マリフォーでは通常のゲームに加えて他のゲームモードがいくつか提供されてます。
これらのゲームモードは通常のコアルールに加えて追加のルールがあります。
参加人数やゲーム時間が通常のゲームとは異なっており、集まってるメンバーやゲームできる時間から考えて、これらのゲームの中からゲームモードを選んでプレイしてもいいでしょう。
チーム戦における追加ルール:TeamEvent
チームイベント(チーム戦)では次のゲームプレイの変更が実装される。
- 各プレイヤーにはチームメイトが1名必要で、各チームはイベントの順位決定において単一のものとして扱う(プレイヤーはチームとして勝ったり負けたりする)。
- チームのプレイヤー達は(初期配置やストラテジー等の)エンカウンターにおける判定では1人のプレイヤーとして扱います。
- 各プレイヤーは自分のパートナーのクルーや宣言されたファクションから独立した自分のクルーを雇用する。これら2つのクルーは独立していますが、両プレイヤーのクルーを合わせたクルー全体で、モデルの制限を超える単一モデルを含めることはできない。
- 各プレイヤーはそれぞれ自分のフェイトデッキと自分の手札を持ち、自分のモデルをコントロールする。
- チームのクルーの全てのモデルは、お互いに友好的(friendly)であるとみなされる。
- チームメイトは、相手チームに手札を公開せずに、お互いの手札は見せ合うことができる。ただし、その他全てのコミュニケーションは公開され、相手チームの視界/可聴範囲内で行わなければならない(可能であれば相手が理解できる言語で)。
- イニシアチブを決定するとき、各チームの1人のプレイヤーだけがイニシアチブフリップを行う。アクティベートするモデルを選ぶとき、可能であるならば、チーム内のプレイヤーは交互にモデル1体づつアクティベートしなければならない。
- パストークンはチーム内で共有され、どちらのプレイヤーでも使える。
ゲームモード
ダブル・ラッシュ (GG4版)
ダブルラッシュはチーム戦における追加ルールの全てのルールに従うが、以下の追加点がある*1
セットアップ
- ゲームサイズは10ss。
- プレイヤーのクルーはイベント毎に固定されているため、ゲーム間で変更はできない*2。
- エンカウンター時の初期配置ゾーンはスタンダードで固定。
ゲームプレイ
VP獲得について
- スキームは使用しない。
- プレイヤーは2つのストラテジー(プラント・エクスプローシブとレッコニング)を用いる。それぞれのストラテジーから最大で4VP(合計で8VP)を獲得できる。
- ストラテジーからのVPはターン1から獲得できる。
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オール・アウト・ブロウル (GG4版)
このゲームは4~8人でプレイ可能な短時間ゲームモードで通常のマリフォーから次にあげる点で異なる。
セットアップ
- 各プレイヤーはマスターやヘンチマンでないコスト10以下のモデルを1体リーダーとして選択する。これ以外のモデルは雇用しない
- 各プレイヤーは(順番はランダムで)自分のモデルを他のモデルから6"より離れている場所に初期配置できる。
基本ゲームとの差分
- リーダーのアクション数は3ではなく2である。
- プレイヤーの最大手札枚数は3枚。
- モデルはBuryされることはない。モデルがBuryされる場合、代わりに2点の軽減できないダメージを受ける。
- イニシアティブにおいて全てのプレイヤーはそれぞれフリップする。イニシアティブを決める時、最も高いイニシアティブを出したプレイヤーが最初、その後2番目に高いプレイヤーという順番でアクティベーションを行う。
- プレイヤーがアクティベートする時にインプレイのモデルがいない場合、プレイヤーはランダムなテーブルの端から6"以内に自分のリーダーをサモンすることが出来る。その時、そのリーダーはSlowを受ける。
- 上記の効果以外ではモデルをサモンすることが出来ず、モデルがサモンされようとする場合、そのサモン効果は無効になる。
- 複数のモデルに対して発生する同時効果は、常にイニシアティブの順番で処理される。
VP獲得について
- スキーム&ストラテジーの代わりに各プレイヤーは以下の方法でVPを獲得できる。
- モデルが他のモデルにキルされた時、キルしたモデルをコントロールしているクルーは2VPを獲得する。
- モデルのアクティベーション終了時、そのコントローラーはそのアクティベーション中にダメージを与えた敵モデルごとに1VPを獲得する。
- エンドフェイズに、センターポイントの6"以内に自身のモデルがいる場合、そのクルーは1VPを獲得する。
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訳者(かまじ@kamaji_Gさん)からの提案
コスト10以下の範囲内ならばアップグレードもありにしても面白いかもしれません。
マリフォー大乱闘スマッシュブラザーズをワイワイ楽しまれてください。
ヘンチマン・ハードコア (GG4版)
ヘンチマン・ハードコアは以下の点で通常のマリフォーとは異なる。
セットアップ
- ゲームサイズは30SS。
- ラウンド*3の制限時間は45分。
- ヘンチマンのみがクルーのリーダーとして選択できる。
- 雇用時、リーダーのコストは0として扱われない。
- プレイヤークルーにはちょうど4体のモデルで構成されている必要があり、イベントないで固定であり、ゲーム間で変更することが出来ない。
- エンカウンターサイズは予め決められている。
- 初期配置:Wedge(ウェッジ)
- ストラテジー:プラント・エクスプローシブ(GG0記載されたもの)
- スキーム:ヴェンデッタ&アサシネイト
ゲームプレイ
- プレイヤーの最大手札枚数は4枚。
- リーダーのアクションリミット数は3ではなく2になる。
- モデルをサモンすることが出来ない。モデルがサモンされる場合、そのサモン効果は無効になる。
- Effigyモデルに書かれたHelping Handアビリティは無効になる。
VP獲得について
- ストラテジーからのVPは1ターン目から獲得できる。