テレイン~TERRAIN

Last-modified: 2024-04-09 (火) 14:10:19

テーブルで使用される情景モデルはテレインと呼ばれます(テーブル自体はテレインとは見なされません)。 テレインはゲーム上の障害物として戦闘に戦術的な側面を追加する他に、テーブル上を彩り、プレイヤー達にクルーが対決するストーリーのアイデアを与えます。
すべてのテレインピースは、テレインがモデルにどのような影響を及ぼすかを指定するテレイン特性を1つ以上持っています。テレイン特性を組み合わせることでさまざまなタイプの情景モデルを再現することができますが、特に大きな、または複雑な地形のテレイン(高さが部分的に異なる、壁の一部が窓として見渡せるなど)は、テレイン特性をより小さなエリア個々に分割することでゲームの処理を明確にできるでしょう。
モデルのベースがテレインと重なっているときはモデルは「テレインにいる」とみなされます。モデルのベースがテレインにベースコンタクトしている(テレインと重なっている、またはテレインのすぐ隣にある)場合、そのモデルは「テレインの0インチ以内にいる」とみなされます。

カバー &コンシールメント

一部のテレイン特性とゲーム効果は、モデルにカバーやコンシールメント効果を付与します。

  • カバー/Cover
    【銃】アクションのターゲットがカバーを持つのであれば、ターゲットはそのデュエルに+ 1 Dfを得て、ダメージフリップに【-】を課す。
  • コンシールメント/Concealment
    コンシールメントを得ているモデルが【爪】以外のアタックアクションのターゲットとなった場合、そのアクションのデュエルは【-】を被る。

テレイン特性

  • ブロッキング/Blocking(視線ブロック):
    この特性を待つテレインは見通せない壁などを表し、視線を遮ります。ハイト特性を同時に持っており、このテレインを通過するLOSに関わるオブジェクトがテレインのハイト以下のサイズであるならば、LOSはブロックされます。またブロッキングとハイトをもつテレインは周囲にシャドウを形成します。
  • クライマブル/Climbable(登攀可能):
    モデルはクライマブルテレインを通過できませんが、上部(通常は屋根)を横切って移動したり、側面に沿って上下に移動したりできます。 クライマブルテレインの頂部を除いて、他のすべての部分はインパッシブルとして扱われます。(シビア特性を持たないのであれば、上下の移動に移動力は半減しない)クライマブルテレインの側面を垂直移動中にムーブが終了したモデルは下に向かって落下する。
  • コンシーリング/Concealing(隠蔽):
    モデルに向かって引かれる視線がコンシーリングテレインを通過する場合、そのモデルは「コンシールメント」を持ちます。 2つのオブジェクトの間に引かれた視線がコンシーリングテレイン上を通過する距離が1 "以下場合、コンシーリングテレイン上にいるモデルはそのテレインのコンシーリング特性を無視することができます。

  • デンス/Dense(茂み):
    LOSはデンステレインの中と外を結ぶことができますが、デンステレインを通過する外から外へのLoSはブロックされる。木々などがデンステレインとして扱われます。
  • ディストラクティブル/Destructible(破壊可能):
    ディストラクティブルテレインの1インチ以内にいるモデルは1アクション消費してディストラクティブルテレインを破壊してテーブル上から取り除くことができます。テレディストラクティブルテレインがクライマブルで あった場合、ディストラクティブルテレインの上に立っていたモデルは、テレインが破壊されると落下します。
  • ハザーダステレイン/Hazardous Terrain(危険地形):
    モデルはハザーダステレインにいる間に1つのアクションを実行/終了したりアビリティや他のモデルの効果によってハザーダステレインをムーブによって通過したりベースコンタクトした場合、1つの効果の解決ごとにハザーダステレインの効果を受けます。(1アクションまたはアビリティにつき最大1回)。 ハザーダステレインの効果は別途指定されますが、多くはバーニング+1と1ダメージ、ポイズン+1と1ダメージなど、ダメージと場合によってはコンディションを与える可能性があります。特に指定がない場合は1ダメージになります。
  • ハイトX/Height X or Ht X(高さ):
    ハイト特性は、LoSを決定するときに主に参照されます。)。 ハイトとブロッキング特性を持つテレインはシャドウを形成します。
  • インパッサブル/Impassable(進入不可):
    物理的に空間を占有している柱や壁などを表しており、モデルやマーカーはインパッサブルテレインを通過する事はできません。オブジェクトはインパッサブルテレインに重なるようにしてドロップされたり、配置する事はできません。
  • シビア/Severe(移動困難):
    モデルのベースの一部でもシビアテレイン上にある間、プレイスではないムーブ効果の移動距離は半分になります。シビアテレインからモデルが脱出した場合、残りの移動は通常の(半分にならない)速度で継続します。
    (メモ:プッシュ移動は2eと異なり効果を受けるよ)

ハザーダスマーカー

いくつかのゲーム効果はハザーダス特性を持つマーカーをクリエイトすることが可能です。
同じ名前を持つすべてのマーカー(パイルマーカーやピットとラップマーカーなど)は、ハザーダステレイン特性の目的上、同じテレイン一部としてカウントされます。
したがって、モデルが1つのアクションで3つのパイルマーカーと1つのピットトラップマーカーを通過した場合、1つのパイルマーカーと1つのピットトラップマーカーを通過することによる影響を受けることになります。(ハザーダスの効果を2回処理をする)

テレインマーカーの移動

テレイン特性を持つマーカーはゲーム効果によりテーブル上を移動することがあります。
ハザーダステレインマーカーが移動された場合、マーカーの移動中にマーカーがベースコンタクトしたすべてのモデルは、ハザーダステレインの影響を受けます。 マーカーを動かすモデルは、動かされたハザーダステレインマーカーの影響を受けない事を選択できます。
クライマブルまたはインパッシブルな地形特性を持つ地形マーカーが移動するとき、それはまるであたかもモデルが動いたときと同様に処理を行う。
(クライマブルテレインの上部を移動することはできるがインパッシブルテレインの上を移動することはできない)。
それ以外のテレイン特性を持つマーカーがモデルや他のオブジェクトとベースコンタクトするようにムーブしても、それらのムーブはオブジェクトによって停止されません。

テレインの例