ベルグマン東分家

Last-modified: 2024-02-29 (木) 22:40:03
 

ベルグマンMP18をベースに主にソ連を中心とした東側で発展した系統。
ざっくり分けてPPS系とPPSh系で分かれると思っていいだろう。
結局AKの登場でサブマシンガン需要が消えたので、後があまり続かなかったようだ。
特記無き場合はオープンボルト・ストレートブローバックである。

 

PPS系

 

なんとなくMP40の雰囲気を感じるシンプルで生産性の高い設計が特徴。なのでPPShとの関係は薄い。

 
PPS-43
022 pps-43.png主な弾種7.62x25mm TT
生産期間1943-1968
備考生産性と整備性を兼ね備えた設計が秀逸。
ガイドロッドを中心軸から左側にオフセットしてしまう思い切りの良さがチャームポイント。
 
64式
094 type64.png主な弾種7.62x25mm
生産期間1964-19??
備考クローズドボルト・ストレートブローバック
wikipedia曰くボルト周りはPPSの影響があるらしい。
またトリガーグループがZB vz.26で、レシーバーのガワはAKS-47だそう。
でもvz.26ってオープンボルトだよ?
 

PPSh系

 

PPSとの血縁関係は薄い。

 
すおあじ
115 suomi.png主な弾種9x19mm Parabellum
生産期間1931-1953
備考大元を辿ればベルグマンMP18だが、コッキングハンドルがボルトと連動しなかったり、トリガーグループが独立していたりと一線を画している。
KP/-26 (1926) では既にこれらの特徴は確立している。
KP/-22 (1922?)
MP18
 
PPD-40
336 ppd-40.png主な弾種7.62x25mm TT
生産期間1940-1941
備考トリガーグループが独立した構造。
PPD-34 (1934)
MP18
 
PPSh-41
021 ppsh-41.png主な弾種7.62x25mm TT
生産期間1941-1950
備考独立したトリガーグループあたりにPPDやスオミの血を感じる。
↑PPD-40 / すおみ
 

 
 

 

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