ジャスティス

Last-modified: 2021-09-18 (土) 15:15:02

◆忍◆ ニンジャ名鑑#414 【ジャスティス】 ◆殺◆
戦時下の治安維持を目的として新たに組織された警察部隊「ハイデッカー」の長官にして、アマクダリ・セクト「12人」の一人。ネオサイタマ市警に命令を下せる立場にあり、ニンジャとしても棒カラテのマスタリーを持つ凄まじい実力者である。

登場エピソード

 

「破壊者、殺人鬼、テロリスト」
「日陰を這い、命を啜る。それを悪と呼ばずして何と呼ぼう。世の為に今ここで死すべきは貴様だ。ニンジャスレイヤー=サン」


人物

  • アマクダリ・アクシスの上位にある「12人」の一人。名鑑で先行紹介されていたニンジャだが、本編登場時に女性であることが判明した。
  • 表の顔は治安維持警察「ハイデッカー」の長官「ムナミ・シマカタ」。かつてはネオサイタマ市警の高位職にあった経験を持つ。
  • 表向きは治安維持に貢献しているとされるハイデッカーであるが、その実態はかつてソウカイヤが画策したクローンマッポ計画の焼き直しに過ぎない。アマクダリが進める暗黒管理社会計画の象徴たる彼等を束ねることが、「12人」としてジャスティスに与えられた任務である。
     
  • どこか潔癖性めいた性格の持ち主。ニンジャの例に漏れず冷酷であるが、ネオサイタマを「秩序」により支配せんとする目的に忠実であり、利己的な感情や俗物的な欲望は見受けられない。むしろ「目的に忠実」というよりは、その「秩序」こそが自身の独善的な欲望になってしまっている感がある。
    • N-FILES【メニイ・オア・ワン】によると、かつて警察庁本部からNSPDに派遣された際に、その性格や思想ゆえに古参幹部らと対立して失脚したという。
  • その表情は常にシリアスであり、市民、そして部下に対して高い社会的説得力を持つ。しかし不測の事態が起こるとたまらず激昂し、その後すぐにリラックスして部下に詫びる(ことで人心を掌握する)という「良い警官・悪い警官」メソッドの体現者でもある。
     
  • ニンジャスレイヤープラスのニンジャスレイヤー名鑑カードAoM-0037【ヴァニティ】によると、部下である女性弁護士ニンジャのヴァニティとは私的なパートナーの関係にあるという。

外見

  • 二筋ほど白髪が混じる黒灰色の髪をシニヨンにまとめた髪型。
  • オナタカミ・トルーパーズと同種の戦闘服の上から、威厳あるマントを羽織る。トレードマークの口元まで隠す高い襟は、戦闘時には襟元が変形、フルフェイスメンポを形成する。
  • ニンジャスレイヤープラスの身長一覧表によると身長180cm。

元ネタ・考察

  • ジャスティス(justice)は「正義」「公正」「司法」を意味する英単語。
    • タロットカードにもある通り、欧州文化圏には昔から「正義の女神」が伝えられている。ジツや後述のニンジャアーマーのギミックなど、ジャスティスのデザインはこの「正義の女神」が下敷きになっていると推測される。

部下


ワザ・ジツ

ボー・カラテ

  • 名鑑にもある通り、ボー・ドーのタツジン。ボーの長さと踏み込みによる恐るべきリーチの攻撃を仕掛ける。
  • 特殊警棒めいた鋼鉄のボーを得物とする。ボーは普段は収縮状態で腰に付けており、イクサの際は一振りすることで一瞬で背丈並の長さに伸びる。
     

(((攻撃の正体が掴めぬ)))ナラクが告げた。(((いたずらに連撃をかけるべからず。まずは見極めよ。誘え。奴のジツを再び引き出すべし……)))

殺人光線

  • その身に宿すニンジャソウルはヒカリ・ニンジャクランのもの。本来彼等が使うジツは「超強力な目潰し・幻惑」程度の代物でしかないが、ジャスティスはテクノロジーを用いて己のジツを増幅し、恐るべき威力を持つレーザーの域にまで強化したのである。
    • N-FILES【メニイ・オア・ワン】にて、グレーターニンジャのソウル憑依者であることが明かされた。
    • 戦闘服の右脇腹には小さいレンズ状のシステムを備えており、ここから殺人光線(ナラク・ニンジャ曰く「光の矢」)を放つ。その威力はニンジャの脇腹を抉るのみならず、セイギオオキイタテの外壁を貫通し、空が見える程の丸い風穴を開けるほど。素早く体を動かせば広範囲を薙ぎ払うことも可能。
  • 光線発射の為には光のエネルギーのチャージが必要となる。そのため、彼女の城であるセイギオオキイタテの上部には集光装置が備え付けられており、艦内の(各所に設置されていると思われる)発光パネルの電磁的メカニズムを介して、彼女へ光のエネルギーが伝わるようになっていた。
  • 連載中の実況タグ上では「何故腕から出るようにしないのか」というツッコミもちらほら見られたが、戦闘中ともなれば必然的にハンド・ムーブへの注視度が高くなるので、不意打ち効果を優先して目立ちにくい脇腹に据えるのも決して悪くない選択であろう。「戦闘服の構造上の制約」という線も考えられるか。

サイバネ大翼

  • ジャスティスの装束の背中部分に隠された、ジェットエンジン付きの天使めいたウイング。任意で展開し、空中を飛翔することが出来る。
  • 大翼は固定された一枚のウイングではなく、実際の鳥の翼めいて羽ばたく動きをする。

光輪

  • 物理書籍版にて追加された彼女の最終手段。セイギオオキイタテから電磁供給された力を一時に全解放した力。
  • 額に光の冠が宿り、その手を通してボーに光が流れ込み光の槍と化すほどの驚くべきエンハンスメントを行う。
    • これに伴い、上記のサイバネ翼も光の翼に変更された。
  • 額の光輝からも光線を放つことが出来る。

ストーリー中での活躍

「正当性を付与してやる。ネタバレしろ」

  • 初登場は「レイズ・ザ・フラッグ・オブ・ヘイトレッド」。表の顔であるムナミ・シマカタ長官として、アマクダリの陰謀に抵触するKMCとそのリスナーの告発を市民に要請した。
     
  • 書籍版では「イントゥ・ザ・シャッタード・アース」にて初登場。ヴァニティのコマンド・グンバイが投影するホロ映像に登場し、アクウェリアスに対して投降するように告げた。
     
  • 「メニイ・オア・ワン」では、ニンジャスレイヤー及びナンシー・リーをテロリストとして糾弾すると同時に、対テロ体制を口実にネオサイタマ中に検問を敷き、暗黒秩序システムの強化を開始する。しかしながらマジェスティの死によるためかマスメディアに対する情報統制が緩んでおり、その対処に苦慮することもしばしばであった。
  • 同時にハイデッカーの人海戦術を駆使し、ナンシーの捕獲に奔走。自身も巨大飛行船である移動治安維持拠点「セイギオオキイタテ」にて直接指揮を執る。
     
  • その強大な組織力によってナンシーの確保は目前と思われたが、ノボセ・ゲンソン率いるネオサイタマ市警49課の介入により失敗。ニンジャスレイヤーもスパルタカスの追撃を振り切り、デッドムーンの協力を得てナンシーと合流する。さらには、部下のハンドヘルドUNIXをハッキングされたことで、予めネオサイタマ中に仕掛けられていた大量の「忍」「殺」フラッグが出現してしまった。
  • 「忍」「殺」フラッグは「12人」殺害完了現場を意味するものと思い込まされていたアマクダリ及びハイデッカー司令部は混乱するも、ジャスティスは部下を激励し司令部をまとめ直す。だがしかし、ネオサイタマの死神はすでに空中のセイギオオキイタテに取り付き、決断的に司令部へ突入してきたのだった……!
     
  • ボー、ジツ、サイバネ装束、そしてセイギオオキイタテというフーリンカザンを駆使して死闘を展開するジャスティスであったが、ニンジャスレイヤーは油断なくジツの正体とカラテを見切り、ついにはレーザーのパワーソースが存在する要塞外壁へ連れ出されてしまう。
  • 外壁でパワーソースである集光装置を破壊され、自身は展開したサイバネ大翼による圧倒的有利な空中戦を仕掛けるも、ニンジャスレイヤーに空中で組み付かれ、泥沼の殴り合いの末にサイバネ大翼をもがれてしまう。
  • そのまま自由落下を開始する二人であったが、これこそニンジャスレイヤーの真のフーリンカザン――超高々度アラバマオトシの始まりであった。
  • サイバネアーマーの通信機能も破壊されたジャスティスには、ネオサイタマの大地に叩きつけられ爆発四散するまで、天から地上を見渡す以外に出来ることは何もなかった。今際の際、ジャスティスの目に映ったのは、彼女が秩序のため身を捧げてきた街を汚す無数の「忍」「殺」フラッグ……。

一言コメント

「コメント欄は……ここは秩序の心臓だ。貴様ごとき野卑な獣が土足で踏み入ってよい場所ではない」