MHFのシーズン1.5より登場した武器。
楽器の琵琶のような外見を持つ。
概要
- MHFの独自要素の一つ、マイギャラリーに関わる武器の最終強化武器。
このマイギャラリーとは、一言で説明すると、
家具屋で購入したり生産したりして家具を室内に並べ、それを評価してもらう、
というマイシリーズである。
良い成績を得て入賞すれば「家具チケット」や「家具チケットG」を入手できるが、
これを何枚か使用することで生産が可能となる。
- 外見はまさに楽器の琵琶。
何の木でできているかは不明だが、至って普通の琵琶である。
音色はやはり、琵琶の音だろう。 - …と、ここまで読んできて、
何かとてつもない違和感を覚えた人は多いのではないだろうか。
一体何がおかしいかと、この武器、見た目は楽器なのに名前が刀である。
さらになぜか武器種も太刀である。
いや、しかし、見た目はどうあがいてもただの琵琶。
こんな鈍器でモンスターが斬れるわけがない。
- そこで違和感全開のこの武器を抜刀すると、その真の姿が露わとなる。
琵琶を抜刀した…その瞬間、琵琶が半分に分解され、
そのなかから長大な仕込み刀が出現するのである。
抜刀後の琵琶はもはや美しい楽器などではなく、
れっきとした暗殺道具そのものに変貌してしまう。恐ろしや。
- よく見れば武器名にも「隠刀」と書かれているが、その趣旨は明らかに対モンスター用ではない。
生産とその一段階強化後である武器の解説文には
そして最終強化形態の解説文には~美シキ旋律デサエモ
コノ血生臭サハ拭エナイ~
とあり、目的の遂行の為に血生臭い日々を歩む暗殺者の苦悩を感じさせる。~アト幾人 アト幾人
アト幾人デ全テガ終ワル~
元々の使い手と思しきこの人物は目的を果たし、希望通り全てを終わらせることができたのだろうか。
正直死亡フラグにしか見えないが…
- この楽器は上位HR31で隠刀【琵琶】の生産、上位HR51で【月影琴】への強化、
HR100の凄腕ランクで【終焉ノ唱】へとさらに強化が可能。
隠刀【琵琶】は既にこの時点で斬れ味ゲージが完成している。
デフォルトで青ゲージを持ち、斬れ味レベル+1で白ゲージを獲得するため威力は高め。
属性を持たないので無属性太刀だが、【月影琴】からはオマケで防御プラスと、
強化のたびにスロットが増えていくのでクセは少なく扱いやすい太刀である。
- 生産に関して厄介なのは、当然マイギャラリーの家具チケット(G)だろう。
そのあとは【月影琴】でヤマツカミの「神龍木」や、アクラ・ヴァシムの「尾晶蠍の靭尾」が3本必要。
シーズン3.0ではまだハンター側の装備が充実しているとは言えなかったため、
実装当初のアクラ・ヴァシムは非常に強敵でもあった。
【終焉ノ唱】では家具チケットG以外に厄介な素材はない。フルフル変種を狩猟できればあとは楽である。
余談
- MHF開発としてもそれなりに気合を入れて作った武器のようで、
当時はよく宣伝されており、当然話題にもなった。
ちなみに暗殺道具というコンセプトの武器は、無印から登場するダークフリルパラソル、
MHP2Gに登場するミラージュショテルなどが存在する。
関連項目
武器/マジデトギシラズ - 家具チケットを用いて生産可能な武器
武器/驚愕の肉球ハンマー - 〃
武器/ディス武器 - 説明文ドコロカ武器名マデ漢字ト片仮名ノミデ構成サレテイル武器群
武器/狩猟笛 - この武器は狩猟笛ではありません。最後に一応、念のため。
武器/雲羊鹿杖 - MHXで登場した仕込み杖の太刀