ルベル系

Last-modified: 2024-02-29 (木) 22:40:03
人形DNA鑑定:HG|SMG|AR|RF|MG|SG〕

 
Vive la France!
 
フランス人形のフレンチ◯っぱいはどれだけ盛っても良いとされる
 

 

簡単な説明

 

世界に先んじて無煙火薬を実用化し、フランス陸軍の底力を見せつけたはずなのにイマイチ影の薄いお方。
特徴はボルトヘッドのロッキングラグが閉鎖時に水平向きになること。
つまりドイツ系ライフルとは90度ずれているということになる。

 

ロッキングラグの詳しい話はここで説明しているので、そちらを参照されたし。

無煙火薬について

黒色火薬+ニードルファイアのシャスポー銃

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無煙火薬のルベル

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動画で見ると一目瞭然だろう。
これはすごい

すべてボルトアクション・ローテーティングボルトである。

 

ルベル小銃の仲間たち

 

ライフル業界ではマウザーアクションの影に隠れてしまっている彼女たちの明日はどっちだ!

 
ルベルM1886
404 not found.png主な弾種8x50mmR Lebel
生産期間1887-1920
備考ライフル史の転換点と言っても過言ではないほどの大物、……なのだがドルフロ未登場の不憫な子。
あれか、チューブマガジンが悪いのか!?
フランスの勢が影薄いのもどうにかしてくだち! あっ、ぱいこはもう少し控えて…
 
モシン・ナガン
039 mosin-nagant.png主な弾種7.62x54mmR
生産期間1891-1965
備考ロシア、ソ連の歩兵用小銃といえばコレ、という趣のある大御所。
チューブマガジンのルベルをボックスマガジンに対応させた雰囲気である。
 
モシン姉さん御開帳

いつものようにWorld of Gunsより断面図をば
まずルベルM1886から
lebel xray.png

  • コッキングレバーを上げた(=ボルトを開いた)状態の図、ボルト前端のロッキングラグは2つが縦に並んでいる
    • つまりボルトをロックした状態では、ラグが90度回転し横に閉鎖することになる
  • コッキングレバー基部も垂直に削り出しされている
    • 第3のラグとして、黒色火薬よりも強力な無煙火薬の腔圧に耐えられるように設計されている*1
  • 前述した通りチューブマガジンなので、給弾機構が複雑になってしまっている
 

次にモシン・ナガン
mosin xray.png

  • 同じくボルトを開いた状態の図、これまた同じくロッキングラグ2つが縦に並んでいる
    • またコッキングレバー基部が第3ラグとなっている設計も共通
  • 一方、ボックスマガジンの採用により給弾周りはスッキリしている
    • これに伴なってか、ダブルフィードを防ぐためにロッキングラグの肩が丸められた
      • マガジンから実包を押し付けられるボルト下部も、ツライチとなるよう独特の形状になっている
 

 
 

 

コメント


*1 この時期のライフルでは一般的な装備で、かーちゃんもより洗練された形でこの第3ラグを実装している