◆忍◆ 組織名鑑#(未掲載) 【NSTV社】 ◆殺◆
企業概要
ネオサイタマのテレビ局であり、「NSTV(ネオサイタマTV)」の制作会社。会社の規模は第4部の時点で「中堅メガコーポ」とされる。
後述の番組を手がける他、オイランドロイド・アイドルデュオ「ネコネコカワイイ」のライブ中継等も行っている。
ニンジャスレイヤープラスのインタビュー・ウィズ・ニンジャ PLUS版(60)によると、NSTV社は社名にこそ「ネオサイタマ」と入っているが、広告、映画、ゲーム、アニメ、エンタテイメント全般までを包括する総合的な暗黒メガコーポであるとのこと。また、第4部ではネオサイタマにベースを置きながら、世界中に支社を有しているらしい。
この手のサイバーパンク作品のお約束めいて、マスメディアとしての質はお世辞にも高いとは言いがたい。オイラン・ニュースキャスターがことさらに肌を露出する「オイランニュース」に代表されるように、番組の内容は扇情的かつスポンサーに迎合的。反体制的なアティチュードの持ち主であるヒナヤ・イケル・タニグチからは、その報道姿勢や音楽市場の独裁的支配について厳しく糾弾されている。
第3部では、アマクダリの「12人」の一人であるマジェスティが筆頭株主となり、アマクダリの支配システムに組み込まれたことでこの傾向がさらに悪化。スポンサーであるアマクダリの意に沿うように世論を狡猾に操作し、果ては市民のサイバーサングラスにサブリミナル電波すら流している。また、ハイデッカーに協力を打診し、(意図せずして)サブリミナル電波を妨害していたタニグチを拉致させるなど、社にとって不都合な人物を排除するためには直接的な暴力の行使も厭わない。
一方で、現場のジャーナリストは良くも悪くもスクープを独占することに熱心であり、彼らが先走った結果、社の上層部やスポンサーの意に反する報道映像が流れてしまうことも。
大型液晶モニタが備え付けられたマグロツェッペリンや、報道ヘリを有する。第4部シーズン4では複数機の報道ヘリがテンドンめいて登場して被害を被った。
他の暗黒メガコーポと比較して特別そうなのかは定かでないが、NSTV社のUNIXサーバーは堅牢で知られるらしい。
イチロー・モリタとナンシー・リーが様々な怪事件について調査を行う「特派員シリーズ」のエピソードでは、彼らがNSTV報道特派員を装い取材を敢行するのが定番の流れとなっている(ただし、初期には「ネオサイタマ新聞社」の報道特派員を名乗っており、「NSTV社」の報道特派員として活動しているのが確認できるのは「マーク・オブ・ザ・デビル」から)。
構成員
- 社員
- 副社長
本名不明。タニグチがNSTV社屋から脱走した件について、マジェスティとモニタ越しに会談を行った。 - イデモチ、サトバ
リポーター。ネオサイタマを襲った天変地異に際して、報道ヘリからレポートを放送しようとしていた。
緑の塔と化したマルノウチ・スゴイタカイビルに接近したが、そこでアヴァリスの姿を目にしてNRSを発症。恐らくそのまま墜落したものと思われる。 - カンダ・ノボルバシ
- ケオリ・タママ
NSTVシズカガオカ放送局のリポーター。 - コラバ
編成局長。高級料亭「オトノサマ」にて行われたアマクダリの会議に出席した。
「ニンジャスレイヤー:ネヴァーダイズ」にもNSTV社の編成局長が登場しているが、同一人物かは不明。 - サカトモ
解説員。ガイオン出身。 - チャノベ
リポーター。ロクハラ・ヤルキ連合軍がキルゾーンに出現したキョート城に攻撃を仕掛ける様を中継していたが、ニンジャの戦闘を目にしてNRSを発症した。 - ミドミケ
プロデューサー。 - NSTV第三制作部長
- 副社長
- 番組出演者
- 関係者
- カラカミ・ノシト/マジェスティ
NSTV社を始めとするメディア各社の筆頭株主。 - タダマキ、スバル
NSTVの下請け番組制作会社からさらにマルナゲされたカメラマンとアシスタント。
- カラカミ・ノシト/マジェスティ
番組
- オイランクイズ
何らかのオイラン要素があるクイズ番組と思われるが、詳細は不明。 - オイランニュース
オイラン・ニュースキャスターのお色気要素が売りのニュース番組。作中で言及される機会が多く、ネオサイタマの実際マッポーなマスメディアの象徴的存在といえる。 - ダイミョニュース
朝のニュース番組。作中ではネザーキョウによるネオサイタマ侵攻について報道していた。 - ネオサイタマ・シティ・ポリス24時間
モナカ・ギンザがよく観ていると語った番組。恐らく『警察24時』めいてネオサイタマ市警に密着するリアリティ番組の類であろう。 - ネオサイタマ・プライド
報道LIVE番組。ミチグラ・キトミがパーソナリティーを務める。
「ロンゲスト・デイ・オブ・アマクダリ」ではアマクダリの意向により、凶悪犯罪者フジキド・ケンジを追跡するノンストップ特番を行っていた。
一言コメント
- 記事作成、ありがとうございます! 4部時点では中堅メガコーポなのか。頭に「暗黒」が付くのかどうか気になることですね。 -- 2023-06-04 (日) 15:31:30
- お世辞にも品が良いとは言えない偏向報道上等な暗黒マスメディアだが、現場におけるジャーナリストのスクープに対する熱量だけは賞賛に値すると思う。まあスクープと見るや上層部の意向や自身の身の安全すら顧みず現場に突っ込むのは狂人の所業なんですが… -- 2024-10-21 (月) 12:21:02
- でもその狂気があるからこそ、フジキドやナンシーが隠れ蓑として使う事が出来るんだよね。曲がりなりにも主要メディアとしての看板と、何をやってもおかしくない危うさが両立するからこその「NSTV特派員」。 -- 2024-10-24 (木) 15:33:25