アクション/SPスキル

Last-modified: 2024-10-09 (水) 14:33:04

モンスターハンターNowに登場する、ハンターの必殺技
本項ではそれに関連するスキルについても扱う。

目次

概要

  • 戦闘中にここぞと言う時に繰り出せる必殺技
    体力ゲージの上にある円形のゲージがSPゲージとなっており、
    攻撃を当てることで溜まっていき、最大まで溜めることでSPスキルが使用可能になる。
    最大の特徴として、SPスキル発動中は無敵になる
    ひるみ等でモーションを中断されることもないため、
    モンスターの攻撃予兆に合わせて緊急回避的に使うのも有効。
    • ただし突進など大きな移動を伴う攻撃には追従できず空振りになる場合もある。
  • SPスキルは「武器種」ではなく「武器」に依存しており、
    グレード(G-○)を2以上に強化しないとSPスキルを使用することができない。
    また、武器をG-6に強化することでLv2に、G-8に強化することでLv3に強化される。
    レベルが上がると威力が上昇し、Lv2では1.05倍、Lv3では1.1倍となる。
  • SPゲージは戦闘終了後も温存され、小型モンスターへの攻撃でも溜めることができる。
    特に大剣やハンマー、チャージアックスなどのモーション値が高い攻撃を与えれば、
    小型モンスターでも効率良くゲージを溜めることが可能。
    • なお、灰色枠のG-1武器では意味が無くかなり損することになる。
      G-2開始のビギナー武器チケットで生産できる骨武器を使うと良いだろう。
      全武器種を揃えておくと、デイリーミッション消化にも貢献できる。

大剣

  • SPスキルは「真・溜め斬り」。
    SPスキルを使用しなくとも、溜め斬り派生やタックル派生から真・溜め斬りを出すことができる。
    • SPスキルの方は、溜め不要で即座に出すことができる。
      他武器と比べてモーション時間がかなり短く、更に2ヒットであるため
      弱点部位に短い時間で火力を分散させることなく100%の火力を容易に叩き込むことができる。
    • ジャイロ操作を上手く使いこなせば、睡眠中モンスターの間近で
      最高火力の2発目のみを命中させる*1といった芸当も可能で、
      火力を盛り込めば数千といった、目が飛び出る程に高いダメージ数値を叩き出すことができる。

太刀

  • SPスキルは「気刃兜割」。
    SPスキルを使用しなくとも、練気オーラを纏った状態で居合抜刀気刃斬りの後に
    気刃突きに派生することができ、そこから兜割りに派生できる。
    • SPスキルの方は、練気オーラの状態に限らず気刃突きを出し、兜割りに派生することができる。
      しかし、練気オーラの攻撃力アップの効果は受けるため、
      練気オーラを纏ってからSPスキルを打つ方が望ましい。

片手剣

  • SPスキルは「ジャストラッシュ」。
    バックステップはあるのだが、ジャストラッシュ派生は存在しないため、
    ジャストラッシュはSPスキルを使用しないと打つことができない。
    • タイミングよくタップすることで火力が上昇するのも変わらず。
      ジャストラッシュはMHW:I仕様でフィニッシュ攻撃は張り付いて攻撃する。
      フィニッシュの張り付き力は凄まじく、距離を離されていてもヒットすることが多い。

双剣

  • SPスキルは「空中回転乱舞・天」。
    SPスキルボタンが鬼人化も兼ねているため、鬼人化中でなければ使用できない。
    • 発動すると、鬼人空舞に似たモーションでモンスターを斬り付けながら、モンスターの背に沿って切り刻む。
      発動時の斬り付け後で飛び上がった場所から自動で端の部位に移動し、そこから端の部位までを斬り刻む。
      ヒット数も多く非常に爽快だが、体の小さいモンスターに対してはヒット数が少なくなるため火力が落ちる。
    • 初撃とフィニッシュの斬り付けはダメージ倍率が高くなっているので、
      頭からヒットさせると尻尾に大ダメージを与えることができる。
      この特性のおかげで双剣は尻尾切断に秀でた武器となっている。
    • 注意点として、初撃を当てないとモーションが中断される
      特にスカした場合は無敵時間が非常に短くなってしまう。
      位置が離れていたり、激しく動く行動中は当たらないことがよくあるので、近づいて堅実に当てると良い。

ハンマー

  • SPスキルは「回転攻撃」。
    通常派生では出すことができないため、SPスキルを使用しないと打つことができない。
    当然スタン値を溜めることができるため、開幕で頭に叩き込むことで
    スムーズにスタンを取ることができるだろう。

ランス

  • SPスキルは「突進」。
    SPスキルを使用しなくとも、ガードからの上フリックでいつでも出すことができる。
    • SPスキルの方は、通常の突進よりも目に見えて突進速度が速く、
      またフィニッシュ突きが二段になっている。
      突進中にタップをすることで即座にフィニッシュ突きを出すことができるが、
      その分の突進ダメージが減ってしまう。
    • 唯一SPスキル中にコマンドを入力できる武器で、
      左右ステップやジャンプをすることが可能だが、中断やガードしながらストップすることはできない。
      ジャンプ中にタップをすることでジャンプ突きを出すこともできる。
      フィニッシュ二段突きとジャンプ突きの火力は変わらないため、攻撃したい部位の打点で選択するといいだろう。

ガンランス

  • SPスキルは「竜撃砲」。
    クールタイムは無く、SPゲージが溜まれば即座に出すことができる。
    • 発動中は全て無敵なので、MHX(X)の覇山竜撃砲に近い立ち回りが可能。
    • ロックオン部位は即座に対応でき、照準を定めると瞬時に向きを変えてくれるので便利。
    • MHXX以前の仕様に近く、斜め上方向に向けることはできず対地でしか放てない。
      ジャイロ操作で斜め上へ向けても、竜撃砲はハンターの正面に放たれる。

チャージアックス

  • SPスキルは「超高出力解放斬り」。
    SPスキルを使用しなくとも、属性強化をした状態なら無敵時間のない超高出力解放斬りを出すことができる。
    SPスキルボタンが変形斬りも兼ねているため、斧モードでなければ使用できない。
    その代わり斧モードの時であれば、たとえ通常の(超)高出力を放った後の、
    剣モードになる動作の直前でも、変形動作をキャンセルしてSP超出力を放つことが出来る。
    • SPスキルの方は、属性強化に関わらず出すことができ、
      更にビンがあってもなくても消費せずに5本分の爆発が発生する
      属性強化してなくても威力は変わらないため、チャージ状態等を気にせずに発動できる。

ライトボウガン

  • SPスキルは「反撃竜弾」。
    通常派生では出すことができないため、SPスキルを使用しないと撃つことができない。
    • 名称こそ反撃竜弾だが性質はかなり異なり、モンスターの攻撃に合わせる必要はなく、
      単純に高威力の爆発する弾をモンスターに放つものとなっている。
    • 他武器と違い、唯一SPスキルが単発ヒットとなっているため、
      攻撃部位に100%の火力を叩き込むことができる。

ヘビィボウガン

  • SPスキルは「狙撃竜弾と機関竜弾」の2種類があり、武器ごとにどちらかが設定されている。
    • 2種類のSPスキルが設定されているのは本武器種が初。

狙撃竜弾

  • 通常派生では出すことができないため、SPスキルを使用しないと撃つことができない。
    後方に素早く距離を取って地面に伏せた後、一定時間経過、またはタップで発射される。
    • 仕様は概ね本家シリーズに近く、着弾後ワンテンポ遅れて打撃属性の爆発ダメージが発生するほか、スタン値を蓄積することも可能。
    • 本家狙撃竜弾の弱点であった射撃前後の隙が無敵により解消されており、使い勝手は良好。
      ただし、体の小さいモンスターには効果を発揮しづらいのは原典通りである。

機関竜弾

  • 通常派生では出すことができないため、SPスキルを使用しないと撃つことができない。
    発動するとその場から一歩も動かずに弾薬の装填と連射を行う。
    • 発射レートは秒間10発ほどで、およそ3秒で30ヒットする。
    • シンプルな連射攻撃であり、射線は照準に追従してくれるため扱いやすいが、
      動く相手に全弾外さずに当てるにはジャイロ操作による精密なエイムが要求される。
      このため本家モンハンに引き続き、徹甲榴弾によるスタンと相性が良い。

  • SPスキルは「竜の一矢」。
    通常派生では出すことができないため、SPスキルを使用しないと射ることができない。
    • 最大10ヒットするが、初撃が最も威力が高く、そこから徐々に火力が下がっていく。
      体の小さいモンスターに対してはヒット数が少なくなるため火力が落ちる。
    • 最大の特徴として切断属性を持っているため、
      尻尾にヒットさせて部位破壊に必要なダメージを与えると尻尾を切断できる
      貫通矢の黒弓の存在もあり、部位破壊においては右に出る者はいない。
    • SP技共通の無敵判定、遠距離高威力、尻尾切断可能と数あるSPスキルの中でもトップクラスに優秀。
      本家では隙を晒す割には威力の低い残念技だったが、MHNowで一番輝けているといえるだろう。

関連スキル

SPゲージ加速

  • 攻撃を当てることで溜まるSPゲージの増加量を増やす。
    増加量は
    • Lv1:SPゲージ増加量+5%
    • Lv2:SPゲージ増加量+10%
    • Lv3:SPゲージ増加量+15%
    • Lv4:SPゲージ増加量+20%
    • Lv5:SPゲージ増加量+30%
    となる。
  • 大型モンスター相手にほかの火力スキルを割いてまで採用ほどではないが、
    このスキルは小型モンスター戦で真価を発揮する。
    小型モンスター相手には火力スキルが関係ないため、SPゲージ加速Lv5を積み大技を叩き込むことで
    SPゲージを大幅にためることができるようになる。
    • 候補に当たるのは大剣
      SPゲージ加速Lv5を付けて最大溜め斬りを叩き込むことで一撃で6分の1ほどゲージが溜まる
    • 第2回大型アップデートで追加されたチャージアックスも候補に挙がる。
      無属性チャアクにSPゲージLv5を発動させて、チャージ→盾突き→高出力属性解放斬り
      と叩き込むと、ゲージを4分の1ほど溜めることが出来る
      因みにSPゲージ加速無しでも5分の1ほど溜まる
      操作の複雑さを許容出来るなら、必要な小型モンスターの数を減らすことが出来る。

SPスキル威力アップ

  • SPスキルでモンスターに与えるダメージを増やす。
    上昇倍率は
    • Lv1:SPスキルダメージ+10%
    • Lv2:SPスキルダメージ+15%
    • Lv3:SPスキルダメージ+20%
    • Lv4:SPスキルダメージ+25%
    • Lv5:SPスキルダメージ+30%
    となる。
  • やはり問題点はSPスキルにしか効果が乗らないこと。
    他の火力スキルは問題なくSPスキルにも適用されるため、そちらを積んだ方が全体の火力は上昇するケースが多い。
  • ジャナフメイル(G6以上)やリオハートグリーヴ等を1部位装備してLv2を発動させ、
    総ダメージの約28%以上をSPスキルで稼げるなら見切りLv2(会心+15%)の期待値を、
    約46%以上を稼げるなら弱点特効Lv2(会心+25%)の期待値を越えることが出来るので、
    SPスキルの使用回数と与ダメ次第では、採用しても良いかもしれない。

SPゲージ加速【ジャスト回避】

  • 2023冬アップデート『雪華散らす碧雷』にて追加されたスキルで、
    ジャスト回避に成功するとSPゲージが一定値溜まる
    効果量は
    • Lv1:SPゲージ7%増加
    • Lv2:SPゲージ10%増加
    • Lv3:SPゲージ12%増加
    • Lv4:SPゲージ15%増加
    • Lv5:SPゲージ20%増加
    となる。
  • ジャスト回避ができないと完全な死にスキルとなるため、扱うには相応の実力が求められる。
    SPスキルは普通に戦闘するなら2回打つのが限界だが、
    ジャスト回避の調子次第では3回以上打つこともできるようになる。
    • ランスはジャスト回避がステップとなっており、全体的に動作が短いため相性が良い。
      小ネタだが、SPゲージ加速【ジャスト回避】Lv5を積んで
      リオレイアの3連ブレス全てを連続ジャスト回避すると、60%ものSPゲージを即座に溜めることができる。

SPゲージ保険

  • 2024夏アップデート『嵐が誘う泡沫の宴』にて追加されたスキルで、
    体力0(ダウン)で減るSPゲージの量を削減するほか、高レベル帯でSPゲージが上昇する。
    同時期実装のフルフル装備の頭(Lv1)と腕(Lv2)にて初めて付与された。
  • ダウン時の効果は以下の通り。
    • Lv1:SPゲージ減少量削減
    • Lv2:SPゲージが減らない
    • Lv3:SPゲージ10%増加
    • Lv4:SPゲージ20%増加
    • Lv5:SPゲージ30%増加
  • 今作はダウンするとSPゲージが6分の1ほど持っていかれる仕様になっており、
    ダウン後の復帰から即座にSPスキルを出すことは叶わなかった。
    そんな問題を解決させるどころか、逆に還元させるという保険の名に恥じないスキルである。
    ダウンが発動条件の不屈とも相性が良いだろう。
    • ……とは言ったものの、正直そこまでして本スキルを採用すべきとは言い難い。
      体力回復は無料配布分の応急薬が尽きると課金アイテムの回復薬に頼らざるを得ず、
      回復アイテムを失えばそもそもこのスキルの意味がなくなるため、実用性が薄すぎるのが現状。
      加えて防具で発動させる本スキルだが、火力スキルや生存スキルを差し置いて採用させるのは勿体無い。
      漂移錬成で出るようになれば、不屈装備と共存できるかもしれない。
    • 死にスキル直行になりそうな効果だが、役に立つ場面はちゃんと存在する。
      残り10秒でダウンした場合でもこのスキルで直ぐSPスキルを出してフィニッシュできたり、
      マルチプレイで足を引っ張ることも無くなったりする…かもしれない。

闘気活性

  • 2024秋アップデート『十六夜に揺らぐ鬼火』にて追加されたスキルで、
    SPゲージが満タンになると、20秒間モンスターに与えるダメージが増える
    同時期実装のラージャン装備の胴(Lv1)と腕(Lv2)にて初めて付与された。
    上昇倍率は
    • Lv1:与ダメージ+10%
    • Lv2:与ダメージ+15%
    • Lv3:与ダメージ+20%
    • Lv4:与ダメージ+25%
    • Lv5:与ダメージ+30%
    となる。
  • 上記までの火力スキルはSPスキル固有の技の攻撃力に限られていたが、このスキルでは素の攻撃力を底上げしてくれる。
    ゲージ満タンの体勢で戦闘を開始すると即座にバフが掛かる寸法である。
    また20秒という効果時間の長さが特徴で、例として挙げると連撃は4秒、攻めの守勢は10秒、逆恨みは15秒である。

関連項目

シリーズ/モンスターハンターNow
ゲーム用語/必殺技
アクション/狩技
システム/翔蟲


*1 SP発動後、端末を思い切り横に向け1発目をあらぬ方向に空振りさせ、2発目で直ぐ元の位置に戻して命中させる