ヴァニティ

Last-modified: 2022-05-21 (土) 16:13:32

◆忍◆ ニンジャ名鑑#392 【ヴァニティ】 ◆殺◆
アマクダリ・セクトのニンジャ。凄まじきニンジャ腕力の持ち主。ニンジャの頭蓋骨を拳骨で破壊し、指の力でカタナを捻じ曲げ、自動車や戦車を持ち上げて投げつける。元弁護士。女性。

登場エピソード

 

『あった。なにしろ、私だからね』


人物

  • アマクダリ・セクトに所属する元弁護士の女性ニンジャ。
  • 常に何処か気怠そうなアトモスフィアを漂わせる砕けた口調が特徴だが、言葉の端々からは己の力量に対する強い自信を宿していることが伺える。その態度はセクトの最高幹部である「12人」の前でも変わらない。
  • ネオサイタマを揺るがす汚職事件「ヤンバナ・サシミ事件」によって表社会を追われた後、ディセンションによってニンジャ化。流浪の果てにアマクダリに身を寄せ、その高い法務の技量によってセクト内であっという間に頭角を表す……という、実際波乱万丈な経歴を持つ。
  • なお、彼女の仕事は本来法律関係が専門であり、ジャスティスから要請されたマッポの内規に関する書類の捜索は彼女曰く「専門外もいいところ」。

外見

  • 黒いパンツスーツを着た妙齢の女性。
  • 戦闘時にはメンポを装着し、スーツの繊維がニンジャ装束へと変わる。
  • ニンジャスレイヤープラスの身長一覧表によると身長182cm。

元ネタ・考察

  • ヴァニティ(vanity)とは、自分に対する過度の自信・賛美、または人に褒められたいといった過度の欲望を示す言葉である。
  • ちなみにアメコミ界にはシーハルク=サンという怪力無双のヒロインが存在するが、彼女の職業も弁護士である。キャラ設定の際に参考にしたのかもしれない。

ワザ・ジツ

  • 名鑑にある通り、凄まじきニンジャ腕力の持ち主。体格で勝るアクウェリアス相手でも、膂力でのせめぎ合いで打ち勝つほど。

ニンジャ法務処理能力

  • 名鑑ではニンジャ腕力ばかりが重点されているが、ジャスティスから篤く信頼されているだけのことはあり、弁護士としてのワザマエも非常に高い。
    • 地の文からは「法務のエキスパート」と称されている。
  • 作中では、ジャスティスの要請から極めて短時間のうちに「20数年前に定められはしたがその後一度たりとも用いられたこともなく忘れ去られたマッポ内規の写し等の重要書類」を専門外であるにも関わらず発掘し、ハイデッカー陣営の行動に正当性を与えるという卓越した実務技能を披露した。

ストーリー中での活躍

「…熱いネタバレを記載したいわね」
  • Twitter連載上での初登場は「メニイ・オア・ワン」。ジャスティスのIRC通信の相手として現れた。
  • 前述の通りその実務技能を遺憾なく発揮したが、名鑑に記述されている「凄まじきニンジャ腕力」が使われることはなかった。
     
  • 実際に戦闘を行ったのは書籍版限定エピソードの「イントゥ・ザ・シャッタード・アース」
  • この時はハイデッカーを連れてアクウェリアスを連行しようとし、そのまま交戦となった。
    • 違法行為を行う野良ニンジャもハイデッカーの管轄内ということが発覚したが、連行後は冷凍禁錮刑というある意味死んだ方がマシな刑が待っていることも発覚した。
       
  • 「メニイ・オア・ワン」にてジャスティスが戦死した後もアマクダリの法務官を務め続けており、アマクダリ内で裁判対象となったニンジャは彼女によって裁かれるようである。
     
  • 「ニンジャスレイヤー:ネヴァーダイズ」では、カスミガセキ・ジグラット最奥でラオモト・チバ率いるソウカイヤの傭兵部隊と交戦する。
  • 圧倒的ニンジャ腕力により人工桜を引き抜き、そのまま殴り倒すという途方もない攻撃でヘンチマンサイサムライをいなすと、次いでブラックヘイズネヴァーモア、さらには(満身創痍で十全でないとはいえ)オメガをも寄せ付けぬカラテを見せつけた。
  • しかし、アルゴスへのサイバー攻撃による余波を受けて他のアクシスが次々と敗死していく。自身はネヴァーモアを終始カラテで圧倒するも、限界を超えた忠義の足止めによってチバ達にレリックUNIXの権限を奪われてしまう。
  • アルゴスとの同期が断たれたことから再定義の失敗を悟ると自らの不利を認めて投降し、ハーヴェスターが倒れた後にアマクダリに戦闘停止命令を下した。

第4部以降

◆忍◆ ニンジャ名鑑#0037 【ヴァニティ】 ◆殺◆
ソウカイヤ首領直属の最精鋭「シックス・ゲイツ」のニンジャ。しなやかな外見に反し、並ぶ者のない突出した腕力を誇る。良心も容赦も持ち合わせぬ極めてニンジャ的な人物。複雑な経歴の持ち主だが、リアリストであり、過去への執着は薄い。

◆ニンジャスレイヤー名鑑カードAoM-0037【ヴァニティ】◆プラス記事)

登場エピソード

 

「ドーモ。ソウカイ・シンジケート、シックス・ゲイツ。ヴァニティです」


人物

  • 第4部ではチバによって再建されたソウカイヤの最精鋭「シックス・ゲイツ」にその名を連ねている。
    • 法務に携わっていたアマクダリ時代とは異なり、現在の地位は純粋な戦闘エージェントである。
  • シックス・ゲイツの後輩にあたるインシネレイトからは「姉御」と呼ばれて慕われている。

外見

  • 長身で引き締まったモデルめいたスタイルで、ダークヤクザスーツを着用する。

ワザ・ジツ

  • 戦闘スタイルに大きな変化は見られない。家紋タクシーやトラックを軽々と投げ飛ばす凄まじいニンジャ腕力は健在で、その戦いぶりはニーズヘグをも苦笑させるほどである。

ストーリー中での活躍

「ネタバレを!」ヴァニティは頭をそらせた。「見せろ!イヤーッ!」

一言コメント

『多少コメントを早めただけ。そこそこ地道な根回し』
  • ゴ、ゴリラとゴリラのカラテ…アイエエエ…テストに出ないよぉ… -- 2019-11-27 (水) 13:34:39
  • なんかアトラス=サンと人の字で押し合いしてるイメージが浮かんで腹筋が爆発四散した。 -- 2019-11-28 (木) 03:42:00
  • この人ってクールでクレバーに立ち回る感じに見えて結構苦境の中で命削って戦うの好き…? -- 2021-12-12 (日) 04:22:36
  • 第四部のソウカイヤでは法務は担当せずに武闘派一本になったの、彼女の能力的にはモッタイナイような気もする。 -- 2021-12-12 (日) 10:12:04
  • 暴力を行使するかどうか、現場で見極めないといけない武闘派任務とかならば、あるいは、彼女の脂質を活かせるかもしれないことですね -- 2021-12-12 (日) 21:23:18
  • 今のシックスゲイツは調査や折衝も含めた対応力の高いメンバーが多い感じなので、荒事専門ではなく独自裁量権を持たされたトップエージェントのイメジデスネー。なので姐御の知的な部分の能力もそう腐らないのではないかと思ってます。 -- 2021-12-13 (月) 13:23:57
  • オヤブンであるチバがオールドヤクザメソッドを貫こうとしてる以上法をうまく利用してアレコレする業務は組織カラーに合わなそうではある -- 2021-12-13 (月) 17:34:51
  • よく考えたら、国家崩壊後なので、利用するべき「法律」は無いですね。逆に言えば、国家に代わって、朝廷者であるソウカイヤが、ネオサイタマの組織が守るべき「法」を作る立場になっている可能性も。もちろん、暗黒メガコーポも納得する「法」じゃないと守ってもらえないでしょうけど。 -- 2021-12-13 (月) 19:42:32
  • アイアンアトラスとの対決は双方の格を上げるナイスバウトだった -- 2022-05-21 (土) 12:07:31
  • パワーは強いけどムテキではない -- 2022-05-21 (土) 16:13:32