◆忍◆ ニンジャ名鑑#(未掲載) 【カンダ・ノボルバシ】 ◆殺◆
登場エピソード
「これは銃弾もカタナも使わない小規模な戦争だ。君はマイクで、僕はジャーナリズムで。旗は、その宣戦布告の象徴だ」
人物
- ネオサイタマのテレビ局であるNSTV社の社員。
- 肩書や所属部署は明かされていないが、能動的に報道番組を作れることから報道、あるいは音楽番組に携われるディレクター以上の肩書を持つと推察される。
- マスコミの独立性?何それ?と言わんばかりに横暴を極める暗黒メガコーポやニンジャ組織のスポークスマンへと堕したマスコミ描写が多いこの作品では珍しい、硬骨なジャーナリスト気質のTV局員として描かれた。
- 作中にて言及された具体的な活動としては、コモチャン・ストリートで行われていたタナカスター社の暗黒管理体制を暴いた報道特番のディレクションが挙げられる。その後、体制崩壊に伴い身寄りを失った少年ニスイを引き取り、最初の養父となった。
- また、ヒナヤ・イケル・タニグチの才能に惚れ込み、ブルタル・ショーギ・サイボーグ・ヴァーサス・アングリー・タナカ・メイジン(BSCVATM)を「五人目のメンバー」として密かに後援していた。前述の報道特番にBSCVATMの楽曲を採用し、一躍名を上げる機会を作ったのも彼である。
- タニグチとは分野は違えど体制と戦う志を同じくする盟友の間柄で、「キツネ・ムレ・チイサイ」のフラッグを作ることを提案したのも彼である。あるいは、タニグチの生き方に影響を与えた存在でもあろうか。
- ニスイにとってはタニグチと並んで両親といえる存在であり、暗黒管理体制下で感情の無い殺人マシーンと化した彼に失ったもの、特に理不尽に対する「怒り」を教えたかけがえの無い人であった。
- しかし、前述の報道特番から二年も経たないうちに、BSCVATMのライブ中に起こったUNIXサンプラー連鎖爆発事故で命を落としてしまった。「レイズ・ザ~」本編から9年ほど前の出来事である。
- さらに、ノボルバシは死後に放送倫理違反などの様々な汚名で貶められ、件の事故で解散を余儀なくされたBSCVATMの楽曲もまた表舞台から抹消された。一連の騒動の背景には暗黒メガコーポ群のパワーバランス変動があったという。
- 所詮暗黒メガコーポの掌の上で踊らされていたモンキー、ということになるのだろうか……。
- しかし、彼の遺志はDJゼン・ストームに、BSCVATMの愛好者、KMCレディオのリスナーたちに、そして息子のニスイに確実に受け継がれた。
一言コメント
- エピソード開始時には既に故人であったにも関わらず、物凄い存在感を放っていた人だよなぁ… -- 2014-04-30 (水) 14:36:16
- 生前の活躍を読んでみたかった -- 2014-04-30 (水) 15:28:11
- カンダとノボルバシ、どっちがファーストネームかぐらいは知りたかった。 -- 2014-07-15 (火) 17:17:27