイヤーは最強装備にこだわるという文化がなく、
自分が好んだものを選び実力で勝負するという傾向にあるらしい。
主なテンプレ装備
MHG 
クロオビ頭胴腕+ランポス腰脚(固有名詞なし) 
- オフラインにおいて斬れ味レベル+1を発動させられる数少ない構成。
名称は当時こそなかったが、今であれば「クククララ」とでも呼ばれたかもしれない。
クロオビ頭胴腕脚でも発動は可能だが、こちらには気絶倍加が発動しない、
制作難易度がより低く済むというメリットがある。
ただしクロオビ装備は共用防具である上、ランポス装備も序盤で作製可能な事もあり、防御が低くなるのが難点。
しかもクロオビメイルには鎧竜のコインが要求されるので、攻略には使えない。
それでも当時は斬れ味レベル+1に憧れるハンターも多く、オフラインにおける最終装備の一つとみなされていた(る)。
一方MHPでも同様の装備を使えるが、MHPでははじめからハード級に挑めるうえ
より強力な匠装備を作れるG級もソロで目指せるのでこの装備の需要はMHGよりは大分落ち着いている。
リオソウル+クロオビ腕(固有名詞なし) 
- リオソウル一式の腕をクロオビアームに変えたもの。
高級耳栓、砥石使用高速化など、特に双剣と相性がいいスキルが発動する。
当時の双剣は攻撃面では頭一つ抜けた性能を誇っていたが、
咆哮による硬直中もスタミナが減っていく仕様であった為、高級耳栓の恩恵が特に大きかった。
斬れ味の消費も激しいので、砥石使用高速化も非常にありがたい。
マイナススキルとして悪霊の気まぐれが発動するが、戦闘には影響がないので無視して問題ない。
また耳栓でよければ頭をブラックピアスにして自動マーキングを追加発動することすら出来てしまう。
言うまでもなく、スキル面では最強クラスの組み合わせである。
しかし、本作においてリオレウス亜種は原種クエに稀に出るという希少な存在であり、
装備における要求量もかなり多かったため、作製難度は非常に高かった。
MHPやWii版では亜種クエストが常駐となり幾らか作製難度は下がっている……が、
それでも蒼火竜の翼×21の壁はなかなか高い。- また下位防具なので防御力がかなり低いのも難点である。
一応脚をガレオスSにするなどで防御力は上げられるものの、それでも大抵150にすら到達しない。
高級耳栓で隙をなくせる代わりに大技には絶対に被弾しないことが条件であった。
今で言うと白疾風シリーズのような防具と言える。
ところが耳栓で妥協すれば防御力170前後までは上がるし、耳栓でいい相手もこの頃は少なくない。
そして高級耳栓の活きるディアブロスやフルフル及びその亜種に関しては、
当時最強クラスだったランスで挑めば咆哮をガードできてしまう。
したがってG級になると少し使用率が落ちてはいた。- 一方でこの防御力の低さを逆手に取り、
超攻撃力すぎて防御力が幾らあってもほぼ意味をなさなかったミラ系、
及び防御力が余り関係なくかつ高級耳栓が地味にありがたいラオシャンロンに対し、
この防具と相性が良い双剣である封龍剣【超絶一門】とこの装備を組み合わせるケースは非常に多かった。
- 一方でこの防御力の低さを逆手に取り、
- また下位防具なので防御力がかなり低いのも難点である。
匠+α(固有名詞なし) 
- MHPのボンバイエ装備にも似た構成があるが、当時はキリン防具がなくやや構成が困難であった。
主にスカルフェイスやモノブロスSアーム、レウスSグリーヴあたりの匠+4の部位を二つと、
目的に合わせたスキル一つとミラバルカンクロウなどの匠+2のSP持ち防具を組むのが鉄板である。
特にランポスGフェイク、モスGブレストと組み合わせることで激運と匠を両立させる装備や、
バトルSなどと組み合わせガード性能+1と匠を両立させる装備は人気があった。
ミラバルカン一式(剣士) 
- まず目を見張るのはMHGでも文句なしでトップの防御性能だろう。
MHG最強の防御力一部位44に加え、全耐性+3により龍以外全ての耐性が0を超えている。
当時は龍属性を使う敵はミラ系かラオシャンロンしかいないので、
事実上全耐性が正の値といっても過言ではない。
更にダメ押しで精霊の加護までも用意されており防御面は鉄壁の一言。
運がよければミラボレアスの怒り時ブレスの直撃すら耐えきる場合もある。- では攻撃面はどうかというと、これまた嬉しいことに斬れ味レベル+1が付いている。
当時は斬れ味レベル+1に加えて精々攻撃力UP【小】しか明確な火力スキルは盛れないので
これだけでも十二分の性能である。
また防御力がここまで高いと心理的にも比較的アグレッシブな攻めを可能にするので、
攻撃力UP【小】+匠を大きく上回る火力装備になり得た。
それこそ三年以上時代を先行して真打+生存スキルの高防御力防具が組めたようなものである。
リオス種の紅玉やミラバルカン素材を要求されるなどと作製難度はかなり高かったが、
それでもこの優秀さゆえに尚この装備の採用率は極めて高く、
まさしくMHG、MHPを代表するテンプレ装備と言えるだろう。
「合う装備がよく分かんなかったらとりあえずフルバルカン」といういわば「ナンニデモ=バルカン」、
要は今では高確率でキックアウト対象になるような考え方でも全く問題ない、
どころかむしろ歓迎される風潮すらあった。- 注意したいのは、この優秀さは剣士防具限定であること。
残念ながらガンナー版は剣士とは逆にガンナー一式防具最弱である。
今ではPS2・Wii版ともに接続不可能なのでこの防具も作製こそ出来ないが、
もしも今後MHGが再びリメイクされオンラインに繋げられるようになった場合、
あるいは現状でも作製可能であるMHPをプレイする場合には特に注意したい。
- 注意したいのは、この優秀さは剣士防具限定であること。
- では攻撃面はどうかというと、これまた嬉しいことに斬れ味レベル+1が付いている。
MHP 
- 基本的にMHGとデータは同じなので、そちらも参照のこと。
ボンバイエ装備 
- 斬れ味レベル+1、自動マーキングが発動し、HR4から作製できる、
スカルSフェイス、スティールUメイル、モノブロスSアーム、グラビドGフォールド、胴系統倍化のセット。
同じスキル構成で防御力を高めようとするとDL環境の必要なキリンSやミラバルカン装備が絡んでくるため、
使用している人は多かった。
- 名前の由来はMHP時代のXlink kaiにおいてbonbaieなる、
色んな意味で注目を浴びた人物が愛用していたことによる。
このセットに限らず、スカルSフェイスを使用し匠を発動させた装備はボンバイエと呼称されていた。
現在はMHPのDLC配信が終了してしまっているため、今からMHPで匠発動装備を作るのならば、
まず間違いなくお世話になる装備となる。
最もキリンやミラバルカンのクエストを持っている人が知人に居るならその限りでもない。- スカルSフェイスの見た目が嫌な場合は、
非公式ではあるがネット上にはキリンやミラバルカンのイベクエ入りデータが配布されているサイトもある。
どうしてもというならそちらを頼ってみるのもよいかもしれない。
力技もあるのだが…… - 「ボンバイエ」という人物を知らない人の中には、頭のスカルフェイスの顎の尖り方や、
テーマ曲に「イノキ! ボンバイエ!」というフレーズが繰り返し登場する事から
アントニオ猪木氏から名前をとっている装備なのではないかと初めに思った人も居るかもしれない。
- スカルSフェイスの見た目が嫌な場合は、
MH2 
カイザー一式 
- 下位から作れる見切り装備、カイザーシリーズ一式。
当時猛威を振るっていた封龍剣【超絶一門】と合わせて超絶カイザーとも言われる。
複数人で乱舞しているだけで大抵のモンスターは沈む凄まじい性能。- しかし、これが災いして龍属性が効かないモンスターにもこれで挑むという事案も発生していたのも事実である。
こうしたハンター達は、やがて「超絶戦隊フルカイザー」と皮肉られることとなった。
今で言う所の「テンプレ地雷」というやつである。
超絶一門に限った話ではないが、特に手数武器はその属性がモンスターに有効か確かめてから使ったほうがいい。
ただし、大剣やハンマーといった一撃重視の武器は、物理攻撃力のほうが遥かに大事なのでこの限りではない。
- しかし、これが災いして龍属性が効かないモンスターにもこれで挑むという事案も発生していたのも事実である。
- 現在MH2はオフラインしかプレイできないが、
カイザー一式はオフライン環境でも見切りスキルと高防御を兼ね備えた最強格の装備として君臨している。
どれほどプレイ人口がいるかはさておき、
現在のMH2における最終的なテンプレ装備の1つと見做すことも出来るだろう。
ルーパー 
- ミラルーツと暁丸【覇】/凛【覇】の組み合わせ。
見切りに加え、斬れ味レベル+1が付き防御力も高い当時の最強クラスの装備。
性能の代償として、レア素材がかなり必要な上に見た目の統一感の無さが深刻である。
ドラガレ 
MHP2G 
カイザミ 
- カイザーXとギザミU、ギザミZを組み合わせたもの。
斬れ味レベル+1、業物、見切り+1と、剣士の欲しいスキルが盛りだくさんの高性能汎用装備。
そしてスロットが5個空く。ただし防御系のスキルはつかない。
この空きスロの使い道は5スロスキルが多いが、装備構成をいじることで耳栓発動も可能。
- 上からカイザーX、カイザーX、ギザミU、ギザミZ、ギザミZで作る事が出来る。
赤い色と鎧のような装備で固められるため、混合装備にしては見た目が崩れないのも人気の一つ。
G級テオ・テスカトルの素材と古龍の大宝玉を使うので作製難度はそれなりに高い。
ただし、男性用は腰装備のデザイン上どうあがいても「ロン毛の変態」になる(女性用は可愛いのだが…)。
- カイザミアカムやスカザミ、ディアザミなどさまざまな亜種が存在する。
特にカイザミアカムとスカザミは見切り+3・斬れ味レベル+1・業物が発動する超攻撃特化構成であり、
一部武器と組み合わせることで凄まじい物理期待値を得る事ができる。
ただしこの3スキルの発動には武器スロ1が必要である点には注意が必要。
- 後年、酷似したスキル構成のテンプレ装備が登場している。
これまた偶然か必然か、こちらにもギザミ装備が混ざっている点も共通している。
金色・真一式 
- 匠で紫にし、抜刀術で会心率100%にした溜め3の威力は圧巻の一言。
マイナススキルである挑発も、多くのモンスターの弱点である頭を狙いやすいという点で大剣使いには好都合。
実質すべてのスキルがプラススキルと言っても良い。
角王剣アーティラートとセットで使われることが多い。
龍耐性+10が付いているので古龍やティガレックス向けでもある。
一式なので見た目の統一感が崩れないのもポイント。
- ただ生産にあの金獅子の剛角を5本もよこせと言われるのがネックか。
また、黄金の煌毛も要求されるので、激昂したラージャンを狩猟できないと、入手には少し難儀する。- これに関して、大剣を使用する際に勧められる「匠・集中・抜刀術」のみでよいというならば
レウスXなどを組み合わせることで剛角を一切使わない組み合わせも可能である。
但し見た目も崩れやすく優れた龍耐性もイマイチになってしまうので、
最終的には下記のアレンジ版を採用しない限り金色・真一式がベスト。
- これに関して、大剣を使用する際に勧められる「匠・集中・抜刀術」のみでよいというならば
- この装備の亜種として、マカルパZの腕と脚を組み合わせ
「匠・集中・抜刀術」に加えアイテム使用強化を発動させたもの、
「暁丸・極」、「凛・極」の腕と脚を組み合わせダメージ回復速度+1を発動させたものが存在する。*2
前者は怪力の種や丸薬などの効果時間を延長する点で有用であり、
特にタイムアタックでは一式ではなくこちらが使われることが多い。
後者については、暁丸・凛の龍耐性の低さで金色・真の優れた龍耐性をほぼ打ち消してしまっており、
対古龍用防具としての同装備の価値が失われてしまっている。
ダメージ回復速度があまりパッとしないスキルであることや、
暁丸・凛の生産難易度の高さも考慮すると、基本的には一式装備が推奨される。
赤魔導師 
- 名前の由来は一式装備してカラーを赤に変えた姿が、
ファイナルファンタジーなどで見る「あかまどうし」に似ていることから。
腕装備だけミスマッチなのはご愛嬌。
狩猟笛用のテンプレとして有名だが、スロット5個に鼓笛珠を入れて笛吹き名人を発動しているだけなので、
装飾品を入れ替えれば他の武器種での運用も可能。
- 頭をフルフルZに、脚をリオソウルZなどに変更した亜種も存在する(こうなると胴はフリーになる)が、
見た目が赤魔導師から遠ざかるので固有の呼び名はされていない。
トレジャー用(固有名詞無し) 
- トレジャーでの採取、運搬に特化したテンプレ。
チェーンUヘルム、レザーライトSメイル、レザーライトSアーム、C・ライトUベルト、コーヒージャージー
といかにも採取用の装備の詰め合わせ。見た目はさながら作業着である。
発動スキルは神の気まぐれ、採取+2、高速剥ぎ取り&採取、運搬の達人(要武器スロ)。
武器に関しては例のモロコシを採用するとスキルでも岩破壊でも不足がない。
採取用防具とはいえ防御がかなり低いので普通のクエストに着ていくのはやや不向きか。
- ちなみにこの4スキルのうち、トレジャーで重要性が特に高いのは運搬と気まぐれの二つ。
運搬は運搬速度に影響し、限られたクエスト時間やスタミナの有効利用に役立つためで、
気まぐれは入手手段や数が限られているピッケルや虫あみの使用回数に大きく影響するためである。
そのため、トレジャー用の装備としては構成を完全に別のものにして、
ゲリョスXを主として剥ぎ取り名人とこの2スキルを発動させたものも存在する。
倍加ルーツZ 
- 剣士のミラルーツZシリーズの強力な固有スキル「真打」であるが、
この防具の壊滅的な龍耐性は言うまでもなくかなり痛い。
そこで胴系統倍加を利用することで龍耐性の低さを緩和させ、
柔軟な対応を可能にさせたものである。
必要な装飾品の数も減らすことが出来るので、
わざわざ装飾品を取り換える必要のあったMHP2Gでは便利。- 胴系統倍加防具の候補としては、
防御力・耐性共に優秀なクロオビXが筆頭に挙げられるか。
防御力は大きく下がるものの、MHP2Gではクロムメタルシリーズが店売りだったため
ただ単に真打+αを発動させられればよいというのであれば作製難度は下がる。
それに勝る魅力は何よりあまり見た目を崩さないことだが。
- 胴系統倍加防具の候補としては、
- 構成防具こそ全く異なるが、特に業物を付ければ
立ち位置としてはカイザミの見切りと攻撃を入れ替えた版となる。
あるいはスイ【凶】のように元の紫が長く、一撃重視で斬れ味の減りにくいものならば
業物を切って見切りや火事場を積むことでカイザミ以上の高火力を狙える*3場合もある。
一方で、それらの代わりに回避性能などを発動させれば
カイザミとはまた方向性の異なるスキルも組める。
- 胴以外全部倍加装備でもいいが、クロオビXキャップしか
頭の胴系統倍加がなく、少し防御力は低くなる。
そこで頭と腰もミラルーツZにしておくことで防御力を大幅に強化出来るだけでなく、
ダメージ回復速度+1を維持した上で拡張性も上がる。
具体的には胴だけではどうあがいても耳栓が限界だが、
頭と腰を使用すれば武器スロ3が要求されるものの高級耳栓が追加できる。
武器スロ3要求なので武器は限定されるものの、出来るか出来ないかの差はやはり大きいと言えるだろう。
他にも武器スロ1を使えば、見切り+1(7スロスキル)と5スロスキルを併用し
高火力と汎用性を両立するといった
カイザミには真似できない生存スキルと火力を組み合わせた実戦的な組み合わせも期待でき、
実はその拡張性には結構な可能性があったりする。
龍耐性はやや下がるが、防御力の上昇分も考えるとほぼ±0(厳密には若干劣るが)、
他属性ならば防御UP効果も踏まえるとより硬くもなれるだろう。
- ガンナーだと真打が剛弾になったバージョンになるが、剛弾自体の使いにくさから此方は余り使われていない。
ラオート 
- 老山龍砲・極と組み合わせるための装備一式。
もっとも代表的かつ基本的な構成は、
ブランゴZキャップ、グラビドZレジスト、キリンXグローブ、キリンXショルト、ドラゴンXレグスに、
属攻珠、連射珠×3、跳躍珠×3、流射珠、飛躍珠を詰め込む組み合わせ。
発動スキルは自動装填、回避距離UP、属性攻撃強化。
とにかく属性攻撃強化で強化した属性弾を、自動装填でありったけぶち込むためだけの防具である。
当然この防具に合わせる武器の選択肢の数という意味での汎用性は極めて低いが、
自動装填と老山龍砲だけで十分すぎるほどの火力なので、
老山龍と仙高人以外になら大抵の相手に通用するカバー範囲の広さという意味での汎用性は極めて高い。
なお、回避距離UPは単にヘビィにとって攻守で役立つ万能スキルなので投入されているだけなので、
ラオート用の防具そのものはここで紹介した以外にもいろいろバリエーションがある。
ぶっちゃけてしまえば、自動装填さえあれば定義上はそれがラオート用防具である。
MH3 
一式装備(下位全般、及び上位の一部) 
- P2Gまでを一区切りにし新たなエンジンになったMH3だが、
お守りシステムの実装などスキル面のバランスが大きく変化した。
しかし、下位においては肝心のお守りがあまり強くなく、混合装備として使える尖ったSPを持つ防具も少なかったので
下位ランクでは(装備を問わず)シンプルに一式装備にする、という人が多く見受けられた。
そして、実際そちらの方が強力なスキルを組める場合も少なくなかったのである。
これは欲しいスキルの組み合わせによってはMH3について言えば上位でも当てはまる話である。
レウスシリーズの腕だけジャギィやボロスにする(腕に逆鱗を使うため)、
ディアブロシリーズが腕までしかないのでその下を工夫する、などのマイナーチェンジも多少あるにはあるが、
混合装備として優秀かつ比較的有名だったのは下位においては下記のナバラギ装備くらいのものだろう。
加えて言えばそのナバラギも胴をラギアにしただけのヘリオス一式というマイナーチェンジの一角である。
しかしこちらは他のマイナーチェンジとは違いなかなかの改善が見られるため特筆に値する。詳しくは下記。- 上位でも最初のうちは一式のほうが防御とスキルのバランスが整いやすく、
特にレイアGシリーズは聴覚保護を持ち防御力も高い、耐性も十分と優秀であった。
他にもバンギス一式はMH3屈指の高火力装備である。詳しくは下記のバンギス一式を参照。
- 上位でも最初のうちは一式のほうが防御とスキルのバランスが整いやすく、
ナバラギ 
- 胴のみラギア、他の部位を男性はヘリオス、女性はセレネにしたもの。
下位の防具ながら、装飾品を埋めれば耳栓と斬れ味レベル+1を両立することが可能という
強力な組み合わせである。- スロ2のお守りがあれば高級耳栓まで発動させることすらできる。
- ヘリオス(セレネ)シリーズは胴に深淵の龍玉を必要とするのだが、胴をラギアにすることでそれを避けられるほか、
ヘリオス(セレネ)シリーズのみでは発動してしまう悪霊の加護やなまくらを回避するという意味合いもある。
また、ヘリオス(セレネ)一式による雷耐性の大幅低下をラギアの混入により若干ながら緩和することも可能。
尤もMH3で電気を気にしたいのはそのラギアなのだが、モンハンではよくあることである。
- 防御力も160位までは上がり、下位では文句なしの性能。
作製は下位終盤とはいえ村オンリーで作製可能、
仕様上HR31までが非常に長いので下位の間ずっと愛用していた人も多いだろう。
言うまでもなく、HR30の緊急ジエンを突破する場合においても最有力候補である。
但し上位に上がると今度は一転して防御力不足が気になる(少なくとも300は欲しくなってくる)ので、
急いでレイアGシリーズなど適当に用意しやすいG防具を作り一定期間を乗り切った後、
下記のヘリオスG(セレネG)を中心とした匠耳栓テンプレに乗り換える……というケースが多かった。
高級耳栓+斬れ味レベル+1 +α 
- ヘリオスGセレネGシリーズとヘリオス・セレネ装備を組み合わせて高級耳栓と斬れ味レベル+1を両立、
余ったスロットなどでスキルを発動させる。
たまにナバルテンプレと呼ばれることもある。
- 頭と胴と腕はヘリオスG(セレネG)、腰はヘリオス(セレネ)、脚はバンギスというスタイルや
胴・腕はヘリオスG(セレネG)、足腰はヘリオス(セレネ)、頭は自由というスタイルが多い。
どの組み合わせにせよ胴・腕はヘリオスG、腰はヘリオスである場合が殆どであり、
スキル自由度もある程度お守り依存になる面もあるが、それでも5スロスキルを二つ前後、
SP15~20が必要なスキルであっても少なくとも一つは積むことが出来たりと
この時期の防具としては非常に拡張性が高い。
もちろん、リオ夫婦など耳栓までで問題ない場合は更に拡張性は高まる。- 主に頭と脚、場合によってはそれ以外の部位次第で様々な組み合わせがあるため
これと言って決まった構成はないが、この2スキルを主軸とした防具がテンプレ化していたのは確かである。
高級耳栓がイビルジョーやアルバトリオンなどに有効なこともあり人気は高かったといえる。
古龍の防具を主に用いるので防御力もかなり高く、400位なら軽く超えるのも利点。龍耐性は低いが…
- 主に頭と脚、場合によってはそれ以外の部位次第で様々な組み合わせがあるため
バンギス一式 
- 攻撃力UP【中】、斬れ味レベル+1、自動マーキングと極めて攻撃的なスキルをあわせ持つ。
攻撃+5以上のお守りがあれば攻撃力UP大を発動させられるほか、
武器スロかお守りでスロットを2つ増やせれば砥石使用高速化など5スロスキル程度なら発動できる。
斬れ味レベル+1の有用性は言うまでもないとして、
自動マーキングも地味ではあるが狩猟時間(というより追撃時間)の短縮に繋がりやすい。
またお守り次第ではあるが頑張れば耳栓位なら追加は可能である。
一見スキルとしては中の上程度ではあるが、
本作最強と名高い漆黒爪【終焉】などアルバ武器が軒並みスロ2なので使いやすい。
防御力もバンギスらしく400を超えるにまで至るので充分である。
その発動スキルからしても擬似的な真打装備とも言えるだろう。
この作品のバンギスは後のMHP3やMH3GのG級版と違ってなまくらが発動しないため、お守りを制限されることも無い点がポイントである。- ただそれでも、一般的なテンプレ装備の特徴である「汎用性のある防具」として扱うには
生存系スキルが皆無とあり若干癖があるのは否めない。
が、その非常に高い火力から生存力が気になりにくいPTプレイ、
及びナバルデウス、ジエン・モーラン乱獲での使用者はかなり多かった。
あの上位ジエン・モーランを火事場抜きでソロ討伐可能な数少ない装備の一つもこれである。
また脚をブラックレザー、お守りや武器スロで匠と攻撃力を追いつかせて火事場力+2を追加すれば、
MH3の剣士の中では最も高火力な装備が出来上がる。
- ただそれでも、一般的なテンプレ装備の特徴である「汎用性のある防具」として扱うには
MHP3 
シルソル一式 
- 攻撃力UP【小】、業物(ガンナーでは通常弾・連射矢UP)、弱点特効と強力なスキルが付く装備。
- 体力-10というデメリットは存在するが、秘薬を飲めば帳消しにすることもできる上、
火事場力を発動させたい場合にはかえって好都合であるとの声も。
- 体力-10というデメリットは存在するが、秘薬を飲めば帳消しにすることもできる上、
- スロットが合計10も空いているので、武器スロや護石の種類・スロも含めると更なるスキル拡張も可能。
但し匠などを付けるのは困難(業物を活かす場合不可能)なので、
特に剣士の場合は素で白ゲージを持つアルバ・ティガ・ナルガ武器などが半ば必然的に選ばれることになる。
どの武器も強力ものが多いのでそこまで問題にはならない。
ガンナーの場合は通常弾の運用に長けて3スロットを持つ妃竜砲【神撃】との相性がいい。
作業着 
- いわゆる炭鉱夫御用達のお守り掘りに特化したテンプレ装備。
基本はレザーSで、発動スキルは神の気まぐれ、採取+2、高速収集、腹減り無効であるが、
武器スロと護石も使ってランナーあたりを追加発動させる者が多いようである。
- 一方で、レザーシリーズとアイアンベルト、及び採取系SPを持つお守りと敢えて低防御防具での構成を行い、
秘境掘り&3死で帰還するというスタイルもリポップの働かなくなったP3から目立ち始めた。
ダマスク袴 
- 基本形は頭と腕と腰をダマスク、足を荒天【袴】にし、研磨珠2つを詰めたものである。
拡張性も空きスロ6つに加えて胴パーツと護石を自由に換装可能とかなり高い。
今作では匠の発動がかなり厳しくなった上、なにかとセットでついてくるなまくらの発動も抑えられる点で優秀。- 強いて欠点を挙げるとすればダマスクの雰囲気と荒天の雰囲気が壊滅的に合わないことであろう。
MH3G 
ラングロS一式 
- 上位序盤を卒業した剣士に広く勧められる装備。
攻撃力UP【中】、回避性能+1、耐震と攻防を両立した優秀なスキル構成となっている。
マイナススキルとして寒さ倍加が発動するが、ホットドリンクで無視出来るのでさほど気にならない。
スロットも胴系統倍加と合わせて6あるので、攻撃スキルを強化したり5スロスキルを発動したり出来る。
地味ながら火耐性が10あるのもセールスポイント。
- このように非常に性能が高いので、やろうとも思えば上位終盤までこの装備で駆け抜ける事も可能。
ただし水耐性が残念なので、水中戦では猫飯で耐性を上げるか別の装備を着ていこう。
斬れ味レベル+1テンプレ(固有名詞無し) 
- 主に短縮珠【1】を8つほど装着して剛断剣タルタロスを運用するために使われることが多い。
便利な装備ではあるが、後者のナバルテンプレが優秀且つ同時期に作れてしまうのでライバルとなる。
特に手慣れの人のセカンドデータなどではこの装備を作る時間があれば、
ナバルテンプレを作るのに必要な素材が揃ってしまうこともある。
一方であちらと違いレア素材を要求しない、同一モンスターとの連戦が少なくて済むという利点があるため、
作製難易度が圧倒的に低いという利点を活かしたいところ。
最終装備というよりは目当ての武器や防具を完成させるまでの繋ぎとして光る装備だろう。
腰ナバルX他ナバルZ(固有名詞なし) 
- ナバルデウス亜種さえ倒せるならG★1から楽に作れるテンプレ装備。
MH3のナバルテンプレの意匠を引き継ぎ、その上で大幅に強化された逸品である。
- 通常ヘリオスZ・セレネZは一式だとなまくらが発動してしまう。
しかし、腰装備のみ白色のXシリーズに変える事でなまくらを消しつつ
斬れ味レベル+1、高級耳栓というガードの無い近接に役立つスキルが発動する。換装すると水属性強化が発動しなくなり、スロットも一つ減るが、それでも十分有用である。
- 欠点は龍耐性がとんでも無く低い事。その値なんと-35であり、龍属性攻撃を食らえば容易く瀕死に陥る。
龍属性の攻撃を持つ相手は種類こそ非常に少ないものの強敵揃いなので
これらのモンスターを狩猟する場合は猫飯で打ち消すか、別の装備を着て行こう。
雷耐性も龍程ではないが低めなので、同様に注意が必要である。 - また、派生装備としてヘリオスZ一式の胴をフロギィXor大和/日向・極に変更した装備もある。
高級耳栓が耳栓にランクダウンしてしまうものの、それぞれ前者は10、後者は11と大量のスロットを確保できる。
護石や装飾品を組み合わせればスキルの柔軟性が非常に高くなり、こちらも強力な組み合わせである。
- ヘリオス装備繋がりでの余談だが、
ヘリオスXのガンナー装備はボマーを付け加えることで覚醒・ボマー・破壊王・高級耳栓が発動する。
これが何を意味するかというと、あのパチンコ用装備として非常に優秀ということ。
勿論スキルシミュレーターに掛ければ他にもパチンコ用装備がヒットするのだが、
この装備の強みはボマーを搭載しても防具とパチンコの空きスロットとして計5スロ、
それもパチンコは単体でスロ3、ヘリオスも一部位で2スロ開けられるので、
5スロの空き方の組み合わせとして最も質の良い5スロを持たせることが出来る。
そしてその上でお守りが完全にフリーである。拡張性の高さはもはや言うまでもないだろう。
その拡張性を持ってすればスキルシミュレータに頼らずともたいていの場合は装備が完成してしまう。
一応もう少しでランナーも発動するが、パチンコの特性上全く新しいスキルを付けるのもよいだろう。
勿論ボマーは装飾品で発動させるだけでなく、
場合によってはお守りで発動させることで更なる拡張の期待も出来る。
どちらにせよ、こちらはパチンコ用テンプレ装備の一つと言える。
ネブラX一式 
- ただし、ネブラXはG級序盤でも作製できるが、
七星武器はHR40以降(イベクエを使えばHR8以降)でないと作製できないため、
この組み合わせを実現できるのはかなり終盤になってからである。
また、一式装備の常として属性耐性に大きな偏りがある。
具体的には火耐性が-30という悲惨な数値なので火属性の攻撃を行ってくるモンスターと戦う際は要対策。
ナルガZ一式 
- ナルガZシリーズ一式で、集中、回避性能+2、スタミナ急速回復とマイナススキルの体術-1が発動する。
特に弓ならば全てのスキルを存分に活かしきれるので、
パチンコに頼らない弓使いならば是非とも作っておきたい防具である。
- マイナススキルの体術-1は装飾品1つで簡単に消すことが出来る。
強走薬を使って無効にするということも出来るが、スタミナ急速回復が無駄になりやすい。
その他の欠点としては雷耐性が極端に低い。
特にジンオウガやラギアクルスなど、強力な雷属性使いが多いので食事で補いたいところ。
作業着 
- いわゆる炭鉱夫御用達のお守り掘りに特化したテンプレ装備。
基本はアシラX一式で、下位や上位と違い、何故か採取採掘に特化した装備になっている。
- 一式だけでハニーハンター・高速収集・まんぷく・胴系統倍化が発動。
一つだけ役に立たないスキルがあるとか言うな。
また護石王と気まぐれのSPも+6ずつ有るため、精霊の気まぐれの発動も可能。
一部のハンター(?)には垂涎もののスキル護石王も目の前。ただしこれを発動するには運との戦いになる。
護石王+4のお守りを掘り当てる事さえできれば、武器かお守りのスロット3つで
高速収集・採取+2・神の気まぐれ・お守りハンター・ハニーハンター・まんぷく・胴系統倍化という
完璧な炭鉱夫装備が完成する。やっぱり役に立たないスキルが1つあるとか絶対言うな。
- 唯一の欠点はアシラXのSPに頼りすぎると秘境採掘からの三死を行いにくいことだろう。
幸い、MH3Gには護石王SPが8まで伸びるお守りがある。それなりにレアなお守りではあるが、
一度これが手に入ればアシラXはガンナーにしつつ最小限にとどめ、その他の部位をレザーなどにする選択肢もある。
MH4 
ゴアギザミ(ギゴギゴ) 
- 最近では珍しい下位から発動できる斬れ味レベル+1として大きな話題を呼んだテンプレ装備。
頭からギザミ・ゴア・ギザミ・ゴア・胴系統倍化防具で組むだけ。
更に全スロットに研磨珠【1】を付ければ砥石使用高速化も合わせて発動可能。
ゴアシリーズは一式だと火耐性弱化がついてきてしまう上に匠のスキルもつかないので、
匠の発動と火耐性の改善にはこの組合せが必須かつ無難である。
- 他に下位で匠のスキルポイントを持つ防具はゴアシリーズかアーク/フィリアシリーズしかなく、
村★5or集会所★3で作製可能な製作時期の早さも魅力。見た目の良さは保障しかねるが。
欠点はギザミ素材と交換するためにガララアジャラのレア素材「寒気立つクチバシ」が2個必要になる事。
- この点、下位でのテンプレ装備としてはシリーズ全体に目を向けても類を見ないほど要求素材が重い。
それでもこの装備構成に注目が集まり実用的だったのは、メインモンスターの防具を使うこともあるが、
発売当初はオンライン人口が極めて多かったために下位クエストを攻略する部屋が大量にあり、
レア素材自体は出づらくてもオンラインでクエストの数をこなすことが容易だったのが大きい。
その反面、ソロでわざわざこれを用意するのはかなり面倒である。
下位で匠が欲しいのであれば、探索で刀匠持ち防具を探した方が狩りの手間を省くことができる。
そちらの場合、村★3でテツカブラを突破した時点で用意できることや、
その段階でありながらゴアギザミの生産段階と同等の防御力を確保できる利点が存在する。
竜王マガラ 
- 上記に挙げたゴアシリーズの胴と腰、アーク/フィリアシリーズの腕と脚、
頭に竜王の隻眼を装備したテンプレ装備。つまりはアゴアゴ
- 竜王の隻眼は防御力こそ低いものの全耐性+2、スロット2つ、狂撃耐性+6となっているため、
アーク/フィリアシリーズとの相性が良く、これだけで斬れ味レベル+1と無我の境地が発動する。
火耐性弱化も発動してしまうがスロットが合計6つになるので、装飾品で打ち消しても4つ余る。
- 見た目もそれほど壊れないため、下位終盤の狂竜化モンスター討伐用に作っておいても損は無いだろう。
脚装備に使う天廻龍の逆鱗以外目立ったレア素材はなく、逆鱗集めの過程で頭用の勇気の証も手に入る。
なお、上位ゴアを倒した後には下記混成装備へ発展させることが出来る。
ゴア混合 
- ゴアSシリーズの胴と腰を下位のゴア防具に置き換えた剣士用テンプレ装備。
- 上記で紹介したギゴギゴのギザミと胴系統倍加をゴアSに差し替えただけとも言える。
- 同じモンスターから作製可能な装備だけに組み合わせ防具の中でも見た目の統一感は抜群。
対狂竜化モンスター用の無我の境地が必要ないならゴアSシリーズを一式で運用するよりも汎用性は高く、
特にゴア・マガラのレア素材である黒蝕竜の逆鱗も黒蝕竜の闇玉も使用しないのがセールスポイント。
- しかし一部下位防具なので強化しないと防御力が心もとないし、スロットも胴の1スロットしかないし、
特にマイナススキルの火耐性弱化のスキルポイントが-17もあるため、
無対策だと火耐性が-42という通常見かけることのない悲惨な数字になる。
絶対に消しておきたいが、これを打ち消すとなると制火珠(火耐性+2)の装飾品でも4スロット、
お守りでも火耐性+8以上が必要になるので、武器スロットやお守りをフル活用しても難しい…- 「じゃあ火属性攻撃を持つモンスター以外に着てけば問題なくね?」と思った貴方。ちょっと待って欲しい。
MH4ではゴアシリーズの得意とする水・氷属性攻撃を行うモンスターは少なく、
逆に火・雷・龍属性攻撃を行うモンスターの方が多い。そして上位の緊急クエストにはあろうことか、
リオレイア亜種とグラビモス亜種といった火属性に超特化したモンスターが採用されている。
このため「とりあえず剣士は斬れ味+1を発動しとけばいいんだろ?」とテンプレを鵜呑みにして、
火耐性対策をしなかった者が次々と消し炭になる事件が頻発した。
マイナススキルを消す事さえできればネコスキルで火耐性は3以上にできるという事は覚えておきたい。
- 「じゃあ火属性攻撃を持つモンスター以外に着てけば問題なくね?」と思った貴方。ちょっと待って欲しい。
- 実は斬れ味レベル+1の発動だけなら脚部位は必要ない(挑戦者+1にダウンするだけ)。
また防御力的にはゴアSグリーヴの方が優秀だが、無印のゴアグリーヴなら2スロットが確保できる。
防御力よりも火耐性弱化の打ち消しを重視するならゴアグリーヴも十分に選択肢に入る。
ゴア装備に限定しないなら、ブラキSグリーヴに替える手もある。
スロットは1だが、火耐性のスキルポイントのマイナスが無い為、
ゴアグリーヴとほぼ同条件で火耐性弱化を打ち消せ、その上でゴアSグリーヴよりも若干防御力が高い。
耐性が正反対で火がプラス、水と氷がマイナス、雷と龍が0となっているが、
上記の通り4の環境下では水と氷耐性はあまり重視されない為、
事実上ゴア装備のマイナス耐性を多少マシにする方向にのみ作用する。
- なお後日EX装備であるEXゴアシリーズが配信されたが、
このうち上記のテンプレで腕以下をEXゴアに変える事により
高めの防御力とスキル構成を維持しなおかつ腰・脚に2スロットずつ確保できる。
火耐性弱化を消すのが楽になるが、割り切って他のスキルを追加するのも良いだろう。
また、上記のブラキSグリーヴを組み込む事で、武器スロやお守りを使わずに防具のみで火耐性弱化を打ち消せる。
ナルガテンプレ、5倍ナルガなど 
- 回避性能+3、回避距離+2、匠+2と非常に優秀なスキルポイントを持つナルガメイルを利用した装備。
- 胴が網タイツという1点に置いてKBTIT装備とも呼ばれている。
しかし、この通称はとても公に出来ないような酷い風評被害が由来であり、それをネタにする人や元ネタを知らない人達によって広まってしまったと言う経緯がある。
色々デリケートな話題なので、こちらで呼称する際や検索することは控えること。
- 胴が網タイツという1点に置いてKBTIT装備とも呼ばれている。
- MH4では頭腕腰脚全てに胴系統倍化の防具が存在するため、
ナルガメイルを5倍化するだけで回避性能+2・回避距離UP・斬れ味レベル+1・鈍足が発動する。
また胴の1スロットを使えば実質的に5スロット分の空きができるので、
砥石使用高速化などの5スロスキルを装飾品1つだけでお手軽に発動可能なのも利点。
- 防御力も下位防具とは言え、鎧玉でしっかり最大まで強化すれば十分な数値となるので問題無し。
素材交換には村★5「天空山の支配者たち」をクリアかつ、ジンオウガの素材(甲殻と逆鱗)が必要なのだが、
作製には上位フルフルの「真珠色の柔皮」も必要なので、他の胴系統倍化を揃える手間を考慮すれば、
実際の完成時期は、コラボ装備を除き唯一の胴系統倍化を持つ腕装備、
クロオビアームが作製可能なHR解放後、即ちダラ・アマデュラ撃破済みとなる。
そこで腕が用意できない間は、他に匠+2、2スロットを持つセルタスSアームやグラビドSアーム等で代用しよう。
- しかし最大の難点はやはり宿命とも言うべき見た目の問題で、特に男性キャラクターは大変悲惨なことになる。
本作はクロオビヘルムのおかげでスカルヘッド一択にならないのは救いと言えるが、
そのクロオビヘルムもHR解放後に作製可能なので、それまでは頭蓋骨で我慢するしかない。
腰装備もガブラスーツベルト、バンギスコイル、クロムメタルコイルと
網タイツやたら肌の露出の多いナルガメイルと親和性が高いとは言えない。
では女性キャラクターなら問題ないかと言えば、防御力を重視すると別の意味で大変なことになる。
ちなみにモンでき。ではこれがイラスト付きで登場したことがある。
- とりあえずこの装備を作って、それから各種特化装備を作っていくようにするといいだろう。
特に後述のリベリオンテンプレは、組み合わせの都合上、
作製可能になった時点ですぐにそちらに移行できるのでそこまでのつなぎとしても最優秀と言える。
- 単純に胴系統倍加を用いるなら後述のランポスSメイルを胴にするのも結構良かったりする。
こちらも、ナルガメイルほどでは無いものの上位序盤防具としてはかなり優秀となっている。
- ただ、続編の4Gではナルガメイルの匠ポイントが+2から+1に修正されたため、このテンプレは使えなくなった。
この装備が有名になり過ぎてオンラインで蔓延したためだろうか。- 匠+5以上のお守りがあればスキルの追加は難しくなるが一応は使い続ける事ができる。
お守りがあるなら上位旅団クエをこなす際や、
匠が欲しいが回避性能&回避距離も欲しいという時は繋ぎとして選択肢に入るか。 - バランスブレイカーでもないのに「修正」と呼べるレベルの弱体化を受けるのは非常に珍しい事例である。
それほど5倍ナルガのお手軽さと幅の狭さは問題視されていたのだろうか。
- 匠+5以上のお守りがあればスキルの追加は難しくなるが一応は使い続ける事ができる。
- こうして4Gでは弱体化を受けて精々G級序盤を乗り切るための繋ぎ装備となってしまった5倍ナルガだが、
なんと後継者が現れた。
こちらは匠+2、回避性能+3、回避距離+2、研ぎ師+2と純粋に4のナルガ胴を強化させたSPとなっており、
例によってスロット1も付いてくるためさらに盛る事も可能。
…ただし、体力-3も付くため、体力-30が発動してしまう上にナルガ胴の鈍足よりも消しにくくなっている。
これを胴のスロットで消すか、我慢してアイテムで何とかするかは今後の課題となるかもしれない。- 後述の『ナクナクナ』が存在する現在、強いて狙うだけの価値があるかどうかはハンター諸氏の判断にお任せする。
- 因みにG級装備のナルガXで5倍化すると、下位装備から据え置きの回避性能+2、回避距離UP、鈍足の他に、
新たに隠密と痛撃が発動するようになっている。
ランポスS複合(固有名なし) 
- ランポスSメイルをベースにした装備一式。
MH4では上記の5倍ナルガに押されて非常に影が薄い存在だったが、有用性では負けず劣らず。
相手によってはむしろこちらの方が有効であったりする。- ランポスSメイルの付与SPは攻撃+3、気絶+2、匠+2、麻痺-2。さらにスロット1。
つまりナルガメイルと同様匠2ポイントスロ1持ちの胴装備なので、ほぼ同じ感覚で運用可能。
他の付与スキルも、人によってはこちらの方が強力という人も多い攻撃3ポイントに気絶2ポイント。
麻痺のマイナススキルもほぼ無視できるため、5倍ナルガ同様汎用性が非常に高い。
さらに作製時期こそ上位昇格後なのでナルガメイルより少し遅くなるものの、その分防御力も僅かとはいえ高く、
必要素材も上位ドスランポスのギルクエに2、3回行けば集まる程度と非常にお手軽。
また、腕の胴系統倍加ができるまで代用に使えるレックスSアームにも攻撃SP付き…と環境にも恵まれている。
ぶっちゃけ火力だけなら後述のリベリオンテンプレに匹敵すると言えばすごさが伝わるだろうか。- 総じて言えば作製可能時期と難易度の割に恐ろしく優秀なのだが、
上位層ほど回避性能と回避距離に目が眩んでナルガメイルを選択しがちなので、どうにも影は薄い。
回避の腕に自信がない、あるいは狩りに必要なのは火力だぜ!という方は是非。
また、5倍ナルガと違って見た目も崩れにくいため、外見を気にするおしゃれハンターにもお勧めできる。
- 総じて言えば作製可能時期と難易度の割に恐ろしく優秀なのだが、
- 具体的にナルガテンプレを上回る場面を挙げると、
まず回避距離UPがかえってデメリットになりかねない武器、
つまり片手剣や双剣などの張り付く必要のある武器使いにとってはこちらの方が安定する*4。
また気絶攻撃を使用してくるゲリョスについても、気絶無効のおかげでかなり楽になる。
なにより本領を発揮するのは、超大型モンスター戦。
ダレン・モーランやダラ・アマデュラは回避性能でギリギリにかわそうとするよりは、
火力に特化させつつ、気絶による事故を軽減できるこちらの方が相性はいいだろう。
特にアマデュラは終盤のメテオラッシュで一気に気絶させられて壊滅する危険性があるので、
リベリオンテンプレを作る際にも役立つ。
- ランポスSメイルの付与SPは攻撃+3、気絶+2、匠+2、麻痺-2。さらにスロット1。
- なお、MH4Gで前述のようにナルガメイルの匠SPが落とされた関係上、
倍加を用いた匠装備は上位上がりたてのころはほぼこれ一択になった。
これから始める、あるいはセカンドキャラを育成する人は試してはいかがだろうか。
リベリオンテンプレ 
- リベリオンメイルは刀匠3ポイント持ち、1スロット有りという今作唯一無二の防具である。
つまり胴系統倍化の部位を3つ用意するだけで最強複合スキルこと真打が発動、
同時にリベリオンメイルに嵌め込んだ装飾品のスキルも倍化される。
この時攻撃力DOWN【小】も発動してしまうが、真打の持つ攻撃力UP【大】が優先されるため、
マイナススキルを消す必要が無く、このために他のスロットを圧迫させる心配も無い。
そして確実に防具枠を1つ余らせる事が可能。
他に発動したいスキルに合わせて防具を選別できるので、スキルの自由度は思いのほか低くはない。
また、リベリオンの見た目も正統派な感じで他の装備との組み合わせも壊れるほど悪くはないなど、
総じて数あるテンプレの中でも非常に優秀と言える存在。
- 現在ではイベントクエストに刀匠のスキルポイントを持つ優秀な防具が登場したため、
頭にEXインゴットヘルムor腕にミラバルクロウを装備して、胴系統倍化の防具を別の部位に2つ、
そして後は目的のスキルに合わせて余った部位に必要な防具を別途用意するのが主流となった
(そしてこれらの防具のおかげでウカムルシリーズは完全にお役御免となった)。
特にEXインゴットヘルムは砲術+3、ガード強化+2、スロット2なのでガンサー向けと言える。
またガンサー以外にもお守りと2スロットを活かせば、耳栓や回避性能等の発動も比較的容易。
ミラバルクロウは斬れ味+2、スロット1なので、例えば斬鉄珠【1】と斬鉄珠【3】を用意して、
脚を斬れ味+3、3スロット持ちのバンギスグリーヴにすればお守り無しで真打と業物の両立が容易になる。
まさか反逆者(リベリオン)と暴君(バンギス)がここまで好相性とは。
- 欠点は3つ目以降のスキルがお守り頼りであること、そして作製時期がラスボス撃破後であることか。
もっとも、作製時期に関しては他シリーズにおける刀匠発動可能時期の遅さからすれば随分マシであるし、
MH4は解放クエストのみならず高レベルギルドクエスト参加条件もラスボス撃破後と
まさに「クリア後からが本番」を地で行くゲームなのでそれらを踏まえれば決して遅いとは言えないだろう。
更に嬉しい事にMH4Gでもスキルポイントは全く変わらないことが判明。
このため、このテンプレ装備を作れば引継ぎの後のスタートダッシュが容易になった。
一式でのあんまりな性能が幸いしたか?
- また、G1G2においては防御力はともかくスキルに乏しい防具も少なくない点、
及び剛鎧玉で強化してやればこちらもG1の防具に匹敵する防御力(一部位105程度)
ならば得られる点を踏まえると、多少腕は必要になるが
マジオス突破くらいまでならこの防具でやっていける。
最早単なるスタートダッシュの域を超えているのではないだろうか。- ただし、古文書の最後まで使うには流石に少し防御力が足りないのと、
上位防具ということでスキルはよくともオンラインでの心象は宜しくないかもしれない。
やはりスキル自由度的にもG3に突入するまでにはレウスXグリーヴ(刀匠3スロ1)を早めに作り、
後述の怒天テンプレに切り替えるといい。
- ただし、古文書の最後まで使うには流石に少し防御力が足りないのと、
ディアブロテンプレ、角テンプレ 
- 大剣3大必須スキルとされる斬れ味レベル+1、集中、抜刀術【技】が発動する大剣用テンプレ装備。
頭と胴をディアブロ、腰をクシャナアンダ、そして腕と脚を胴系統倍化にする。
後は空きスロ全部に抜刀珠【1】*1、短縮珠【1】*2、短縮珠【3】*1で完成。
更に耐震+7、納刀+5もあるので、武器スロや優秀なお守りがあれば耐震と納刀術も追加可能。- しかも納刀術を5スロスキルと交換することまで可能と、正に大剣使いのゴールの1つとなっている
(圧倒的なスキル構成もあるが、大剣の必須スキルが多い+必須スキル前提という性質による
発掘防具お断りの状況も、この組み合わせが最終装備となる原因になっている)。 - しかし研ぎ師がフォロー不可同然の-8なので、砥石使用高速化だけは諦めなければならないのが欠点。
- しかも納刀術を5スロスキルと交換することまで可能と、正に大剣使いのゴールの1つとなっている
- そして最大の難点は見た目。
脚はいくつか選択肢があるが、頭と胴がゴツいのに、腕と腰が非常にスリムとバランスは最悪。
また見た目が欲しくても、主軸であるディアブロの呪いから逃れるのは困難を極める。
逆に見た目さえ気にしなければ(大剣を使う場合)作製しない=縛りプレイと言って良い位の有用性を誇る。
- 後日イベクエにて作製可能になったゾディアスシリーズの脚を使うと、
このテンプレと同スキルを発動させた時の武器スロやお守りの負担を少し軽くする事が出来る。
更に男キャラの場合ゾディアス脚の見た目が割とボリュームがある事から、
ゴツい上半身とのバランスを取る事も出来て良い事尽くめになっている。
もしくは同じ位ゴツい+色が近い上に胴系統倍化のガンキン脚を使うのもアリ。
それでも焼け石に水といった感じで見た目はあまりに悲惨だが。 - その頭と肩から伸びる立派な4本角になぞらえて、
このテンプレ装備を着用することを「角を生やす」などと呼んだりする。
またオンラインでの高レベルギルクエでは、
この4本角が面接で言うスーツやネクタイの役割を果たしている事も多い。
- ほぼ全ての大剣使いは間違いなくこの装備で非常に長い期間を過ごす。
そのせいか、神おまでテンプレを脱しても「角が生えてないと落ち着かない」
「角も大剣の一部」などと血迷ったことを言って戻ってしまうことすらあるらしい。
…まあ神おまの力をテンプレ脱出に割くより、角の強化に使った方が実戦的ではあるのだが。 - MH4Gにおいては、頭と胴をディアブロX、脚をカブラXに換装する事で、
最短でG1の時点から、スキルはそのままでG級相応の防御力を得る事が可能。
さらに腕を反逆王J、腰をクシャナXにすればさらに防御力を上げる事が可能だが、
クエストの受注条件の関係でG3まで待つことになる。
その上G3に入るということは後述するカイザーテンプレの作製が視野に入るので、
それまでの繋ぎとして見られている側面もある。
エアリアルテンプレ 
- 覚醒で麻痺属性を持つエアリアルグレイブの拘束力を最大限に活かす事に特化したサポート装備。
操虫棍の持ち味である乗り状態に加え、手数に物を言わせた麻痺拘束が最大の特徴。
内容は頭、胴、腰がカイザーシリーズ、腕にアーティアS、脚にロワーガ(ファルメル)を使用する。
後は全スロットに装飾品を組み込めば覚醒、心眼、高級耳栓、細菌研究家になる。- 状態異常攻撃強化は無いが、敵のバインドボイスや硬い肉質に煩わされる心配は無く、
悪臭や爆破やられも無効化してくれる上に、乗り+10のお守りで乗り名人を追加すれば更に効果は高まる。
弱点は麻痺が無効の敵には拘束力が落ちる事、武器の攻撃力は低く斬れ味の消費も激しい事。 - 特定の敵にのみ有効なスキルを詰め合わせて全対応型にしている為、
モンスターによっては死にスキルが出やすく、あくまでPTプレイ専用の装備として割り切るべきだろう。
しかし実際の作製難度は高い。装飾品に必要な金剛原珠は高レベルのギルドクエストでしか手に入らず、
そもそも装飾品の材料も炎龍の宝玉や霞龍の宝玉(鋼龍の宝玉と交換)と入手難度の高い物が多い。 - お守りも村最終クエストの「団長からの挑戦状」のクリア(一応乗り+10のお守りは他にも存在するが)、
そしてアーティアSとロワーガ/ファルメル用の太古の欠片やふらっとハンター限定の素材が必要になる。 - 現在では相手によって心眼、高級耳栓、細菌研究家などの死にスキルに成り易いスキルを外して、
業物や砥石使用高速化で継続力を強化したり、状態異常攻撃強化+2で麻痺らせやすくしたり、
様々な亜種テンプレが誕生している。スキルシミュレータを使って有効なスキルを調べやすい利点もある。
- 状態異常攻撃強化は無いが、敵のバインドボイスや硬い肉質に煩わされる心配は無く、
- 本装備は主に高レベルギルドクエストでよく用いられる。
細菌研究家は一見有効な相手が限られるようにも思えるが、
2頭クエストでモンスターが合流した場合や乱入モンスターに対してはこやし玉を強化する効果が有用。
特に人気の右ラーならば全てのスキルが無駄にならず、大活躍を見込める。
リオソウルガルルガ 
- スキルポイントの配分・数値こそ違えど全く同じスキルが発動するリオソウルとガルルガSの混合装備。
代表的な組み合わせは頭リオソウル、胴ガルルガS、腕ガルルガS、腰リオソウル、脚ガルルガSとする。
発動スキルは耳栓、業物、見切り+1と汎用性の高いスキルが揃い、龍耐性も幾分改善される。
そして合計スロットはなんと10スロット。あらゆる装飾品とお守りの要望に対応できる。
- 問題はどちらも作製難度が比較的高い事。特にイャンガルルガは屈指の戦闘能力を誇り苦戦は必須。
主に素で長い白ゲージを持つ武器や匠の恩恵が薄い武器の運用に重宝する。- ガンナー装備の場合、脚をガルルガSにする事で耳栓、見切り+1が発動し8スロットを確保できる。
防音珠と強弾珠を2個ずつ嵌めることで高級耳栓と通常弾強化が発動してなお4スロット余るため、
剣士程ではないがこちらもかなり有用。
- ガンナー装備の場合、脚をガルルガSにする事で耳栓、見切り+1が発動し8スロットを確保できる。
- 現在は優秀なSPとスロットを持つガルルガS胴を5倍化して高級耳栓、業物を発動させた後、
砥石使用高速化や耐震といった5スロスキルを2つ、または2スロットの装飾品を使った派生装備も存在する。
特に風圧【大】無効、回避性能+2、ガード性能+2、広域+2といったスキルを装飾品1つで発動できるため、
お守りに依存せず武器スロットも圧迫しない。他の倍化テンプレとは違った楽しみ方ができるだろう。
ミヅハアカム 
- アカムトシリーズは一式だと斬れ味レベル+1となまくらが同時発動してしまうが、
頭防具をミヅハ【烏帽子】に変えることで、匠のSPはそのままに
なまくらの発動を抑えつつ、聴覚保護のSPを3、スロットを1つ増やすことが出来る。- 代償に見切りのSPは9ptに減ってしまうが、それでも1スロで容易に10pt確保できるため問題ない。
剣士汎用スキルの代表とも言える匠と見切り、そして聴覚保護のSPも9ptついており、
耳栓はもちろん高級耳栓の発動も比較的容易に狙える汎用性の高さが売り。
- 代償に見切りのSPは9ptに減ってしまうが、それでも1スロで容易に10pt確保できるため問題ない。
- しかしネックもあり、それは作製時期の遅さ
と見た目。
ミヅハ頭を作るのに必要なオオナズチ素材を得るにはHR20で追加されるクエストをクリアする必要があり、
その頃にはすでに上記のナルガ&リベリオンのテンプレ装備が作れてしまうのである。
あちらもこちらに優るとも劣らない汎用性の高いテンプレ装備のため、わざわざこちらを作らない人も少なくない。- なお、アカムト腕のSPはアカムト胴のSPから見切りを2pt減らした性能なので、
若干スロの融通が落ちることに目を瞑れるなら胴系統倍化に変えるのも手。
この場合、アカムト腕の作製に使う覇竜の宝玉を節約しつつ、
若干ではあるものの低い雷・龍耐性の改善もできる。
- なお、アカムト腕のSPはアカムト胴のSPから見切りを2pt減らした性能なので、
- 他にも腕をEXレックスにすることで、見切りのSPを犠牲に、
聴覚保護のSPを1増やしつつ、スロも1つ増やすことができる。
ラギア一式 
- 覚醒弓用のテンプレで、弓に必須の集中、覚醒、弱点特効も発動し空きスロットもそれなりにある強力な装備。
- MH4では覚醒が発動しづらく、覚醒の必要な発掘武器はいくらスペックが高くても基本的にはハズレとされるが、
ラギア一式ならば覚醒を発動しつつ必須スキルの集中に加え、
お守り次第だがその他のスキルの自由度も十分に高い為、弓だけは覚醒が必要な物もそこそこ使われている。
覚醒抜きでもなかなか優秀であり、非覚醒弓を使う際もラギア一式をベースに部分的に換装される場合が多い。 - ただし、ラギアシリーズは色をほとんど変えられない為、
換装する場合も他の部位をラギアに合った色にしているプレイヤーが多く見られる。
その為、弓使いが集まると、一式でも混成でも
全員ラギア色の防具を着ているということが頻繁に発生してしまう…
- 無論、弓だけでなく、近接でも一部の武器種では効果の高いスキルが揃っているので大変便利である。
特に大剣の場合はスロット3の護石があるだけで集中、弱点特効、抜刀術【技】と
見事にスシロー大剣用装備がお手軽に作れてしまったりする。
ただし、上記ゴア系ほどではないとはいえ火耐性は低い。
事故防止のために何らかの対応をしておいたほうがいいだろう。 - MH4GにおけるラギアXも、既存のスキルは据え置きになった上で精霊の加護が追加されており、
矢強化を追加すればそのまま使用できる装備となっている。
- こうして防具一式がテンプレ装備となっているラギアクルス、
同じく上記のナルガ倍化がテンプレ装備となっているナルガクルガは今回狩猟対象として不参戦であるため、
第一線で活躍出来る優秀な装備にされていたのはここから来ているのかもしれない。
「出られなかった分装備は活躍させてあげよう」という開発陣の良心だろうか。
実際水中戦のオミットで発売前から不参戦が確定的となってしまっていたラギアクルスに関しては、
武器の方も優秀な性能である。
MH4G 
カイザーテンプレ 
- 大剣用の装備で、頭から順に倍加、カイザーX、カイザーX、クシャナX、倍加とし、
胴に抜刀珠【2】、腕と腰に短縮珠【3】をそれぞれ入れたもの。
武器スロかお守りのスロットに抜刀珠【1】を1個追加で入れる必要がある。
匠、集中、抜刀技の大剣3大スキルに加え、居合術【力】と寒さ倍加が発動する。- また、武器スロやお守り次第では5スロスキルを1つ追加することも可能。
その際は溜め短縮4以上かつスロット3のお守りがあれば武器スロが不要になる。 - ディアブロテンプレと違い、5スロスキルに砥石使用高速化を選べるのが非常に大きい。
マイナススキルの寒さ倍加もホットドリンクを飲めばいいので、事実上マイナススキルなしとも言える。
またわずかとはいえ攻撃や回避性能のSPがあるので、
この組み合わせのままでも攻撃力UP【小】や回避性能+1程度ならなんとかなる可能性は高い。
- また、武器スロやお守り次第では5スロスキルを1つ追加することも可能。
- ちなみに大剣最終装備として充分な性能を持つが、MH4でのディアブロテンプレと違い、
例えばウカムルXを使うパターンなど、今作では必ずしもこれ一択になるとは限らない。
パターンによっては並のお守りでも5スロスキルの代わりに弱点特効や耳栓などより有用なスキルを選択できるので、
スキルシミュレータを活用するなどして色々と試してみるとよい。- また、作製可能時期は更に遅いものの、大和or日向・真(主に頭か脚パーツ)を組み込むことで
三種居合を維持したまま自由に使える空きスロを、1~2つ増やすこともできる。 - 現在ではGXハンターテンプレが広まっているので、大剣用装備としての使用者はやや減ったが、
相変わらず匠を必要とする武器を扱う場合は強力であるし、
そもそもGXハンターにはG級特別許可証入手後でなければ手を出せないという事情もある。
攻略段階ではカイザーテンプレにアーティラートを担ぐ大剣使いが大勢いた。
特別許可証入手後でもタムラ40の発掘武器を使いたい場合には有力な装備である。
なおウカム混合との差別化だが、こちらには居合術という強みがあるので充分に図れている。
- また、作製可能時期は更に遅いものの、大和or日向・真(主に頭か脚パーツ)を組み込むことで
- 特筆すべきは角の呪いが解ける点で、人によっては何よりも嬉しいだろう。
なお、脚にセイラーソックスを使用するのはあまりオススメできない。
理由は…クシャナXの腰装備、クシャナXアンダを後ろから見てみれば解るだろう。
なに?それはそれでいい?…そうですか
- 以前は頭が上位限定で防御に不安があったが、現在は反逆王Jシリーズがあるため、
防御力に関しては全身G級で固められるようになった。反カカクGやハカカクGとでも呼ぼうか。
但し耐性が大幅にダウンするので、場合によってはスカルやクロオビの方が良い場合も
(食事スキルである程度補うことは可能だが)。 - またその後は溜め短縮6スロ3を持つ腰装備のGXハンターランバーが配信されたため、
特別許可証入手後だと腰をそちらに更新できる。
その場合にはクシャナにあった匠のSPが足りなくなるが、どこかに装飾品を入れれば解決する。
なおその場合、防具5部位だけで匠、集中、抜刀術【技】、居合術【力】と寒さ倍加が発動し、
武器スロとお守りは完全フリーになる。 - 実は溜め短縮5スロ3のお守りと武器スロットが一つがあればモノデビル、ディアブロX、セレネXの
いずれかの頭+カイザーX、カイザーX、倍化、倍化で簡易にG級の防御力を確保したまま上記のスキル
(匠、集中、抜刀術【技】、居合術【力】、5スロスキル一つ、寒さ倍化)をひと通り
発動させることは可能ではある。- ただし、これらの頭装備はいずれも呪いの装備である。外見は推して知るべし。
- 発動させるスキルを耐震に限ればウカムルXサクパケも候補に入る。こちらは外見もそう悪くない。
ウカムザー、ウカウカウなど 
- G級のウカムルバスとテオ・テスカトルの防具を組み合わせた混合防具で、
ウカムルX一式のマイナーチェンジ版とも言える存在。 - 上からウカムルX、カイザーX、ウカムルX、カイザーX、ウカムルXと装着する
(上記のウカウカウはこの防具の頭文字から付けられたものである)。
心眼と斬れ味レベル+1が発動し、耐震+8と痛撃+9が付く。
- 特筆すべきはそのスロット数の多さで、なんと破格の11スロとなる。
配分も1部位2スロで腰のみ3スロと拡張性は非常に高い。
1部位で耐震と弱点特効を発動出来る他、攻撃+5があるので、
腰部位の3スロで攻撃力UP【小】も追加出来る。
それでも6スロ余るので、更に5スロスキルを発動させたり、お守りでより強力なスキルも狙える。- 武器スロと並おまがあればこの装備にも集中や抜刀術【技】を追加することが可能となっているので、
居合術に魅力を感じない場合はこちらを大剣用装備とするのもアリ。
弱点特効がある分、基本的には火力でカイザーテンプレを上回るが、
大剣用とした場合、居合術と5スロスキルが犠牲になる為、汎用性では劣る。 - 汎用装備としては、ランスとの相性が良好。
抜刀が遅いため地震で武器をしまう隙が致命的な上弾かれた際の隙も大きい一方で、
ピンポイントで弱点を狙いやすいランスなら発動スキルを最大限活かせる。
スロットが多いので、ガード性能なども余裕を持って付けられるだろう。
- 武器スロと並おまがあればこの装備にも集中や抜刀術【技】を追加することが可能となっているので、
- このように非常に優秀なテンプレ装備ではあるが、もちろん欠点も無い訳では無い。
- まずネックとなるのは作製時期の遅さで、G級ウカムルバスのクエストが出現するG★3中盤以降となる。
作製難度は高くはないものの地味に面倒臭い素材が多く、カイザーXでは真紅蓮石が、
ウカムルXでは他のモンスターの素材がストッパーになりやすい。 - また、ウカムルXシリーズのデメリットとして加護のSPが-7もついてしまうのだが、
このせいで耳栓スキルの発動が難しいのもこの装備の欠点。
聴覚保護の装飾品・防音珠にも加護のマイナスSPがあるため、悪霊の加護が発動してしまう。
と言うか、防音珠は1スロ1ポイントの効率の悪い【1】か3スロ専用の【3】しか無いので、
ウカウカウ装備で防音珠を使う事自体が難しい(上記の通り3スロは1部位しか無い)。
悪霊を回避しつつ耳栓発動もできなくはないが、聴覚保護のSPが多くついていて3スロある良おまを使うか、
もしくは装備を一部崩して無理やりガルルガフェイクをねじ込むかする必要があり、
いずれにしてもウカウカウの高い拡張性の殆どをこれに費やしてしまう事になり、効率が悪い。
ただの耳栓でいいモンスター相手の場合は金剛体で代用できるし、
速やかに狩猟を終わらせられ咆哮の回数が限られているモンスター相手なら応急耳栓で済ます事ができるので、
ウカウカウを使うなら可能な限りこれで済ませられるように狩りを組み立てるか、
そもそもウカウカウ以外の防具セットを選ぼう。 - 耐性値の低さもこの装備の弱点である。氷以外の耐性値が全てマイナスであり、特に水と龍はかなり低い。
戦う相手によっては食事の発動スキルで補う必要がある。
- まずネックとなるのは作製時期の遅さで、G級ウカムルバスのクエストが出現するG★3中盤以降となる。
- ちなみに意図してデザインされたものかどうかは分からないが、
発動するスキルと発動寸前のスキルを見るとラージャンに有効なものばかりの構成になっている。
ラージャンは全身の肉質が殆ど45以上で弱点特効が非常に有効であり、
やたら攻撃を吸う両腕が硬化すると心眼が無いと下半身にしか攻撃できなくなる。
ローリングアタックで頻繁に振動を起こすので耐震があるのと無いのとでは安定性がかなり違う。
咆哮も乗り時以外は小なので高級耳栓が付けづらいというデメリットも金剛体で代用可能、
そもそもラージャンの咆哮は効果範囲が狭くタイミングも限られているので、対策のしようはある。
ギルクエで荒稼ぎする時に着てみよう。 - テンプレ装備にしては珍しく見た目もまとまっている。
胴と腰が同じカイザーXシリーズというのが大きいだろう。
それ以外の部位は全てウカムルで白メインの色であり、赤と白で親和性は割とある。
女性用だと腰がカボチャパンツみたいな形になるので好みに合うかは人それぞれだが…
怒天テンプレ、ドクドミ 
- 真打が発動できるリベリオンテンプレの後継者。
刀匠1ポイントかつスロット3の胴装備怒天ノ衣・真*5を中心に、
刀匠が3ポイントついたパーツを組み合わせていく。
頭にリベリオンZヘルムorミラルーツヘッド、
腕にクジュラハトゥー、
腰に怒天ノ帯・真、
脚にレウスXグリーヴorミラアルマフットorミラルーツフット
の内、三部位を装備することで防具4部位で真打が発動できる。 - この内、採用されやすいクジュラハトゥー、怒天ノ帯・真、ミラアルマフットから
最初の一文字を取って『ドクドミ』とも呼ばれる。脚部がミラルーツでもドクドミだが、レウスXならドクドレとなる。
- 真打を発動させながら、豊富なスロット数で様々なスキルの追加が容易であるのがこの装備の特徴。
さらに特筆すべきは各パーツに付属する刀匠以外のスキルポイントである。- 怒天・真のパーツには闘魂と本気、
- クジュラハトゥーには斬れ味と無傷
- ミラアルマフットには不動と本気
- リベリオンZヘルムには属性解放
- ミラルーツのパーツには高ポイントの達人
- レウスXグリーヴには火属性攻撃
強力なスキルや汎用性の高いスキルを比較的容易に発動できる。
もちろん空きパーツ、武器スロット、お守りを駆使することでさらなるスキル追加が可能。
超火力を持ちつつあらゆる状況に対処可能となる超高性能テンプレといえる。- また、内部の防具が部位も含め用途別に改変可能という特徴はテンプレ装備としては珍しく、
さらに、追加していくスキルもプレイヤー自身が選んで付けていくため、
どのスキルを付けるために、どの部位を空け、どのパーツを使用するのか考えて選ぶ、という
装備を作る楽しさも味わえる数少ないテンプレでもある。
- ただし性能に比例して製作難度もまた非常に高い。
- まず本テンプレの基本である怒天ノ衣・真には激昂したラージャンのレア素材であるラージャンハートと、
マルチプレイ不可のモノブロス亜種の堅牢な白銀の角を3本も使用する。
怒天ノ帯・真を使用する場合にはラージャンハートが追加で要求され、羅刹の金剛角も要求される。 - クジュラハトゥーを作るためには本作屈指の強敵である錆クシャを倒す必要がある。
そして鋼龍の宝玉が必要となるものの、G級では宝玉が取れやすくなっているのが救いか。 - ミラアルマフットにする場合はラスボスの強化個体との戦いが避けては通れない。
さらにしっかり戦火の龍神玉を要求されるばかりか、覇王の証Gが3枚必要となる。 - リベリオンZヘルムには天剣の龍神玉を使用する。
幸いにも剥ぎ取りだけでなく部位破壊報酬や基本報酬でも入手できるが、
ダラ・アマデュラは討伐に時間がかかり、野良パーティでは事故率も高いため周回には根気が必要。 - ミラルーツのパーツを使う場合はモーションが大幅に強化された祖龍を連戦する必要があるだけでなく、
ヘッドには千刃竜の鏡玉が、フットには戦火の龍神玉が要求される。 - 一番製作難度の低いレウスXグリーヴにも天鱗はしっかり要求される。
正直こうして挙げるだけでも気が滅入るような途方も無い超難関である。
それだけに全てが完成した場合の達成感もまたひとしお。
生半可な腕では製作不可能なこの装備自体がその実力を証明する一つの勲章になり得る。- なおレウスX、ミラアルマともに脚部位には刀匠と共に攻撃のSPも付属しているが、
このテンプレの場合攻撃のSPは真打とは重複せず攻撃力UP【大】以下は無効、
【超】まで上げるにしても刀匠の攻撃分のスキルは無駄になってしまう。
ポイントがあるからといって発動はさせず、他の火力系スキルを付けよう。
- まず本テンプレの基本である怒天ノ衣・真には激昂したラージャンのレア素材であるラージャンハートと、
- この装備、その実用性だけでなく見た目の人気も高い。
範囲の広い胴と腰がどちらも怒天・真であるため比較的統一感があるのに加え、
胸元と太ももをこれでもかというくらい曝け出しているのだ。
多少好みが分かれる場合もあるが、この性能と見た目の両立ぶりに歓喜した紳士ハンターは多い。
ただし、前述の通り頭装備は発動したいスキルに応じて付け替えるため、
実用性を求めると盛大に露出した胴体+珍妙な被り物という完全な変態にしか見えなくなることも。
特に、高級耳栓を付けようとすると高確率でガルルガフェイクがヒットするので…
- 基本的には、汎用性の高い業物を最優先で追加するケースが多い。
そのため、空いた部位には斬れ味のポイントにスロットを持つパーツが好まれている。- 男性用は斬れ味+3本気+2を持つジンオウXヘルムを使うことが多い。
ドクドミに装備した上で胸に斬鉄珠【3】を装着することで真打と業物が発動、さらに本気が+9となる上、
頭と腰に2スロを持つ6スロットの空きに武器スロとお守りの自由がある。
気になる見た目は、男性用は鬼のような面で怒天・真との親和性も高い。
女性用はベリーショートヘアとなるため、好みが分かれるだろう。
防御力が犠牲になるが、スキルとスロットが同一の上位のジンオウSでも代用できる。 - 女性用はアグナXヘルムが勧められている。
スロットはないものの斬れ味SPが4もあるため、
お守りとの併用で業物と何かしらのスキルを同時に発動させることも十分に可能である。
飛び出た耳飾りがアクセントとなる上、
色合いも腕から胴にかけての流れから違和感が少ない。 - 脚装備を空けた場合は、斬れ味+3、スロット3のバンギスXグリーヴが推奨される。
女性用は見た目を崩さず、太ももの露出というおまけが付いてくる。
対して男性用は、脚に密着するデザインとなるため好みが分かれる。
- 男性用は斬れ味+3本気+2を持つジンオウXヘルムを使うことが多い。
- なお、対応パーツを全てガンナー用にした場合、真打ではなく剛弾が発動する。
差し詰め心滅テンプレ、ないしはシクシミ装備といったところか。
火力特化にはならないが、複数の物理弾や矢を扱える武器ならばあらゆる敵と戦うことができる。
探索や連続狩猟、野良プレイなどで重宝する装備となるだろう。
ボウガンに関しては反動軽減のSPが4あり、発動させやすいのも剛弾装備として優れているところ。
また、真打と違って攻撃のSPが無駄にならないのも嬉しい点。
頭をミラアルマヘッドにすれば、防御力を確保しつつ本気、攻撃のSPを伸ばすことができる。
この辺りはリベリオン・ライオットと対称的と言える。- また、後日作製可能になったGXハンターコイフを頭にすることで、
剛弾、反動軽減+1、"空きスロ12"という素晴らしいベース装備が完成する。
- また、後日作製可能になったGXハンターコイフを頭にすることで、
- ガクド、シクドといった亜種も存在する。
ガクドは胴をガルルガXで、シクドは胴がS・ソルZに変わっている。
足りない刀匠のSPを刀匠+4のお守りor刀匠+4の発掘防具or刀匠4以上の発掘武器で補う。
前者は真打+業物+高級耳栓+α、後者は真打+業物+弱点特効+αがベースになる。
この装備の強みはドクドミを超える高い拡張性。
お守り・頭・足・武器のどれかで刀匠を補うことになるが、それでも2~3部位が空く。
挑戦者ならスターナイト、耳栓ならガルルガフェイク、回避性能ならGX荒天などが入る。
欠点はドクドミと違い、高レベルギルクエのクリアが必須である点。
刀匠の装飾品は発掘装備にしか存在せず、お守りも高レベルギルクエ限定の刻まれたお守りにしか
刀匠のポイントは付かないためである。
お守りや発掘装備が手に入れば、真打+業物+αを組むのであればドクドミよりこちらのほうが
多くスキルを付けられることが多い。
一部で「ドクドミは地雷」と言われるのは、最終的にはこのシクドやガクドに
スキルが劣りがちで、高レベルギルドクエストの相手を倒せるという証明にならないからである。- また注意しておきたいのが、ガクド・シクドにする「だけ」ではドクドミを大きく超えるとは言い難い点。
例えば先述によると刀匠+4のSPを何らかの形で補うということだが、
実のところこれを実現すること自体はそう難しくない。
例えば刀匠4のSPを発掘防具で補うことにすれば、封じられた防具に拘る必要はない。
つまりレベル120前後、集会所のG級とも大差ない難易度のギルクエで狩っていれば、
それも厳しいようならお宝エリアで適当に掘っていればとりあえず英雄の防具あたりで手に入れることは可能。
だがこの場合拡張性はドクドミのそれを大きく上回ることはなく、下手すると負けてしまうことすらある。
頭もしくは足の防具SPが刀匠だけに絞られてしまい、
持っているお守りにもよるが他のスキルの発動が少し難しくなってしまうのである。
武器に刀匠が付いていればまだよいが、今作は生産武器にも強力なものが揃っているので
「生産越え」かつ「刀匠4持ち」を目指すのは非常に困難である。
それ故、ドクドミを超えるにはガクド・シクドであることに加え、
半ば必然的に高性能なお守りも必要になることが多い。
あくまでもガクド、シクドも「理論値でドクドミを超えうる」というだけで、
かなりやり込まないと結局ドクドミとの差はつかないか抜かれることもまた多いのである。 - 更に付け加えると、ガクド・シクドのほかにも有用な真打装備自体は多数存在する。
業物に加え弱点特効や高級耳栓が含まれていたとしてもガクド・シクド以上の組み合わせが生まれることもあるし、
スキル次第、例えば金剛体が欲しい場合などはそれこそドクドミで組んだ方がよい場合もある。
その為「ドクドミだから地雷」「シクド・ガクドだからOK」などと早合点するのは好ましくなく、
最終的にはやはりその人が付けているスキルがモンスターの相性に合っているかが重要であろう。
- また注意しておきたいのが、ガクド・シクドにする「だけ」ではドクドミを大きく超えるとは言い難い点。
ナルクシャ、ナクナクナなど 
- 頭からナルガX、クシャナX、ナルガX、クシャナX、ナルガXと装備する。
更にここに名匠珠【3】(匠+3)、回避珠【2】(回避性能+3)、跳躍珠【2】(回避距離+3)を入れれば、
発動スキルは斬れ味レベル+1、回避性能+3、回避距離UPとなり、マイナススキルは発動しない。
ということで前作の5倍ナルガと同じスキル構成となっている。- こちらは全てG級防具で組んでいるので防御力が格段に高く、またスロットも1つ空いている。
武器種によっては回避距離を外す、回避性能を+2まで下げるなどで更にスロットを確保する事もできる。 - そして何より見た目が悪くない。
最悪のパターンだとガイコツ頭にパンツ丸出しになる前作の5倍ナルガ胴とはえらい違いである。
- こちらは全てG級防具で組んでいるので防御力が格段に高く、またスロットも1つ空いている。
- ただし、その圧倒的な回避力と引き換えに雷属性には極端に弱くなるため、
これらの属性を使うモンスターと戦う際は当たらなければどうという事はないという覚悟が必要となる。- その場合は、回避性能+5以上のお守りが必要になるがGX荒天5倍を使うのも手。
胴に体力珠【1】を入れ、回避性能+5のお守りを付ければ
回避性能+3、回避距離UP、斬れ味レベル+1、砥石使用高速化が発動する。
- その場合は、回避性能+5以上のお守りが必要になるがGX荒天5倍を使うのも手。
- G級だとこれだけでは火力が心もとないので、余ったスロットとお守りを有効に使って火力を足すと良いだろう。
挑戦者+2は少し厳しいので、弱点特効や攻撃力UPあたりが候補になりやすい。 - 前作の5倍ナルガに使われたナルガメイルは匠のスキルポイントを減らされるという調整を受けたため、
単に防御力とスロ1だけの上位互換というわけではない。
逆に言えばG級相当のスキル構成を上位で使用可能だったという、調整ミスの一種だったということかもしれない。
ミックミク、ミクミクミなど 
- 言うまでもないがこれではない。
- 頭からミヅハ真、クシャナX、ミヅハ真、クシャナX、ミヅハ真と装備し、腰に名匠珠【3】を入れることで
耳栓、風圧【小】無効、斬れ味レベル+1が発動する。- スロット数は頭に1、胴、腕、脚に各2。発動には至っていないものの回避性能が7、特殊攻撃が8ポイントあり、
装飾品やお守りを併用する事で高級耳栓や風圧【大】無効を発動させつつこれらのスキルを盛る事ができる。
聴覚保護及び風圧のポイントは11あるので、武器やお守りで3スロット確保すれば風圧【大】無効か高級耳栓まで持っていく事も可能。
しばしば地雷装備に挙げられるフルミヅハ真と違い、斬れ味+1が発動している事で、
若干ではあるが火力も補っている所が長所と言える。
状態異常属性武器に縛られず、素紫など以外ならどの武器でも運用できるのも利点。- …気付かれたか方も多いかもしれないが、スキル、耐性双方の面において
対クシャルダオラ戦における最適解と言える装備でもある。
肝心のクシャルダオラの装備を使うのはネックではあるが、
さらに強力な個体である錆鋼龍と戦う時にはその効果を最大限に発揮してくれるだろう。 - ただし、火属性と龍属性に対しては極端に弱い。グラビモスやリオレウス希少種、
テオ・テスカトルに対して着て行った日には、よほどの腕がない限りハンターの丸焼きが出来上がる事だろう。
- …気付かれたか方も多いかもしれないが、スキル、耐性双方の面において
- スロット数は頭に1、胴、腕、脚に各2。発動には至っていないものの回避性能が7、特殊攻撃が8ポイントあり、
GXハンターテンプレ 
- GXハンターシリーズを中心に構成する大剣用テンプレで、
胴・腰をGXハンター、残り3箇所のうち2箇所を胴系統倍加で埋め、
装飾品で抜刀珠【1】と短縮珠【3】を胴でない所にそれぞれ1個入れるのが基本形。
これで抜刀術【技】・集中・金剛体が発動し、武器の1スロ(後述)を合わせると
実質12スロット余らせてさらにお守りが完全フリーと言う拡張性を誇る。
(下記の余った1箇所の防具も3スロである仮定。お守りも3スロなら15スロ空きとなる)
余った1箇所の防具については、同じGXハンター装備の頭と腕がそれぞれ納刀術・挑戦者と
有用なスキルポイントを持つ部位なので、頭または腕にもGXハンターを使う事が多い。
- 注意点としては、この装備は斬れ味レベル+1のSPに全く縁が無いので、
斬れ味レベル+1を発動させる事が大前提になる武器だと他の装備の方が良い場合が多い。
加えて砥石使用低速化のマイナススキルがほぼ打ち消せないレベルで発動するので、
生産武器の範囲内では実質的に叛逆刀ローグレギオン専用に近い装備である。
上記で武器が1スロだと仮定したのはローグレギオンを想定しているからである。
一応発掘武器にも目を向けると、スムラ大剣にはこの装備が向いている。
ただしこの場合、砥石使用低速化の影響を無視できなくなる。- 胴倍加を2つ使う限りは金剛体が必ず発動してしまうという点にも注意。
受け身を取らずに起き上がりタイミングを調整したいモンスター相手で金剛体を外したい場合、
不動のマイナスSPを持つ装飾品は無いので、拡張性を犠牲にして胴倍加を1つにするしかない。
(胴の3スロにかかる胴倍化が1つ減る上に、抜刀珠【2】を追加で1個入れないといけないので、
実質的に5スロも減る計算になる) - 逆に胴倍加1つで金剛体を発動させるという構成も存在する。
具体的には腕に残陽・真【篭手】(男)/常磐・真【篭手】(女)を用いるものがある。
これは抜刀会心+2・不動+2・達人+3・底力-3にスロット3を持つため、
抜刀会心のポイントを装飾品で2ポイント補えば抜刀術【技】と金剛体が発動する。
この場合でも上述のような実質スロット数の問題はあるのだが、
倍加装備のスロットは小回りが利かないためにこのような構成を採用するという理由がある。
根本的に他の装備を使うのとどちらが良いかはその時々できちんと検討しよう。
- 胴倍加を2つ使う限りは金剛体が必ず発動してしまうという点にも注意。
- GXハンター装備自体が全部位3スロの拡張性の高い装備であり、
ローグレギオンの要求スキルの少なさと相まって、他のテンプレ装備とは比較にならない程のスキル自由度を誇る。
上述した通り大剣の必須スキルを揃えた上で10スロ以上余ると言う破格の拡張性で、
GXハンターの腕を使い挑戦者+2を発動させる構成にしたとしても6スロ余りのお守りフリー。
この自由度の高さとローグレギオン自体の汎用性により、実質的に特定の武器の専用装備でありながら、
極めて多くの状況に対応可能なテンプレとして成立していると言う異例の装備である。
この装備の構成に合致した優れたお守りを持っている人に至っては
大剣ならもうこの装備以外を使う必要が殆ど感じられない、なんて人までいる。- 逆にMH4Gの大剣用装備によく採用されているスキルの中で、
GXハンターとは無縁なのは匠と居合以外では弱点特効くらいである。
その2スキルが欲しいならカイザーテンプレで足りるため、そこは欠点にはならない。
つまりは弱点特効さえ追加すれば火力面での不足はないといっても過言ではなく、
そのためGXハンターと痛撃持ちのお守りをセットにして手放せないという大剣使いも。
- 逆にMH4Gの大剣用装備によく採用されているスキルの中で、
- 火力が十分な装備でありながら防御面でも強いというのもありがたいところ。
金剛体は言うまでもないが、5スロスキルを2つ以上自由にできるという点が大きい。- 例えば細菌研究家と火耐性スキルを発動させてテオ対策をするなど、
必要とされる防御スキルを全部揃えていく事が多くの場合において可能。
攻撃面でも先述の通り挑戦者+2が比較的容易に追加できる上、
お守り次第では心眼などをさらに追加することも十分可能。
この例の場合、痛撃5S3もしくは痛撃6S2という比較的現実的な範疇のお守りを使うことで
弱点特効と細菌研究家を両立させる等といった、攻防双方での強化も勿論可能である。 - 他にはラージャンに対する相性が抜群に良いという特長もある。
金剛体で通常の咆哮を無力化し、苛烈な攻撃に対し受け身を取ることができるので、
そこにさらに耐震を用意しておけばこちらの行動への制約がほぼなくなる。
ただし雷属性耐性だけは若干低いため、そこだけには注意が必要。
- 例えば細菌研究家と火耐性スキルを発動させてテオ対策をするなど、
- 性能の他に作製難易度も気になる所ではあるが、必須パーツの胴&腰に限れば大したものは要求されない。
イベントクエストの見るも言うも聞くも申をクリアしなければならないのでG級特別許可証が必要で、
さらに遺跡平原での激昂ラージャンを相手にしなければならない等、難度は低くないが、
要求される素材そのものはただの汎用素材ばかりであり、
最もストッパーになりやすいものが胴に使う真紅蓮石×1程度というお手軽さ。
- 有用なテンプレ装備にありがちな「見た目が悲惨な事になる」と言う心配も比較的少ない。
必須パーツの胴のGXハンターアーマーがトゲ付き肩アーマーなので若干好みが分かれるくらいで、
腰は割りと無難な腰巻だし、その他の部位は固定ではないので自由にカスタマイズ可能。
ドクドミテンプレのように存在自体がご褒美になったりする程ではないが、
組み合わせ次第ではスキルを保ちつつ普通にカッコイイ装備も組める。
スターナイト一式 
- スターナイトシリーズを一式で装備するもの。
レア10の最高クラスの防御力に加えて全耐性+5、スロット11個でありながら
心剣一体、乗りマスター、挑戦者+2が発動し、匠のSPが4つく。
匠を装飾品だけで発動まで持ち上げても5スロ余り、お守りと武器は完全フリー。
- 発動スキルのうち乗りマスターだけは武器種を選ぶため活かせないケースが多々あるが、
乗りマスターを無視して他のスキルだけで考えたとしても、
少しの手入れだけで匠・心眼・業物が両立でき、有力な火力スキルである挑戦者+2までタダで付いてくる、
という時点でどの武器種でも非常に有用で、真面目にシミュレートしてもこの一式が候補に挙がる。
乗りマスターまで余さず活用できる操虫棍との相性は言うまでも無い。
有用性が明確に低いのは心剣一体と乗りマスターが死にスキルとなりやすく、
かつ他に強力なテンプレ装備が複数確立されている大剣くらいである。
- ギルドクエストにも適した装備であり、対ラージャンの想定で上述のウカウカウと比較した場合、
匠、耐震、挑戦者+2、弱点特効あたりが必須クラスのスキルと言われるが、
それに加えて両者に発動する心眼(心剣一体)も闘気硬化対策に有用である。
ここまでは並程度のお守りがあればどちらでも発動できる。- ウカウカウは攻撃のSPがあるので更なる火力増強が容易。
スターナイトはここまで発動させると他のスキルの追加は神おまが無ければ厳しいが、
業物(心剣一体)と乗りマスターが付いている。
ギルクエにおいて乗りマスターは対テオなどの一部を除いてはおまけに近いが、
業物はウカウカウではまず不可能なので、武器の性能に応じて使い分けると良いだろう。 - ウカウカウは匠と耐震と弱点特効を他のスキルに差し替えられず、
上述の通り耳栓スキルは付いて耳栓まで、高級耳栓はほぼ無理なので半ばラージャン専用装備だが、
スターナイトは細菌研究家を付けて対テオ・テスカトル装備にしたり、
高級耳栓で対イビルジョー装備など、拡張性の高さから他の人気なギルクエモンスターにも対応できる。
一部の匠を外せる斬れ味ゲージの武器を担ぐ場合は匠の分のスキル枠を他に回す事もできる。
- ウカウカウは攻撃のSPがあるので更なる火力増強が容易。
- 耐性の高さも地味に見過ごせない利点。
剣士防具でさえ全耐性+5であり、弱点が無いと言うだけに留まらず、
5スロスキルで属性耐性【小】をつけててやれば、5+15でどの属性でもちょうど20にでき、
属性やられ【大】まで無効化できるだけの耐性を食事に頼らずに任意の属性に付加できる。
即死級の火属性攻撃を持つテオ・テスカトルやゴグマジオスで火属性やられを無効化しておけば
本来なら貫通されてしまうネコのド根性を有効化する事ができるし、
肉質が堅い上に龍属性やられを頻発させるジンオウガ亜種に対して安心して属性武器を担いでいく事もできる。
- 性能面では上記の通り隙のない高性能であり、
見た目に関してもUSJのコラボ防具ゆえに極めてスマートでスタイリッシュなかっこよさをも併せ持つという
防具ではあるが、欠点も無い訳では無い。- 1つ目はクエストの入手自体が難しいためにやっかみを受けると言う事。
この防具を生産するためのキーアイテムが手に入る『USJ・蒼と金の饗宴!』は、
先行配信時は大阪にあるUSJに実際に訪れないとクエストを受け取る事ができず、
このクエストを貼る事ができる人自体が限られていた。
住んでいるのがUSJの近所だった、または良く遊ぶ仲間内にそういう人がいた場合はいいが、
そうでない場合は野良でこのクエストを貼っている部屋に入るしかない。
しかし上記の性能の高さから超絶人気のとんでもない競争率になってしまい、
大部分のプレイヤーが指をくわえて見ているしかない状況が続いた。
そのため、野良でこれ一式を完成させる事ができた人を見かけた場合、
やっかみでキックアウトするという恐ろしい事まであったと言われる。- 先行配信開始から4ヵ月後の2015/7/17にようやく一般配信され、
インターネット環境さえあれば誰でもこのクエストを手に入れられるようになったため、
現在ではこちらの欠点は解消されている。
- 先行配信開始から4ヵ月後の2015/7/17にようやく一般配信され、
- 二つ目の欠点は「一式装備である」という事。
MH4Gは防具の混合によるスキルが強い作品であり、一式装備は多くの場合、最適化された混合防具より弱い。
裏を返して「一式装備をそのまま着てくる奴は地雷」と言う法則がある程度正しいものとして認識され、
オンライン普遍化によってそういう風潮が広まっていた。
スターナイトシリーズは一式でこそ最大のポテンシャルを発揮する装備であり、
一式で発揮したポテンシャルは並の混合防具よりも高い性能を発揮するのだが、
これがMH4Gにおける「一式装備は地雷」という風潮にマッチしておらず、印象が悪くなってしまう。- とはいえ防御力・スキル・耐性どれをとっても全く隙がなく、
MHXが発売され比較的オンラインの人数が落ち着いた今では許容される場合も多くなりつつある。
というより、あくまで理想的に言えば
ここまで優秀な装備が一式というだけでここまで無下にされてしまう状況がおかしかったのであって、
健全な状態に向かっていると言えるかもしれない。
また、作るためのイベント自体もそれなりに難しいのと、
プレイ人口減少に伴って四人未満の少人数プレイ、あるいはソロプレイすら要求されうる。
その為PTにしてもソロにしても今から手に入れるのは相応の腕前が必要であり、
相対的にもスターナイト一式を装備している地雷は根絶はせずとも減少傾向にあると言える。
- とはいえ防御力・スキル・耐性どれをとっても全く隙がなく、
- 1つ目はクエストの入手自体が難しいためにやっかみを受けると言う事。
MHX以降 
MHX以降のテンプレ装備に関しては以下の記事を参照のこと。
モンハン用語/テンプレ装備(MHX以降)
モンハン用語/テンプレ装備(MHRise以降)
MHF 
MHFのテンプレ装備に関してはこちらを参照のこと。
関連項目 
モンハン用語/混合防具
モンハン用語/呪い - テンプレにもなるような優秀なパーツでも、見た目を崩してしまうものはこう呼ばれる。
モンハン用語/地雷装備 - 悪い意味で定着してしまったテンプレ装備。
モンハン用語/ブーメランニャンター - 装備ではないが、MHXのニャンターにおけるテンプレ構成。
モンハン用語/テンプレ装備(MHX以降) - MHX以降におけるテンプレ装備。
モンハン用語/テンプレ装備(MHRise以降) - MHRise以降におけるテンプレ装備。
モンハン用語/テンプレ装備(MHF) - MHFにおけるテンプレ装備。