ローテ―ティングボルト・ショートリコイル

Last-modified: 2024-02-29 (木) 22:40:03
人形DNA鑑定:HG|SMG|AR|RF|MG|SG〕

 
俺は付けるが?
 
デザートを用意しました。
メープルシロップかけのマッシュポテト、メープルシロップ味の綿菓子…
うん、どれも美味しそう!
 

 

簡単な説明

 

作動方式として拳銃以外だと珍しいショートリコイルを採用し、閉鎖方式にはローテ―ティングボルトを利用するタイプの銃器である。
ショートリコイル自体はガスオペレーションの次にメジャーな作動方式だし、ローテ―ティングボルトは特にライフルでは圧倒的に人気なのだが、この2つが合わさると途端に少数派になるのは興味深い。
あまり相性が良くなかったということだろうか。

 
続けて。

ショートリコイルの具体例としてバレットM82を

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  • 細かい部分はガンジーザスの話を聞いてもらうとして、気になる所はこの突っ張り棒である。
  • 突っ張り棒がボルトキャリアとトラニオンを引き離し、その結果ボルトが回転してチャンバーが開放される。
    • ボルトキャリアの慣性だけでボルトを回転させるわけではないのである。
    • ボルトを回転させるには、溝とカムを噛み合わせて動かす必要があるのだが、どうもこの動作は機械的な抵抗が多いように思われる。
      • そのため、慣性だけを頼りにするのではなく、突っ張り棒のようなより確実な機構が必要になったのではないだろうか。
    • それに比べるとプロップアップ式などではよりシンプルな構造に見える。
      • そういうわけでショートリコイル×ローテ―ティングボルトは食べ合わせがあまり良くなかったのかも知れない。
 

MG30系

 

ゾロターンMG30*1の構造をベースとしたWW2時ナチス・ドイツの機関銃たち。

 
MG15?
396 mg15.png主な弾種7.92x57mm Mauser
生産期間1932-1945?
備考ドラムマガジン給弾・オープンボルト
MG30をベースに開発された航空機関銃だったが、WW2後半には後発の機関銃に置き換えられ地上装備へ転用された。
金玉みたいな形状が特徴的なドラムは弾帯ケースではなくそういう形のマガジンという辺りがユニーク。
マガジンを装着したMG15の姿

ご立派ァ!
mg15.jpg

 
MG34
87 mg34.png主な弾種7.92x57mm Mauser
生産期間1935-1945
備考ベルト給弾・オープンボルトの汎用機関銃。
オープンボルトなのだが、固定撃針ではなく別途コックされたストライカーで撃発を行うという矢鱈と凝った構造になっている。
またトリガーを引く位置によってセミ/フルの切り替えが可能。凝りっ凝りだな本当に!
 

その他

 
M82A1
231 m82a1.png主な弾種.50 BMG
生産期間1986-
備考ストライカーファイアの対物狙撃銃。
三角形のボルトフェイスが特徴的だ。
 
ASh-12.7
170 ash127.png主な弾種12.7x55mm ПС12
生産期間2010-
備考大口径低速弾でCQBボコスコやろうぜ!というキマってるとしか言いようのないコンセプトの元に産まれたブルパップライフル。
一応ショートリコイル・ローテ―ティングボルトとWikipediaには書いてあるのだが、一切裏取りができていないので話半分で…
 

 
 

 

コメント


*1 コイツもまた一筋縄ではいかない経歴の持ち主